地域・組織

Last-modified: 2026-01-06 (火) 01:02:28

用語辞典:(専門用語 | 地域・組織| 人物 | ゲーム用語 | 俗語)


 
 
 
 
 
 

あ行

アヴェルヌス

前作における激戦地のひとつであり、極悪カルト教団「パラデウス」の本拠地だった場所。
ドイツ・ベルリン近郊の「死海」と呼ばれる、コーラップス汚染が深刻なブラックエリア内に位置している。
黒色の2棟の高層ビル(76階以上もの高さを誇る)で構成されており、その周囲には緑色に発光する川の流れた不気味な光景が広がっている不気味な場所。

新興宗教にしては随分と気合の入ったアジトのように思えるが、実際は第三次大戦以前に存在した国連組織である遺跡署の施設を再利用したものらしい。
実は飛べる。


元からコーラップス耐性を持つ免疫体であるか、或いは放射線に犯された成れの果てを改造して集めた軍団であるパラデウスにとって一般人の侵入が困難な汚染地域は格好の隠れ家であり、ドイツ領内でありながら地図にも記されていないことから拠点として選ばれていた。
暫く拠点として利用されていたが、2064年10月の「アエネアス作戦」「ムーロメツ作戦」の決行によりグリフィンの生き残り鉄血残党シュタージ新ソ連保安局といったパラデウスに恨みを持つ者たちの混成部隊が攻撃を開始。
死闘の末に複数の幹部ネイトが討ち取られ、2つのビルも爆撃を食らって墜落・倒壊するという壮絶な最期を遂げた。


複数人の幹部ネイトや洗脳が解けた下級ネイトは本部壊滅前に脱走に成功したが、この作戦はパラデウスにとって大打撃となった。
しかしその裏ではパラデウスの技術的乗っ取りを画策するロクサット主義者の陰謀が進行しており…?

一方その頃、インスピレーションを受けたであろうチータはグリフィン本社ビルも空中へ飛ばそうとしたが、実験に失敗し爆死した。

 

生骸

読み方は「いきむくろ」。
かつてはE.L.I.D.(広域性低放射感染症)と呼ばれていた、コーラップス放射線の被爆によって変異した生物の総称。
低濃度被爆により肉体が徐々に崩壊・ケイ素の結晶に変換されていき、激痛と精神変異によってズンビーめいたモンスターと化す。
更に罹患した生骸同士が(元は別種の生物であっても)徒党を組んで活動することもあり、人々の生活を脅かしている。
また、稀に複数体の生骸が悪魔合体した巨大クリーチャーが存在し、彼らは「ブージャム」という俗称で呼ばれている。

 

本作では人形たちに次々と倒されていくまさにゾンビ的存在だが、世界観的には非常に危険な存在であり、
前作で登場したアサルト・アーテラリー(AA-02アレスなど)は、元々対生骸用に作られた機甲兵器である。
初出である『パン屋少女』とそのリメイクである『パン屋作戦』でも、普通の銃火器では有効打にならない強敵として登場しており、
基本的にはプレイヤーが直接対峙するものではなく、うまく視界外を潜り抜けたり、ロ連軍にぶつけて漁夫の利を狙うようにデザインされている。
(もっとも、本作に登場する生骸と『パン屋』シリーズに登場する生骸ではその容姿や戦闘力に大きな違いがあるが)

 

何らかの意思で行動する特定の組織・集団というわけではないが、ゲーム内の敵勢力区分としては「生骸」という括りで統一されている。
ただし公の場では生骸という表現ではなく未だにE.L.I.D.という正式名称が使われる場合もあり(絳雨イベの村長など)、どうもイエローエリアで普及しているスラング的な扱いのようだ。
なお、グロ版では生骸ではなくE.L.I.D.を複数形にした「ELIDs」という表記が採用されている。
『パン屋作戦』では「生骸」と「ELID」の二つの呼び方が混在している描写もあるなど、作中的にも複数の呼び名がある模様。

前作までは人間をベースとしたELIDばかりだったが、本作では逆に人間ではない生き物がベースと思われる生骸がほとんどを占めている。
初出である『パン屋少女』ではとにかくグロい見た目だったが、流石にアレすぎたのか『ドルフロ』の時点でゾンビじみた見た目となり、
『パン屋作戦』では原典である『パン屋少女』のデザインをある程度汲みながらも、『ドルフロ』の流れを汲んだグロさ抑えめの見た目となった。

 

遺跡

世界中に点在する、人類よりも過去に地球上に存在した、とある超高度文明の遺した建造物。
これがメインとして扱われるのは「逆コーラップス:パン屋作戦」くらいだが、その他のシリーズでも設定の根幹に位置する超重要施設である。
建造した文明の生物(の死骸)は暫定的に「GAVIRUL」と呼ばれる。

遺跡の中はオーバーテクノロジーや古代兵器の宝庫と言われており、遺跡1つに詰まった技術で地球を滅ぼせるとも。
実際、本作で頻繁に言及されるコーラップス放射線はこれらの一つ「北蘭島遺跡」から漏洩したものであり、その物質ひとつだけでこの有様となっていることを考えると全て開ければロクなことにならないのは明らかだろう。
それはつまり、遺跡を開くことができれば世界を滅ぼせるほどの力が手に入るということでもあり、前作ではカーター率いる新ソ連正規軍、ウィリアムの操るパラデウスなど複数の組織が開錠手段を巡り血生臭い争いを繰り広げた。
人類に「OGAS」や「逆コーラップス」といった多種多様な技術革新をもたらした一方で、リコリスや戦術人形、各種NYTOルニシアエリザなど、数多くの人物(と人形)がこの大騒動の犠牲となっている。

