「あの電話機までもですよ。」
日本版タイトル | トップハム・ハットきょうにサヨナラ | ||
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英語版タイトル | Goodbye Fat Controller/Goodbye Sir Topham Hatt | ||
脚本 | アンドリュー・ブレナー | ||
放送日 | ・2016年1月24日(日本) ・2017年3月9日(英国) ・2017年4月25日(オーストラリア) | ||
話数 | 464 | ||
この話の主役 | パーシー、トップハム・ハット卿 | ||
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、エミリー、ディーゼル | ||
登場キャラクターB | なし | ||
登場キャラクターC | トビー、パクストン、スタフォード、アニーとクララベル、ヘンリエッタ | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ペンキ屋(本編では作業員)、ナップフォード操車場長、ナップフォード駅長、ナップフォード駅の駅員、ナップフォード駅の作業員 | ||
登場人物B | なし | ||
登場人物C | 先生、子供達、トップハム・ハット卿の付き人、不機嫌な乗客、初老の男性、眼鏡をかけた黒人男性、薄緑色の服の女性、大きな帽子を被った女性(帽子なし)、灰色のベストを着た女性?、ノランビー伯爵の執事 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・トップハム・ハット卿のオフィス ・ナップフォード操車場 ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス機関庫の転車台 | ||
あらすじ | パーシーは局長室の前に来た時、「トップハム・ハット卿はもうすぐ居なくなる。出発は早い程良い。」と言う話を耳にして、トップハム・ハット卿がソドー島を出て行くのだと思ってしまう。 自分達が問題ばかり起こしているからソドー島を追い出されるのだと考えた機関車達は、彼に残って貰おうと一生懸命仕事をするが…。 | ||
メモ | ・冒頭と終盤で「トップハム・ハット卿のテーマ」のアレンジバージョンが流れる。 ・別れの言葉がタイトルに入るのは、これで3回目となる。 ・ペンキ屋、第4シーズン『じょおうへいかがやってくる』以来久々に喋る。 ・パーシーが他人の会話を盗み聞きするのは、今回で3回目となる。 ・第1シーズン『きかんこのもめごと』以来、ストライキが発生する。 ・ストライキの意味を知っていたパーシー。 ・ジェームス曰く「黒電話はトップハム・ハット卿のお気に入り」らしい。 ・『改装』を『海藻』と勘違いするパーシー*1*2。 ・事務所は物置小屋だった。 ・ジェームスがトーマスに向かって「流石は元やんちゃ小僧!」と呼んでいる。 ・三宅健太さん、金光宣明さんは2役担当。 ・パーシーの声を聞いて何故か、不機嫌そうに睨むペンキ屋。 ・レギュラー機関車の意思が一致団結して絆を深めた*3。 ・ファーディナンドらしき機関車の絵が飾られている。 ・局長室の前をジェームスだけが行ったり来たりしている中、時間が経っている筈なのに時計の針が進んでいなかったり、機関庫のシーンでヘンリーの車高が低くなっているシーンがある*4。 ・早朝のナップフォード駅にゴードンの後にトーマスとジェームスが到着したシーンで、ゴードンに連結されたはずの急行客車が消えている*5。 ・第19シーズン『たいせつなひつじ』に続いてトップハム・ハット卿にツッコまれるパーシー。 ・機関車達がストライキを起こして鉄道に遅れと混乱が生じてしまったのにその事に関して機関車達を全く説教しないトップハム・ハット卿。 ・パーシーの勘違いがディーゼルに迄知れ渡った。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ある朝早くパーシーが郵便配達の為ナップフォード駅に来ると、トップハム・ハット卿の局長室の前にいつも見掛けない人達が集まっていた。」 ・トップハム・ハット卿「全く。喧しいな。ちょっと失礼。」 ・ペンキ屋「トップハム・ハット卿はもうすぐ居なくなるんだよな。」 ・ナップフォード操車場長「あぁ、確かその筈だ。いつ出るのか確かめるよ。」 ・ペンキ屋「まぁ。出発は早い程良い。作業に入れるからな。」 ・パーシー「ハッ!」 ・ナレーター「パーシーはトーマスに会うと直ぐさっき聞いた事を話した。」 ・パーシー「こう言ってたんだトーマス、出発は早い方が良いって、トップハム・ハット卿が居なくなるんだ!、ソドー島から出て行っちゃうに違い無いよ!」 ・トーマス「でも何処に行くのかな?