KHII
ドナルドとの連携技。
ドナルドがソラの頭につかまり、ロケット花火を飛ばす。
ファンタジアとは違って対象を宙に浮かさないので、地上コンボが容易くヒットするようになる。
だが、ダメージは1固定なので使い道があまりない。
コマンドは「ドナフレア」→「ロケフレア」×4→「メガドナフレア」。
また、発動時は「れんけい」コマンドが「メガドナフレア」に変化し、そこを入力することで即座に「メガドナフレア」を発動することもできる。
- このドナフレアだけは、BbSでヴェンとアクアがディメンションリンク限定のフィニッシュコマンドとして使用できる。
元ネタはディズニーの短編アニメーション『ミッキーの魔術師』(原題:Magician Mickey)と思われる。
この作品ではミッキーが劇場でマジックショーを披露する物語で、ドナルドは様々な手段でミッキーのショーを妨害しようとする悪役として登場する。
しかし、何度いたずらを仕掛けてもミッキーはあきらめずにショーを成功させ、とうとう堪忍袋の緒が切れたドナルドは、ミッキーが持っていた銃を奪い、発砲してしまう。
実はこの銃に入っていたのは花火で、ミッキーを舞台の天井裏にまで飛ばし、とどめに特大のロケット花火を発射する。弾が直撃し、天井裏は大崩壊。
巻き込まれたミッキーと照明チェック係のグーフィーは無傷だったが、実際にロケット花火に直撃したのはドナルドで、黒焦げになったところで物語は終わる。
KHIIFM
ドナフレアの回数が3回に減り、メガドナフレアの攻撃時間、ヒット数が大幅に減少。
さらにリミットゲージの減少スピードも2倍になり、迅速に追加入力を行わないとメガドナフレア発動前に連携が終了してしまうことも。
必然的に無敵時間も大きく減っている。
- 放ったロケットが消えるまでの間は追加入力ができないにもかかわらずリミットゲージが減り続ける。
このため同じくリミットゲージの減少スピードが上がり、追加入力回数がより多いファンタジアと比べても時間の余裕が少ない。
大幅な弱体化ではあるが、数々のFM版追加戦闘の存在により需要はむしろ増しているかも知れない。
KHIIFM(HD版)
何故か海外版のみメガドナフレアがオリジナル版の性能に戻った。
攻撃が長いため無敵時間も(オリジナル版ほどではないにせよ)長くなっている。
超低威力&超多ヒット数という性質上、低ステータスでもダメージが落ちず、クリティカルモードの与ダメージ補正の影響も大きくなるため、LV1プレイでも非常に強力。
単体相手ならば、無敵等で回避されない限り(ソラの攻撃を除いた)メガドナフレアのダメージだけでもゲージ1本を丸々削り取る。
- クリティカルモードの与ダメージ倍率は×1.25だが、端数は切り上げなので、元々1ダメージの攻撃は2ダメージになる。
そのためメガドナフレアのような超低威力、超多ヒット数の攻撃は事実上ダメージが倍増する。
KHIII
引き続きドナルドとの連携技として採用。
画面には表示されないが、オリンポスでのシチュエーションコマンド解禁と同時に使用可能になる。
技の構成は同じだが、こちらは追加入力が必要ない。また、命中時にファンタジアのような大輪の花火が発生する。
基本的には周囲の敵を追尾していくが、時折明後日の方向に飛んでいく物もあるためやや不安定。
それを差し引いても手数がすさまじく、うまく単体のボス戦で発動できた時はかなりのダメージを与えられる。さらにオーバーカムの効果適用中に発動すると威力が大きく上がるため、低レベルプレイでは特に頼りになる。