10年後の現在も遺跡技術を巡る争いは水面下で燻り続けており、一連の争いはパン屋作戦まで影響を与え続けることとなる。

以下、シリーズにて登場、あるいは言及された遺跡

  • ツングースカ遺跡(仮称)
    • ロシア帝国で1905年に発見された遺跡で、記録に残る限りでは人類史で最初に発見された遺跡。
      何か扱いを間違えたらしく、大爆発を起こした。
      歴史上の出来事である「ツングースカ大爆発」がこれによって起こったとされる。(史実での原因は隕石説が濃厚)
  • ウルクンデ-01
    • ドイツ中央部で発見された遺跡。みなさんご存じのナチスによって研究されていたが、旧ソ連が占領し中身のほとんどを持ち去っていった。
      その後旧ソ連で遺跡技術が発展したのはこのウルクンデの成果によるものとされる。
  • 北蘭島遺跡
    • 中国は上海近くの島にある遺跡。ドルフロシリーズにおける歴史の転換点となった「北蘭島事件」の現場である。
      1960年代に遺跡の内部から「GAVIRUL」が発見され、その後の遺跡研究に大きな影響を及ぼした。
      しかし遺跡の重要性に対する認識が薄れていくにつれて、遺跡周辺で開発が行われた結果、遺跡からコーラップス粒子が漏出し、遺跡周辺では謎の奇病(=ELID)が確認されるようになる。
      そして2030年に7人のガキと警察のずさんな対応が原因で北蘭島事件が発生したが、旧資料によるとその少し前に上海でELIDに関する悪質な事件が起こっていたらしく、それがひと段落したせいで気が緩んでいたのも北蘭島事件発生の一因らしい。
  • 南極遺跡
    • 南極大陸内の大空洞に存在する遺跡。
      研究者たちによって調べられていたが、2045年に第三次世界大戦が開戦すると研究者たちを中心に南極大陸の鎖国と独立を宣言し、南極連邦となった。
      南極がロ連よりも逆コーラップス技術で先を行くことができたのはこの遺跡を長年にわたって研究していたため。
  • 熊の巣穴
    • ロ連の管轄下にある遺跡の一つ。その直上に研究施設が建てられている。
      火種作戦において南連軍が侵入し、研究施設内で戦いが繰り広げられた。
      しかし、その余波で研究所と遺跡を隔てる防護壁が壊れてしまい、コーラップス粒子の漏出によってあわや第二の北蘭島事件になりかけたため、南連の核ミサイルによって滅却された。
      • この設定については旧設定であるため、今後変更される可能性が高い。
         

遺跡署

正式名称は「国際連合遺跡科学署」。名前の通り、国家ではなく国連直属の機関。
遺跡兵器制限条約により国家による遺跡技術研究が禁止された後、遺跡の研究を真っ当な形で行うことで人類文明を穏便に持続発展すべく活動していた組織である。
…そのわりに局長のレーダー・ロクサットは凄いこと言い出して歴史をめちゃくちゃにするし、シリーズ屈指のマッドサイエンティストであるマーサ・マイトナーを輩出していたりもするが。


結局彼らの試みは失敗に終わり、遺跡事故や世界大戦によって世界は荒廃の一途を辿った。
しかし、巡り巡ってロクサット局長の唱えた巨大単一国家であるロクサット連盟が誕生し、現在では彼らが(やや方向性は異なるながらも)遺跡署と似た役割を担っている。

 

イタリアンチェーン・カルド

メリトポリ近郊に位置する衛星都市MEL_07で営業しているイタリアンチェーン。
美食家だが料理の腕には優れないサブリナの53件目の就職候補であり、シェフ・コジモをはじめとしてベニト、ジャコモ、マネージャー(本名不詳)などが在籍している。
実質的な店の管理は頑固だが義理人情に篤いシェフ・コジモが取り仕切っている。

チェーン店全体としては業績が危うい側面があり、食材調達のトラブルなどを原因として経営悪化・支店の撤退が続いている。
就職後のサブリナの腕は相変わらずで本格的に料理を任せられるほどではなかったものの、彼女の熱心さが休業しかけていたカルドのメンバーの再起を促した。
更にサブリナも料理のコツを覚えたことで食材トラブルを自力で解決し、カルドは休業の危機を回避した。

 

ヴァリャーグ

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汚染エリアで活動している強盗集団。
おおむねポストアポカリプス作品におけるモヒカン野郎などと同じだが、汚染地域で活動するため全員防毒マスクを付けているのが特徴。
なぜかハンドルで操作するデカいウォーカーマシンなども運用しており、装備のクオリティはピンキリ。

強盗集団のくせに広域で組織化されていて多数の隊が存在しており(n号隊)、うっすらと指示系統もある様子。
とはいえ基本的にモヒカン野郎らしく隊ごとに好き放題している様が見られる。

新ソ連がロ連へ編入を始めた年の前後でこの組織が出現しているという。これを関連づけて出自や裏を考える向きもあるようだ。
ヴァリャーグはパラデウスに手を出さないと言う話もある。
果たして今後本編ストーリーに絡んでくるのだろうか…

イベントストーリーで、一部のヴァリャーグ隊に命令を出して賢く立ち回らせ、広域で何らかの作戦行動をとらせている人物グラシルの暗躍と、その黒幕=パラデウスが示された。
メインストーリー中のヴァリャーグたちの会話の中で名前だけは出ていた人物であることもあり、本編ストーリーへの登場も予感させる。

 

日本公式HPでの説明:

汚染エリアを縄張りに、輸送車両への襲撃、略奪を生業にしている強盗集団。
往々にして徒党を組んで現れ、その振る舞いは荒々しく獰猛、彼らの通り過ぎた場所には草一本残らない。汚染エリアの住民たち、闇ブローカー、賞金ハンター等の人々にとって悩みの種となっている。

グローバルHPでの説明(翻訳):

汚染エリアを縄張りに、輸送車両への襲撃、略奪を生業にしている強盗集団。
当初は冷酷な盗賊集団が単独で行動していたが、現在のリーダーの指揮下で急速に組織化の兆しを見せ、各グループ間の協力関係も良好に築かれた。しかし、全体的な組織構造は依然として緩いままである。
ヴァリャーグは往々にして集団で行動し、残忍かつ攻撃的な行動で知られ、混乱と破壊をもたらす。汚染エリアの住民たち、闇ブローカー、賞金ハンター等の人々にとって大きな脅威であり、汚染エリアの不安定要因の一つとなっている。
 

