この項目では、大祝の一族である神室にについて説明しています。王室規則による耀国の王及び王族の総称については「王室」をご覧ください。
神室(しんしつ、英 : Imperial House of Ruisy、Ruisinese Imperial Family、中 : 皇室、帝室)は、瑞穂国の大祝及び神族の総称。
しんしつ 神室 帝室 Imperial House of Ruisy | ||
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御神紋 | ||
国 | 瑞穂国 | 目次 |
当主称号 | 大祝 | |
当主敬称 | 陛下 | |
創設 | 伝・神代大祝元(紀元前660)年1月5日 | |
家祖 | 神代大祝 | |
現当主 | 安頼 | |
民族 | 瑞穂民族(豊洲族) | |
担当官庁 | 宮内省 | |
概要
神室の神位には大祝、神室軌範に定められた大祝の配偶者である天后、先帝の未亡人である天太后、先々帝の未亡人である太天太后、また、太子(太孫)、太子妃(太孫妃)、神族男子たる親王、王、更には生まれながらの神族女子である内親王、女王、またこれに準ずる耀室の身分にある王、王世子、王世孫、公、公子、公孫、生まれながらの女性王族である姫がある。親王妃、王妃、王妃、王世子妃、王世孫妃、公妃、公孫妃は配偶者となることをもって、神族または王族とされる。国内では神室と呼ばれ、他の漢字圏では皇室、帝室とも呼ばれる。また、王族も神族に含まれる。
一般人の女性は、神族男子との婚姻により神族となる事ができる。また、15歳以上太子、太孫を除く親王、内親王、王、女王は、本人の意思によるか、やむをえない特別の事由があるとき、神族会議の議決を経て神族の身分を離脱(臣籍降下)できる。なお、神族女子は大祝、神族以外の男性と婚姻したとき神族の身分を離れる(臣籍降嫁)。
身位
大祝及び神族、王族は憲法第17条に規定される「瑞穂臣民」ではない。一般国民が持つ戸籍(臣籍)ではなく、「神籍を有する者」であり神統譜令に定められた形式に則り神代大祝を始祖とする神統譜 にその名が記される。また、王室は王譜に名が記され、德漢の父である北平王德贏(とくえい)を祖としている。神統譜の人名は「称号+名+身位」で構成され、氏(苗字)を持たない。称号の「xx宮」や、神号の「xx神」は苗字ではない。王譜では、「氏(德)+名前+称号」で記される。
また、神室及び王室は、一般国民が有する人権が制限されている。居住移転の自由、職業選択の自由、外国移住・国籍離脱の自由は保障されておらず、公私も区別されず、外出も1人では行えない。物品の購入も、Amazonなどの通信販売を通じて行われる。また、インターネットでのSNS利用、メールの利用なども完全に自由には行えない。信教の自由もなく、アルバイトなどもできない。
さらに神室は刑事裁判権の範囲外にある。神室及び神室に準じた扱いを受ける王室の身内間での民事訴訟については、一審制、非公開の特別裁判所である神室裁判所で扱う。但し神室裁判所は過去一度も開かれたことがない。
神室の構成
大祝の親族のうち既婚の女子を除く男系の嫡出の血族およびその配偶者の総称を「神氏」または「神族」と言う。嫡子以外の一家の当主となる者は大祝の宣下によって日本の宮家にあたる「神(ごう、じん、みわ)」を名乗り、その一族を「神家(ごうけ、じんけ、みわけ)」と呼んでいる。本来は「神号」を名乗るのは当主だけであり、「xx神家」などと言うのは俗用であるが、学校などでは「xx神xx」と名乗っている。また中華帝国に倣い、親王宣下を受けた神族は「親王」を名乗り、女子は「内親王」を名乗る。親王宣下を受けていない場合は「王」、「女王」を名乗る。
文礼28年(2019年)現在、内廷を含め、以下の13家がある。
- 内廷
「内廷」というのは、具体的には大祝、三后(天后・天太后・太天太后)・太子・太子妃とその家族や未婚の子女、太上法皇(太上)を指す。宮内省の事務を行う機関として、大祝の側近としては侍従職が、天后の側近としては天后宮職が、太子の側近として春宮坊が置かれている。
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位*1 |
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安頼 | やすより | 睦宮 | 大祝(112代大祝) | 陛下 | 男性 | 64歳 | ||
恭子 | としこ | 天后(112代天后) | 陛下 | 女性 | 59歳 | 旧姓は北国寺 | ||
