まーたカッスがやらかしたのかの派生系のひとつ。
野球史に残る名場面で不幸にも対戦相手となってしまった選手がVTRでたびたび流される際に使用される。
主な被害者
被害者 | 主役 | 試合日時 | カード | 状況 |
村山実 | 長嶋茂雄 | 1959年6月25日 | 巨人vs大阪(当時)*1 | 日本プロ野球唯一の天覧試合でサヨナラ本塁打を被弾*2。 |
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松本幸行 | 江夏豊 | 1973年8月30日 | 阪神vs中日 | 史上唯一の延長戦ノーヒットノーランを江夏自身の一打で決めるサヨナラ本塁打を被弾。 |
石渡茂 | 1979年11月4日 | 近鉄vs広島 | 江夏の21球の最終打者。スクイズに失敗して最後は空振り三振、広島が初の日本一に。 | |
鈴木康二朗 | 王貞治 | 1977年8月31日 | 巨人vsヤクルト | 世界記録(当時)となる通算756号本塁打*3を被弾。 |
加藤直樹 | 森川康弘 | 1979年8月16日 | 星稜高校vs箕島高校 | 高校野球名勝負として語り継がれるこの試合において16回裏二死・星稜1点リードの場面、森川の打ち上げた一塁後方へのファウルフライを転倒し落球。命拾いした森川が同点ホームランを放ち試合を振り出しとすると勢いに乗った箕島は18回にサヨナラ勝ちを収めた。 |
槙原寛己 | ランディ・バース 掛布雅之 岡田彰布 | 1985年4月17日 | 阪神vs巨人 | バックスクリーン3連発を被弾*4。 |
新庄剛志 | 1999年6月12日 | 敬遠球をサヨナラ打にされる。 | ||
三瀬幸司 | 2004年9月20日 | 日本ハムvsダイエー | プロ野球ストライキ明け初日の試合、9回3失点で追いつかれ同点の2死満塁からフェンス越えのサヨナラヒット(ランナー追い越しにより本塁打取り消し)を打たれる。 | |
矢野輝弘 | 2004年7月1日 | 全パvs全セ | オールスター史上唯一の単独ホームスチールを決められる。 なお3人とも1999~2000年にかけて阪神に在籍しており、新庄自身も後に両者の癖を阪神時代から知っていた*5のでホームスチールを決行したと語っている。 | |
福原忍 | ||||
山﨑武司 | 1999年9月26日 | 中日vs阪神 | この年のナゴヤドーム最終戦、9回表に3得点で逆転した後の9回裏に逆転サヨナラ3ランホームランを被弾。 打った際の山﨑のガッツポーズから「Xムラン」と呼ばれ、山﨑の呼称の一つ「X﨑」の由来ともなった場面。 | |
藤井進 | 清原和博 | 1985年8月21日 | PL学園高校vs宇部商業高校 | この時点での記録となる1大会4本塁打を記録し中堅手として出場した第67回全国高等学校野球選手権大会決勝戦の6回裏、前打席で大会4号本塁打を打っていた清原の打球が藤井の頭上を飛び越える2打席連続ホームランとなり目の前で記録を更新される。 「藤井が見上げているだけだ!」「甲子園は清原のためにあるのか!?」の実況でも有名。 |
斎藤雅樹 | 落合博満 | 1989年8月12日 | 中日vs巨人 | 3点リード・ノーヒットノーラン達成目前の9回裏にタイムリーを含む2被安打でノーノーと完封が立て続けに消滅した後、落合に逆転サヨナラ3ランを被弾し敗戦。 |
小早川毅彦 | 1997年4月4日 | 巨人vsヤクルト | 開幕戦で3打席連続本塁打を被弾*6。 | |
河野和洋 | 松井秀喜 | 1992年8月16日 | 明徳義塾高校vs星稜高校 | 第74回全国高等学校野球選手権大会2回戦、松井を5打席全てで敬遠し勝利するも帰れコールを含む激しいブーイングを浴びる。 |
御船英之 | 槙原寛己 | 1994年5月18日 | 巨人vs広島 | 一邪飛に倒れ、完全試合の最後の打者になる*7。 |
小森哲也 | 桑田真澄 | 1994年10月8日 | 中日vs巨人 | いわゆる「10.8決戦」の最終打者、カーブに空振り三振。 |
ハービー・プリアム | 黒木知宏 | 1998年7月7日 | オリックスvsロッテ | 連敗脱出まであと1ストライクのところから同点2ランを被弾した際の打者。 |
近藤芳久 | 広永益隆 | プロ最多記録となるロッテの17連敗を決めることになるサヨナラ満塁弾を被弾*8。 | ||
