用語/帝国

Last-modified: 2022-04-20 (水) 01:10:25

概要

 【ジャパエデン】にて一大勢力を誇る国家。数多くの【魔導生物】がここに所属している。都合四度の【魔大戦】を経験しており、クァール枢機卿ヒッポポタムスもかつて所属していた模様。ヒッポポタムスが神々を【帝国】と比べて「余りにも矮小な標的」と表現する程の強大な軍事力があり、【斬首部隊】と呼ばれる精鋭部隊が存在することからもその一端が窺い知れる。そのほか、地方のランデブーポイントが分かる【エボンの賜物】を生産しており、技術力も高い。それもあってか、【しばしば変なものが流行している。
 また、クァール枢機卿は帝国の一般的な女性を、何かを説明するときの比較対象として多用している。

 貴族制度があり、多くの魔道生物が爵位を名乗ったりもしくは自称しており少数ながら人間であってもある程度の地位を得た例もある。また魔道生物たちが住まう村は多くあるが帝国によって滅ぼされる例も少なくない。

 【帝国】内部の組織では【帝国軍】*1や【騎士団】、【元老院】や【帝立魔導院】、【学園】の存在が明かされているが【帝国】の巨大さゆえに一枚岩にまとまっているとは言い難いようだ。また、【神羅】・【反乱軍】など敵対勢力や帝国に服さない【魔導生物】の存在もあり帝国の力をもってしても【ジャパエデン】を統べるのは容易ではないと思われる。

 

 Ⅱではジャパエデン帝国、ファブラではジャパエデン帝国領となっている。
ファブラ版では離反者が相次いでいるような描写がある。
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メタ的な解説

 預言書とならび、ノムリッシュ翻訳において頻繁に挿入される修飾語のひとつ。例えば三章前編で、「あのへんから」が「あの、帝国では有名なへんから」と訳されている。
 帝国とは、皇帝が統治する国家のこと。複数の国家・地域を支配している大国であることも多い。ノムリッシュけものフレンズの場合は、前述のように強大な国家がバックグラウンドとして存在するようなイメージを与えて壮大な物語を演出する、舞台装置的なワードとして一役買っている。
 ファイナルファンタジーシリーズにも多くの帝国が登場するが、元ネタとして馴染みがあるのはFFを代表する断末魔「ウボァー」を発したFF2の【こうてい】が治めるパラメキア帝国だろうか。


*1 および帝国陸軍(インペリアル・グランドフォース)