衡頼 | ひらより | 祥宮 | 親王(太子) | 殿下 | 男性 | 35歳 | 今上の第一御子 | 第1位 |
恵子 | けいこ | 親王妃(太子妃) | 殿下 | 女性 | 32歳 | 旧姓は芦田 | ||
周頼 | ちかより | 佑宮 | 親王 | 殿下 | 男性 | 30歳 | 今上の第二御子 | 第2位 |
- 八坂神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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信義 | のぶよし | 正宮 | 親王 | 殿下 | 男性 | 89歳 | ||
央子 | ちかこ | 内親王 | 殿下 | 女性 | 88歳 | |||
'''' | '''' |
- 北斗神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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頼光 | よりみつ | 彰宮 | 親王 | 殿下 | 男性 | 88歳 | ||
'''' | '''' |
- 内津神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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頼尚 | よりなお | 倫宮 | 親王 | 殿下 | 男性 | 62歳 | ||
'''' | '''' |
- 宇足川神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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頼信 | よりのぶ | 泰宮 | 親王 | 殿下 | 男性 | 50歳 | ||
'''' | '''' |
- 護国院神
当主は伝統的に和光山護国院の門主を務める仏家でもある。
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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昌礼 | まさのり | 久宮 | 親王 | 殿下 | 男性 | 74歳 | 法諱は「法源」 | |
'''' | '''' |
- 九段神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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智正 | ともまさ | 一宮 | 親王 | 殿下 | 男性 | 46歳 | ||
'''' | '''' |
- 平賀神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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国彦 | くにひこ | 徳宮 | 王 | 殿下 | 男性 | 93歳 |
- 道姫神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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真彦 | まさひこ | 梅宮 | 王 | 殿下 | 男性 | 73歳 |
- 作田神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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満正 | みつまさ | 清宮 | 王 | 殿下 | 男性 | 28歳 |
- 梶原神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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頼彦 | よりひこ | 教宮 | 王 | 殿下 | 男性 | 63歳 |
- 四柱神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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義彦 | よしひこ | 文宮 | 王 | 殿下 | 男性 | 60歳 |
- 慶番神
