民主自由党(みんしゅじゆうとう、正字体:民主自由黨、英語:Democratic Liberal Party)は瑞穂国の中道政党である。略称は民自党または自由党、1文字表記では民と表記される。
みんしゅじゆうとう 民主自由党 Democratic Liberal Party | |||
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略称 | 民自党 | 目次 | |
成立 | 文礼27(2018)年 | ||
代表 | 野田進 (代表) | ||
前身 | 民主政治党 社会大衆党(一部) 民主社会党(一部) | ||
主張 | 民主中道 共生主義 地方分権 リベラル 自由民主主義 議会中心主義 | ||
衆院議席数 | 142/650 | ||
機関紙 | 日刊『民主自由報』 | ||
公式色 | █ 緑色 | ||
シンボル | シンボルマーク「民自党ロゴタイプ」 党歌「緑の山河」 | ||
国際組織 | 自由主義インターナショナル |
基本情報
概要
2018年に民主政治党に社会大衆党の右派と国民社会党の左派が合流し、「二大政党制による健全な政治の実現」を掲げて結党した。そのため、書面上は民主政治党が党名変更したことになる。大政党として幅広い層からの支持を得る包括政党を標榜し、左右の全体主義を排除した民主中道主義を唱える。この他に自由民主主義、共生主義、地方分権を加えて、「4つの約束」としている。本部は前身政党の一つである民主政治党の本部がそのまま使われている、民主自由党本部。信京府守矢京にある。
党名
党名は民主政治党と社会大衆党の右派、国民社会党の左派が合流する際に設けられた「新党名検討会」で検討された。ここで民主政治党側が「瑞穂民政党」と「自由民主党」を、社会大衆党右派が「社会自由党」を、国民社会党左派が「国民自由党」を提案し、これらを調整・改変する形で「民主自由党」、「瑞穂民政党」、「瑞穂自由党」の3案が選定された。この3案から多数決を取り、「民主自由党」が選ばれた。
ロゴマーク
ロゴマークは緑色の「民主自由党」のロゴタイプと、左下に「Democratic Liberal Party」の英名が入っている。結党した2018年に デザインされた。緑色は誰にでも親しめるような調和の色であるとの理由から選ばれた。
機関紙
機関紙は日刊の『民主自由報』を発行している。発行部数は38万部であり、大きさはタブロイド紙。党の情報、時事問題を取り扱い、党員なら誰でも紙上で意見の表明ができる。電子版もあり、インターネットのホームページで記事の一部を読むことができる。『民主自由報』の題字は初代代表の野田進の揮毫による。政党が発行する日刊機関紙の規模としては翼賛政友会の『中央新聞』、瑞穂共産党の『赤旗』、社会大衆党の『社会大衆新聞』に続く大きさである。
キャッチコピー
前身の一つである民主政治党はキャッチコピーを設定していた。キャッチコピーは代表が代わると変更が検討される。民主自由党はこれを引き継ぎ2018年のキャッチコピーを発表した。
キャッチコピー | 年 | 代表 |
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未来の政治を創る。 | 2018年~ | 野田進 |
党史
- 2018年
- 3月15日~31日三党代表者の出席で開かれた新党協議会の新党名委員会、新政策委員会、新組織委員会などの検討会で新党結成と新基本方針を決定、結党大会の日時を決定。
- 4月13日、民主自由党結党大会。民主政治党、社会大衆党右派、国民社会党左派が合流して民主自由党が誕生する。代表に野田進が選出される。
- 5月、新たなキャッチコピーを発表。
政策
4つの約束(2018年方針)
2018年結党時に採択された民主自由党の基本方針を表す「4つの約束」は以下の通り。
- 民主中道主義
左右の全体主義を排除し、健全な民主主義を守ります - 自由民主主義
独裁や専制に反対し、平和で自由な社会を目指します - 共生主義
社会的弱者を助け、全ての国民が幸福である社会を目指します - 地方分権
地方分権をすすめ、小さな政府を目指します
マニュフェスト
民自党は以下のようなマニュフェストを「4つの約束」とともに『民自党政策集2018』としてパンフレット及びホームページ上で発表した。これはその一部。
- 消費税は廃止
- 国民の権利を強化する憲法の改正または制定
- 枢密院の廃止、枢密院の権限を帝国議会と帝国議会常務委員会に移譲する
- 防災省または防災庁の設置