新庄剛志 | 佐々木主浩 | 1998年10月8日 | 横浜vs阪神 | 38年ぶりとなるリーグ優勝決定時の最終打者。 |
金村義明 | 1998年10月26日 | 横浜vs西武 | 38年ぶりの日本一決定時の最終打者。 | |
片岡篤史 | 松坂大輔 | 1999年4月7日 | 日本ハムvs西武 | プロ初登板となった松坂の155km/h直球に空振り三振*9。 |
エディ・ギャラード | 江藤智 二岡智宏 | 2000年9月24日 | 巨人vs中日 | 巨人リーグ優勝決定試合の9回裏、江藤に同点満塁本塁打、続く二岡にサヨナラ本塁打を被弾。 |
テレンス・ロング | イチロー | 2001年4月11日 | OAKvsSEA | ライト前ヒットで一塁から三塁を狙うもイチローの好返球に阻まれる。 この時の実況から「レーザービーム」が定着。 |
林昌勇 | 2009年3月23日 | 韓国vs日本 | 第2回WBC決勝戦、延長10回に決勝2点タイムリーを浴びる。 | |
鄭根宇 | ダルビッシュ有 | 上の試合の最後の打者、スライダーに空振り三振。 | ||
マーウィン・ゴンザレス | 2013年4月2日 | HOUvsTEX | 9回二死から安打を許し完全試合・ノーヒットノーランが消滅した際の打者。2022年オフからゴンザレスのNPB移籍に伴い取り沙汰される頻度が増えた。 | |
大久保勝信 | 北川博敏 | 2001年9月26日 | 近鉄vsオリックス | 代打逆転サヨナラ満塁お釣りなし優勝決定本塁打を被弾*10。 |
鶴田泰 | 赤星憲広 | 2003年9月15日 | 阪神vs広島 | 阪神が18年振りの優勝を決めた日にサヨナラヒットを打たれる*11。 |
新井貴浩 | 荒木雅博 井端弘和 | 2004年9月12日 | 中日vs広島 | センターに抜けようかという当たりを両者にファインプレーされた挙げ句、自身のツライディングまで晒されてしまう。 |
三浦大輔 | アレックス・オチョア | 2005年4月1日 | 中日vs横浜 | セ・リーグ史上初となる「開幕戦でのサヨナラ満塁本塁打」を被弾。 |
アレックス・カブレラ | 2005年6月3日 | 西武vs横浜 | 西武ドームの天井に直撃する推定180m弾を被弾。 | |
高橋由伸 | 2007年3月30日 | 横浜vs巨人 | 開幕戦先頭打者初球本塁打を被弾。 | |
柳田悠岐 | 2015年6月3日 | DeNAvsソフトバンク | 横浜スタジアムの電光掲示板を破壊するソロホームランを被弾し、柳田のパワーを分かりやすく示す例として引退後も繰り返し動画を使われてしまう羽目になる*12。 | |
カービー・イエーツ | 2018年11月9日 | 日本代表vsMLBオールスター | 日米野球史上初の逆転サヨナラ本塁打を被弾。 | |
金炳賢 | 福留孝介 | 2006年3月18日 | 韓国vs日本 | 第1回WBC準決勝、これまで絶不調でこの試合スタメン落ちしていた福留に先制2ランホームランを被弾。 |
ユリエスキ・グリエル | 大塚晶文 | 2006年3月20日 | キューバvs日本 | 第1回WBC決勝戦の最後の打者、スライダーに空振り三振。 |
アレックス・カブレラ | 藤川球児 | 2006年7月21日 | 全セvs全パ | ストレート勝負を予告した藤川の直球に二者連続で空振り三振を喫する。 |
小笠原道大 | ||||
田中将大 | 斎藤佑樹 | 2006年8月21日 | 早稲田実業vs駒大苫小牧 | 第88回全国高等学校野球選手権大会決勝再試合の最後の打者、ストレートに空振り三振。 |
高橋尚成 | タイロン・ウッズ | 2006年10月10日 | 巨人vs中日 | 中日優勝決定試合の延長12回、1点を勝ち越されなおも1死満塁の場面でウッズにダメ押しの満塁本塁打を被弾。実況の痛烈!一閃!が非常に有名なフレーズ。 |
木村拓也 | 岩瀬仁紀 | 上記試合の最終打者となり、東京ドーム開場後初となるビジターチームの胴上げを許す*13。 | ||
小谷野栄一 | 2007年11月1日 | 中日vs日本ハム | 中日53年ぶりの日本一決定時の最終打者。この試合で中日は8回まで投げていた山井大介と岩瀬での継投完全試合(参考記録)を同時に達成。 | |