御名 | 読み | 御称号 | 身位 | 敬称 | 性別 | 現年齢 | その他 | 神位継承順位 |
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醇彦 | あつひこ | 為宮 | 王 | 殿下 | 男性 | 35歳 |
神家
王室
「王室」を参照。
王室は旧耀王国の王室である。瑞穂国への併合に伴って遠縁の王族を臣籍降下させ、残った者に対して神室待遇を準用した王室は、神室の一部であり、神族に含まれるものとされる。よって、神族会議の決定は王室にも及ぶものである。
神室の儀式
近代以降の神室の儀式は神室令で細かく定められている。廃止された仏教色の強い儀式を除き、基本的に近代以前の伝統的な儀式を引き継いでいる。神室の儀式には元日節会、即位礼、大喪儀、譲国儀を初めとして様々な儀式がある。
神室の活動
大祝が行幸等する場合は国外であっても四種の御神宝である八栄鈴を携行する。神宮の祭祀では他の御神宝である真澄鏡や神鎗刀、唐鞍轡を使う時もあるが、基本的に携行するのは八栄鈴だけである。
- 宮中の公務
国務
内閣の輔弼による法令への署名や押印、帝国議会の召集及び解散、大臣を初めとした官吏の任免、恩赦、栄典の授与、外交文書の承認、外国大使及び公使の接受、伝統的な儀式等がある。また、摂政や臨時代行を置いて代理させることができる。
社交会
大祝が主催する宮中の社交会として饗膳儀、宮中晩餐会、新年宴会などがあり、戸外の社交会として春に観桜会、秋に観菊会が開かれる。
- 神宮祭祀
神宮で行われ、五穀豊穣、国家の安寧、国民の幸福などを祈る祭祀。代表的なものは祝祭日とされている。
- 行幸
天災により急遽行われるものを除いて、基本的にかねてより計画された行幸等が行われ、大祝が地方に赴く。
- 国際親善
各国の君主国の王室との関係は親密であり、それぞれの王室に不幸があった時半旗を揚げ服喪する慣例がある。また「信任状捧呈式」では神室が保有する馬車または自動車での送迎を行う。君主として他国の行事に参列したり、国書、親書を送ることもある。
省庁
宮内省
宮内省(正仮名遣:くないしゃう、表音式仮名遣:くないしょう、英語:Ministry of the Imperial Household)は、神室関係の事務を司る内閣の機関。外局に御璽、国璽を管理し詔勅・勅書その他宮廷の文書に関する事務などを所管する尚書府(長官は親任官の尚書府大臣)がある。宮内省は神室自立に従って内閣から独立、長官として親任官の宮内大臣、次官として勅任官の宮内次官が置かれている。宮内省は大祝、神族、耀王、王族(耀王と王族は耀国王室御用方が実務を担当する)の日常生活、教育、財産管理などあらゆる側面を支える官庁で、他の官庁と比べても大きな官衙となっている。内部部局には、通常の官衙とは異なり、「職・寮」といった律令制度下の部局名を承継したものが用いられる。長の名称は各部局により異なり、侍従職は「侍従長」、春宮坊は「春宮大夫」と呼ばれ、その他に「長官」、「総裁」、「頭」などの名称がある。
神祇省
神祇省(正仮名遣:じんぎしゃう、表音式仮名遣:じんぎしょう、英語:Ministry of Divinities)は、神祇の祭祀と行政を掌る機関。長官として親任官の神祇大臣、次官として勅任官の神祇次官が置かれている。洩矢神宮の祭祀に関する事務、大麻の栽培と神宮大麻の頒布、宣教、教学研究、全国の官国幣社の社格の認定や奉幣などを行っている。地方にはそれぞれ神道事務局が置かれ、各地で事務を行っている。
服装
大祝及び神族の服装は神室令の「大祝ノ御服ニ関スル件」と「神室服装令」に規定がある。神族男子はノブレス・オブリージュ(高貴なる者に伴う義務)の慣習によって軍務につくことが多いことから、その場合は陸海空軍それぞれの服制による。神族の服装はその儀式において一々に規定されている。耀王族は伝統行事を行う時、神族が束帯で参列する時には、束帯の代わりに中国の弁服を基調とする赤地、黄色刺繍入りの耀服(ようふく)を着用し、特に王のものは「御主服」と呼ばれる服を着用する。耀王族女子も中国の漢服を基調としたような赤地の耀服を着用する。洋装については男女問わず神族と同様の服装をする。
- 大祝の御服
「大祝の服装」を参照。
- 神族男子の服
神族男子の服装は一般的に大祝と同じく晨礼服、燕尾服、晚宴服、背広のほか、祭儀では成年男子は文官束帯の縫腋袍(ほうえきのほう)、未成年男子は武官束帯の闕腋袍(けってきのほう)を着用する。神族男子のうち、諸事情により軍務に就かない(就けない)者は通常礼服として金の梶紋の付いた官帽と黒色の詰襟服(神族服)または背広を着用する。詰襟式服は海軍の第一種軍装を黒くし、黒い刺繍を施したようなデザインとなっている。特に改まった場では神族大礼服を着る。
