「おい!一歩も動くんじゃねぇぞ!後ろの連中にも伝えてくれ!!」
日本語版タイトル | トードのめいあん | ||
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英語版タイトル | Toad Stands By | ||
脚本 | ウィルバート・オードリー | ||
放送日 | ・1994年8月11日(英国) ・1996年5月17日(オーストラリア) ・1996年10月14日(米国) ・1998年2月13日(ドイツ) ・2009年8月2日(ハンガリー) | ||
対応原作 | 原作24巻『機関車オリバー』 (第3話『トードの手だすけ』 | ||
日本話数 | 第83話 第5話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第98話 第20話(シーズン内) | ||
この話の主役 | トードとオリバー | ||
シーズン | 第4シーズン | ||
機関車紹介 | トーマス、オリバー、ダック、パーシー、ドナルドとダグラス | ||
登場キャラクターA | トーマス、ダック、ダグラス、オリバー、トード、貨車達、スクラフィー、LNERのいじわる貨車の有蓋貨車、グレート・ウェスタン鉄道の有蓋貨車、顔つきタンク車、グレート・ウェスタン鉄道の家畜貨車、タールタンク車 (英語版のみ:パーシー) | ||
登場キャラクターB | 無し (原作のみ:フレッド・ペレイ、リキティー、U.L.P.) | ||
登場キャラクターC | ヘンリー、ジェームス、パーシー、ミルクタンク車 | ||
登場キャラクターD | ドナルド(機関車紹介のみ) (原作のみ:ステップニー) | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿 | ||
登場人物B | オリバーの機関士、トップハム・ハット卿の付き人、ナップフォード操車場の作業員、ダックの機関士、キャラン駅長、キャラン操車場の作業員? | ||
登場人物C | トーマスの機関士、パーシーの機関士、パーシーの機関助手、オリバーの機関助手 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・クロバンズ・ゲート貨物用機関庫 ・キャラン駅 ・キャラン操車場 | ||
あらすじ | ・あの時貨車達の悪戯で、失敗した事から立ち直れずにいるオリバーの為にトードはある作戦に出る事に・・・ | ||
メモ | ・この話は第3シーズン『ちょっとちがうよオリバー』と『2かいだてバスのバルジー』の間である。 ・オリバーが第4シーズンで唯一台詞付きで登場する回。 ・この回からオリバーの声が低くなっていく。 ・この話からトードも喋る。 ・ヘンリーが貨車を脱線させている。 ・説教しているはずだが顔は穏やかなトップハム・ハット卿。 ・スクラフィーが登場するのは今の所この話のみである*1。そして、次にタンク車に顔が付くのは長編第13作まで無い。 ・このシーズンで緑川光さんと沼田祐介さんがボイスキャストに参加するのはこの回のみである。 ・この話で下品な歌い方をするいたずら貨車達とスクラフィーをパーシーとダックと共に注意するトーマスだが、数年後に彼も全く同じ事をして叱責される。 ・登場していないにも関わらずなぜか機関車紹介でドナルドの名前が読み上げられる。 | ||
台詞 | ・ナレーター「オリバーが修理を終えて工場から戻ってきた。意地悪な貨車達に騙され大西部鉄道出身の機関車が転車台の穴に落っこちたのだった。すっかり綺麗に直ったものの、まだ貨車の事が気にかかる。」 ・オリバー「貨車とは付き合いたくないなぁ…。」 ・ナレーター「彼は呟いた。だが貨車達が下品な大声で歌を歌いだした。ボスのスクラフィーがコーラスの指揮を執っている。」 ・貨車達「オリバーのお馬鹿さん♪お利口ぶって♪親分気取りで、冗談じゃねぇよ♪ヤツがマヌケな命令出すから、ちょいと穴に落として~♪ほらペッチャンコ♪」 ・ナレーター「トーマス達は凄く怒った。」 ・トーマス&ダック「静かにしろよ!」 ・ナレーター「でも彼らのいない時間と場所を狙ってまた貨車の大合唱が始まる。」 ・貨車達「オリバーのお馬鹿さん♪お利口ぶって♪親分気取りで、冗談じゃねえよ♪ハハハハハハハハッ・・・」 ・ナレーター「とうとう皆、諦めてしまった。」 ・トーマス「ごめんよオリバー、力になれなくて…」 ・オリバー「いいんだ、全部僕のせいだよ。転車台の穴なんかに落ちるからいけないんだ…。」 ・ナレーター「ブレーキ車のトードもオリバーに同情した。翌朝、トードはダグラスに相談した。」 ・トード「心配ですよダグラスさん。やつら無礼な事ばかりして、一体どこまでやる気でしょう?」(初台詞) ・ダグラス「さあねぇ…。」 ・トード「実はいい考えがあるんです。僕、同じ大西部鉄道出身だし、オリバーさんに力を貸したいんですけど、構いませんか?」 ・ダグラス「もちろん、いいですとも。」 ・ナレーター「ダグラスはそう答えて出ていった。トードはすぐに自分の考えを皆に披露した。」 ・ダック「ちょっと待てよ!そんな事オリバーにさせちゃ駄目だよ!」 ・ナレーター「オリバーが口を挟んだ。」 ・オリバー「いいんだダック。自分でやった事は自分で始末しなくちゃ!」 ・トード「オリバーさん、アナタを馬鹿にしてるわけじゃないんです。」 ・オリバー「わかってるよトード。機関士も賛成だし、駅長にも説明してあるから。」 ・ダック「それなら僕もOKだ。でも僕行かなきゃ。お客が待ってるからね。じゃあ頑張れよ!」 ・オリバー「またね!」 ・ナレーター「オリバーが男らしく微笑んだ。でも内心は心配で心配で仕方が無い。オリバーは悪の貨車達を2台ずつ引っ張ってきた。」 ・トード「その調子ですよオリバーさーん…。最後まであのスクラフィーを残しておいて…真後ろに来るようにしてくださぁい…。戯言を言いだしたらドスンとぶつけて、やれますからねぇ…。」 ・(BGM) ・スクラフィー「おい!一歩も動くんじゃねぇぞ!後ろの連中にも伝えてくれ!」(初台詞) ・ナレーター「馬鹿な貨車達がくすくす笑った。しかし、オリバーは怯まなかった。彼の車輪は砂が撒かれたレールをがっしり掴んだ。そして、力一杯引っ張った!」 ・スクラフィー「うわあぁっ!やめてくれ!く、苦しいよぉ!」 ・(BGM) ・ダック「やれぇ!やっちまえ!その調子だ!いいぞ、いいぞオリバー!」 ・スクラフィー「うわあああっ!誰か助けてくれ!あぁっ!!バラバラになっちゃう!」(最後の台詞) ・(BGMと物音) ・ナレーター「スクラフィーはバラバラになり、面倒な事になってしまった。」 ・トップハム・ハット卿「お前は自分が馬鹿力だというのを知らなかったのかね?」 ・オリバー「いえ、そ…そんな事はありません…。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿はスクラフィーを点検した。」 ・トップハム・ハット卿「思った通りだ。腐った木に錆びた骨組み。組み立て直せばまぁ、少しはマシになるだろう。」 ・(BGM) ・ナレーター「最近では、手が足りない時だけオリバーが手伝っている。でも、貨車達は用心し合ってる。」 ・貨車達「オリバーには気をつけろよ!」 ・グレート・ウェスタン鉄道の家畜貨車「あいつをからかったら…。」(正式な初台詞) ・顔つきタンク車「二度と元の姿には戻れないぞ!」(正式な初台詞) ・ナレーター「懲りたスクラフィーはただ黙ってるだけだった。」 | ||
原作との相違点 | ・原作ではダックが客車を取りに去って行く際、線路に砂を撒いて車輪で踏み固め、滑り止めにするようアドバイスをしている*2。 ・原作ではトードは他の貨車達を後ろから押さえつける役を担っているが人形劇では横から作戦の指示を出しているだけである。 ・原作ではスクラフィーは見るも無残に破壊し尽くされ、もう使い物にならなかったと判断されているが、人形劇では横板が外れて懲りたと言う事で済まされ、その後は修復されている。 ・原作ではトップハム・ハット卿がスクラフィーを点検する場面で終わる。 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン | ||
日本語版CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・ダック:塩屋浩三 ・ダグラス:遠藤武 ・オリバー/LNERのいじわる貨車の顔の有蓋貨車:緑川光 ・トード:沼田祐介 ・スクラフィー/グレート・ウェスタン鉄道の有蓋貨車:江川央生 ・グレート・ウェスタン鉄道の家畜貨車/顔つきタンク車:小林俊夫 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・貨車達:高戸靖広、里内信夫、龍田直樹 | ||
シリーズ前回 (英語) | トンネルのなかのかいぶつ | シリーズ前回 (日本) | デイジーとおうしのめだま |
シリーズ次回 (英語) | デイジーとおうしのめだま | シリーズ次回 (日本) | さかなにはきをつけろ |
原作前回 | オリバーの大しっぱい | ||
原作次回 | ぶくぶくバルジー | ||
参照画像 | ・参照はトードのめいあん/画像 |