ウィフのねがい

Last-modified: 2019-02-06 (水) 21:50:23

「自分の仕事をしっかりやれば、僕だって役に立つ機関車になる事が出来るんだ!」
ウィフのねがい

日本版タイトルウィフのねがい
英語版タイトルWhiff's Wish
脚本アンディー・ベルナール
放送日・2012年3月2日(オーストラリア)
・2012年3月12日(英国)
・2012年9月22日(米国)
・2012年11月11日(日本)
・2014年8月16日(ノルウェー)
・2016年1月1日(韓国)
話数381
この話の主役ウィフスペンサー
登場キャラクターAエドワードパーシーウィフエミリースペンサー
登場キャラクターBトーマスヘンリーゴードンジェームストビーメイビスソルティー
登場キャラクターCロージーチャーリー
登場人物Aトップハム・ハット卿マッコールさんソドー島の市長
登場人物Bウィフの機関士アノファ採石場の作業員ナップフォード駅長ナップフォード駅の駅員ナップフォード駅の作業員薄緑色の服の女性白髪の男性
登場人物Cボックスフォード公爵ボックスフォード公爵婦人先生子供達トップハム・ハット卿のお母さんの友人ウェルズワーズ駅の作業員
登場スポットブレンダム港
アノファ採石場
ノランビー漁村
ソドー吊り橋
ソドー酪農?
マッコールさんの農場
石炭ホッパー
ウェルズワーズ駅
ウィフのゴミ処理場(言及のみ)
あらすじスペンサーから仕事内容にいちゃもんをつけられたウィフは、ゴミの処理場を出て、他の仕事に手を出します。
メモウィフ、主役回。
スペンサー第11シーズンエミリーとゴミあつめ』以来久々にウィフを罵倒する*1
ウィフ、初めてエドワードマッコールさんと会話する。
・初めて会話した筈なのに、ウィフに絶大な信頼を寄せるエドワード
エミリーが重たい貨車に悪戦苦闘するのは今回で3回である。
燃料タンク車第20シーズントビーとフィリップ』まで登場しない。
ソドー島の市長第19シーズン、『クランキーのクリスマス』まで出番も台詞なし。
台詞ナレーターソドー島の機関車達は其々色々な仕事をしている。パーシーは郵便配達をし、ソルティーはブレンダムの港で貨車の入れ換えをする。ヘンリーは魚の貨車フライング・キッパーを牽き、ゴードンは急行列車を牽いて走る。トビーメイビスは石切り場で働き、エドワードジェームスエミリーは貨物列車と客車を牽いていた。そしてトーマス自分の支線を一所懸命走っている。ウィフはゴミ集め専用の機関車で、島中のゴミを集めるのが好きだった。或る朝ウィフは、ブレンダムの港にやってきた。空っぽのゴミの貨車を運んでいる。港にはスペンサーが居た。船でやって来る友人に会う市長を、迄連れて来たのだ。」
ソドー島の市長「ありがとうスペンサー。とても一所懸命に走ってくれたね。強くて速くて自信満々だ。君は本当に本当に立派な役に立つ機関車だよ!」
ナレータースペンサーは喜んだ。」
スペンサー「ええ、よく言われます。]
ナレーターウィフが、そんなスペンサーに感心して蒸気を噴き上げていると、トップハム・ハット卿がやってきた。」
トップハム・ハット卿ウィフ、ゴミを積んだ貨車が線路を塞いでしまっている。君が収拾に向かってくれ。市長が今夜戻る迄に線路を綺麗にしておくんだ。」
スペンサー「僕の様な機関車はゴミを集めたりしないのさ。立派な機関車って言うのは力が強くて速くて大きな音を出すんだ。その3つのどれも君には到底無理だろうけどね。」(汽笛)
ナレーターウィフは、スペンサーに岩毎にジッと考えている。」
ウィフ「僕は何時もゴミの貨車を運んでいる。だけど、僕だって立派な機関車になりたいな。」
ナレーター「港を出たウィフは、分岐点に差し掛かった。左の線路にはウィフが運ぶ予定のゴミの貨車がある。右の線路には重い石炭の貨車を牽くエミリーが走っていた。ウィフはとてもいいアイデアを思いついた。」
ウィフ「力の強い機関車は立派な機関車だ。エミリーのあの重い貨車を牽いてあげられたら、僕も立派な機関車になれるぞ。」
ナレーター「こうしてウィフは、ゴミで一杯の貨車をそのままにしてエミリーの後を追いかけて行った。」
ウィフ「こんにちはエミリー!石炭の貨車を牽く仕事僕も手伝うよ。」
エミリー「此れ物凄く重いわよウィフ。其れに石炭ホッパー迄運んで行かなきゃならないの。」
ウィフ「大丈夫だよ。僕は力の強い機関車だ。」(汽笛)
ナレーターエミリーは驚いた。」
エミリー「有り難うウィフ。」
ナレーターウィフエミリーの石炭の貨車を連結した。すぐさま陽気に走り出す。」
ウィフ「じゃあね。エミリー。」
ウィフ「よ~し。此れで僕も力の強い機関車だ。あともう少しで立派な機関車に慣れるはずだ。」
