「グレートウェスタン流とダメダメ流。それにトーマス流のやり方だ。」
日本語版タイトル | トーマスりゅうでいこう | ||
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英語版タイトル | The Thomas Way | ||
脚本 | ローラ・ボーモント ポール・ラーソン | ||
放送日 | ・2013年10月1日(英国) ・2013年10月27日(オーストラリア) ・2013年11月1日(ニュージーランド) ・2013年12月8日(日本) ・2014年3月17日(米国) ・2014年4月1日(ハンガリー) ・2014年11月19日(ドイツ) ・2016年11月9日(韓国) | ||
日本話数 | 第407話 第19話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第400話 第12話(シーズン内) | ||
シーズン | 第17シーズン | ||
この話の主役 | トーマスとダックとハロルド | ||
登場キャラクターA | トーマス、ゴードン、ダック、ハロルド | ||
登場キャラクターB | 無し | ||
登場キャラクターC | ヘンリー、ジェームス、ロージー、ソルティー、ウィンストン、ロッキー | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿 | ||
登場人物B | ブロンド髪の技師、二人の登山者 | ||
登場人物C | ジンジャー髪の男の子、野鳥観察者、双眼鏡の男性、大きな帽子を被った女性?(帽子無し)、学校の子供達、灰色のベストを着た女性、ダックの機関士、ソドーレスキューセンターの作業員、トップハム・ハット卿の付き人、茶色いハンチング帽の男性、緑色の服の女性 | ||
登場人物D | カレン卿(言及のみ) | ||
登場スポット | ・ロッホ城 ・キャッスル・ロッホ駅 ・ナップフォード鉄橋 ・ナップフォード操車場 ・ナップフォード駅 ・ハロルドのトンネル ・ソドーレスキューセンター ・メインランド ・パディントン駅 ・ソドー動物園(言及のみ) ・ソドー吊り橋(言及のみ) | ||
あらすじ | ・故障した影響で離陸出来なくなったハロルドをソドーレスキューセンターまで送る事になったトーマスとダックは、どの線路を行くかでお互い主張し合っている内に、ハロルドに更なる災難が…。 | ||
メモ | ・英国版ではテレビシリーズ400話達成。 ・ダックは、第4シーズンの『さかなにはきをつけろ』、ハロルドは、第7シーズンの『ハロルドとそらとぶうま』以来の主役回。 ・ダックの回想写真に彼の模型が使われる*1。 ・回想写真のパディントン駅でハット卿夫人が小さな男の子と一緒にいる。 ・長編第4作以来久々に、白黒映像が使われる。 ・ナレーターの台詞でダックの本名『モンタギュー』が言及される。 ・第2シーズンで建物を破壊する事故を起こした者同士、一緒にハロルドをソドーレスキューセンターへ運ぶ事になったトーマスとダック。 ・動物園を見に行こうとしていたが、ハロルドは象の捜索時に上空から動物園を既に見ている。 ・ハロルド、第6シーズン『うんのわるいハロルド』以来、災難に遭う。 ・あの時の事を現在でも根に持っているのか、同じ蒸気機関車のトーマスの事を信用しないダック*2。 ・ダック、第6シーズン『やくにたつきかんしゃエドワード』以来、ナップフォード駅に停車する。 ・ハロルドの操縦席の窓がナップフォード駅のガラスドームに当たりそうになる。 ・お母さんの友人の一人の帽子を取った姿が見れる*3。 ・ヘッドランプなしのロージーは、この話で最後となる。 ・ソルティー、初めてソドーレスキューセンターに来る。 ・なぜか辺りにソドー整備工場の作業員しかいないソドーレスキューセンター*4。 ・ハロルド、日本語版では第19シーズン『ヒロをすくえ!』、英国版では同シーズン『トードとクジラ』まで台詞無し。 ・羽多野渉さんは4話連続共演している。 ・この回からゴードンにランプが装着される*5。 ・この話の流れは第10シーズン『トーマスとスカーロイのえんそく』と第15シーズン『トーマスとバーティー』に酷似している。 | ||