それに誰がソドー鉄道を管理するんだろう?」 ・ナレーター「その日の夕方、機関庫はその話題で持ち切りだった。」 ・エドワード「トップハム・ハット卿が居なくなるなんて寂しいなぁ・・・。」 ・ゴードン「俺もだよ・・・たまにカンカンになって怒ってる時も有るけどな。」 ・パーシー「エヘヘッ、特にトーマスの事をね。」 ・トーマス「それは僕だけじゃないってば。」 ・エミリー「トップハム・ハット卿が怒るのにはちゃんと理由があるの。ソドー鉄道に混乱と遅れを生じさせるのはいつも私達よ。」 ・パーシー「ああっ!だから出て居ちゃうのかも、僕達の所為で!」 ・トーマス「そんなのは駄目だよ!行かせない!残ってくれる様説得しなくちゃ!」 ・エドワード「そうだ!」 ・エミリー「そうよ!」 ・ジェームス「いい考えだね!」 ・ゴードン「ハハッ!」 ・ナレーター「次の朝、仕事を始めた全員がトップハム・ハット卿にソドー鉄道に残って欲しいと強く願っていた。」 ・パーシー「おはようございます!今日は郵便配達をいつもより早く終わらせました。」 ・トップハム・ハット卿「よくやったなパーシー。」 ・トップハム・ハット卿「ゴードン?急行列車の時間には早いぞ、お客さん達もまだ来てないじゃないか、ジェームス?トーマス?如何なっている。時計が間違っているか、時刻表に混乱と生じてるのか?」 ・トーマス「そうじゃありません。」 ・ジェームス「違います。」 ・ゴードン「いいえ、混乱なんて何も無いですって。」 ・トーマス「それに遅れて何ていないですよ。」 ・トップハム・ハット卿「そうか、成程フフフッ…、じゃあ皆自分のお客さんを暫く待っていないとな。」 ・ジェームス「ええ、そうですね。」 ・ゴードン「待つ位何て事無い。ヘヘヘヘッ」 ・トーマス「僕達は此処を素晴らしい鉄道にする為、頑張っているだけですから。」 ・トップハム・ハット卿「それじゃ、予定をもう一度確認しておくとしよう。」 ・ナレーター「全ての作業を順調に終われらせる為、機関車達は一日中一生懸命働いた。」 ・エミリー「あー!気を付けてよディーゼル!」 ・ディーゼル「そっちこそもっと注意しろって、もう少しで…オー!ごめんよエミリー、失礼しました。混乱を生じさせない様努力します!ヘヘッ、後遅れも!」 ・トップハム・ハット卿「今日は一体如何なっているんだヘンリー、機関車達の私に対する態度が一寸おかしいんだ。」 ・ヘンリー「トップハム・ハット卿が局長で皆幸せだって伝えたいんですよ。」 ・トップハム・ハット卿「おや、そうなのか私だって幸せだよ。この鉄道が本当に好きなんだ。」 ・ヘンリー「こう言ってたよ。自分は幸せだし、この鉄道が本当に好きだって。」 ・パーシー「それじゃあ。やっぱり出て行かないのかな。」 ・ジェームス「出て行かないと思うよパーシー。幸せなんだもん。」 ・トーマス「きっと何もかも誤解だったんじゃないかなぁ。話してた内容を君が聞き間違いたんだ。」 ・ナレーター「パーシーもそうであって欲しいと思っていた。でもどう考えば良いか分からないまま深夜の郵便配達に出掛けて行った。次の朝パーシーはナップフォード駅に到着した。するとそこで吃驚する様な事を目にしてしまった。」 ・パーシー「あっ!」 ・ペンキ屋「すぐにもう一箱持って来るよ。全て片づけてしまわないと。」 ・パーシー「あっ!」 ・ナップフォード駅の作業員「おーい、止まるんだ!!」 ・ナレーター「パーシーは今見た事を伝えようとティッドマス機関庫に急いだ。」 ・パーシー「やっぱり出て行っちゃう!見たんだ!荷物を運び出してた!」 ・トーマス「誰を見たんだい、パーシー?少し落ち着いて。」 ・パーシー「トップハム・ハット卿が出て行っちゃうよ!作業員さん達がトップハム・ハット卿の荷物を全部運び出してたんだ!あの電話機まで!」 ・トーマス「あの電話機もだって!?」 ・ジェームス「はぁ。あんなに気に入ってた物を。」 ・エドワード「あぁ・・・。」 ・ゴードン「はぁ・・・。トップハム・ハット卿は本当に追い出されるんだな・・・。」 ・エミリー「新しい局長がやって来るのね・・・。」 ・トーマス「そんな事無いよ!トップハム・ハット卿を追い出されたりするもんか!ソドー島から居なくなる事を反対してストライキしよう!」 ・パーシー「ストライキ?それって何時もの仕事を何一つしないって事だよね。」 ・トーマス「その通り、僕達が態と混乱と遅れを生じさせる。」 ・ゴードン「オオッ!」 ・エドワード「そうだ!」 ・ジェームス「流石は元やんちゃ小僧!」 ・トップハム・ハット卿「機関車達は何処なんだ?お客さんが怒ってソドー鉄道の文句を言ってると言うのに・・・。」 ・ナップフォード駅長「ティッドマス機関庫で問題が!機関車達が出て来ないそうです!」 ・トップハム・ハット卿「はぁ!?」*6 ・トーマス「トップハム・ハット卿が必要だ!」 ・トーマス/エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/パーシー/エミリー「絶対反対!行っちゃダメ!絶対反対!行っちゃダメ!」 ・パーシー「トップハム・ハット卿は大切だ!」 ・トーマス/エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/パーシー/エミリー「絶対反対!行っちゃダメ!絶対反対!行っちゃダメ!」 ・エミリー「あっ、来たわよ!」 ・トーマス/エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/パーシー/エミリー「やったー!絶対反対!行っちゃダメ!絶対反対!行っちゃダメ!」 ・トップハム・ハット卿「ん?一体如何なってる?静かに!ほらほら皆、静かにしなさい!さあ、これは如何言う事なのか誰か説明してくれたまえ。」 ・トーマス「僕が皆にストライキをしようって言ったんです。」 ・ジェームス「トップハム・ハット卿が居なかったら、ここは変わってしまいますから。」 ・トップハム・ハット卿「でも、だがな・・・。」 ・パーシー「ソドー島を出て行って欲しくないんです。」 ・トップハム・ハット卿「待て!私はソドー島を出て行ったりしない!何処にも行かんよ!」 ・トーマス「でも、パーシーが作業員さん達がいたのを見たんです。」 ・パーシー「荷物を全部運び出していました。」 ・ジェームス「あの電話機迄もですよ。」 ・トップハム・ハット卿「それはだな、これから局長室を改装する予定だからだ。」 ・パーシー「"かいそう"って昆布とか?」 ・トップハム・ハット卿「違う、模様替えだ。塗り替えと装飾が済むまで、仮の事務所で仕事をしなくてはならん。」 ・エドワード「新しくするのか」 ・ジェームス「トップハム・ハット卿が出て行く筈は無いと思った。」 ・ゴードン「オオッ!成程、そう言う事だったのか。」 ・パーシー「ごめんなさい…僕てっきり…。」 ・トップハム・ハット卿「ヘヘヘヘッ!君の気持ちがよく分かったよパーシー、でも早とちりをしてはいかんヘヘッ!はぁー、さあ君達が納得したなら、さっさと仕事に戻ろうじゃないか。」 ・ジェームス「分かりました。」 ・エドワード「勿論です。」 ・ゴードン「了解です。」 ・エミリー「行って来ます。」 ・トーマス「すみません。」 ・ジェームス「直ぐに向かいます。」 ・ナップフォード駅の駅員「すみません。列車は満員です。」 ・ナレーター「このドタバタ騒ぎで、鉄道にはまだ大幅な混乱と遅れが生じていた、機関車達は役に立つ仕事をして、遅れを取り戻そうと一生懸命だった、作業員が局長室を改装する間、トップハム・ハット卿は仮の事務所で仕事をしていた。」 ・(電話の鳴る音) ・トップハム・ハット卿「あっ、あぁっ、全く喧しい!!」 ・ナレーター「まるで物置だった。」 ・トップハム・ハット卿「う。うぅん、もしもし、何?、どうしてそんな事が、大いに混乱と遅れが生じているそうだなぁ。」 ・パーシー「全然居なくなりそうにも無いね。ハハハハ」 ・トーマス&パーシー「フフフフ、ハハハハ」 | ||
英国CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョン・ハスラー ・エドワード/ゴードン/ジェームス/トップハム・ハット卿/ナップフォード駅長/ナップフォード駅の駅員/操車場長:キース・ウィッカム ・パーシー:ナイジェル・ピルキントン ・エミリー:テレサ・ギャラガー ・ディーゼル:ケリー・シェイル ・ペンキ屋:ロブ・ラックストロー | ||
米国CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョセフ・メイ ・エドワード:ウィリアム・ホープ ・ヘンリー/ゴードン/ディーゼル:ケリー・シェイル ・ジェームス/ペンキ屋:ロブ・ラックストロー ・パーシー:クリストファー・ラグランド ・エミリー:ジュール・デ・ヨング ・トップハム・ハット卿/ナップフォード駅長/ナップフォード駅の駅員/操車場長:キース・ウィッカム | ||
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・エドワード:佐々木望 ・ヘンリー:金丸淳一 ・ゴードン/ペンキ屋*7:三宅健太 ・ジェームス:江原正士 ・パーシー:神代知衣 ・エミリー:山崎依里奈 ・ディーゼル:ケン・サンダース ・トップハム・ハット卿:田中完 ・ナップフォード駅長/ナップフォード駅の駅員/ナップフォード操車場長:金光宣明*8 ・ナップフォード駅の作業員:河本邦弘 | ||
シリーズ前回(英語) | もどってきてティモシー | シリーズ前回(日本) | ロッキーきゅうしゅつさくせん |
シリーズ前回(英語) | パーシーをきゅうしゅつせよ | シリーズ次回(日本) | ディーゼルのクリスマスキャロル |