ナレーターウィフはいい気分で分岐点へとやってきた。右の線路にはウィフが運ぶはずのゴミの貨車が置いてあるままだ。左の線路ではエドワードがフェンス用の柱を乗せた貨車を運んでいた。エドワードは心配そうだった。其処でウィフはゴミの貨車がある右の線路ではなく、エドワードの所へ向かって行った。」
ウィフ「やあエドワード!如何したんだい?」
エドワード「遅れてるんだ。フェンス用の柱をマッコールさんの所に運ばなきゃいけないのに。」
ウィフ「手伝うよ!僕は凄く速く走れるし、ピストンもボイラーも問題無いからね。」
エドワード「あぁ!有り難うウィフ!」
ナレーター「こうしてウィフは、エドワードの貨車を連結した。直ぐに急いで走り出す。」
ウィフ「じゃあねエドワード!よし此れで僕も力がとっても早い機関車だ。あともう少しで立派な機関車に慣れるはずだぞ。大きなカーブだ。汽笛を鳴らさなくちゃ。」
ナレーター「その時ウィフはとてもいいアイデアを思いついた。」
ウィフ「立派な機関車は大きな音を出せるんだった。出来るだけ大きくて汽笛を鳴らして見せるぞ!」
ナレーターウィフは勢いよく走りながら力一杯手汽笛を鳴らした。其処で問題が起きた。線路の先にはパーシーが止まっていたのだ。」
ウィフ「わっ!」
パーシー「あ~!
ナレーター「幸い怪我をした人は誰も居なかった。」
パーシー「吃驚したなもう!」
ウィフパーシー!如何して此処に停まってたの?」
パーシー「だって此処にゴミの貨車が置いてあったんだもん。」
ウィフ「あぁ~如何しよう!僕はまだゴミの貨車を1台も運んでなかった。トップハム・ハット卿はカンカンに怒るだろうな…。」
ナレーターウィフはションボリした。もう自分を立派な機関車だと思えなかった。」
ウィフ「ごめんなさいパーシー。」
ナレーターパーシーは蒸気をあげた。」
パーシー「此れじゃ郵便を受け取りに行くのに遅れちゃうよ。」
ウィフ「あっ…。」
ナレーターパーシーは郵便配達してて遅れた事はない。ウィフは彼の事を立派な機関車だと思った。何時も役に立つ仕事をしているからだ。ウィフはその時何をするべきかハッキリと分かった。」
ウィフ「成程。自分の仕事をしっかりやれば僕も立派な機関車になる事が出来るんだ。何時ものパーシーみたいにね。」
ナレーターウィフはゴミの貨車を急いで連結すると元気に走りだした。」
パーシー「有り難うウィフ!」
ウィフ「まずフェンス用の柱を届けて其れから石炭を運ばなきゃ。その後急いで戻って残りのゴミの貨車を全~部運ぶぞ。」
ナレーターウィフは自分の計画に満足していた。そして陽気に汽笛を鳴り響かせてナップフォード駅を走り過ぎた。ウィフは最初にフェンス用の柱をマッコールさんの所に届けた。」
マッコールさん「有り難うウィフ。」
ナレーターマッコールさんは喜んだ。此れでフェンスを修理する事が出来る。マッコールさんの羊や牛が線路に迷い込まなくなる。続いてウィフは石炭を届けた。此れで石炭ホッパーにやって来る機関車皆に石炭が補充されるだろう。最後にゴミの貨車を全て集めなくてはならなかった。ウィフは力強くそしてとても速く大きな音を上げなから走り続けた。」
ナレーターウェルスワース駅にはスペンサーが居た。」
スペンサー「わっ!やっぱり君が来ると直ぐ臭いで分かるな。その貨車凄くゴミ臭いぞ。僕みたいな立派な機関車になるのは無理だね。」
ナレーターウィフは笑顔になった。」
ウィフ「悪いけど急いでるんだよ。この重い貨車をゴミの集積場まで運ばなきゃいけないから。」
ナレーター「丁度其処へ、ゴードンが急行列車を牽いてやってきた。客車には市長トップハム・ハット卿が乗って居た。」
トップハム・ハット卿「よくやったぞウィフ!度の線路も綺麗になった。本当に役に立つ仕事をしてくれたようだな。」
ソドー島の市長はとても立派な機関車だよ。」
ウィフ「有り難うございます!」
ナレーター「その言葉を聞いて立派な機関車のウィフは本当に嬉しかった。」
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
エドワード/パーシー/ウィフ/トップハム・ハット卿/ソドー島の市長キース・ウィッカム
エミリーテレサ・ギャラガー
スペンサー/マッコールさんマット・ウィルキンソン
米国CVナレーターマイケル・ブランドン
エドワード/ウィフ/マッコールさんウィリアム・ホープ
パーシーマーティン・シャーマン
エミリージュール・デ・ヨング
スペンサーグレン・ウレッジ
トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
ソドー島の市長デヴィッド・ベデラ
日本CVナレータージョン・カビラ
エドワード佐々木望
パーシー神代知衣
エミリー山崎依里奈
スペンサー宗矢樹頼
ウィフ河杉貴志
トップハム・ハット卿納谷六朗
マッコールさん中村大樹
ソドー島の市長金光宣明
シリーズ前回どろんこジェームス
シリーズ次回ようこそスタフォード

*1 でも結局、ウィフの優等生ぶりを讃える。