オリバーのだっしゅつ

Last-modified: 2019-01-28 (月) 21:12:48

貴方は、トップハム・ハット卿の機関車ですか...?」
オリバーのだっしゅつ

日本版タイトルオリバーのだっしゅつ
英語版タイトルEscape
脚本ウィルバート・オードリー
対応原作・第23巻『機関車のぼうけん
(第3話『大脱走』&第4話『小西部鉄道』中盤から後半の一部を使用)
放送日・1992年6月9日(英国)
・1992年9月1日(日本)
・1993年3月15日(オーストラリア)
・1993年6月25日(米国)
・1998年1月6日(ドイツ)
・2008年5月17日(ハンガリー)
話数73
この話の主役ダグラスオリバー
登場キャラクターAエドワードゴードンジェームスダックダグラスオリバー
登場キャラクターBディーゼル機関車軍団トードトレバー
(機関車紹介のみ:トーマスヘンリーパーシー
登場キャラクターCトーマスヘンリーパーシーディーゼルボコメイビス
(原作のみ:フライング・スコッツマンくまイギリス国鉄のディーゼル機関車達イザベル
登場人物Aトップハム・ハット卿イギリス国鉄の作業員ダグラスの機関士
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人
登場人物Cジェム・コールエドワードの機関士エドワードの機関助手ダグラスの機関助手ダグラスの車掌オリバーの機関士オリバーの機関助手ティッドマス操車場の作業員修理工場の作業員
登場人物Dウェルズワーズの牧師(言及のみ)
登場スポットティッドマス操車場
ヴィカーズタウン貨物停車場
ヴィカーズタウン貨物駅
修理工場
ファークァー機関庫
ティッドマス機関庫
ティッドマス駅
あらすじダグラスは、エドワードトレバー助けたと言う話を聞き、ディーゼル機関車だけが働く駅の支線でスクラップにされそうな機関車のオリバーに出会う。
メモオリバートード初登場。
ダグラス初の単独回。
ダグラスエドワードと初めての会話と喧嘩*1
ダグラスエドワードトレバーの会話を指摘されるシーンで、エドワードがアップで映るシーンをよく見ると、エドワードの汽笛がひどく曲がっている。
トレバートードは台詞無し。
・未だにあの時の事がトラウマになっているダグラス
前回錆びた炭水車?を所持しているディーゼル
オリバーは自己紹介しているのに、ダグラスは何故か自己紹介しない*2
・今回はカメオ出演のキャラも最後に紹介されている。
・この話はに冒険談としてオリバーが一緒にいたトードにしつこく話す*3
・この回のメイキング画像に、デヴィッド・ミットンオリバーダックが走っている後ろで映っている画像が存在する。
・この話は次回の『ちょっとちがうよオリバー』に続く。
台詞ナレーター「ある日、エドワードトレバーがお喋りをしていると、ダグラスがやって来た。重そうな貨車を牽いている。」
ダグラス「ほらほらエドワード!仕事中に無駄話はいけませんなぁ!」
ナレーターエドワードはムッとした。後でエドワードダグラスに文句を言った。」
エドワードトレバーは古い友達だし、君もトレバーに似た所があるじゃないか!」
ダグラス「へーっ、どんな所?」
エドワード「スクラップになりかけた事さ!」
ダグラス「あっ、あぁっ、その事は言わない!車輪がよろよろしてきますよ...」
エドワードトレバーもね、危うくスクラップになりそうだった所を、僕と牧師さんが助けてあげて、僕らの仲間になったんだ!ところで、トップハム・ハット卿がもう1台、機関車を欲しがってるよ?」
ダグラス「本当にもう1台あると、有り難いですよね…」
ナレーター「その晩、ダグラスは夜行の貨物列車を牽いて遠くの駅までやってきた。そこはディーゼル機関車しか働いてない駅だった。彼が支線に入り帰り支度をしていると『シューッ』と言う音が聞こえてきた。」
ダグラス「おや?蒸気機関車の音?」
ナレーター「また、『シューッ』と音がする。」
ダグラス「そこにいるのは誰です?」
オリバー貴方は、トップハム・ハット卿の所の機関車ですか...?」(初台詞)
ダグラス「えっ、えぇ!そうですよ。」
オリバー「あぁ、良かったぁ…。僕はオリバー、一緒にいるのはブレーキ車のトードです。」
ダグラス「何をしてるんですか?」