ウェアウルフ隊

ロ連陸軍の中でも精鋭中の精鋭と呼ばれる特殊部隊。南連のTASAとは何度もやり合っている。
シュライク細胞による事故を防ぐために創設され、実際に2088年のワルシャワ事件ではその後始末を担った。
ロ連軍内での評判はあまり良くないようで、中でも第三部隊は特に悪名高い。
隊員は精鋭部隊らしい黒いアーマーに身を包んでいる。使用するAA-03-B4Mも黒いし、最新型と思われるAAX-05Sも黒と赤でいかにも暗黒面。
ほぼ全ての隊員が熱光学迷彩によるステルス機能を持っており、ゲーム上でも偵察機による監視が重要。

 

ウクライナ

かつて存在した国家であり、本作の主な舞台。
ヨーロッパ東部に位置する旧共産圏国家であるためか、ドルフロ世界においてはかつてのように新ソ連の構成国家→ロクサット連盟の一地域といった具合に連邦の勢力下に入っている。
今でこそロシア連邦とは別の国であるが、かつてはモスクワがまだジャングルだった頃から「キエフ大公国」として発展・繁栄しており、ロシア国民の愛国心を構成する「東スラブ文化」のアイデンティティのルーツと言える場所である。歴史家や軍事研究家の一部からは、これらの歴史的事情(キエフなくしてロシア文化なし)が後のクリミア併合やロシア軍による本土進攻の遠因とされることもある。

 

情報の少ない旧共産圏ということでかつては本邦の創作物では比較的マイナー寄りの国家ではあったが、第二次大戦期の「オデッサの戦い」などで一部ミリタリー愛好家に知られていた。
また『機動戦士ガンダム』においては戦局を左右する重要な土地として登場。「」揮官の中にもファースト、若しくはMS IGLOOや復讐のレクイエムといった外伝作品におけるオデッサの風景を覚えている者もいるかもしれない。
酔狂なゲームオタクであればセガサターンのロボゲー『ガングリフォン』や硬派サバイバルホラー『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズで同地を歩き回ったこともあるだろう。
2022年からはロシアによるウクライナ侵攻が勃発し、ニュースを通じて多くの日本人にも情勢が知られるようになっている。

 

現実の地理的には山のほとんどない超クッソ激烈にデカい平原。その土地を活かした農業が盛んであり、地図なんかを見てもひたすら平坦な畑が地平線の彼方まで続いている。
しかし、第三次大戦やコーラップス汚染の影響かドルフロ世界ではオーストラリア・シルバートンかアメリカ・アリゾナ州のような見た目になっており、所々に大渓谷を有する荒野と化している。
自然や農地こそ失っているもののロ連の浄化事業が進められており、オデッサを始めとするかつての主要都市がホワイトエリア都市として現存しているようだ。


登場・言及されたホワイトエリア都市
・オデッサ
・キーウ(作中ではキエフ表記)
・リヴィウ

 

登場・言及された衛星都市
ODE-01、ODE-04、ODE-07、ODE-22(オデッサ)
CHE-02(チェルカースィ)
・POL-03(ポルタパ)
・MEL-07(メリトポリ)
・LVI-14(リヴィウ)

他、都市名の明言がないコード:ZHY(ジトーミル?)、LUB(ルブヌィ?)、PRY(プリルキ?)、KYI-09(キーウ?)

 
CHEがチェルカースィではない説...

CHEがチェルカースィではない説:

ただ、8.7章にてCHE-02にいるズッケロ組が戦闘ヘリで指揮官の下へ救援に駆け付けその後CHE-02にトンボ返りしたのだが、8.3章の描写などから考えると指揮官達がいた場所はリヴィウ寄りのウクライナ西部エリアであると考えれば*1、現実の地図と照らし合わせるとチェルカースィとは数百kmの距離がある。
というかキエフ(キーウ)に近いチェルカースィまで行けるならばリヴィウに集合地点を変えずそのままヘリでキエフにヘレナとメラニーを連れて行けるのではないかというツッコミも入ってしまう。


そのため可能性の話にはなるが、シナリオリライトによって目的地がキエフ(ウクライナ北部)からリヴィウ(ウクライナ西部)に変わったことによってCHE-02の所在がチェルカースィからチェルノフツィに変わっている可能性が存在する。
こちらはウクライナ西部にあるためたんぽぽちゃんの救援を受けてから急いで飛んで到着できる距離であり、かつ大陸間走行列車が存在するオデッサとリヴィウを結ぶ経路ともほど近いため箱状態のヘレナを春田さんとマちゃんが大陸間走行列車を使ってCHE-02からリヴィウへ連れて行ったことにも説明がつく。
他にも8.7章にて「CHE-02…輸送ルート上にあるな」という指揮官の台詞もリライト後のシナリオである以上は「(リヴィウへの)輸送ルート上」と考えるとCHE-02がチェルノフツィである可能性を補強している。
その後に404小隊がいるエリア(スロバキア東部のコシツェ郊外)に向かっていたエルモ号と再合流する移動ルートなども自然に構築が出来るため決して暴論とは言い難い。


しかし、春田さんの休憩室シナリオで堂々と「チェルカースィの衛星都市CHE-02」と言われてしまっている。
また、武器商人ファルカシュは「キエフから逃亡し」「大型ステルス貨物船を入港させていた」ため港湾設備を有する大規模河川であるドニエプル川沿岸でないと説明が付かず、チェルノフツィだと仮定すると本編ストーリーの矛盾が解消される代わりにイベント『狂想四重奏』が成立しなくなってしまう*2
結局チェルカースィからものすごい距離を飛んだのか、もしくは第三新東京市みたいなノリで衛星都市が遷都したのか、はたまたシナリオリライトによる変更がされたがちょうど大陸版で春田さん実装とリライト版シナリオの公開が被ったこともあり書き直すのを忘れてそのままグローバル版でも翻訳したのかどうかは不明なまま。
まぁ該当の休憩室シナリオでは隊長がグリフィン時代の思い出を覚えてたりもするので…。