- 国定教本制度の廃止、教本検定制度の導入
- 勅令制度運用を見直し、新たな基準を設ける
- 軍人や宗教関係者の入閣を禁じる内閣制度改革
- 神祇省は内務省外局の神祇院へ改組し、最終的には内務省神社局とする。
- 伝統文化を保護し、修繕などの補助金を増額する
- 元老院会派の禁止、純粋な無政党議院の実現
- 元老院議官の選出方法の見直し等の元老院改革
- 場合により元老院の廃止
- 議員定数削減、議員報酬の減額
- 夫婦別氏、選択的夫婦別氏導入に反対
- 小さな政府推進と地方自治の権限強化
- 地方自治体への給付金の増額
- 県を統合して5つの「道」とし、地方分権を進める道制の導入
- 自由で協調的な貿易の推進
- 無障害化など社会的弱者への支援強化
- 男女平等、男女共同参画の実現
- 小選挙区制の導入
- 鉄道院鉄道を民営化して瑞穂鉄道株式会社に改組
- 聯合国を中心とした協調外交
役職
代表
代表は民主自由党の党首。党大会にあたる全国代表大会で選出され、任期は3年、連続2期まで。また、全国代表大会が認めた場合(要求した場合)は代表ではなく共同代表を置くこともできる。
歴代代表
代 | 代表 | 就任年 - 退任年 | グループ |
---|---|---|---|
1 | 野田進 | 2018年 - (在任中) | 未来政治研究会 |
党役員
役職 | 現任者 | 説明 |
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顧問 | 熊谷長地*1 | 代表経験者や元党幹部などが就く相談役。代表によって相応しい人物が任命される。 |
代表 | 野田進 | 党首。代表選挙によって選出される。共同代表を置くことも可能。 |
代表代行 | 宮田晴子 | 代表を補佐し、その指示に基づき代表の職務の一部を代行して党務を遂行する。通常は1名。 |
副代表 | 田嶋登 | 代表を補佐し、その指示または幹事長の要請に基づき党務を遂行する。通常は複数名任命される。 |
堀口美咲 | ||
村田利明 | ||
主任役員 | 山崎大輔 | 党の実質的なナンバーツー。常任役員会(総務会にあたる)の委員長。党運営を行う。 |
代行役員 | 村上義人 | 主任役員を補佐、代行する。通常1名。 |
代理役員 | 田所淳也 | 主任役員を補佐、代理する。若手が経験を積むためのポストでもある。 |
瀬戸麻沙子 | ||
政策審議会長 | 山本実巳 | 党の政策の調査研究と立案を担当し、審議決定をする。 |
選挙対策委員長 | 小濱慶次 | 代議士選挙の対策、対応を行う。 |
国会対策委員長 | 澤谷高徳 | 議院において各党との調整を行う。 |
国会議員団長 | 南園美帆 | 公議院議員の党員によって作られる議員団の代表者。団長には必ず現役の議員が任命される。 |
国民運動委員長 | 長元康介 | 党の広報を担当し、「国民運動」と称する政治運動や集会を行う。 |
民主自由政治塾長 | 景虎太郎 | 民自党の政治教育機関、民主自由政治塾の塾長。 |
次の内閣
民主自由党は健全な二大政党制を目指しており、翼賛政友会と交互に政権を担う考えを示している。国民に対して政権担当能力があることを広く認知してもらうため、英国に習って「シャドウ・キャビネット(影の内閣)」の制度を採り入れた。通称民主自由党・次の内閣で、民主自由党の政策決定機関である国務対策会議(国対会議)が正式な名前である。次の内閣では、党代表が「国務対策会議首席(=影の宰相)」となり組閣する。慣例として政策審議会長は「国務対策会議事務長(=影の内閣書記官長)」に任命される。また影の大臣は「部長」と呼ばれる。
現在の国務対策会議委員
役職 | 担当者 | 相当する内閣閣員 | 備考 |
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首席 | 野田進 | 太政大臣 | 通称「影の宰相」。党代表が就任し、会議を主宰する。国対会議では「首席」と呼ぶ。 |
事務長 | 山本実巳 | 内閣書記官長 | 通称「影の内閣書記官長」。慣例として政策審議会長が任命される。 |
内政公安部長 | 内務大臣 | 通称「影の内務大臣」。民自党は内務省の所轄部門を分散させて内政と警察を残し、内務省を「内政公安省」とするとしている。 | |
外交国際開発部長 | 外務大臣 | 通称「影の外務大臣」。民自党は国際開発にも重点を置き、「外交国際開発省」と改称するとしている。 | |
財政金融部長 | 大蔵大臣 | 通称「影の大蔵大臣」。民自党は「財政金融省」としている。 | |
