「ジェームス!!調子に乗りすぎだ!!またぶつかってもいいのかね?」
名前 | スペンサー |
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英名 | Spencer |
性別 | 男 |
色 | 第7シーズン-第8シーズン:銀灰色(車体&炭水車&車輪)+銅色(バッファー)+赤(ネームプレート)+黄金色(ライン&字体)+黒(ライン&屋根&煙突) 第10シーズン以降:銀色(車体&炭水車&車輪&バッファー)+赤(ネームプレート)+金色(ライン&字体)+黒(ライン&屋根&煙突) ※第19シーズンからは白(LNERランプ)が追加 |
製造年 | 1935年-1938年 |
車軸配置 | 4-6-2 |
所属鉄道 | ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道→イギリス国鉄 |
分類 | ・蒸気機関車 ・テンダー機関車 ・流線型車両 |
運用 | ・主にボックスフォード夫妻を乗せて、ソドー島からメインランドの間を往復している。 ・稀にメインランドから特別なお客さんをソドー島まで連れて来たり、ゴミの貨車をゴミ処理場まで引いて行ったりする。 ・一時期ブルーマウンテンの採石場から石を運ぶ仕事を任された事がある。 ・一度だけ、自身が張った見栄が原因で急行客車を引かされた事がある。 ・新入り機関車のお迎えと島の案内人に任命された事がある。 |
TV版初登場シーズン | 第7シーズン『ゴードンとスペンサー』 ※『アーサーとさかな』で正式初登場前にカメオ出演している。 |
TV版初台詞 | 「僕は公爵夫妻の専用機関車だ。何所へでもご夫妻をお連れする。」 「そんなの当たり前さ。ソドー島の機関車が束で掛かってきても僕には敵わないね。」※新シリーズ初台詞 「僕かい?僕なら、トップハム・ハット卿夫妻とボックスフォード夫妻を乗せる為に今からケルスソープ駅に向かうところさ!ロッホ城で開かれる大事なお茶会へお連れするんだ!」※81プロデュースに変更後、宗矢樹頼さん初台詞 「諸君!久しぶり!夏の間ずっとソドー島にいる事になってね!」※長編、CGアニメ初台詞 「これはこれはトーマス君。御騒ぎだな。小さい機関車なのに、トラブルが大きい様だねぇ。」※CGアニメ短編初台詞 |
一人称 | 僕 |
二人称 | 君 |
説明 | ・流線型でスマートなボディが特徴的な、公爵夫妻専用の蒸気機関車。 ・登場時はキラキラのボディを相手*1に見せつけ格好を付ける。 ・自己紹介では「世界最速の機関車」と強調しているが、どう見ても世界最速には見えない*2。 ・自意識過剰な自惚れ屋で、自分は女性にモテると思っている*3。 ・以前は船で運ばれてソドー島に来ていた*4が、最近はケイトリンとコナー等の他の本土の機関車同様、ヴィカーズタウン橋を渡って来島している。 ・最初の頃はゴードンを無視したり、エドワードをからかったりと、嫌味な奴だったが、最近ではウィフの事を優等生だと認めたり、霧の中からパーシーを助け出したり、ヒロとティモシーには腰が低い姿勢を見せたりと*5、良い性格になって来ている。 ・顔はマダムキラーと評されるような色男だが、本質は傲慢であり自信家、そして嫌味で他の機関車を見下す為、多くのソドー島の機関車達から冷たい態度を執られている*6。 ・人をイラつかせるのが性分で自慢癖があり、ゴードン曰く「図体がデカいだけの見せびらかせ屋」。 ・名門貴族所有であるなどイギリス本土において有名な機関車であるが、トーマス曰く「彼のボイラーは大風呂敷を広げる為にある」で、ソドー島の機関車達を馬鹿にし、その後も更なるトラブルでソドー島を混乱に導き、ソドー島の住民の多くを困らせた。 ・ゴードンと同じく、ビルとベンが苦手。 ・傲慢な性格だが、将来自分より速い機関車が出現しないか実は心配している*7。 ・ゴードンとマードックとファーガスと同様、声質は中年男性の様な声である。 |
