大瑞穂帝国/政党/瑞穂共産党

Last-modified: 2024-02-24 (土) 01:42:38

瑞穂共産党(みずほきょうさんとう、正字体:瑞穗共產黨、英語:Ruisinese Communist Party)は、瑞穂国の共産主義政党である。略称は瑞共共産党RCP、1文字表記ではと表記される。

みずほきょうさんとう
瑞穂共産党
Ruisinese Communist Party
RCP logo.png
成立合法化:1960年
(革命社結社:1922年)
目次
代表不破哲夫 (委員長)
前身赤旗社(非合法)
革命社(非合法)
主張共産主義
マルクス主義
マルクス・レーニン主義
社会主義
ユーロコミュニズム
左翼ナショナリズム
平和主義
共和主義(反君主制)
衆院議席数19/650
機関紙日刊『赤旗』
月刊『真理』
公式色 赤色
シンボル旗『槌と鎌』
標語『万国の労働者よ団結せよ』
党歌『国際歌(インターナショナル)』
国際組織十月国際協会

基本情報

概要

1922年に誕生した非合法の政治結社である革命社と、1930年に誕生した赤旗社を源流とする。両社ともに高等警察に弾圧されながらも一定の勢力を保ち、新聞の密造(赤旗社『赤旗』、革命社『真理*1』)等の地下活動を行っていた。1960年の結社要件緩和に伴い主張を軟化させ合法化され、現在に至る。共産主義、マルクス・レーニン主義、社会主義、科学的社会主義、左翼ナショナリズム等を主張。赤旗社及び革命社と瑞穂共産党結党後しばらくは暴力革命を目指していたため、高等警察からは「武装闘争の危険性を現在も残している」として監視を受けている。

党名

党名は瑞穂共産党。結党禁止を解かれたことにより赤旗社と革命社が合流を果たし最初に開催した結党大会において、全会一致で決議された。党名検討時には、瑞穂共産党の他、瑞穂社会党、瑞穂労働党、瑞穂革命党などがあった。「瑞穂共産党」の党名は、合流以前にすでに革命社が党名案として検討していた。また通称としては略称は瑞共、共産党、RCPの他、機関紙の名前から赤旗派、中央委員会の位置から葛城派、警察からは党中央、中央派などとも呼ばれる。赤旗派、葛城派は、主に瑞穂共産党の現執行部を正統な共産党と認めない左翼が用いる。

シンボル

党旗は赤旗に黄色い鎌と槌のマークをあしらったもので、ソ連共産党の党旗を元にしている。鎌と槌の形状がソ連共産党の形状と多少異なるのが特徴。ロゴタイプは「瑞穂共産党」の文字と、下に英名の「Ruisinese Communist Party」。標語「万国の労働者よ団結せよ」。党のシンボルカラーは赤色。

Flag_of_RCP.png
党旗

機関紙

機関紙は日刊の『赤旗』と、月刊の『真理』。『赤旗』*2は、赤旗社が機関紙として発行を開始し、共産党が継承した。英語では「SEKKI = AKAHATA」と表記する。『真理』の名称は、ソ連共産党機関紙の『プラウダ』の訳で、革命社が発行を開始し、共産党が継承した。英語では「SHINRI = PRAVDA」と表記する。

瑞穂共産党は君主制廃止を主張しているため、日付には元号を使用せず、西暦に統一している。その他、神室に対して使う特別な敬語を使わず、一般人に対する言葉遣いに直す。例として「聖上陛下→安頼大祝」、「太子殿下→衡頼太子」、「崩御・薨去→逝去」、「詔書→言葉・文書・声明」、「お召し列車→専用列車」など。また非合法時代・非政党時代には神室に対して一切の敬語を使わなかったが、政党として活動できるようになった1960年以降は最低限の一般的な敬語は使用している。共産党員および外国の共産党員は上下関係なく継承や役職は省略して「同志」を付けて呼ぶ。役職を付ける時は「瑞穂共産党中央委員会委員長 不破哲夫同志」のような使い方をする。