稲葉篤紀 | 斉藤和巳 | 2006年10月12日 | 日本ハムvsソフトバンク | パ・リーグプレーオフ第2ステージ・第2戦にてサヨナラ打を放つ。 日本ハムが25年ぶりにリーグ優勝を決めた試合であるが、サヨナラの直後のシーンのインパクトなどもあってこの試合が晒される場合は基本的に斉藤が主役であることが多い*14。 |
高橋建 | 谷佳知 | 2010年4月24日 | 巨人vs広島 | この年急死した巨人・木村拓也コーチの追悼試合、木村と同世代である谷に代打逆転満塁本塁打を被弾。 |
村田修一 | 赤松真人 | 2010年8月4日 | 広島vs横浜 | ホームランかと思われた大飛球(捕られていなければおそらくホームラン)をフェンスをよじ登りスーパーキャッチされる。 |
ブレット・ハーパー | 天谷宗一郎 | 2010年8月22日 | ||
浅尾拓也 | 岡田幸文 | 2010年11月7日 | 中日vsロッテ | 日本シリーズ第7戦、9回からこの年最長の3回2/3を投げた末に決勝タイムリーを打たれる。 |
藤井淳志 | 伊藤義弘 | 上記試合の最終打者として遊ゴロに倒れ、ロッテが所謂「史上最大の下克上」を達成。 | ||
筒香嘉智 | 浅尾拓也 | 2011年10月18日 | 横浜vs中日 | 2011年中日優勝決定時の最終打者、フォークに空振り三振。 この三振で筒香は1試合5三振という記録も作ってしまっている。 |
山口俊 | 長野久義 | 2011年10月22日 | 巨人vs横浜 | 横浜ベイスターズ改称前最後の試合、9回裏に代打逆転サヨナラ満塁本塁打を被弾。 この本塁打で長野の首位打者および内海哲也の最多勝も同時に確定。 |
小久保裕紀 | 西勇輝 | 2012年10月8日 | ソフトバンクvsオリックス | 自身の引退試合でノーヒットノーランを達成され、主役を奪われる。 |
陳鴻文 | 鳥谷敬 井端弘和 | 2013年3月8日 | 台湾vs日本 | 第3回WBC第2ラウンド、9回表二死から鳥谷に盗塁を許し、井端に同点タイムリーを浴びる。 |
増井浩俊 | 小笠原道大 | 2013年6月15日 | 巨人vs日本ハム | 延長11回裏に増井が小笠原にとって2年ぶりの本塁打となるライトスタンドへの代打サヨナラ3ランを被弾し、実況が原因で右翼手の大谷も悪目立ちする羽目になる。 |
大谷翔平 | ||||
榎田大樹 | ウラディミール・バレンティン | 2013年9月15日 | ヤクルトvs阪神 | NPB新記録のシーズン56号本塁打を被弾。第2打席で57号も被弾。 |
浅村栄斗 | 田中将大 | 2013年9月26日 | 西武vs楽天 | 楽天初のリーグ優勝決定試合最後の打者、ストレートに空振り三振*15。 |
矢野謙次 | 2013年11月3日 | 楽天vs巨人 | 日本シリーズ第7戦の最終打者、スプリットに空振り三振し楽天球団創設初の日本一が決定。田中は前日に160球完投で同年初の敗戦を喫しながら9回に連投した。 | |
マット・カーペンター | 上原浩治 | 2013年10月30日 | BOSvsSTL | ワールドシリーズ第6戦の最終打者、スプリットに空振り三振。 |
竹原直隆 | 荻野貴司 | 2014年5月6日 | オリックスvsロッテ | 初回にあまりに無様な転倒をやらかしランニングホームランを献上。 パ・リーグTVなどではランニングホームランが出る度に晒しの被害に遭ってしまう。 |
谷元圭介 | T-岡田 | 2014年10月12日 | オリックスvs日本ハム | いわゆる「昨日のT-岡田のホームラン」を被弾。 |
益田直也 | 2021年9月30日 | ロッテvsオリックス | ||
千賀滉大 | 山田哲人 | 2015年10月27日 | ヤクルトvsソフトバンク | 日本シリーズ史上初となる1試合3本塁打の3本目を被弾。 |
平野佳寿 | 鈴木誠也 | 2016年6月18日 | 広島vsオリックス | 2試合連続サヨナラ本塁打を被弾した上、試合後の緒方監督のコメント「神ってる」が2016年新語・流行語大賞を受賞*16。 |
山口鉄也 | 筒香嘉智 | 2016年7月22日 | DeNAvs巨人 | プロ野球史上初の3試合連続マルチ本塁打となるサヨナラ本塁打を被弾。 |
ホセ・エスパーダ | 2024年5月6日 | DeNAvsヤクルト | この日がNPB一軍復帰初戦となった筒香に逆転決勝3ランを被弾。 | |
