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ブラック球団

Last-modified: 2019-12-01 (日) 20:24:17

年俸などについて不適切とされる球団に対する蔑称。初出は横浜DeNAベイスターズに対して名指しされたことから。

概要 Edit

2017年10月12日発売の「週刊新潮」内の記事で、選手から待遇について不満が出ている球団、通称「ブラック球団」として名指しされたのが由来。
記事内では「選手会が年俸について行ったアンケート調査」を根拠にDeNAがいかにシブチンかを力説している。

この記事がなんJ民の目に止まり、横浜煽り・叩きでスレがパート8にまで伸びる事態に発展した。

記事の内容 Edit

今年のプロ野球ドラフト会議は10月26日に行われる。早実の清宮幸太郎選手や広陵の中村奨成選手など、逸材たちの「運命の一日」となるわけだが、彼らに捧げたいアンケートがある。プロ野球選手たちの“チーム満足度”極秘調査記録だ。

今回、「週刊新潮」が入手したのは、〈2017 契約更改アンケート結果〉と題された9枚のペーパーで、「JPBPA」(日本プロ野球選手会)のロゴマークが付されている。9項目にわたる質問への回答で12球団をランク付けしたもので、回答者は約800名のプロ野球選手たちだ。

 アンケートには〈年俸金額に満足か?〉〈サインしなければならないプレッシャーがあるか?〉といった項目が設定されており、テレビや新聞では決して知ることのできない選手たちの生の声が反映されている。

 当のプロ野球選手会に聞くと、調査記録の存在を認め、きっかけは3年前の消費税増税時からだった、と明かす。

「一度、交渉のために年俸全般についてアンケートを取ってみようということになったわけです」

 12球団のうち、9項目中7つでトップを占めたのが福岡ソフトバンクホークス。対して7項目で最下位にランクされてしまったのが、横浜DeNAベイスターズだった。

 たとえば〈プレーは評価されているか?〉という項目は、肯定する選手がソフトバンクでは43.66%であるのに対し、DeNAはわずか1.79%だった。(※5段階評価のうち「満足」「ほぼ満足」の割合で算出)

 2014年まで中継ぎ投手として活躍した藤江均氏も、「ベイスターズが最下位になるのはよく分かります」と語る。

「僕はDeNAに買収される前からベイスターズにいたのですが、親会社が変わってから球団はあまり選手の意見を尊重しなくなってしまいました」

 清宮選手、DeNAに指名されてしまったらどうする? 

記事

日本プロ野球選手会 Edit

なお、このアンケートに関連し、日本プロ野球選手会は平成29年7月14日に
〜選手が契約更改にあたって「考える時間」を持てるようにするために〜という大会決議を行っており、
そこでNPBに契約内容の事前の書面での通知制度の導入を引き続き求めること、拒否された場合やむをえず

  • 契約更改の満足度の調査の結果を公表する
  • 選手全員が一律に、初回の契約更改ではサインせずに保留する

ことを決議した。

この調査の結果、契約更改における満足度がおしなべて低いレベルにあり、特に著しく低い球団では主な原因が契約更改の場で初めて見る金額提示に選手が考える時間が十分ないままにサインをしてしまう状況が納得感の低い契約更改につながっていることがわかり、また未だに6球団が税込交渉により消費税増額分の不利益*1を選手に押しつける状況が続いているともしている。

 

なお選手会は10月6日交渉でNPB側が選手が考えることのできる時間を持つという点において歩み寄りを見せたことから、7月の選手会大会で決議した全球団選手を対象とした契約更改における選手から寄せられた交渉の実態を含む満足度調査の実態の公開や、今オフの契約更改における全選手の第一回交渉保留などを見合わせ、近日中になされるNPB側の改善案を待つことに至ったが、週刊新潮が何処かからこのアンケートデータを入手、今回の記事に繋がったと言える。

 

日本プロ野球選手会 公式ホームページ

ちなみにベイスターズへの蔑称は一連の問題もあって「ゲイスターズ」が台頭しつつある反面「ブラック球団」の使用頻度は減っている。*2
一方で他にシブチンとされるチームに対して汎用的に使われるようになり、特に中日広島*3がこの言葉を使われて批判されている*4

関連項目 Edit






*1 選手は年俸に応じて年俸に対する消費税を納める義務があり、「年俸+年俸にかかる消費税」と「年俸(納付すべき消費税を含む)」では場合によっては一千万単位の問題となる。後者では仮に消費税が増額されると契約書上は現状維持でも選手の負担増(実質減俸)となるが、これは法律上禁じられている行為である。
*2 ベイスターズの査定が出場試合数をベースとした査定であり基準が明確かつ比較的上がりやすいこととかなり厳格に査定をしているため銭闘を起こす選手がいないのも使用頻度の減少に繋がっている。近年契約更改で保留をしたのは2017年に「若手選手の指導方針がチームと自分でズレがないか」の確認で保留した田中浩康(現DeNA2軍内野守備走塁コーチ)だけ。またこのブラック球団扱いはDeNAのフロント陣にも伝わっていたようで球団代表の三原一晃氏を中心として環境改善に努めている。
*3 赤字に出来ない体質であるため仕方ない面はあるが、小園の年俸があまりにも渋かったため引き金の一つになった。
*4 かつては西武もブラックと言われるほどシブかったが(本塁打王(46本)を獲得した中村剛也に対して2800万→7000万、翌年は二冠したのに1億5000万止まり。14勝、190イニング投げた涌井に現状維持を提示。負け越したが170イニング投げた牧田和久に8000万→7500万など挙げればキリがない程である。ちなみに牧田のポスティング時の年俸はたったの1億だった。)、渡辺久信がGMに就任した2018年以降はやや甘くなっている。