 

エルモ号

賞金ハンターである指揮官の所有する巨大武装車両(Mobile Base Vehicle = MBV)あるいはMCV(Mobile Construction Vehicle)、およびその乗員メンバー。

もともと士爵(サー)ハーヴェルに手配させてグリフィン提供したもので、グリフィンが戦術人形輸送および移動基地用に所有していた車両を退職時に持ち出した。
そのため、側面には今もまだ馬鹿デカいグリフィンのロゴがこびり付いている*3
4対の無限軌道で汚染区域の悪路も難なく走行し、前面に付いたドーザーブレード部分で並み居る障害物を薙ぎ倒して進んでいくことが可能。
「ベクトルエンジン」という謎の超動力源(車体前面に付いてる波動砲めいた謎の装置がおそらくそれ)によって巨体を稼働させており、かなりの出力が出せるようだ。
車両規模と居住性もかなり確保されており、複数の居住区画や貨物搬入スペース、人形のデータバックアップ用設備も確保された謎の万能メカである。そのせいか運用コストが非常に高く、ストーリー中では基本的に資金難と整備不良に見舞われ続けている。

現在は主に東欧のかつて新ソ連だったあたりのイエローエリアを爆走しており、B.R.I.E.F.から敵対勢力掃討や物資輸送などの依頼を受けて生計を立てている。
かつてのグリフィン時代の部下であった戦術人形たちが複数人傘下に加わっており、実作業の多くは彼女らの役目。
整備役としてはメイリンというかつて指揮官が保護したアル中の少女が雇われており、かつてのカリーナのように重労働に苦しんでいる。

名前は船乗りを守護するとされる「聖エルモ」から採られている。

サイズは…?

サイズについては不詳。
ただし、他の車と比べて相当大きいことがストーリー中で描写されている。(でっけえ車があるぜええ!!)

旧コンセプトアートには長120、幅20、高24と書かれていたが、その後デザインが大きく変わってしまったため不明となった。
(現行の線画を見るに比率自体はそんなに変わっていないようにも見えるが…)

ちなみに月一くらいで話題に上る某舟の某島本艦は全長600m、全幅306m、全高136m(大地を巡る旅)

 

下部組織

オルフィ診療所

イエローエリアに位置する、不自然に設備の整ったコーラップス放射線治療を行う診療所。
医者としてオルフィアが、その助手としてエリンダが在籍している。

かつてはオルフィアの両親が運営していたのだが、薬を狙う悪党による放火の被害に遭い二人とも死亡し、その後(表向きは)患者たちの出資によって再建され、オルフィアが後を継いだ。
その教訓からか現在は診察・治療する患者をある程度選ぶようになっている。

 

違法ワクチンの痕跡を辿ったレナイーサを伴って訪れ、調査の末にパラデウスとの協力体制が判明。
薬についても「ヴァリャーグへの薬の原材料の略奪依頼」「パラデウス由来の成分によるワクチン製造」「末期患者の実験体としての提供」といったライン越えの行為に手を染めていたことが発覚する。
オルフィア本人としても苦渋の決断だったようで指揮官との協力も打診していたが、結局はパラデウスに襲撃され死亡してしまう結果となった。

 

オルログ財団

2074年時点で第三世代人形の開発を独占的に主導しているとされる財団。
セクスタンスらが所属しサンプル回収任務を進めていたジラードグループも、セクスタンスに友軍として登録されていたマグニ・セキュリティも、大元は同じオルログ財団に属するようだ。
マグニを火消しに雇用した立場と思われるファルベングループも(新たに?)同財団に所属しており、12章ではジラードを蹴落として「誠意」を見せたことを歓迎された。

 

12章での描写によれば、複数の暗黒メガコーポもしくは有力組織の幹部、そして貴族や高貴な一族らが集まって運営されている連合。
政治分野にも根深く浸透しているらしく、おおむね他媒体におけるイルミナティとかフリーメイソンとかソウカイ・シンジケートとかに近いと思われる。

メンバーの一人曰く、「分かち合う者は技術、財産、権力!そしてこの世界の全てを私たちで分かち合うの!」。各組織で平等に技術や財産を共有し発展するというのも重要な理念のようだ。
11~12章にて、中心的立場にあったジラードグループが財団から排斥されたのもどうやら第三世代人形技術を独占して他組織より優位な立場を築いていたことにあるらしい。

 

ENではOrlog Conglomerate。
orlogは、ドイツ語の「戦争、運命」か、古ノルド語のørlǫg(運命)由来か。

その英名称やロゴは、本作サービス開始時から資料室のメニュー素材(アーカイブ)や模擬作戦/メンタル観測のメニュー素材(01ウォッチャー)にひっそりと使われている。

 

下部組織

 

関連事業・計画

 

判明している直接の関係者ヤコフの妻ルイス・ホルツ
関連の疑惑がある者ヘリ、「あれ」

 

か行

カフェ・ズッケロ

グリフィン退職後、勤めていたカフェ「わたあめ」をマキアートにブッ壊されたスプリングフィールドが名前を変えて新たに開店したカフェ。
ウクライナ・チェルカースィ周辺の衛星都市CHE-02に位置し、かつての同僚であるセンタウレイシー、脱走新人地下アイドルのシャークリー、居候のマキアートの4名(アンドリスも過去に所属)で経営されている。

 

…というのは表の顔で、裏の顔はスプリングフィールド店長による情報ブローカー業の拠点
国家諜報機関顔負けの広大な情報網と設備を持ち、衛星都市の各所に有事に備えて超高級セーフハウスを保有し、問題が起こった際は店員(と居候)自ら出陣して敵対者を屠る。
更には指揮官に(払下げ品とはいえ)ロケットポッド満載の武装ヘリをプレゼントしたり、その武装ヘリを着陸させる際に衛星都市の行政の一部を掌握・買収したとしか思えない不自然な状況になっていたりと、資金・コネ共に非常に大きいことが伺える。
ストーリーに登場するたびにどんどん勢力が増大しているきらいがあり、その妙にデカい組織規模を指して「反社」「マフィア」「ヤクザ」呼ばわりされることも。