オリバー「逃げ出す所です。」
ダグラス「えっ!またどうして?」
オリバー「スクラップにされそうなんですっ....!」
ダグラス「えっ、えぇーーっ!?」
ナレーターダグラスエドワードトレバー助けた話を思い出した。」
ダグラス「よぉし!私が助けてあげましょう!ちょっとした工夫が要りますがね!まぁ、任しておいて下さい!」
ナレーターダグラスの機関士達も協力してくれる事になり、準備が進められた。」
ダグラス「さあ、私が引っ張りますからね。付いて来て下さいよ!」
ナレーター「ところが、駅を抜けようとした時、作業員に呼び止められてしまった。」
イギリス国鉄の作業員「おやっ、これは大西部鉄道の機関車じゃないか!これを引っ張っていっちゃいかん!」
ダグラスの機関士「いやぁ、このスクラップを引き取る所なんですよ。」(初台詞)
ナレーターダグラスの機関士そういわれて、作業員オリバーをジロジロと見回した。」
イギリス国鉄の作業員「....どうやらそのようだな。よし、通ってもいいぞ!」
ダグラス「いやぁ、危ない所でしたな!」
オリバー「有り難う!本当にドキドキしちゃったよ...!」
ナレーターの冒険が終わったのは明け方だった。」
ダグラス「やっと着きましたよー!」
ダグラスの機関士「しーっ!まだ皆眠っているよ。オリバーが泊まれる所を見つけてやらなくちゃ。」
オリバー「色々有り難う。命拾いしたよ。」
ナレーター「次の日、ダグラスは皆にオリバーの事を話した。」
ジェームストップハム・ハット卿に知らせなくっちゃ!」
ゴードン「そうだな、ダグラスが言うんだな。」
トップハム・ハット卿「うぉっほん!わしならここにおるぞ。どうしたんだ?」
ダック「あのぅ…もう1台、機関車を増やしてくれませんか?」
ゴードン「そう、それも蒸気機関車がいいなぁ!」
トップハム・ハット卿「スクラップになりそうなのでもいればなぁ…」
ダグラス「ぴったりなのがいますよ。オリバーです!」
トップハム・ハット卿「ははははっ!君の機関士から聞いて全て知っていたんだよ。そのオリバーは今、修理工場にいる。」
・一同「わーい!!やったぁー!!」
ナレーターオリバートードは大西部鉄道の機関車に相応しい色に塗り直して貰った。今、オリバーダックの支線で楽しく働いている。皆はその支線を『小さな大西部鉄道』と呼ぶようになった。」
原作との相違点・人形劇ではエドワードダグラスの会話からスタートするが、原作絵本ではダグラスオリバーの出会いから始まる*4
・原作絵本では客車のイザベルが登場する*5
オリバーは人形劇では当初、ボディが赤錆色に汚れていたが、原作絵本では赤錆色に汚れず、緑のままである。
・原作にはオリバー達を逃がす為スクラップを輸送しているように偽装する場面や2台が出発しようとする際にディーゼル機関車に見つかる場面やダグラスの機関士が作業長に書類を見せてごまかす場面があるが、TV版ではいずれも省略された*6
・他にも原作ではソドー島を訪問していたフライング・スコッツマン本土に帰るシーンや、ソドー島に新しく来た7101号本線で働く事になるシーンがあったが、これらのシーンはなく、完全に独立した話になっている。
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国CVナレータージョージ・カーリン
日本CVナレーター森本レオ
エドワード高戸靖広
ゴードン内海賢二
ジェームス森功至
ダック塩屋浩三
ダグラス遠藤武
オリバー緑川光
トップハム・ハット卿宮内幸平
ダグラスの機関士佐藤浩之
イギリス国鉄の作業員小林俊夫
シリーズ前回たんすいしゃがほしい
シリーズ次回ちょっとちがうよオリバー
原作前回ヘンリーの大かつやく
原作次回ドナルドのあひる
参照画像・参照はオリバーのだっしゅつ/画像?

*1 但し第2シーズンふたごのきかんしゃ』で出会っており、トレバーが助け出された話を聞いてすぐに仲直りしている。
*2 恐らくドナルドと再会するまで名前を伏せた可能性がある。
*3 当の本人トードの事をすっかり忘れている。
*4 尚、おはなし絵本?では原作絵本と同様、ダグラスオリバーの出会いで始まる。
*5 オリバートードと共に脱出する。
*6 どれも、尺の都合と模型での再現が困難だった。