司法部長 | 刑部大臣 | 通称「影の刑部大臣」。 | |
教育科学部長 | 文部大臣・科学技術大臣 | 通称「影の文部大臣・科学技術大臣」。民自党は科学技術庁を文部省へ合併し「教育科学省」にするとしている。 | |
経済能源部長 | 通商産業大臣 | 通称「影の通商産業大臣」。民自党は「経済能源省」へ改名するとしている。 | |
運輸通信部長 | 逓信大臣 | 通称「影の逓信大臣」。民自党は「運輸通信省」としている。 | |
国防部長 | 兵部大臣 | 通称「影の兵部大臣」。民自党は「国防省」としている。 | |
祭務再編部長 | 神祇大臣 | 通称「影の神祇大臣」。民自党は神祇省を縮小し、祭務再編省→内務省神社庁→内務省神社局 と段階的に再編するとしている。 | |
防災部長 | (防災担当大臣) | 通称「影の防災大臣」。民自党は「防災省」を新設するとしている。また消防団とは別に「防災隊」を組織するとしている。 | |
保健社会部長 | (内務大臣) | 通称「影の保健社会大臣」。民自党は内務省から保健・社会・労働の部門を分離し「保健社会省」を新設するとしている。 | |
公共自治部長 | (内務大臣・地方振興担当大臣) | 通称「影の自治大臣」。民自党は道制の導入を掲げ、「公共自治省」を新設するとしている。 | |
環境部長 | (内務大臣) | 通称「影の環境大臣」。民自党は内務省環境庁を「環境省」に昇格するとしている。 | |
建設交通部長 | (内務大臣) | 通称「影の建設交通大臣」。民自党は内務省から建設、交通を分離し、「建設交通省」を新設するとしている。 | |
国務対策委員 | (宇宙開発担当大臣・消費者担当大臣) | 通称「影の宇宙開発担当大臣・消費者担当大臣」。国務大臣に相当し、宇宙開発と消費者問題の担当。 | |
国務対策委員 | (原子力保安担当大臣) | 通称「影の原子力保安担当大臣」。国務大臣に相当し、原子力保安の担当。 | |
国務対策委員 | (特になし) | 通称「影の婦女家族担当大臣」。国務大臣に相当し、婦人(女性)や家族に関する担当。 | |
国務対策委員 | (特になし) | 通称「影の情報技術担当大臣」。国務大臣に相当し、情報技術(IT)の担当。 |
組織
本部
信京府守矢京に所在。民主政治党の本部ビルをそのまま使っている。本部ビルには国旗が掲げられている。
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民主自由党本部ビル |
地方組織
地方組織としては旧民主政治党の聯合会を継承し、信京府聯合会、耀国聯合会、県聯合会が存在する。その下に地区支部、郡市町村支部がおかれている。また、各聯合会ごとの選挙で全国代表大会の代表委員を選出する。
党員
民主自由党の党員には、民主自由党の基本理念と政策に賛同する20歳以上の瑞穂国民が入党できる。党員は所定の党費を収めてさえいれば、代表選挙での投票権を得ることも出来る。瑞穂国民でないものは賛助員になることが出来、こちらは代表選挙の投票権がない。また党員には『民主自由報』が送付される。
グループ
民主自由党は翼賛政友会と比較して党中央部の統制が強く、グループの結束は弱い。翼賛政友会のように同選挙区に対立候補を出して争うようなこともしない。通常民主自由党の派閥は「グループ」と呼ぶ。
主要グループ
名称 | 通称 | 代表 | 代表肩書 | 勢力 | 備考 |
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未来政治研究会 | 野田グループ | 野田進 | 代表 | 35 | 民主政治党の流れを汲む保守系グループ。民主政治党時代に結成し、民主自由党に継承された。瑞穂未来の会→明日の政治研究会→未来政治研究会と変遷。略称は未来研。 |
カマラード | 宮内グループ | 宮内竜城 | 代表 | 24 | 社会大衆党の流れをくむリベラル派グループ。名前はフランス語のCamarade(=同志)に由来する。社大党セクトの「同志会」から離党したメンバーが設立した。民主自由同志会→カマラードの会→カマラードと変遷。略称はカマ。 |
労働者会議 | 阿部グループ | 阿部洋子 | 主任委員 | 20 | 民主政治党の流れをくむ中道左派グループ。勤労同志会→労働者会議と変遷。略称は労会。 |
国民聯合 | 海沼グループ | 海沼武秋 | 代表 | 20 | 中道右派グループ。党内では最右派のグループだが、翼賛政友会には否定的な姿勢をとる。略称は民聯。 |