リヴァも常連の一人であり、タレコミで得た情報を非軍事勢力管理局に流したり、彼女らと協力して事態の解決に当たるなどしている。
メインストーリーでのゴタゴタの後は従業員全員でエルモ号に制式加入し、「ズッケロ小隊」となった。
隠れ蓑であったカフェの営業も代理の人形を雇う形で続けており、裏の仕事もそのまま継続しているらしい。

 

ズッケロ(zucchero)はイタリア語で「砂糖」の意味。カフェのロゴには角砂糖があしらわれている。ちなみに大陸版(中国語)での店名は「方糖咖啡馆」(角砂糖カフェ)となっている。

 

ガラテアグループ

前作に登場した極悪非道組織。表向きはドイツを拠点とする医薬品製造会社。
裏でパラデウスと内通…というか殆ど乗っ取られており、主任のグレイの正体はネイトだった。
抗コーラップス薬剤と称して危険な新薬「イズン」をばら撒くなどといった悪行に手を染めていたが、叛逆小隊や何も知らなかった部下ネーレらの反抗を受けて陰謀が明るみとなった。

 

環境調査隊

長城列車を用いた浄化作業に先立って敷設予定ルートを調査し、障害や環境を記録、問題があれば排除する目的で設けられるロクサット連盟の臨時編成部隊。
普段は長城列車の警備・防衛を担当している路線防衛軍から人材を確保し、調査隊として再編成して臨時出向させているらしい。
将来的な敷設作業を滞りなく進めるため、仮設の通信基地局なども各地に設営している。

こういった立場にありがちな孤立無援の捨て駒集団であり、その中身が元新ソ連軍武闘派であるためか上層部からの扱いは非常に雑。
物資も増援も満足に供給されず、政府組織でありながらヴァリャーグに襲われることすらもあり得なくはないのだという。
また、マグニ・セキュリティやパラデウスなどといった非合法組織が進めるイエローエリアでの陰謀に巻き込まれることもあり、
第七環境調査隊の一三六四小隊・三七六二小隊は共にマグニの襲撃を受けて壊滅している。

 

北コーカサス地方

ロ連の一部である山岳地帯。コーカサス山脈の北側周辺。
逆コーラップス:パン屋作戦」における主な舞台となるエリア。主な都市はミネラーリヌィエ・ヴォードィなど。
見渡す限りの雪と山と基地とエピフィラム畑というロクでもないエリアで、生骸も普通にうろついているシンプル危険地域。
2092年時点ではどんどん人口が減っているらしく、民間人を見ることはほとんどない。

 

グリズリー小隊

かつてグリフィン内に存在していた戦術人形小隊。主にトロロ関連のエピソードで言及される。
構成メンバーはグリズリー、M590、FI M82、PzB39、AK-Alfa(トロロ)の5名。
当初は新人であったトロロとはぎくしゃくした関係だったが、その後は打ち解けたようだ。


グリフィンの業務縮小を期にトロロ以外のメンバーはグリフィンを退職して民間の仕事に就いた(M82のみ『パン屋作戦』で再び銃を握っている)ため、現在は存在しない。
しかし全員それなりの頻度で連絡を取り合っており、どうやら今でも「仲の良い友達グループ」のような関係らしい。

 

グリフィン

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主人公である指揮官が10年前に所属していた民間軍事会社(PMC)。
正式な社名はグリフィン&クルーガー(G&K)であり、創設者もサー・グリフィンクルーガーの二人である。
メタ的にはサンボーン社と長い付き合いである作曲家のG.K.氏から取られたと言われている。
もっとも、実質的な経営はクルーガーが担っており、サーはほとんど関わっていなかった。


元々はPMCの中でも有数の巨大な企業規模を誇っていたが、2の時点では財政削減や外部からの圧力などで弱体化しており、もはや見る影もない。
当時所属していた人形たちは指揮官の退職後、グリフィン職員の手によって再就職先が手配されたり出て行ったりで、現在は各地に散らばっている模様。
野に放つとマズそうな人形も少なからずいたけど大丈夫なんですかね…

現在のトップは当時の指揮官の上司であったヘリアン。人形小隊の指揮官も務めている。
最低でもリーダー格の霜降小隊を含む3小隊以上の人形小隊が残存しており、その他ヘリやトラックといった車両群も保持している。
現在も所属が判明している人形としては「霜降小隊」を構成する瓊玖(QBZ-191)、トロロ(AK-Alfa)、チータ(MP-7)、リンド(AA-12)がいる。
また、絳雨(97式)は指揮官退職後もグリフィンに残っていたようだが、姉が気になって結局飛び出してきた模様。

 

下部組織

  • 霜降小隊 - 瓊玖、トロロ、チータ、リンド
 

日本公式HPでの説明:

かっては大量の戦術人形を擁し、莫大な影響力を持つ巨大民間軍事企業だった。
口連の成立に伴い、世界情勢は安定化してきた。影響力を警戒されたグリフィンは解体・再編成を余儀なくされ、その組織規模も厳しい制限を受けることになった。

グローバルHPでの説明(翻訳):

“グリフィン&クルーガー民間軍事会社兼セキュリティコンサルタント会社”(通称「グリフィン」または「G&K」)は、第三次世界大戦後に設立されたPMC。Important Operations Prototype 製造会社(IOP)と緊密に協力し、多数の戦術人形を保有し、一時は政治情勢や歴史の流れに影響を与えるほどの影響力を持つ組織となった。
URNC(ロ連)の設立と世界情勢の安定化により、かつて強大な力を持っていたグリフィンは解散と再編を余儀なくされた。一部の職員は非軍事勢力管理局へ異動となり、元グリフィンの指揮官は個人的な理由で退社し、賞金ハンターとなった。
再編後、グリフィンの組織規模は厳しく制限され、多くの戦術人形がホワイトエリアやグリーンエリアへ配置転換、あるいは独自の道を歩むこととなった。現在、グリフィンはヘリアントスによって運営されている。
 