台詞 | ・ナレーター「モンタギューは緑色のタンク機関車だ。でも皆はダックと呼ぶ。家鴨の様にヨチヨチと走るからだ。ダックはソドー島にやって来る前は、メインランドのグレートウェスタン大西部鉄道で働いていた。彼はいつも一所懸命走り、常にグレートウェスタン流で仕事をしていた。」 ・(BGM) ・ナレーター「或る朝ヘリコプターのハロルドはカラン城近くの岩場で登山者の救助をしていた。」 ・ハロルド「さあ、ホラ頑張って!これからすぐ地上に下ろしますから!」 ・ナレーター「彼は登山者を吊り上げた。そのまま安全な場所へ運び、ところが再び飛び立とうとした時…。」 ・(ローターが止まる音) ・ハロルド「大変だ!ウゥ…!ローターが動かなくなってしまった!これじゃ離陸出来ないぞ!」 ・ナレーター「そこでダックがカラン城へ呼び出された。お城ではトップハム・ハット卿が待ち構えていた。」 ・トップハム・ハット卿「ダック、ハロルドを修理する為にソドーレスキューセンターまで運んでくれたまえ。」 ・ダック「分かりました。」 ・ハロルド「トップハム・ハット卿、僕は大きいし、幅の広いフロートもついています。線路を移動するのは無理ですよ。きっと周りにぶつかってしまいます。」 ・トップハム・ハット卿「心配する事は無い、トーマスをダックと一緒に行かせよう。低い場所も狭い場所も安全に通り抜けられる様、確認してくれるからな。」 ・ダック「そんな悲しそうな顔をするなって。レスキューセンターまで無事に運ぶよ。」 ・ハロルド「分かってるよダック。ただ、僕は空を飛んでいる方が好きなんだ。高い所からの景色は素晴らしいからね。」 ・ナレーター「レスキューセンターに向かう途中、トーマスは良いアイデアを思い付いた。」 ・トーマス「ダック、ハロルドを元気付ける方法を思いついたよ。地上から見たソドー島の景色を色々と見せてあげるんだ。」 ・ハロルド「それは面白そうだな。」 ・ナレーター「でも、ダックは反対だった。」 ・ダック「仕事には二つのやり方しか無いんだ。グレートウェスタン流か、ダメダメ流か。グレートウェスタン流のやり方は、真っすぐ速やかにソドーレスキューセンターまで向かうんだ。どこにも寄ったりなんかしないでね。」 ・トーマス「それじゃ、つまんないんだけど。」 ・(BGM) ・ダック「トーマス!狭い橋だぞ!」 ・トーマス「分かった!大丈夫だよ!」 ・(BGM) ・トーマス「動物園の側を走るって言うのはどう、ハロルド?色んな動物が見られるよ。すぐ近くでね!」 ・ハロルド「それは楽しそうだな。」 ・ダック「ハロルド、残念だが、動物園はこれから通り掛かる所じゃない。」 ・トーマス「そうだ!ハロルドと一緒に吊り橋を走るって、言うのはどうかなぁ?」 ・ハロルド「それは本当にワクワクドキドキして面白そうだ。」 ・ダック「だけど、吊り橋も通り掛からない、このまま真っすぐ速やかに君の事をソドーレスキューセンターまで運ばないといけないんだ。それがグレートウェスタン流さ。」 ・ナレーター「ダックは自分の考えるやり方に拘ってばかりいる。トーマスは腹が立った。」 ・トーマス「ハロルド、ナップフォード駅へ見せてあげたいんだけど、ダックが許してくれないんと思うんだ。」 ・ナレーター「その時、トーマスは良い事を思いついた。」 ・トーマス「あー、ダック!言い忘れたけど、ナップフォード駅に寄らなきゃいけないんだ!ハロルドを直す整備士さんを迎えに行くんだよ!」 ・ダック「分かったトーマス、ナップフォード駅に行く必要が有るなら、そのまま真っすぐ速やかに向かわなくちゃな。」 ・ナレーター「こうしてダックはナップフォード駅に向かった。」 ・(BGM) ・ハロルド「うわぁー!凄いなぁ!あれを見てくれ!」 ・トーマス「駅の中はもっと凄いんだよ!だって…止まって!」 ・ダック「どうしたんだ!?」 ・トーマス「いいから止まって!」 ・(BGM) ・トーマス「ごめん…ハロルドは大き過ぎて、中に入れないよ。」 ・ハロルド「でも…。」 ・ゴードン「急行列車のお通りだー!ん?」 ・(BGM) ・ゴードン「ぬっ!どうしてヘリコプターがいるんだ?ハロルドが大き過ぎて俺様が通れないじゃないか!これじゃ時間通りに着かなくなっちまう。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿は彼等を見てびっくりした。」 ・トップハム・ハット卿「ダック?トーマス?ここで何をしているんだね?」 ・ダック「ハロルドを修理してくれる整備士さんを迎えに来たんです。」 ・トップハム・ハット卿「一体、何を言っているんだ?!整備士さんはソドーレスキューセンターでハロルドが来るのを待ってるぞ!」 ・ダック「トーマス!?」 ・トーマス「えっと…。」 ・ゴードン「あ~あー…。」 ・(トーマスとダックの汽笛) ・ナレーター「今度はダックが腹を立てていた。」 ・ダック「僕を騙したんだねトーマス!でもこれからはグレートウェスタン流のやり方で従って貰うから、そのつもりで今から僕達は…。」 ・トーマス「真っすぐ速やかにソドーレスキューセンターまで向かうでしょう…?もっと色々見上げたかったなハロルド。」 ・ハロルド「気にしないでトーマス、色々ありがとう。」 ・ナレーター「トーマスは進行方向を確認した。この先にはトンネルが待ち構えている。ハロルドが通り抜けるには狭過ぎる様だった。」 ・トーマス「止まってダック!別の線路を通らないと!」 ・ダック「君の嘘なんかにはもう引っ掛からないぞトーマス!」 ・トーマス「でもダック!危ないー!!!!」 ・(衝撃音) ・トーマス「ダック!止まってー!!!!」 ・ハロルド「うわぁー!!!!」 ・(衝撃音) ・ナレーター「ハロルドがトンネルの壁に引っかかってしまった。誰かの丈が無いとこれ以上動けそうにない、すぐハロルドを救出する為、係員がやって来た。そこへトップハム・ハット卿も到着した。彼はかんかんに怒っていた。」 ・トップハム・ハット卿「あー!ハロルドはさっきよりも酷い状態だ!この所為で鉄道に混乱と遅れが生じたぞ。2回もだ!今日だけでな!よく反省してこれからはちゃんと走るんだ!」 ・ダック「分かりました…。」 ・トーマス「ハイ、トップハム・ハット卿…。」 ・トップハム・ハット卿「よし、それじゃ、もう一度君達でハロルドをソドーレスキューセンターまで運んで行きなさい!」 ・ナレーター「係員はすぐにハロルドをトンネルから救出した。トーマスとダックはハロルドを連れ出す。」 ・ダック「君の言う事を聞けば良かったトーマス。こうなったのは僕の所為だ。」 ・トーマス「悪かったのは僕の方だよ。最初に君を騙す様な事をしちゃった。さあ一緒にハロルドをレスキューセンターまで運ぼう。」 ・ダック「でも…一体どうやってレスキューセンターまで行くつもりだい?トンネルは通らない方法は有るのかい?」 ・トーマス「別の線路を走るんだ!今度は、トーマス流のやり方でね!」 ・ダック「トーマス流って何だい?」 ・トーマス「僕が前を走るから、ついてくれば分かるよ!」 ・ナレーター「こうして、トーマス達は場所を入れ替わった。ダックはハロルドがぶつからない様周りを確認してトーマスはレスキューセンターに繋がる特別な線路を走った。それは真っすぐでもないし、早く着くルートでも無いがトンネルは無かった。トーマスとダックは無事にソドーレスキューセンターに到着した。そこではハロルドを修理する整備士が待っていた。」 ・ハロルド「じゃあねトーマス、またねダック、本当にありがとう。」 ・トーマスとダック「どういたしましてハロルド。」 ・ダック「考えたんだけどねトーマス。仕事には3つのやり方が有るって事が分かったよ。」 ・トーマス「そうなの?」 ・ダック「グレートウェスタン流とダメダメ流。それにトーマス流のやり方だ。だけど、グレート・ウェスタン流が大抵1番だけどね。」 ・トーマスとダック「ハハハハハ…!」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ベン・スモール ・ゴードン/ハロルド/トップハム・ハット卿:キース・ウィッカム ・ダック:スティーブ・キンマン | ||
米国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:マーティン・シャーマン ・ゴードン/ハロルド/トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル ・ダック:スティーブ・キンマン | ||
日本語版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ゴードン:三宅健太 ・ダック:鈴木清信 ・ハロルド:羽多野渉 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 | ||
シリーズ前回 (英語) | きえたシュッシュッ | シリーズ前回 (日本) | あとにしてチャーリー |
シリーズ次回 | きょうふのゆうれいれっしゃ | ||
参照画像 |
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