亀井善行 | 中崎翔太 | 2016年9月10日 | 巨人vs広島 | 広島25年ぶりリーグ優勝決定試合の最終打者。 |
中田賢一 | 大谷翔平 | 2016年7月3日 | 日本ハムvsソフトバンク | 試合開始直後の初球でNPB史上初となる「1番投手の初回先頭打者本塁打」を被弾。 |
吉村裕基 | 2016年10月16日 | 日本ハムvsソフトバンク | NPB史上最速(当時)*17の165km/h直球に空振り。 | |
才木浩人 | 2023年3月6日 | 阪神vs日本代表 | 片膝をついた大谷に右手1本でホームランを打たれる。 | |
マイク・トラウト | 2023年3月22日 | 日本vsアメリカ | 第5回WBC決勝戦の最終打者、フルカウントからスライダーに空振り三振。 | |
コリン・ポシェ | 2024年8月24日 | LADvsTB | MLB史上6人目、日本人では初の40本塁打・40盗塁を決めるサヨナラ満塁本塁打を被弾。 | |
大嶺祐太 | 亀井善行 | 2017年6月18日 | 巨人vsロッテ | 3打席連続で前の打者を敬遠されてこの打席を迎えた*18亀井に逆転サヨナラ本塁打を被弾。 |
野村祐輔 | 筒香嘉智 | 2017年8月22日 | DeNAvs広島 | 広島3点リードの9回にNPB史上初となる三者連続本塁打でのサヨナラ負けを喫する。野村が1本目を、今村が後の2本を被弾。 |
今村猛 | ホセ・ロペス 宮﨑敏郎 | |||
秋吉亮 | 原口文仁 | 2019年6月9日 | 阪神vs日本ハム | 原口の大腸がんから復帰後本拠地初安打となるサヨナラヒットを浴びる*19。 |
ジョエリー・ロドリゲス | 鈴木大地 | 2019年6月16日 | ロッテvs中日 | いわゆる6xで決勝点となるサヨナラタイムリーを浴びる。 |
水谷瞬 | 横田慎太郎 | 2019年9月26日 | 阪神vsソフトバンク(2軍) | 「奇跡のバックホーム」で本塁帰還時に補殺される*20。 |
梁玹種 | 山田哲人 | 2019年11月17日 | 韓国vs日本 | 第2回プレミア12決勝戦、決勝点となる逆転3ランを被弾。 |
梁義智 | 山崎康晃 | 上の試合の最終打者、空振り三振で日本が10年ぶりの世界一。 | ||
ジャック・ロペス | 栗林良吏 | 2021年8月7日 | 日本vsアメリカ | 東京五輪決勝戦の最後の打者、日本代表37年ぶりの五輪野球競技金メダル。 |
吉田正尚 | 佐々木朗希 | 2022年4月10日 | ロッテvsオリックス | 自身の第1打席での三振から始まった佐々木の連続奪三振を第2打席でも止めることが出来ず、連続奪三振のNPB新記録を献上*21。 |
西村凌 | 最終的に13まで伸びた上記記録の13人目の打者。 | |||
杉本裕太郎 | 完全試合達成時の最後の打者で、フォークに空振り三振。この三振で佐々木はNPBタイ記録の1試合19奪三振も同時に達成。 | |||
岩崎優 | 2023年11月5日 | 阪神vsオリックス | 阪神38年ぶりの日本一決定時の最終打者。 | |
北村拓己 | 2023年9月14日 | 阪神vs巨人 | 阪神18年ぶりリーグ優勝決定試合の最終打者。 | |
柳裕也 | 村上宗隆 | 2022年8月2日 | ヤクルトvs中日 | 前日の試合からNPB新記録となる5打席連続ホームランを被弾*22。 |
入江大生 | 2022年10月3日 | ヤクルトvsDeNA | 日本人枠の選手としては新記録となるシーズン56号本塁打を被弾*23。 | |
ジオバニー・ガイエゴス | 2023年3月21日 | 日本vsメキシコ | 第5回WBC準決勝、起死回生の逆転サヨナラタイムリーツーベースを浴びる*24。 | |
ロベルト・オスナ | 角中勝也 | 2023年7月24日 | ロッテvsソフトバンク | 11連敗脱出目前でオスナが逆転サヨナラ本塁打を被弾、近藤とアストゥディーヨの表情が一変する瞬間がパ・リーグTVに動画にされる。更に角中がこの試合で「2023 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞」のパ・リーグ部門年間大賞に選出され再び注目される。 |
近藤健介 | ||||
ウィリアンス・アストゥディーヨ |
その他
これらの他にも本塁打王争いをしている選手が晒された際などの例外で使用されることもある。