グローム舞踊団

ムラクモと争ってそうな名前のパフォーマンス集団。かなりの知名度と組織規模を誇るらしく、人材育成にもかなり気合を入れている様子。
パフォーマンス人形だけを集めたダンスグループ「スパーク(スパーク小隊とも)」を抱えており、幼熙によってリーダーとマネジメントが行われている。
メンバーの確保には難儀しているようで、エルモ号を訪れた幼熙はヴェプリー・シャークリーに対し「スパーク」に移籍させようと130回以上もの執拗なヘッドハンティングを試みている。

主な所属メンバーは幼熙など。

 

劇団ターリア

汚染エリアを巡って演劇を巡演する慈善団体。
主演女優を務めているエイダはアミンダと親交があり、その縁で朝暉ら「そよ風」一行が協力することとなった。

エイダと亡くなった彼女の親友フェイリスの両親との間に生まれてしまったすれ違いがきっかけでヴァリャーグの襲撃を受けるなどの困難に陥ったが、
朝暉と指揮官の共同作戦により誤解を解くことに成功し、舞台劇「曙光の誓い」は大盛況に終わった。

 

さ行

最終生命

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ラスボスみてぇな名前の医療系企業。英語での表記は『Ultilife(アルティライフ)』とこれまた仰々しい。
生命科学の分野を「最終領域(Ultimate Limits)」に押し上げることを目標とする超絶ガンギマリ企業。
時たま出てくる人間の意識をデジタル化してアップロードする技術も、元々は彼らによって生み出されたものなのだとか。


主に前作ではなく『ニューラルクラウド』のほうで言及されているが、グリフィンの一部戦術人形(AA-12、PA-15、MG36)の出身であることが明かされている。
善玉サイドにも関わらず倫理観に問題が多すぎることで知られており、特に同企業に在籍していたリンドは臨床実験用モルモットにするためにわざわざ人間の臓器や脳を忠実に再現したという激ヤバな人形であった。
他にもエラーの出た欠陥個体にも関わらず「腕前が凄いから」という理由でナースを雇用したり、異常な人心掌握術を会得した旧支配者飼ってる獣医を生み出したり、島一個使って毒草の楽園作ってみたりと滅茶苦茶やっていた。
暴走内容だけ見るとフローラ植物研究所と概ね紙一重といった具合である。


10年後の現在も現存しているかは不明だが、所属していた人形の一部は続投している。

 

サイバーメディア

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ドルフロ世界の日本で唯一無事な地域・北海道は札幌に位置する、消えゆくジャパニーズKawaii文化を懸命に維持すべく奮闘中のエンターテイメント企業。
新聞やニュースからゲーム、映画まで幅広く手掛ける一大企業であり、大戦後の人類の娯楽産業を支えているらしい。
あまりにデカすぎて日本を飛び越えて極東一体の文化復興を担っている節があり、古箏やカンフー、欧州食文化、マーチングバンド、テレビ番組、民俗学研究科まで幅広い文化を維持・発展すべく人形を送り出してきた。
遠く離れた東欧ウクライナの地においてもK-POP人形が活動し、ロクサットがプロパガンダ用にアイドル人形を製造したりしているのも恐らくは彼らの奮闘によるところが大きいだろう。


文化面においては世界に大きく貢献している一方で、出身人形に関してはかなりの変人揃い。
反体制派ストリートアーティストや炎上系ストリーマー、サイケデリックな彫刻家、予測精度高め過ぎた結果金融の道に進んだ占い人形など一風変わった人形たちが揃っている。


本作に登場する複数の人形の出身企業でもあり、黛煙絳雨姉妹はここの企業の推進していた古箏演奏家プロジェクトによって生まれている。
クルカイの乗るバイク側面部にもロゴがあしらわれており、2070年代においてもまだまだ一大娯楽企業のようだ。
まだ本編中に直接登場してはいないものの、各所に極東文化やコンテンツが見られるあたりも同企業の影響力が垣間見られる。

 

シッカテクノロジー

家庭用サービスロボット『モッピー』を展開するテック企業。
モッピーは本作において敵およびマスコット的存在として頻繁に登場するため、プレイしていれば(その鬱陶しさも相まって)かなり印象に残る製品となっている。

比較的簡素な構造ながら清掃や修理、警備を行うことができ、色々な場所で採用されているらしい。
上位機種として料理ができる「シェフさん」、消化救助が行える「ピューピル」、多数のモッピーを制御統率する「モッピー中枢」などが確認されている。
エルモ号ではなぜか6P62カラーに塗り替えられ、射撃訓練の標的として使用されている。

元が平和でマトモな家庭用ロボット事業であるため本編ストーリーにおいては影は薄いが、イベント「ミーミルの再演・上」で少しだけ登場。
新たに開発したモッピー1.5の防犯能力をテストすべく、エルモ号の人形たちを雇ってプラチナリゾートで新製品テストを行った。

 

社会福祉公社

前作コラボイベントでドルフロ世界における存在が発覚した、イタリア政府主導の児童福祉組織。
余命僅かな少女を「義体」と呼ばれるサイボーグに改造して第二の生を与える…と言えば聞こえはいいが、実際のところは洗脳を施して暗殺業務の鉄砲玉に使っているだいぶ悪い組織。
孤児を引き取って改造するという点ではおおむねパラデウスと似たような連中である。こっちが襲うのは反政府テロリストなだけややマシだが…


ドルフロ世界における公社はかなり昔(おそらく第三次大戦より前?)に解散しているようで、関連人物はほぼ全員死去、僅かにネットワーク上にサーバーの痕跡が残されているのみであった。
こちらの世界においても恐らくはサイボーグ技術および人形素体性能の技術革新に一部関わっていると見られるが、詳細については不明のままである。

悪評の多い公社がこちらにも存在していたことは原作ファンにとってかなりの衝撃であり、未だに関連する話題で語られることも多い。
現在では彼ら以上に人命を軽視した極悪組織もどんどん登場しており、かつて公社が存在していたことに対する「ありそう」感は高まり続けている。

 