- 神族女子の服
神族女子の服装は御洋装と御儀服があり、御洋装としては御大礼服(マント・ド・クール)、御中礼服(ローブ・デコルテ)、御通常服(ローブ・モンタント)を着用し、御儀服としては五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも=十二単)、桂袴(うちきばかま、けいこ)を着用する。また女子神族であっても志願して軍務に就く者はそれぞれの服制に従い軍服を着用することもある。また近年では着物を着てお出ましになる場合がいくつか見られる。
神室の財産
神室財産(御料)は法律ではなく神室令で定められる。御神宝や、居城である神殿とその周辺の神原、各地にある御殿、御用地、御用邸、御料牧場、鴨場、御料林、鳳凰院、歴代大祝の陵墓等がある。他にも株式の保有なども行っている。これらの財産は帝国議会の統制外にある。
神族会議
関連項目
関連項目
地方 | 地方区分 - 信京府(守矢京 - 左京郡? - 右京郡? - 居下郡? - 東亜郡 - 宮門郡? - 錦織郡? - 富兵郡?) - 耀国 - 祝部県? | |
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地理 | 架創遺産 - 国宝 - 神社(神宮) - 城郭 - 寺院 - 御殿 | |
歴史 | 国史 - 元号 - 耀王国 - 近衛京? - 安曇京? - 近衛幕府? - 木曾幕府? - 仁政維新? | |
政治 | 大祝 - 神室 - 王室 - 五官祝(神長官 - 禰宜大夫? - 権祝? - 擬祝? - 副祝?) - 政府 - 内閣 - 枢密院 - 議会(元老院 - 公議院) - 五官会議 - 裁判所? - 政党 - 官軍 - 陸軍?(憲兵? - 近衛師団?) - 海軍? - 海軍航空隊? - 空軍? - 海上保安隊? | |
組織 | 文部省? - 宮内省?(陰陽寮) - 神祇省? - 官立星学技術研究所? - 瑞穂専売公社? | |
経済 | 束 - 国立銀行? - 観光? - 企業 - 宇宙開発? - 発電所 - 鉄道? - 航空 | |
社会 | 瑞穂語 - 法令(憲法) - 学校 - 人物 - 栄典 - 神道? - 各種年齢? | |
体育 | 体育 - 大瑞穂体育協会 - 大瑞穂聯体委員会? - 瑞穂蹴球軍 | |
文化 | 神宮競技大会? - 文部省美術展覧会? - 神長官競書大会? - 官立高等学校柔剣道大会 - 名族協会? - 瑞穂赤卍字社? - 公議院書籍館? - 帝国図書館? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC) - 瑞穂・ルイス宇宙機関 - 防衛聯合演習- 創作メンバー - 画像フォルダ - 関連項目 | |
清洲国 | ||
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国家 | 清洲国 | |
地方 | 地方区分? - 建京特別市? - 恵州特別市? - 龍河省? - 白山省? - 錦濤省? - 景徳省? - 董園省? - 馬公省? - 高隆省? - 江原省? - 彊化省? - 康安自治省? - 阿蒙省公署委員会? - 嶺北州 | |
地理 | 天地壇? - 革命烈士廟? - 建京神廟? | |
歴史 | 歴史? - 思華民国軍政府 - 思華民国革命政府? - 徳丹聯盟自治政府? - 松韻洞政務委員会? - 董園自治政府? - 高隆自治政府? - 馬公聯合委員会? | |
政治 | 執政 - 参議府? - 国民会議?(国民会議全国委員会 - 国民会議中央選挙委員会?) - 国務院? - 立法院 - 監察院? - 法院? - 政党(清洲国新民会) - 国軍(陸軍? - 海軍? - 空軍? - 憲兵?) - 先鋒隊(本隊? - 水師? - 飛行隊? - 侍衛処? - 中央倶楽部?) | |
経済 | 清洲国束? | |
社会 | 人物 - 法令 - 清洲国約法 - 清洲国政府組織法? - 清洲国組織法? - 嶺北州基本法 | |
文化 | 清洲国体育聯盟? -足球清洲国代表? - 清洲国紅卍字会? - 清洲国煙酒総公司? | |
行事 | 清洲国全国運動会? - 清洲国教育部芸術展? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC)- 画像フォルダ - 関連項目 | |