大瑞穂帝国/政党/社会大衆党

Last-modified: 2024-02-24 (土) 01:42:38

社会大衆党(しゃかいたいしゅうとう/社會大衆黨、英:Socialist Mass Party)は、社会主義を掲げる、瑞穂国の無産政党である。略称は社大党SMP。1文字表記ではと表記される。

しゃかいたいしゅうとう
社会大衆党
Socialist Mass Party
SMP logo.png
略称社大党SMP目次
成立1960年
代表熊本敦 (委員長)
前身社会主義研究会
豊洲平民社
無産労働党
主張社会主義
社会民主主義
共和主義
リベラル
平和主義
福祉国家
衆院議席数64/650
機関紙『社会大衆新聞』
公式色 茶色
シンボル社大党ロゴマーク
国際組織社会主義インターナショナル

基本情報

概要

1960年に社会主義研究会、豊洲平民社、無産労働党が合流して結党した無産政党。現在存在する社会主義系政党の多くは社会大衆党を源流している。社会主義と社会民主主義を掲げている。また社大党の一部勢力は君主制(立憲君主制も含む)に反対しており、憲法改正による共和制国家樹立を目指している。政権を担当したことは結党から1度もない。本部は社会大衆党中央執行委員会。党名については結成時に社会大衆党の他、「瑞穂社会党」、「社会民主党」、「社会主義労働者党」などがあった。

シンボル

ロゴマークは赤薔薇に「社大党」の文字。1990年に結党30周年を記念してそれまで党旗であった歯車の党旗を廃止して赤白黒の旗と新ロゴを制定した。赤薔薇は社会民主主義を表しており、新たな党旗とロゴのデザインも赤薔薇をイメージした、としている。2018年に民主自由党に社民主義者が移籍してからは、旧に復することも検討されている。

Flag of SMP.pngFlag_of_SMP.png
旧党旗党旗

機関紙

機関紙は『社会大衆新聞』。1965年創刊の日刊機関紙。豊洲平民社が発行していた『平民新聞』の人脈をほぼそのまま受け継いでおり、社会主義団体としては最大規模。主には時事、党の報告、党の国会内での発言や質問の掲載、党員の紹介などが行われている。

党史

沿革

  • 1958年
    • 当時最大の無産政党だった豊洲平民社が翼賛政友会と連立政権を樹立し、批判の的になり議席を大幅に減らし没落。これを受けて「無産政党の大聯合を」というスローガンの元、社会主義研究会、豊洲平民社、無産労働党の3党が合流を検討し始める。
  • 1960年
    • 1月15日、社会大衆党結党大会。
  • 1970年
    • 結党10周年記念党大会を開催。
  • 1972年
    • 右翼の少年に当時の鹿之沢亮介委員長が刺殺される。
  • 1990年
    • 結党30周年記念党大会を開催。党旗を廃止し、赤バラのロゴマークへ変更することを決定。

政策

マニュフェスト

社会大衆党のマニュフェスト集である『我々の主張』に掲載されている。なお、1990年までのマニュフェストでは1.憲法改正により瑞穂共和国を樹立、2.君主制の漸次的廃止、3.名誉職型大統領制導入(議院内閣制と大統領制の併存、例外的に初代大統領には大祝を就任させる)を謳っていたが、1990年からのマニュフェストでは「現状では共感を得にくい」との理由から削除し、現在は主張を控えている。

  • 元老院廃止
  • 公議院を一院制の国民議会に改組
  • 枢密院は廃止
  • 神祇省廃止
  • 武官や宗教関係者の入閣の禁止
  • 軍備を最低限度へ落とす
  • 核兵器を放棄
  • 再生可能エネルギーの推進
  • 消費税廃止
  • 一億総中流の実現
  • 大きな政府を目指す
  • 社会福祉をさらに充実
  • 夫婦別氏に賛成
  • 同性結婚の法制化
  • 高等教育の完全無償化
  • 労働時間の規制
  • 最低賃金の引き上げ

役職

委員長

党首は社会大衆党中央執行委員会委員長、社大党の党首である。社会大衆党中央執行委員会からの指名によって選出される。選挙を行う場合と、全会一致で選出される場合がある。結成時の規約では、社会大衆党中央委員会常務書記が党首であると定められており、定員を3名、中央委員会が委員の中から選出するとした。初代常務書記には合流前の3政党の党首が就任し、3党が平等な地位にあることを内外に宣伝した。のちに党内融和が進むと常務書記は1名になった。党中央委員会が党中央執行委員会に改組されると、党首は中央執行委員会委員長とされ、書記長がそれを補佐することとなった。任期は4年で再選は2回まで可能。

党首就任 - 退任年出身派閥備考
中央委員会常務書記
1菅野一1958-1960-合流前は社会主義研究会会長
稗田平三郎-合流前は豊洲平民社社長
川島重能-合流前は無産労働党委員長
2菅野一1960-1964社会主義協会
中央執行委員会委員長
3''''1964-1968-
4''''1968-1972-
5''''1972-1976-
6''''1976-1980-
7''''1980-1984-
8村山郷1988-1992社会民主クラブ初の社民派党首
91992-1996
10''''1996-2000-
11''''2000-2004-
12''''2004-2008-
13''''2008-2012-
14稲嶺勘太2012-2016社会主義協会
152016-2020
16熊本敦2020-(2024)社会主義協会

組織

中央執行委員会

信京府守矢京にある中央執行委員会ビルが本部である。中央執行委員会は党の執行部として、党の中央組織が全て入居している。

地域委員会

地方組織は府国県委員会と、その下に郡市町村や部落ごとの支部が所在する。各地域委員会ごとに党大会の出席者である代表を選出する。府国県委員会のもとには、市町村委員会が置かれている。

党員

20歳以上の瑞穂国民が党員になることができる。党員は現党員1人の推薦を受けなければならず、党費を納める。また、これとは別に社大党サポーターがあり、これは外人や党員になれない人間でもなることが出来る。党員及び社大党サポーターには機関紙が送付される。

グループ

社大党のグループは社会主義や社会民主主義などの思想の違いが明確である。ただし社大党中央委員会がグループ活動を規制しているためグループ同士の抗争は抑えられている。選挙区には統一候補を出すが、グループ同士は仲が悪い。

グループ一覧

名称通称代表備考
社会主義協会熊本グループ熊本敦社会主義(中間派)
平和研究会内田グループ内田正俊社会民主主義(右派)
社会民主クラブ堂本グループ堂本由香里社会民主主義(右派)
労農同盟園崎グループ園崎弘二労農派マルクス主義(左派)

この他、小さなグループはいくつかある。1984年までは主要グループとして民主社会主義同志会があった。このセクトの人々はそのまま離党して瑞穂社会党を結党した。

支持団体

灰色の団体は現存しない

種別団体
共闘政党・民友団・社会民主党*1
友好団体・瑞穂社会主義青年同盟*2
支援団体・瑞穂労働総同盟・全国労働組合聯合・全国人権擁護協議会・全瑞穂教職員協議会

関連項目

関連項目

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*1 社会大衆党の結党に反対した豊洲平民社の党員が分離し豊洲平民社の後継政党として活動した。劣勢になると社会大衆党に歩み寄るようになり、結局合流した。
*2 社青同。社大党の党友組織で、協力関係にある。