共進会 | 駒澤グループ | 駒澤晃典 | 会長 | リベラル系グループ。 民主政治党時代に結成され、そのまま民主自由党に継承された。略称は共進。 | |
国社同盟 | 宇田グループ | 宇田広斗 | 代表 | 10 | リベラル系グループ。国民社会党(現在の国家社会党)から離脱し、民主自由党に参加、国社党出身者によって国社同盟が結成された。略称は国社同。 |
その他(諸派・無所属) | - | - | 19 |
他に、平和民政会、凌雲会、新民主主義同志会等の諸派が存在する。
政治教育機関
- 民主自由政治塾
民主自由党が運営する政治塾。人材の発掘、育成を目指して2018年に新設された。前身の民主政治党は党運営の政治塾がなく、党員個人の運営する政治塾が主であった。民主自由政治塾ではセミナーや勉強会、講演会等を党員、学生、一般人向けに開催しており、塾生も募集している。また塾生の中からも党公認の立候補者を数人選ぶとしている。
関係団体
※灰色の団体は現存しない
関連項目
関連項目
地方 | 地方区分 - 信京府(守矢京 - 左京郡? - 右京郡? - 居下郡? - 東亜郡 - 宮門郡? - 錦織郡? - 富兵郡?) - 耀国 - 祝部県? | |
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地理 | 架創遺産 - 国宝 - 神社(神宮) - 城郭 - 寺院 - 御殿 | |
歴史 | 国史 - 元号 - 耀王国 - 近衛京? - 安曇京? - 近衛幕府? - 木曾幕府? - 仁政維新? | |
政治 | 大祝 - 神室 - 王室 - 五官祝(神長官 - 禰宜大夫? - 権祝? - 擬祝? - 副祝?) - 政府 - 内閣 - 枢密院 - 議会(元老院 - 公議院) - 五官会議 - 裁判所? - 政党 - 官軍 - 陸軍?(憲兵? - 近衛師団?) - 海軍? - 海軍航空隊? - 空軍? - 海上保安隊? | |
組織 | 文部省? - 宮内省?(陰陽寮) - 神祇省? - 官立星学技術研究所? - 瑞穂専売公社? | |
経済 | 束 - 国立銀行? - 観光? - 企業 - 宇宙開発? - 発電所 - 鉄道? - 航空 | |
社会 | 瑞穂語 - 法令(憲法) - 学校 - 人物 - 栄典 - 神道? - 各種年齢? | |
体育 | 体育 - 大瑞穂体育協会 - 大瑞穂聯体委員会? - 瑞穂蹴球軍 | |
文化 | 神宮競技大会? - 文部省美術展覧会? - 神長官競書大会? - 官立高等学校柔剣道大会 - 名族協会? - 瑞穂赤卍字社? - 公議院書籍館? - 帝国図書館? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC) - 瑞穂・ルイス宇宙機関 - 防衛聯合演習- 創作メンバー - 画像フォルダ - 関連項目 | |
清洲国 | ||
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国家 | 清洲国 | |
地方 | 地方区分? - 建京特別市? - 恵州特別市? - 龍河省? - 白山省? - 錦濤省? - 景徳省? - 董園省? - 馬公省? - 高隆省? - 江原省? - 彊化省? - 康安自治省? - 阿蒙省公署委員会? - 嶺北州 | |
地理 | 天地壇? - 革命烈士廟? - 建京神廟? | |
歴史 | 歴史? - 思華民国軍政府 - 思華民国革命政府? - 徳丹聯盟自治政府? - 松韻洞政務委員会? - 董園自治政府? - 高隆自治政府? - 馬公聯合委員会? | |
政治 | 執政 - 参議府? - 国民会議?(国民会議全国委員会 - 国民会議中央選挙委員会?) - 国務院? - 立法院 - 監察院? - 法院? - 政党(清洲国新民会) - 国軍(陸軍? - 海軍? - 空軍? - 憲兵?) - 先鋒隊(本隊? - 水師? - 飛行隊? - 侍衛処? - 中央倶楽部?) | |
経済 | 清洲国束? | |
社会 | 人物 - 法令 - 清洲国約法 - 清洲国政府組織法? - 清洲国組織法? - 嶺北州基本法 | |
文化 | 清洲国体育聯盟? -足球清洲国代表? - 清洲国紅卍字会? - 清洲国煙酒総公司? | |
行事 | 清洲国全国運動会? - 清洲国教育部芸術展? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC)- 画像フォルダ - 関連項目 | |