性格 | ・スピード自慢の自惚れ屋で、自分が一番速い機関車だと自慢している。 ・名門貴族専用機関車である事をステータスに感じている。愛想は良いが、周囲を見下す言動が多い。 ・傲慢でプライドが高く格好つけたがる性格をしている。 ・流線型の銀色ボディが自慢で、それ故ボディを他の機関車に自慢する事も多いが、自分のボディを貶されるとショックを受けたりもする*8。 ・トーマスやゴードンやジェームスやパーシーやビルとベンやソルティーやダンカンやマージに比べやや控えめだが、悪戯が好きな一面もある*9。 ・普段は意地悪で他の機関車を虐める事も多いが、稀に誠実な一面を見せる場合もある*10。 ・他の機関車に対して意地悪な言動が目立つが、ヒロの前では謙虚で腰が低い性格である。 ・また、ウィフの優等生ぶりに感銘を受けている模様*11。 ・そして、正反対に見えるティモシーとは何故か馬が合うようだ*12。 ・トーマスとパーシーとソルティーに比べやや控えめだが、美女・美少女が大好きな面がある*13。 ・普段は意地悪で偉そうな反面、トビーやドナルドとダグラスやテレンスやハリーとバートやソルティーやヒロやダートやスティーブンやパクストンやシドニーやライアンと同様、女性への礼儀はある模様*14。 ・カッコつけるとヘマをして*15、テンパるのが割と早い*16。 ・オカルト系の話を語って他の機関車を怖がらせるのが趣味だが、彼自身も案の定オカルトに弱い*17。 ・所有者と同様、物事が上手く行かないと凄く落ち込んでしまう傾向がある*18*19。 ・「世界最速の機関車」を自称し、『安全』より『速さ』を優先する。然しその自称が災いして、不幸な目に遭う事がある*20。 ・仕事に関しては基本的に『速さ』優先ではあるが、雪塗れになった時に「雪塗れになったじゃないか!!」とゴードンを注意したり、猛スピードで走るジェームスに「調子に乗り過ぎだ!!またぶつかってもいいのかね?」と注意を促す*21など『安全』も視野に入れているようである。 ・「弱肉強食」をモットーとしており、エドワードに意地悪したり、スティーブンに余計な発言をするなど、自分より古そうな車両や走るのが遅そうな車両に非礼な態度を執る描写が目立つ。 ・ディーゼルと同様、「譲り合いの精神」はなく、「お前の物は俺の物、俺の物も俺の物」もモットーとしているようで、パーシーから郵便貨車をかっぱらい、エドワードとゴードンから線路を横取りしたりと、気が短い*22。 ・競争が好きで、競争を好まない機関車に競争を強要する場合がある*23。 ・ゴードンから丘の危険性に関する事を忠告されても無視したり、自分が通る線路の前に汚い貨車を置かれると文句を言ったりと、器が小さい。 ・ディーゼル261とブラッドフォードと同様、極度の潔癖症で、ボディが汚れると不機嫌になる。また、ゴミの貨車を引かされたりゴミ処理場の中に入った際も苛立った表情を浮かべていた*24*25。 ・聴力があまり良くない*26。 ・座右の銘は「名物に旨い物なし」*27。 ・「人の振り見て我が振り直せ」が何なのかよく知らない*28。 ・「人を呪わば穴二つ」が何なのかも知らないらしい*29。 ・「嘘つきは泥棒の始まり」が何なのかも知らないらしい*30。 ・「大は小を兼ねる」が何なのかも知らないらしい*31。 ・「油断大敵」が何なのかも知らないらしい*32。 ・「始めは処女の如く後は脱兎の如し」が何なのかも知らないらしい*33。 ・「女心と秋の空」を心得ている。 ・牽引するのは基本客車?のみだが、貨車の牽引を任される場合がある。貨車は人格有りは駄目。人格無しでないと引かないと言う変な拘りを持っている。 ・物事に熱中するタイプで、それが原因で周囲が見えなくなり鈍感になる*34。 ・デュークとファーガスとトップハム・ハット卿とは正反対に、規則や規律を軽んじているようで、その事が原因で、トーマスやヘンリーやゴードンやパーシーと揉めた事がある*35。 ・ゴードンとトビーとは正反対で、教育者に向いてないらしい*36。 ・趣味はドヤ顔を披露する事。自分より走るのが遅そうな車両と遭遇すると必ずドヤ顔を披露する。 ・ビクターとケビンから『ブラックリスト』関係者として認定されている為か、彼がソドー整備工場を訪れても嫌な顔をされるのに対し、ウィフからは彼のゴミ処理場を訪れた時には、嫌な顔をされずに大歓迎された。 ・特別なお客さんや高貴な御方のお迎えは天職だと思っており、ソドー島に新しい機関車が来た時は大歓迎している*37。 |