集落

主にイエローエリア以下の汚染地域に存在する、ロクサット連盟の管理下に置かれていない人間の居住地を指す表現。
難民が寄り集まった新しいコミュニティを指す場合もあれば、米蘭島事件で世界的汚染が広がる前からずっと暮らしている人々のコミュニティだったりすることもある。


グリーンエリア以上の衛星都市やホワイトエリア都市とは異なりロクサット連盟政府の援助は受けられておらず、慈善団体や調査組織が時折関係を持っている程度。
生骸、ヴァリャーグ、そしてコーラップス・ストームの脅威に晒され、闇ブローカーの輸送網が無ければ基本的なインフラすらもままならない過酷な暮らしである。

当然ながら野外での農業なども行えないため、食料事情はかなり厳しめ。芋虫肉がごちそうになるレベルの悲惨な状況のようだ。
そういうわけで少ない資源を巡る略奪行為も横行しており、ヴァリャーグにしょっちゅう襲撃されている。


(建前上は)支配下に置いているロクサット連盟との関係はどうかというと、浄化事業の過程で浄化予定地周辺にある既存家屋の取り壊しを強引に進めているため、彼らとは基本的に仲が悪いようだ。
集落出身の人々による浄化設備破壊やテロ行為が作中でも幾度か言及されており、「浄化事業の重要さ」と「すでに住んでいる人々の暮らし」の両立という点では悩ましいことになっている。

イエローエリアを主な舞台としている都合上、本作において訪れる機会は多め。
メインストーリーにおいてはサージャの住む大規模地下集落が描かれ、ヤミ市の情景やヴァリャーグとの相互関係が描かれた。

 

シュタージ

東西冷戦期に東ドイツで設立された秘密警察・諜報機関。正式名称は国家保安省(Ministerium für Staatssicherheit)。
当時の諜報活動の最前線であったベルリンを中心とし、ソビエトの手先として大規模かつ綿密な諜報・工作を行った。
史実では1989年のベルリンの壁崩壊・東西ドイツ統一によりその役目を終えて解散したが、ドルフロ世界においてはその後世界情勢の変化に伴って再結成されている。

 

その経歴から旧共産圏、特に新ソ連と繋がりが深い。しかし前作(2060年代)時点ではドイツ本土の混乱・スキャンダルに揉まれたことで組織としては弱体化しており、新ソ連側よりは格下のような立ち位置となっていた。
前作のパラデウス追跡任務においてグリフィンおよび叛逆小隊と連携し、少なくない犠牲を被りつつもパラデウスを打倒している。
しかし、その裏ではパラデウスの実験室で発見したNYTOの死体を密かに回収・保存することに成功しており…

 

主な所属エージェントはK、J、Q、ライトなど。上級エージェントはコードネームにアルファベット1文字を使用している。
またSP9(モナ)、スターリング、PPQ(ブリジット)、TF-Q(ダグマー)、LS26(イーディス)といった戦術人形も戦闘要員として配属されていた。

 

賞金ハンター

主に現地政府の効力が及んでいないイエローエリアなどで活動している、賞金を求めて様々な業務を行う者たちの総称。
日本のメディアでは一般的にはバウンティハンター、もしくは賞金稼ぎという翻訳が使われることが大半だが、ドルフロ2日本語版ではなぜか賞金ハンターという折衷訳が用いられている。

主人公である我らが指揮官様の現在の職業。
概ねフィクションにおける賞金稼ぎや傭兵業と近く、敵対勢力の排除、物資の輸送、交渉、手伝い、さらには足りない演劇俳優の助っ人などなど、その業務内容は多岐に渡る。
規模感もピンキリで、エルモ号のように指令役と実働隊が揃っているもの、小隊規模の武装集団、果てはカフェに合流する前のマキアートのように個人で活動するものまで含まれる。
軍や民間軍事企業などと比較すると総じて規模が小さく、立場的にもあまり強い存在ではない。そのため、大規模斡旋組織であるB.R.I.E.F.の傘下に入ることで安定を図るハンターも多い。
当然ながら現地政府主導の浄化事業に対してはお互い協力関係にあり、生骸掃討などの彼らの事業に関連した依頼をこなすことも。

 

ジラードグループ

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メインストーリー上最初に敵対する企業。
ウクライナ南部、黒海沿岸部に位置するオデッサを拠点とする巨大暗黒メガコーポ。
工業系に強く、機械製造を主軸としてさまざまな分野に手を伸ばしている。
汚染地域の浄化事業にも貢献しているが、その見返りとしてかなり胡散臭いことに手を出しており、オデッサ州政府およびその管轄下にある衛星都市の腐敗を招いている。

オルログ財団に属する企業の一つで、2071年(イベント「影に生きる者」)~2074年(メインストーリー)時点で第三世代人形の技術を掌握し開発を先導し続けている(と主張している)。
同財団のマグニ・セキュリティとは理事会命令で協力関係にあり、ジラードの研究開発をマグニの実動部隊が支援している形のようだが、一枚岩ではない様子が見られる。
第三世代人形技術の大本であるはずのIOP(16Lab)との関係はまだ全ては明らかではないが、ジラード製人形はベースコマンドレベルでIOP製に酷似しており、開発部門責任者会長により密かに技術盗用が行われたことが判明している。
また、ジラード側は「第3世代人形の技術最適とアップグレードに必要なサンプルリスト」を有し、IOP製第二世代人形を多数収容することで技術的優位を保っている模様(「コロナホール」計画?)。
技術こそ秀でているものの実際の完成した人形がゴスロリ無能だったりキモい4つ足マシンだったりするあたり、どことなく開発陣が迷走していそうな雰囲気がある。

また、ファルベングループとは何らかの繋がりがあり、最近なぜか業績が振るわなくなったジラードグループに執拗な干渉をしてきている。

 

関係者:リューリック・ジラードダレン・クロードダーチュアセクスタンスヤコフ・ホルツ

 

日本公式HPでの説明:

オデッサ州に拠点を構える大規模工業企業グループ。機械製造を主要事業とし、研究開発分野でも生産分野でも高い実力を持つ。
発展を続ける数年のうちに、ジラードはオデッサ州政府と蜜月関係を築いた。浄化事業における同グループの貢献度は突出している。

