「知っていますよ。僕はただ予備のシュッシュッを探しに来ました。」
日本版タイトル | きえたシュッシュッ | ||
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英語版タイトル | The Lost Puff | ||
脚本 | デイビー・ムーア | ||
放送日 | ・2013年9月30日(英国) ・2013年10月7日(米国) ・2013年10月11日(オーストラリア) ・2013年10月13日(日本) ・2013年10月31日(ニュージーランド) ・2014年3月16日(ハンガリー) ・2014年9月20日(ノルウェー) ・2014年11月5日(ドイツ) ・2016年7月13日(韓国) | ||
日本話数 | 第391話 第3話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第399話 第11話(シーズン内) | ||
この話の主役 | パクストン | ||
シーズン | 第17シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、トビー、スティーブン、パクストン、スタフォード、ビクター | ||
登場キャラクターB | ゴードン | ||
登場キャラクターC | ジェームス、エミリー、ヒロ、アニーとクララベル、ヘンリエッタ | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ナップフォード駅の作業員 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人 | ||
登場人物C | スティーブンの機関士、トーマスの機関士、トーマスの機関助手、ソドー整備工場の作業員 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ナップフォード近くの給水塔 ・ガタガタ線路 ・ナップフォード操車場 ・ナップフォード鉄橋 ・ナップフォード操車場 ・ウルフステッド城 ・ソドー整備工場 | ||
あらすじ | ・凸凹線路で遊んでトーマスをトビーに衝突させてしまったパクストンは、トーマスのシュッシュが無くなったと勘違いし探し回る。 | ||
メモ | ・タイトルに『きえた~』と付くのは第10シーズン『きえたかしゃ』以来2度目となる。 ・この話のヒロは初めて終始笑っていない話であり、ジェームスは第15シーズン『グラグラのきてき』以来、エミリーは第16シーズン『おしゃべりゆきだるま』に続いて、其々終始笑わなかった。 ・第17シーズンでトビーが台詞があるのはこの回だけである。 ・スタフォードが主役になっていない最初の回。 ・パクストン、初主役回。 ・パクストン、初めてトップハム・ハット卿から説教を受ける。 ・この話からオリエンタルラジオの中田敦彦さんから金光宣明さんがスティーブン役を引き継ぐ*1。 ・最初から最後まで鴨相手に振り回されるナップフォード駅の作業員。 ・パクストンの謎の行動に呆然とするスティーブン。 ・日本では、長編第8作が公開する前に放送された。 ・この回で学べるのは「風馬牛」という事。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ある朝早く、トップハム・ハット卿はとても重要な知らせを機関車達に伝えた。」 ・トップハム・ハット卿「皆よく聞いてくれ!ナップフォードの近くにある給水塔の先の線路に問題が起こった。酷い暑さの所為で曲がってしまったんだ。その場所を通る時はスピードを落として十分気を付けて走るんだぞ。」 ・ナレーター「機関車達は真剣に話を聞いていたが、ディーゼル機関車のパクストンだけは皆と違っていた。」 ・パクストン「フフフフッ、フフッ!」 ・トーマス「ちゃんと話を聞かなきゃ駄目だよ。」 ・パクストン「だって、見て下さいよ。ほら、其処に鴨が居るんです。」 ・鴨「ガァ!」 ・ナップフォード駅の作業員「あっ!」 ・鴨「(鳴き声)」 ・トーマス/パクストン「(笑い声)」 ・トップハム・ハット卿「トーマス!パクストン!私の話を聞いていたか?」 ・トーマス「聞いてます!!」 ・パクストン「済みません・・・。」 ・トップハム・ハット卿「よ~く言っておくぞ!特にトーマスとパクストンの2人、悪ふざけはしない事。」 ・鴨「(鳴き声)」 ・ナップフォード駅の作業員「コラ!」 ・トップハム・ハット卿「集中して仕事に取り組んでくれ。絶対に事故を起こさないようになぁ!」(汽笛) ・パクストン「よ~し!その線路を通って、操車場まで行こう。仕事に集中しなくちゃ。悪ふざけはなしだ!」 ・ナップフォード駅の作業員「あぁ~…!!」 ・鴨「(鳴き声)」 ・パクストン「もうすぐ、トップハム・ハット卿が『気を付けるように』って言っていた場所ですよ。スピードを落とさないと。オッ!オォォォッ…!!フハハハアハハハハ!!フフフッ!アァとっても面白かった!おととととととととっ…!!アハハハハハハ…!!アァ凄く楽しいぞ!」 ・ナレーター「パクストンは、トップハム・ハット卿に言われた事をすっかり忘れていた。此の楽しい遊びに夢中になっていたのだ。」(汽笛) ・トーマス「一体、何がそんなにおかしいの?」 ・パクストン「凸凹の線路を走ると、面白い音がするんですよ。うぉぉぉぉぉうぉぉぉ…!!フハハハハハ…!!あぁ~凄く楽しいなぁ!やってみてトーマス!」 ・トーマス「オッオォォォッウオォォォォッ…!!」 ・トーマス/パクストン「(笑い声)」 ・トーマス「楽しかった!」 ・パクストン「そうだ!少し前に走って猛スピードでバックして下さいよ。」 ・トーマス「いい考えだね。ヘッヘヘヘヘ!よ~し、行くぞ~!オォォォォォォあぁぁあぁぁ…!!フハハハハハ!!」 ・ナレーター「その時、問題が起きた。」 ・トビー「うわぁ~!!」 ・トーマス「大変だぁ~!!」 ・ナレーター「トーマスはトビーにぶつかってしまった。トビーは水を補給している所だった。幸い怪我人は出なかった。」 ・パクストン「大変だ!如何しよう…!」 ・ナレーター「パクストンは見ていられなかった。怖くなったのだ。」 ・パクストン「『悪ふざけはしない様に』っていたのにすっかり楽しくなっちゃった…。其れに『絶対事故は起こさないように』って言われたのに如何しよう?」 ・ナレーター「パクストンが操車場で貨車を運んでいると、トビーがやって来た。」 ・スタフォード「おはようトビー!調子はどう?」 ・トビー「信じられない事が起きたんだ。給水塔でトーマスがぶつかって来たんだよ。ハハハッ、ずぶ濡れになってた!可哀想にその所為で、トーマスはシュッシュッを失くしちゃってたよ。」 ・パクストン「シュッシュッを失くしたって?如何しよう、大変な事になっちゃった…トーマス!ごめんなさい。僕の所為でシュッシュッを失くしちゃって。」 ・トーマス「でも。」 ・パクストン「大丈夫!僕が見つけて来ますから待ってて。見つけたら大急ぎで戻ってきます。」 ・トーマス「あの…パクストン!何の話をしているの?」 ・パクストン「失くしたシュッシュッ、失くしたシュッシュッ。う~ん、シュッシュッって一体どんな形何ですかね?アレだ!見つけたぞ!」 ・ナレーター「パクストンはトーマスの失くしたシュッシュッを見つけたと思った。でも、どうやら違うようだ。其れは急行列車を牽いて走るゴードンの蒸気だった。パクストンはガッカリした。」 ・パクストン「トーマスのシュッシュッじゃなかったのか…、じゃあ、あれからも知れない。丘の頂上だ。」 ・ナレーター「パクストンはウルフステッド城をまで登っていたが、どんなに高い場所まで行っても、トーマスのシュッシュッは遥か遠くに見えるだけだ。」 ・スティーブン「こんにちは、パクストン。ここで何しているんだい?」(短編初台詞) ・パクストン「ふぅ~、スティーブンさん。トーマスがシュッシュッを失くしちゃったから探しているんです。その…ひょっとしたら此処にあるかもって?」 ・スティーブン「此処に・・・?あれは唯の雲だよ・・・?」 ・パクストン「成程。そうですよね。アレは確かに雲だ。フッ、其れじゃあいきますね。会えてよかった。さよなら…。」 ・ナレーター「パクストンは恥ずかしかった。雲を追いかけていたなんて、彼は有りっ丈の力で車輪を動かして走った。」 ・パクストン「蒸気機関車の事は分からない。ディーゼル機関車だから。おっ!」 ・ナレーター「その時、パクストンはいいアイデアを思いついた。」 ・パクストン「ビクターさんなら、蒸気機関車の事なら何でも知っているぞ。きっと教えてくれる筈だ。」 ・ナレーター「パクストンはソドー整備工場へ急いだ。」 ・ビクター「やあパクストン。今日は一体どうしたんだい?ディーゼル機関車の修理はやらないんだが。」 ・パクストン「知っていますよ。僕はただ予備のシュッシュッを探しに来ました。」 ・ビクター「予備の…シュッシュッ?」 ・パクストン「トーマスの為です。2人で悪ふざけをしていたら、トーマスがシュッシュッを失くしちゃったもんだから。」 ・ビクター「ん?」 ・パクストン「皆を修理するビクターさんなら、シュッシュッの事なら知ってますでしょ?」 ・トビー「ハハハハハハハハ…!!!!」 ・ナレーター「トビーは大きな声で笑った。木のボディが剥がれ落ちそうな勢いだ。でも、パクストンはちっとも面白くなかった。」 ・パクストン「トーマスはシュッシュッを失くしちゃったんですよ!笑い事じゃない!」 ・トビー「アハハハハッ!!ごめんごめん、パクストン!シュッシュッと言うのは蒸気の事さ。トーマスが給水塔で僕にぶつかった時、火室が濡れてしまったんだよ。其れだけさ。蒸気機関車って言うのは火が消えると走れなくなるからね。」 ・ビクター「あぁ~!そういう事か!それでお前さんはトーマスのシュッシュッを探していたのか?」 ・ナレーター「パクストンは、又恥ずかしくなったが、漸く謎が解けてスッキリとした。」 ・パクストン「じゃあ、トーマスは火室が乾くのを只待っていればいいって事ですか?そうすればシュッシュッは戻って来る?」 ・ビクター/トビー「そうだ!」 ・パクストン「良かった~!!どうも有り難う!」 ・ビクター/トビー「(笑い声)」 ・ナレーター「パクストンは給水塔に戻ってトーマスを探した。」 ・パクストン「良かった。もう大丈夫なんですね?」 ・トーマス「うん、どうも有り難う。ほら、この通りシュッシュッが見つかった。」 ・パクストン「何言っているんですか、そんな事は言って火室が乾くのを待っていただけでしょ?」 ・トーマス「フフフフッ!そうだよ!冗談を言っただけさ。」 ・パクストン「まあ、すっかり慌てていましたけど…でも勉強になりました。」 ・トーマス「何を学んだの?シュッシュッが蒸気だっていう事かい?」 ・パクストン「其れもあるけど、トップハム・ハット卿に『悪ふざけをしない様に』って言われた時には悪ふざけは駄目だって言う事です。フフフッ。」 ・トーマス「ウフフフフ!おっ!?」 ・鴨「(鳴き声)」 ・パクストン「ハハハハハ!」 ・ナップフォード駅の作業員「アッ!ハッハァ~…!」 ・トーマス/パクストン「(笑い声)」 ・パクストン「鴨がいましたよ。まだ捕まえられないですね。ウフフフアハハハ!」 ・鴨「がぁ!」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス/トビー:ベン・スモール ・スティーブン:ボブ・ゴルディング ・パクストン:スティーブ・キンマン ・スタフォード/トップハム・ハット卿/ナップフォード駅の作業員:キース・ウィッカム ・ビクター:デヴィッド・ベデラ | ||
米国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:マーティン・シャーマン ・トビー:ウィリアム・ホープ ・スティーブン:ボブ・ゴルディング ・パクストン:スティーブ・キンマン ・スタフォード/ナップフォード駅の作業員:キース・ウィッカム ・ビクター:デヴィッド・ベデラ ・トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・トビー:坪井智浩 ・スティーブン/ナップフォード駅の作業員:金光宣明 ・パクストン:河本邦弘 ・スタフォード:川島得愛 ・ビクター:坂口候一 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 | ||
シリーズ前回 (英語) | あとにしてチャーリー | シリーズ前回 (日本) | ゴードンのこわれたボイラー |
シリーズ次回 (英語) | トーマスりゅうでいこう | シリーズ次回 (日本) | ケビンとクランキー |