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結果論

Last-modified: 2019-06-23 (日) 21:43:42

広島東洋カープ監督・緒方孝市の蔑称。由来は采配ミスを結果論と言い訳したことから。

2015年シーズン開幕から2013年前半頃までの前任者を踏襲するかのような謎采配を連発しており、混戦模様だったセ・リーグで優勝どころかCS進出をも逃した事から一部では「緒方伝説」「ガチガイジ」「オワタ采配」として批判の対象にもなっている*1

概要 Edit

2015年5月24日の対東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)。
8-7と1点リードで迎えた9回表に抑えの中崎翔太が二死2塁のピンチを招くと、1番・山田哲人敬遠を指示して逆転の走者を出させる*2。すると次打者の三輪正義が放った打球は前進守備をとっていた左翼手のブラッド・エルドレッドの頭上を越える2点三塁打となり、痛恨の逆転負けを喫してしまう。
マツダスタジアムには一塁からレフト方向に常時強く風が通っており、右打者の引っ張った打球や左打者の逆方向へのフライがよく伸びる*3ため、左翼手の前進守備は禁物であるとされる。
また、この時点でベンチには中東直己・鈴木誠也がおり、8回裏には野間峻祥を投手の代打に出しているため、この3人の内誰かを外野守備に難があるエルドレッドと交代することも可能であった。

 

にも関わらずなぜか守備固めを起用せず、球場(しかも本拠地)の特性を理解していない前進守備をさせる緒方の采配は案の定当日の監督コメントでも指摘されるが、これに対し、緒方は守備固めを起用しなかった決断について以下のようなコメントを残す。

緒方監督「結果論」守備固めず左翼エルドの頭上越え
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1481826.html
そういう選択肢もあったけど、すごく考えたなかで、そうしなかった。試合の流れのなかで、点を取ったり取られたりだった。
もし同点になったら、(9回の攻撃の)打順の流れというのも考えた。
今までだったら守備固めを起用していたかもしれないが、前進守備を敷いていたし、代えた選手が捕れていたかどうかは結果論*4になってしまう

多数のツッコミどころを抱えるこの発言は、2015年の「緒方采配の無能ぶりを象徴する言葉」として使われるようになった。

結果論リバイバル Edit

この発言から1年後、緒方はカープを優勝、日本シリーズまで導く。
北海道日本ハムファイターズ相手にホームで連勝し、波に乗った状態で敵地札幌に乗り込んで迎えたシリーズ第3戦。
1点リードの8回裏、4番手のジェイ・ジャクソンが二死2塁のピンチを招く。3番・大谷翔平敬遠気味の四球を与え逆転の走者を出させると、続く中田翔の浅い飛球を左翼手・松山竜平がスライディングで後逸(記録は左二塁打)、逆転を許してしまう。
カープは9回表に追い付くも、10回裏に大瀬良大地が前の打席で敬遠した大谷と今度は勝負した結果、右前打を浴びサヨナラ負けを喫した。

  • 「1点リードの終盤、勝ちパターンのリリーフ投手がピンチを招く」
  • 「相手チームの強打者を敬遠、次打者に逆転打を許す」
  • 「守備固めをしていないレフト*5方向への打球」
  • 「試合に負ける」
    と、大舞台で前年を再現するような「裏目の采配」が出てしまった。ただし今回は自らの非を認めるコメントを残している。

    【広島】緒方監督、対大谷の采配悔やむ「全部裏目に出て自分の責任です」http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20161025-OHT1T50241.html
    「投手の攻め方や球筋を考えた上での判断もあった。全部裏目に出て、自分の責任です。クロ(黒田)がいいピッチングをして、粘って投げていただけにチームも勝ちたかった」と悔しさをにじませた。

その後の日本シリーズについては緒方伝説の項を参照。

二度あることは… Edit

その後、三連覇しながら随所で頭緒方を晒しながら迎えた2019年。開幕カード対読売ジャイアンツ第三戦(マツダスタジアム)にて事件は起こる。
同点で迎えた9回表。奇しくも抑えの中﨑翔太が味方の2エラーに足を引っ張られ一死12塁のピンチを招き、迎える打者は左打ちの吉川尚輝。その吉川が放った打球は前進守備をとっていた左翼手長野久義の頭上を越える2点三塁打となり、結果として2年ぶりとなるマツダスタジアム対巨人戦負け越しを喫してしまう。
巨人時代左翼守備に付いておらず、不慣れであると予想されながらもオープン戦、レフトでの起用が1試合しか無かった*6長野がエラーしたことも然ることながら、4年前と非常に酷似した、球場の特性を把握していない采配が改めて、ファンに頭緒方の健在を知らしめた。

なお、同年6月23日交流戦対オリックスバファローズ3回戦でも同様のプレーが生じ、決勝点となるタイムリー三塁打を献上している。

関連項目 Edit



Tag: 広島






*1 ちなみに8月途中の時点でQS率リーグ1位・防御率リーグ2位・打率リーグ2位・本塁打リーグ1位・得失点差1位にも関わらず最終的に阪神タイガースから0.5ゲーム差の4位と、采配で順位を落としたと批判されても仕方がない。
*2 1点リードという状況で山田と三輪の打力差を考慮すれば決して間違った作戦ではない。
*3 この性質をフル活用していた打者が丸佳浩である。
*4 結局勝ち越された挙げ句、エルドレッドにも打順が回ってこなかったのは結果論という解釈もできる。
*5 松山より守備力で上回る赤松真人や野間が控えており、守備固めを送ることは可能であった。なお、冒頭のケースと異なり松山には直後の9回表に打席が回ってきたが同点機で敢えなく凡退した。
*6 右肩の故障があり守備に付けなかったという事情はあった。