華国国民党(かこくこくみんとう、繁体字:華國國民黨、英語:Kuomintang、Sihua Nationalist Party)は、清洲国の政党である。略称は国民党。清洲国の建国に伴い、かつて思華民国の執政党であった華国国民党(本土派)より分離した経緯から、康安派とも通称される。清洲民主同盟(民盟)に加盟しており、民盟内の序列は第一位。
かこくこくみんとう 華国国民党 Kuomintang Sihua Nationalist Party | |||
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党旗 | 党徽 | ||
略称 | 国民党 康安派 | 目次 | |
設立 | 華国国民党設立:1919年 康安派として分離:1932年 | ||
代表 | (主席) | ||
副代表 | (副主席) | ||
前身 | 華国国民党(本土派) | ||
思想・立場 | 右派 国民主義 保守主義 | ||
国民会議全国委議席数 | 42/761 | ||
立法院議席数 | 77/148*1 | ||
機関誌紙 | 『国民日報』 | ||
公式色 | ■ 藍色 | ||
シンボル | 党旗「十六星藍旗」 党徽「十六星章」 党歌『国民解放歌*2』・『国民党人』 |
概説
華国国民党康安派は、本土の華国国民党のうち、1932年の清洲国建国に賛同して本土から清洲国に越境した勢力によって組織された政党である。1932年、清洲国が成立すると、本土の華国国民党(以下、本土派と表記)の党員のうち、ファシズムや新体制に親近感を持つ勢力が清洲国に集団で越境を試みる事案が多発した。当時の清洲国は、国際社会からの非難を回避し、国家としての承認を得なければならず、そこで注目されたのが、この華国国民党党員の集団越境の事案であった。清洲国側は、華国国民党の党員を懐柔し、清洲国政府に華国国民党を参加させることで、「清洲国こそが華国の後継者である」という正統性のアピールを行おうとしたのである。清洲国は、実際に越境してきた国民党員にすぐさま居留許可を与え、住居と資金を提供するなど、手厚く待遇した。華国国民党のうち、京北省委員会、京南省委員会、江蓮省委員会、呉州省委員会、珂花景アムール自治区委員会などの党員が集団越境し、これらの人士は1932年5月、越境した国民党員のうち最も古参で、革命の勲功者とされ、本土の華国国民党副総裁の現職者であった呉江涛を中央委員会主席として、華国国民党第四次全国代表大会を党中央とは別に独自開催した。この大会で、越境した国民党員らは、華国国民党の思華民国からの離脱、清洲国への参加を盛り込んだ宣言書を採択し、華国国民党中央の統制下より外れた。これは、現地の党支部であった華国国民党康安省委員会の華国国民党救国聯合会としての離脱に引き続く、党内で二度目の離反であった。康安派は華国青年団や華国婦女聯合会など、多くの関係者を越境させたため、結果として華国国民党を真っ二つに分裂させることとなった。こういった功績が認められたことで、清洲国が国際的に承認され、国際社会に参加してからも、国民党は参政党の中でも特別な待遇を受け、清洲民主同盟でも第一位の政党としてまた清洲国で2番目に大きな政党として、現在も活動している。似た名前の政党に華国国民党救国聯合会があるが、こちらは華国国民党の東北(現在の清洲国地域)支部が結成したものであり、清洲国新民会に吸収された。
党旗 | 党章 | 本土派の党章(オリジナルの党章) |
党名
党規約にあたる華国国民党章程では、正式名称を華国国民党、略称を国民党としており、この他通称として「康安派」、「華国国民党康安派」、「華国国民党(康安派)」なども使用される。ただし党は公式には略称として国民党のみを使用している。思華民国本土の華国国民党からは、「呉江涛*3売国派」、「偽国民党」、「清洲国民党」などと呼ばれている。一方で康安派も本土国民党について、「国民党反動派」、「琳丘反革命派」などと呼ぶ。
党歌
党規約では、党歌を『国民解放歌』と規定しているが、康安派成立後の1933年以降、『国民解放歌』は一切歌唱、演奏されることがなくなり、1934年に制定された第二の党歌である『国民党人』に取って代わられた。現在は『国民党人』が事実上の党歌とされている。