党史

Flag_of_People's_Revolutionary_Army.png
人民革命軍の軍旗
  • 1920年-瑞穂労働総同盟にの呼び掛けで瑞穂国初の人民大会(メーデー)が開催。
  • 1922年
    • 革命社が非合法に結社。コミンテルン第4回大会で承認され、国際共産党(コミンテルン)瑞穂支部となる。
    • 同年に革命社が第1回社中総会を開き、君主制の廃止、軍隊の廃止、労働者による武装、土地の公有化などを掲げた22年テーゼを採択。
  • 1930年-赤旗社が非合法に結社、結社大会を開催。革命社が壊滅した際の別働隊として結社され、のちに弾圧されるに従って完全に分離した。
  • 1938年-革命社社中が翼賛政友会の旧総本部会館に放火、焼失。革命社は社長含めた逮捕者を出し、壊滅状態に陥る。
  • 1940年-人民大会(メーデー)に参加していた赤旗社の社中が一斉検挙され、革命社に引き続き赤旗社も壊滅状態に陥る。
  • 1946年-革命社と赤旗社が合流し、瑞穂共産党となる。ただし、1960年までは非合法。創立大会を開き、二段階革命論を唱える46年テーゼを採択。
  • 1947年-瑞穂共産党の総書記含む幹部のほとんどが暴力主義団体に関与した罪で逮捕され、党は崩壊状態になる。
  • 1950年-崩壊状態の党が活動を再開し始める。機関紙の発行が再開し、さらに壁新聞の『無産者新聞』が「無産者新聞社」の名義で発行され、街中の壁に無許可で貼られる事件が各地で発生する。
  • 1959年-翌年からの党の合法化が決定したことから『無産者新聞』の発行を終了。
  • 1960年
    • 政治結社結社要件緩和に伴って共産主義政党の結党が可能になる。瑞穂共産党が第4回全国代表大会を開催。60年テーゼ(君主制廃止、武装闘争)を採択。
    • 瑞穂人民共和国憲法第一次草案が発表、君主制を廃止し、中央人民政府を置くこと、瑞穂共産党の指導に基づく多党協力制を導入することを明記。
  • 1961年-中国方式の農村を拠点とした革命を目指し、党軍として人民革命軍を設置。
  • 1962年
    • 3月、人民革命軍が各地の山村において銃器を所有し、訓練を行っていることが発覚、警察により逮捕者が出る。
    • 12月、『赤旗』が「人民裁判により暴君を処刑台に送れ」、「人民革命軍は神殿を燃やして暴君の首をとる」との過激な記事を掲載して大審院から半年間の発禁処分を受ける。
  • 1968年
    • 2月、全国代表大会が開かれ、68年テーゼを採択。武装闘争の方針を放棄、人民革命軍が解体される。正式に民主聯合政府構想を採用し、民主聯合政府から発展して中央人民政府を樹立する二段階論を採用した。
    • 3月、武装派の全員が除名処分され、瑞穂労働党、瑞穂共産党革命委員会、瑞穂共産党毛沢東主義派、瑞穂共産党赤軍派、労農赤軍などが組織される。
  • 1969年
    • 1月、除名された武装派が結成した瑞穂労働党によって共産党の演説が妨害され乱闘騒ぎとなる。
    • 10月、瑞穂労働党の党軍である革命工作隊が越谷山荘に武装して篭城した、越谷山荘事件が起こる。
    • 11月、瑞穂人民共和国憲法第二次草案を発表。共産党による中央人民政府の樹立から、民主聯合政府の樹立に路線変更。
  • 1970年
    • 1月、『赤旗』が「大祝が人間でなく神なのだと言うのならば腹を切って証明しろ」との記事を載せ、帝国議会で非難される。この事件は裁判沙汰となり、結果大審院から3ヶ月の発禁処分を言い渡される。
  • 1982年
    • 9月、『赤旗』が「大祝一族は虚偽の歴史で人民を洗脳支配してきた呪われた独裁者の家系」との記事を載せ、大審院から3ヶ月の発禁処分を言い渡される。
  • 2000年-2000年テーゼを採択。自党を「前衛党」と定義する記述を削除、名目上は自党の指導性を否定した。
  • 2010年-瑞穂人民共和国憲法第三次草案を発表、民主聯合政府構想は引き続き掲げられ、新しい人権に関する規定が盛り込まれた。また第二次草案までは瑞穂共産党国防委員会による瑞穂人民軍の統帥をうたっていたが、2000年に党の指導性を否定したことに伴ってこれを破棄、瑞穂人民軍は国家に属するとした。

政策

現在の瑞穂共産党の政策は2000年に全国代表大会で採択された2000年テーゼをベースとして作られている。大祝が開会宣言をする帝国議会開会式の欠席、公議院解散詔書捧読の際に議長に背を向ける(解散時の万歳もしない)など、強く君主制に反対している。

  • 民主主義革命
  • 君主制廃止
  • 民主聯合政府の樹立
  • 民主聯合政府による共和制国家(瑞穂人民共和国)の建国
  • 帝国議会を人民会議とし、一院制に改編
  • 中央省庁の大規模な再編、特に内務省の権限縮小
  • 大幅な軍縮
  • 消費税廃止
  • 民間企業の一部国営化
  • 夫婦別氏に賛成
  • 同性婚に賛成
  • 瑞穂神道の国内における特権の剥奪
  • 神祇省廃止、神社は民営化し宗教結社とする
  • 官軍を人民軍へ改編(大祝による軍隊から人民の軍隊へ改編)
  • 人民軍は国家(民主聯合政府)による統帥のもとに置かれる
  • 平和主義に基づく軍の厳格な文官統制
  • 最低賃金の値上げ
  • 消費税廃止
  • 核兵器の廃棄と国際社会への核廃絶の要求
  • 原子力発電は当面維持するが将来的には全廃
  • 移民の受け入れ
  • 死刑の廃止
  • 労働者権利の拡大
  • 外国人参政権に反対
  • 富裕層からの徴税を拡大
  • 基本収入保障制度(ベーシック・インカム制度)の導入
  • 差別禁止法、人権擁護基本法の制定
  • 刑部省外局に人権委員会を設置
  • 国際協調は積極的に行うがいかなる理由でも派兵は行わない
  • 外国との軍事同盟の見直し(基本的には破棄)