TV版の経歴 | ・第7シーズンで初登場。初めてソドー島を訪問した時は「飛ぶ鳥を落とす勢い」とも言うように、猛スピードで走る姿と銀灰色の流線型ボディでソドー島の住民達の注目を浴びた。然し、ゴードンの丘で水切れになり、立ち往生した際にゴードンに牽引された。 ・第8シーズンでは公爵夫妻の別荘に調度品を届ける事になったエドワードと競争するも、居眠りが原因で敗北した。 ・第9シーズンと第12シーズンと第23シーズンでは出番無し。 ・第11シーズンではボックスフォード家の家紋を付け、誇り高々に自慢したが、公爵夫妻をソドー空港まで送迎する際の準備に手間取った為に家紋を外され、代わりにトーマスが付ける事になった。その後、自分の線路にゴミの貨車が置かれた事に苛立っていたが、ウィフの優等生ぶりに感嘆した。 ・第13シーズンではピンクの塗装をしたジェームスを見てからかったり、ソドー整備工場で不幸な目に遭った事があった。 ・第14シーズンでは公爵夫妻の別荘のゴミを運んだ事があった。 ・第15シーズンでは深い霧が原因で迷子になったパーシーを捜索し、ティッドマス機関庫まで連れて帰ると言う粋な男気を魅せた。 ・第16シーズンではウィフの仕事内容にいちゃもんをつけ、「ゴミ臭い」と罵倒した。その後、ノース・ウェスタン鉄道に配属されたばかりの新しい機関車のお迎えを任された。だが、自分の猛スピードで走る姿を周囲にアピールするのに必死になりすぎたのが原因で彼を放置してしまい、トップハム・ハット卿から大目玉を食らった。 ・第17シーズンではスティーブンの後押しを手伝わされた。 ・第18シーズンでは副大臣のお迎えを任された。また、信号手の手違いで支線を走り、ビルとベンにからかわれた。そして、ティモシーにフォローしてもらい、彼に感謝した。 ・第19シーズンからはランプが追加されるようになった。その後、ヴィカーズタウン橋が通行止めになった為、ティッドマス機関庫に宿泊し、ヘンリーと一緒に働いた。 ・第20シーズンでは出番があっても台詞が無い*38。 ・第21シーズンでは雪かきを装備し、初めての除雪作業に勤んでいた。 ・第22シーズンではジェームスの夢の中と振り返りセグメントのみ登場。 ・第24シーズンでは言及のみ、トーマスとダッチェスに自分の客車?を貸した。 ・マガジンストーリーとYouTube限定動画では、あの時のバルジーと同様、トンネルで悶えたエピソードがある*39。 |
長編作品での経歴 | ・長編第2作と第3作と第7作と第9作と第11作では全く登場していない。 ・長編第4作で初めて長編シリーズに登場し、パーシーから郵便貨車を盗み、ボックスフォード公爵に説教された。また、トーマスと競争するが、脱線事故を起こして泥沼に沈んだ挙げ句暫くの間放置された。そして、ロッキーを引き連れたヒロに救われた。 ・長編第5作ではボックスフォード公爵の仕事の都合で、船に乗って、メインランドへ帰国する事になった*40。 ・長編第6作ではナレーターの言及のみ登場。 ・長編第8作ではノランビー伯爵のお迎えを任された。また、ブルーマウンテンの採石場で働く場面が存在する*41。そして、自分より速く走る機関車の出現に驚愕した。 ・長編第12作ではソドー島の機関車でなかったので大合唱?には参加していなかったが、イギリス本土代表としてグレート・レイルウェイ・ショーの「グレート・レース」に出場するも、後一歩の所でエティエンヌに負けて優勝を逃がした*42。 ・長編第13作ではカメオ出演のみ。 ・現時点では、彼は挿入歌の合唱に参加していない。 |
他キャラクターとの関係 | ・トーマスやゴードンとは競争相手でありライバル関係・親愛なる友人である*43。また、彼らを通じてフィリップとバーティーと知り合った模様。但し、バーティーと車輪の数で口論した事がある。 ・よくエドワードをからかい、ちょっかいを出す*44。 ・ジェームスに褒められた事がある*45。但し、ジェームスにゴードンと重連して丘を上っているのを目撃されてからは、ジェームスから悪口を言われるようになった。 ・ヘンリーに『雪男の話』を語って脅かしたが、結局は自分が怖がっており、ヘンリーに救われた。 ・ヒロの事は初対面時に「ガラクタ機関車」だと悪く言ってしまうが、泥沼から救助してもらって以降は、彼と良き友人関係を築いている。 ・ウィフの事は初対面時に彼を罵倒する発言をしたが、彼の優等生ぶりに感嘆し、彼を罵倒するのを止めた。また、ボックスフォード公爵夫妻の新しい別荘とゴミ処理場を間違えた時はウィフの前で恥ずかしい思いをした。 ・スクラフとはウィフを通じて知り合ったらしい。 ・エミリーは彼の事をよく馬鹿にしているが、ウィフの優等生ぶりに感心する姿と迷子になったパーシーを機関庫まで連れて帰る姿を見た時だけは少しだけ、エミリーは彼を見直したらしい。 ・基本的にパーシーとは険悪ムードだが、彼が霧が原因で迷子になったパーシーを捜索しに来た際は少しだけ、パーシーから見直された。 ・スタフォードとは島を案内した事で仲良くなった。 ・信号手の手違いで支線に入った際、ビルとベンにからかわれた事がある。その所為で、スペンサーは彼らが苦手な機関車になってしまった。 ・ティモシーとは信号手の手違いで支線を走った際に彼にフォローしてもらった縁で親しくなった。 ・彼と同様、名門貴族御用達機関車であるスティーブンを走るのが遅い事を理由に見下しているが、スティーブン自身は気にする素振りは見せていない。 ・ビクターは彼を邪険に扱っており、「銀色機関車」と呼んでいる。 ・ケビンもビクターと同様、彼を邪険に扱っている模様*46。 ・メイビスに石切場を案内されそうになった事がある。 ・ダックとハロルドとアーサーとロージーとサムソンとパクストンとは会話は無いが、面識はある模様*47。 ・オリバーとクランキーとジェレミーとは一緒に居る場面は無いが、面識はある模様。 ・ロッキーとは泥沼に沈んだ所を助けてもらったのがきっかけで親しくなった。 ・マガジンストーリーでのみ、デイジーとトレバーとマードックとエリザベスとジョージと対面した。 ・アクセルとエティエンヌ、 フライング・スコッツマンとは「グレート・レース」での競争相手。 ・ミニミニトーマスのプロモーションアニメで悪事を働くディーゼル10とミリーを捕まえた事がある。 ・YouTube限定動画ではディーゼルと面識があり、トーマスとディーゼルと共に、悪事を働くディーゼル10と彼の悪事に協力するミリーと戦った*48。 |
人間関係 | ・所有者の公爵夫妻とは親子の様な関係。 ・トップハム・ハット卿とは公爵夫妻を通じて知り合った。 ・ハット卿夫人とは公爵夫妻を通じて知り合ったが、一度だけ、ハット卿夫人を不運な目に遭わせた事がある。 ・スティーブン・ハットとブリジット・ハットとはハット卿夫妻を通じて知り合ったが、一度だけ、彼らを不幸な目に遭わせた事がある。 ・トップハム・ハット卿のお母さんとはトップハム・ハット卿を通じて知り合ったが、トップハム・ハット卿のお母さんは彼の傲慢な態度と見栄にさすがに呆れ果てている*49。 ・ソドー島の市長とはトップハム・ハット卿を通じて知り合い、ソドー島の市長は彼の見栄に呆れていた事がある。 ・トップハム・ハット卿の付き人とカレン卿とミスター・パーシバルと島の検査官とブレンダム港の作業員とは会話は無いが、面識はある模様。 ・不機嫌な乗客にゴードン共々、説教を受けた事がある。 ・ノース・ウェスタン鉄道の乗客を不幸な目に遭わせ、ノース・ウェスタン鉄道の乗客から鬼の形相で睨まれた事がある。 ・ノランビー伯爵と副大臣は彼のお世話になった事がある。 ・ゴミ処理場の作業員とは一緒に居る場面は無いが、面識はある模様。 ・マガジンストーリーでのみ、ジェム・コールと対面した。 |
モデル | クラスA4蒸気機関車(ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道) |
その他 | ・制作スタッフが描いたコンセプトアートではボディカラーは銀色で、バッファーの上にはLNER仕様のランプが左に付いていた他、ネームプレートと模型のデザインもコンセプトアートとは異なっている。 ・スペンサーは前期型の塗色(バトルシップグレイ)に後期型の外観(ダブルチムニー、サイドバランスなし)を持つ、現実世界のクラスA4には見られない容姿になっている。 |
玩具 | ・プラレール/トラックマスター ・カプセルプラレール ・木製レールシリーズ/ウッド? ・新トーマスとなかまたち/げんきなトーマスとなかまたち/なかよしトーマス ・アーテル ・Take Along/テイクンプレイ/アドベンチャーズ |
英国版CV | ・ケリー・シェイル(長編第4作(当初の予定)) ・マット・ウィルキンソン(長編第4作-第19シーズン、長編第12作-第22シーズン) |
米国版CV | ・グレン・ウレッジ(長編第4作-第19シーズン、長編第12作-第22シーズン) |
日本版CV | ・川津泰彦(第7シーズン-第8シーズン) ・宗矢樹頼(第10シーズン-第11シーズン、長編第4作-第19シーズン、長編第12作-第22シーズン) |
参照画像 | 参照はスペンサー/画像? |