国民党人
継承著先輩的理想、不惜熱血洒疆場、
你心系著民族的興亡、統一戦線保家鄉。
你堅定正確的方向、永遠跟著新民会、
你匯聚集体的力量,荘厳使命永担当。
国民党人、満腔忠誠、
肝胆相照、心不変、栄辱与共一路同行、
国民党人、熱愛人民、関注民生做貢献、
建設清洲図復興。
瑞穂語訳
先輩の理想を継承し、熱血を戦場に流すを惜しまず、
汝の心は民族の興亡にあり、統一戦線は故郷を保つ。
汝は正確な方向を堅く定め、永遠に新民会と共にあり、
汝は集団の力量を結集し、荘厳なる使命を永く担当す。
国民党人よ、満腔の忠誠を、
肝胆相照らし、心変わらず、栄辱を共にし一路を同じく行かん、
国民党人よ、人民を熱愛し、民生に心を配り貢献し、
清洲の復興の建設を図らん。
組織
主席
中央委員会主席は、国民党の党首。
中央組織
秘書長
中央委員会秘書長は、幹事長に相当する。
中央委員会
中央委員会と中央委員会常務委員会が置かれている。
全国代表大会
全国代表大会は、党大会に相当する。
地方組織
嶺北州を除く18の第一級行政区に支部を有し、地方の協議機関として代表大会または党員大会を、その職権代行機関として委員会を、さらに必要な場合は日常的な職権代行機関として常任委員会を置く。地方委員会の首長は地方委員会の主任委員。地方委員会のさらに下級の支部では、人数が少ない場合、委員会ではなく主任委員会議を置く場合がある。
傘下団体
康安派は、清洲国の中で清洲国新民会に次いで大きな政党であり、独自の青年組織、婦女組織、労働組合を有する。過去には軍事組織も有していた。
名前 | 略称 | 説明 |
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解放軍 | 華国国民党の準軍事組織。思華民国では国軍。1932年の本土派からの分離直後には存在していたものの、1933年までに解散した。 | |
解放社 | 国民解放軍の旧軍人による老兵互助組織。1946年に清洲国新民会下の清洲国軍人之友社に吸収され解散。 | |
華国国民党青年委員会 | 華青委 | 華国国民党の青年組織。前身は、1932年に康安派と共に本土派より分離した華国青年団(康安派)。1933年に現名称へ改名。 |
華国国民党婦女委員会 | 華婦委 | 華国国民党の婦女組織。前身は、1932年に康安派と共に本土派より分離した華国婦女聯合会(康安派)。1933年に現名称へ改名。 |
華国国民党工会委員会 | 華工委 | 華国国民党の労働組合組織。康安派が思華民国から離脱した際、華国国民党の労働組合である華国総工会からの参加者は極わずかただったため、華国総工会の「再建」という形をとって1933年に組織された。 |
関連項目
地方 | 地方区分 - 信京府(守矢京 - 左京郡? - 右京郡? - 居下郡? - 東亜郡 - 宮門郡? - 錦織郡? - 富兵郡?) - 耀国 - 祝部県? | |
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清洲国 | ||
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政治 | 執政 - 参議府? - 国民会議?(国民会議全国委員会 - 国民会議中央選挙委員会?) - 国務院? - 立法院 - 監察院? - 法院? - 政党(清洲国新民会) - 国軍(陸軍? - 海軍? - 空軍? - 憲兵?) - 先鋒隊(本隊? - 水師? - 飛行隊? - 侍衛処? - 中央倶楽部?) | |
経済 | 清洲国束? | |
社会 | 人物 - 法令 - 清洲国約法 - 清洲国政府組織法? - 清洲国組織法? - 嶺北州基本法 | |
文化 | 清洲国体育聯盟? -足球清洲国代表? - 清洲国紅卍字会? - 清洲国煙酒総公司? | |
行事 | 清洲国全国運動会? - 清洲国教育部芸術展? - 東洋競技大会? | |
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