2003年8月1日にYahoo!BBスタジアムで行われたオリックス・ブルーウェーブ対福岡ダイエーホークス第18回戦のスコア。
馬鹿試合の典型例として挙げられる事が多い。
概要
2003年のオリックスはダイエー相手に20失点以上の負けを4度*1*2繰り返しており、その中で最も得点差を付けられ大敗したのがこの試合である。
松中信彦、城島健司、井口資仁、ペドロ・バルデスの100打点カルテットや、この年よりレギュラーに定着した川崎宗則*3らの活躍もあり、NPB記録となるチーム打率.297を叩き出すなどダイハード打線の最盛期であったダイエーと、主力打者が立て続けにメジャーへ移籍した*4上、壊滅的な投手陣の弱さ*5と2018年前後の阪神やベイスボール全盛期の横浜も真っ青なレベルの守備の崩壊*6が原因でダントツ最下位に低迷していたオリックスと言う、この年の両チームを象徴する試合であり、パ・リーグの1試合最多得点記録を塗り替えたレコードゲームでもあった。
ちなみに、当日のオリックスの先発はマック鈴木こと鈴木誠*7(背番号29)である。
また、この試合の5日前、7/27にも同じくダイエーに32安打(1試合安打数のプロ野球記録)26得点を許し大敗している。
試合結果
2003年8月1日 オリックス-ダイエー18回戦 ヤフーBBダイエー11勝7敗 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 ダイエー 7 8 8 0 0 1 1 0 4 29 オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 投 手 ダイエー ○杉内(4勝7敗)、寺原-城島 オリックス ●マック鈴木(2勝7敗)、嘉勢、相木、小川、本柳-前田、日高 本塁打 ズレータ5、6、7号、井口18、19号、城島22号、松中16号(ダ) 三塁打 村松(ダ) 二塁打 村松、柴原2、バルデス、城島、井口(ダ)ブラウン(オ) ダイエー 31安打1三振7四死球 2盗塁0失策7残塁 オリックス 5安打15三振3四死球 0盗塁4失策7残塁 球審・東 試合時間3時間44分 観衆1万7000人
オリックス先発のマック鈴木が一死も取れず被安打4、3四死球、5失点で降板。2番手嘉勢、3番手相木、4番手小川も捕まり3回までに23失点を喫する。
4回から登板した本柳は8回までは2失点と持ちこたえていたが、9回に捕まり、オリックスはその裏に副島のタイムリーで1点を返すのがやっとだった。