山田被弾

Last-modified: 2023-11-14 (火) 09:46:49

本塁打王争い時に見られる風評被害の一種。2016年の山田哲人(ヤクルト)の被害が有名でありこう呼ばれるようになった。

概要

2016年の山田は筒香嘉智(DeNA)と本塁打王争いをしていた。その為か、シーズン後半からはヤクルト戦で筒香がホームランを打つたびに何故か山田が大写しになる場面が多くなる*1

その様子があたかも被弾した投手を写す場面にそっくりだったことから徐々にまーた山田が被弾したのかと書き込まれ何もやらかしてないのにネタにされてしまった。

その他被害者

  • 筒香嘉智…山田がホームランを打った際は逆に大写しにされていた。また、2018年の丸佳浩(当時広島)、ネフタリ・ソト(DeNA)との三つ巴の本塁打王争い*2時も丸がホームランを打つと大写しにされた。
  • 坂本勇人…2019年にソトと本塁打王争いをしていた*3が、ソトがこの年巨人戦にめっぽう強かったこともあり山田並に写される機会が多かった。特に9月11日の試合では3本塁打を打たれたが、何故かソトや被弾した投手よりも坂本の方がよく写された
  • 村上宗隆…2020年に岡本和真(巨人)と本塁打・打点の2冠を争っていた*4が、前述のソト同様岡本がこの年ヤクルトに滅法強かったため大写しにされる機会が多かった。
    翌2021年もこの2人がタイトルを争い*5、2022年も前半はこの状況が続いた。だが7月以降は村上が歴史的なペースで本塁打を積み重ねて本塁打王を独走する一方で岡本は中盤に大不調に陥り、順位こそ2位であるものの一時ダブルスコアになるほどの大差をつけられたため比較されることは減った*6

関連項目


*1 実況アナウンサー側もこのことを意識しているのか、山田が大写しになった後「山田の前で打ちました」といった実況もあった。最終的には筒香が44本塁打で本塁打王を獲得。
*2 結果は1位ソト(41HR)、2位丸(39HR)、3位筒香(38HR)。
*3 結果は1位ソト(43HR)、2位坂本(40HR)。
*4 結果は両タイトルとも岡本が1位(31HR・97打点)、村上が2位(28HR・86打点)。
*5 この年は39HRで本塁打王は同時受賞、打点王は1点差で岡本が獲得。
*6 最終的に村上が56HR、岡本が30HR。2位と26本差をつけての本塁打王はNPB記録である。