新憲法制定

瑞穂共産党は、瑞穂人民共和国建国のための新憲法制定を政策のひとつとしている。瑞穂共産党は改正すべき点が多すぎると言う理由から帝国憲法の改正には消極的であり、原則「廃止」を掲げる。これまでに3つの憲法草案を作成しており、2010年には瑞穂人民共和国憲法第三次草案が発表された。

役職

中央委員会委員長

中央委員会委員長は、瑞穂共産党の事実上の党首。中央委員会書記長は、中央委員会総会で中央委員会政治局常務委員の中から選出し、任期は無い。かつては共産党の大会で委員長の肖像画をマルクス、レーニン、スターリン、毛沢東、金日成など他国の共産党指導者の肖像画と共に掲げるなど、他の社会主義国家と同様個人崇拝のような傾向も見られた。委員長室には歴代指導者の肖像が掲げられている。

歴代委員長

代表就任年
退任年
1

党役員

各部局(委員会)は中央書記局に属するが、「中央書記局〇〇局」ではなく「中央委員会〇〇局」と呼ぶのが慣例となっている。

役職現任者説明
中央委員会議長
中央委員会委員長
中央委員会第一書記
規律委員長
議会対策委員長
新聞委員長
選挙対策委員長
人民運動委員長
宣伝局長
労働局長
社会主義研究所所長

組織

中央委員会

中央委員会は瑞穂共産党の本部。信京府守矢京に中央委員会ビルを構えている。中央委員会ビルは2010年に完成。
民主集中制に基き大きな力を持っている。派閥を作ったり、中央委員会と違った方針を実行しようとする党員は厳しく処分される。この処分によって追放された人々が、瑞穂労働党、労農赤軍等の左翼暴力団体を作り、暴力事件を起こしている。
党中央は、瑞穂共産党全国代表大会を最高機関とし、中央委員会政治局常務委員会、中央委員会政治局、中央委員会と階層的に分けられている。中央委員会議長、中央委員会委員長、中央委員会第一書記のいわゆる「党三役」は中央委員会総会から選出される。

地方組織

地方組織は府国県支部を地方代表支部として、郡市町村支部、その他ある程度のまとまりで支部が作られる。職場支部や学園支部等の支部も認められる。民主集中制を採用しているので、中央委員会の方針に背くと除名処分を受ける。

党員

20歳以上の瑞穂人が党員となることが出来る。入党時に現党員2人に推薦を受けて、入党費500円を添えて申し込む。地方代表支部が入党を認めれば、傘下支部に参加する。党員は収入によって一定の党費を払う。また機関紙である『赤旗』を「読む」ことが義務付けられており、党員は必ず購読する。学習会や討論会に参加することも努力することが決められている。
現在50万人程度の党員がいるとされている。
共産党独特の習慣として、党員のことを「同志」と呼び、「先生」や「議員」とは呼ばない。基本的には党員であれば誰に対しても「同志」と呼びかける。

協力団体

灰色の団体は現存しない

種別団体
共闘政党耀国労働党
友好団体・瑞穂人民会議*3・瑞穂共産青年同盟*4
支援団体・全瑞穂教職員組合・瑞穂出版社労働組合総聯合会・宗教結社平和協議会・自由な報道を守る会・瑞穂民主主義科学技術協会・瑞穂民主婦人協会・民主法曹連絡会・瑞穂学生自治会総聯合*5

関連項目

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行事清洲国全国運動会? - 清洲国教育部芸術展? - 東洋競技大会?
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*1 ソ連共産党機関紙『プラウダ』から
*2 正しい読みは「せっき」であるが、「あかはた」と通称される。
*3 略称、人民会議。瑞共の党友組織。社大党と社青同は対等なのに対して、共産党と人民会議は共産党の方が指導的な地位にある
*4 略称、共青。瑞共の青年組織で、青年団体。社大党と社青同は対等なのに対して、共産党と共青は共産党の方が指導的な地位にある
*5 略称「全学総」。左派系学生自治会の聯合団体。左派系学生自治会が主導権を握る学校は全国の大学の約半数であり、さらにその中でも最多の加盟数を持つ。