グローバルHPでの説明(翻訳):

オデッサ州に拠点を構える大規模工業企業グループ。機械製造を主要事業とし、研究開発分野でも生産分野でも高い実力を持つ。製品ラインナップは消費財から軍事装備まで多岐にわたり、幅広い市場をカバーしている。
オデッサ発祥の企業として、ジラードの製品は州内で高い市場シェアを占めている。近年、ジラードグループはオデッサを拠点として周辺地域への進出を目指し、影響力の拡大に努めている。
ジラードグループは通常の事業活動に加え、複数の慈善財団を設立している。現会長のリューリック・ジラード氏は政界にも進出し、オデッサ州議会議員としてオデッサの利益のため働いている。
発展を続ける数年のうちに、ジラードはオデッサ州政府と蜜月関係を築いた。浄化事業における同グループの貢献度は突出している。
その卓越した実績とイメージ向上への努力により、ジラードグループはオデッサ州で広く大衆の支持を獲得し、地元企業としての確かな評判を築いている。
 

新ソ連

正式名称は「新ソビエト共和国連邦(Neo-Soviet Union)」。
かつて存在した国家であり、前作の舞台のひとつ。

2032年に革命運動によってロシア連邦が打倒された結果誕生した、旧ソビエト連邦構成国家で構成される一大国家。
2045年の第三次大戦では主要な参戦国のひとつだったが、辛うじて勝利したものの双方甚大な被害を負い、連邦の存続が危うくなってしまう。
この揺らいだ地盤を遺跡技術を手に入れることで解決しようと暗躍したのが、前作でグリフィンを裏切ったカーター将軍ら正規軍(KCCO)である。

しかし、彼らの陰謀はすんでのところで阻止され、陰謀が明るみに出たことで正規軍および同国政府の権威は失墜。同時に新たな国家形態を唱えるロクサット主義が台頭し始める。
2064年には新ソ連はロ連に吸収される形で(単一国家としては)消滅し、それから10年後となる現在(2074年)ではロ連を構成する一地域となっている*4
現在の表記は「新ソ連大区」または「新ソビエト大区」。

IOPや16Lab、鉄血工造、スヴァローグ重工、そしてもちろんグリフィン&クルーガーなどなど、シリーズ通して出番のある様々な組織の出元。
独立国家でなくなってから10年が経過した現在においては既に過去の歴史となっているが、ぽっと出の旧友のウラジーミル准尉など往時に言及する新ソ連政府の人間もたまにいる。

 

新ソ連反乱軍

新ソ連正規軍のうち、タカ派のカーター将軍の派閥に属する勢力に対して新ソ連上層部が定義した呼称。
彼らの行動は上層部の意向と全く異なるクーデターのようなものであったため、「反乱」という単語が用いられた。彼ら自身は「特殊作戦司令部」とも呼んでいる。
前作においては鉄血に代わって登場した第三勢力であり、その強大さによってグリフィンが一介の小さな軍事企業に過ぎないことをプレイヤーに印象付けた。

 

その目的は「東西冷戦構造への逆戻り」。全世界的な統一国家を目指すロクサット連盟の野望を阻止し、遺跡兵器であるバラクーダを使って世界情勢を再び不安定にしようとしていた。
戦勝国の偉大な英雄たちという立場に胡坐をかいていた彼らにとって、ロ連の提唱する「敵国と手を取り合って同じ国家を築こう」という思想は受け入れがたかったようだ。

このため少なくない数の軍事勢力がカーターと共に武装蜂起したが、バラクーダ奪取の失敗、グリフィンの決死の抵抗、そして反乱に加担しなかったふつうの正規軍の加勢によって阻止された。
しかしカーター将軍は第三次大戦の英雄だったため迂闊に手が出せずに失脚だけで終わり、これが後の東ドイツ・フランクフルトの大惨事に繋がってしまう。

反乱鎮圧から10年が経過した現在では、これらに加担した勢力の残党は路線防衛軍として再編。
ロクサット連盟の推進する浄化事業を支えるため、危険で過酷なイエローエリアでの任務に従事している。

 

スヴァローグ重工

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1990年代ごろにモスクワで設立された老舗オリガルヒ。漢字表記は『火神重工』。
軍事産業、航空産業、建築、発掘など多種多様な分野に手を伸ばしているが、主力となるのはエネルギー産業のようだ。


前作では融合勢力の爆撃鹵獲任務の際にグリフィンと提携し、鉄血やパラデウスの頭上に大量の爆薬を降り注いだ。
また、『ニューラルクラウド』においても主要企業のひとつとして登場している。
2作品を跨いで出番があったもののそこまで頻繁に不祥事が描かれたわけではなく(自社セクターではなかなか壮絶なことをやっていたが)、規模及び手掛けている分野の幅広さの割には意外に善玉。


本作では出身人形はいない*5が、エネルギー産業においては相変わらず活躍しているらしい。
ロクサット連盟の主導する浄化計画に参入しており、主にホワイトエリア都市における発電設備などを担当しているとか。

またレアアイテム『極限増幅チップ』のフレーバーテキストでも言及されており、I.O.P.と連携して戦術人形の武器アタッチメント開発を行っているらしい。

 

スチュワートグループ

セシュト&ファルベン傘下の中小企業のひとつ。医薬品の原材料を生産している。
また会社としては比較的小規模ながら、不相応に磁気パルスの特許を保有している。

 

スパーク

幼熙がリーダーを務める、ダンサー人形を集めたダンスグループ。「スパーク小隊」とも。
当初は幼熙のもともとの所属であるグローム舞踊団内部の1集団だったようだが、徐々に勢力を拡大していき独自の活動を担うまでになった。

カフェミニゲームでの会話から推察するに、現在の正規メンバーは10人前後。人員不足には常に悩んでいるようだ。
幼熙のスタイルからして韓流アイドルのような形式で展開されているらしい。

 

スロバキア

ウクライナ南西部に隣接する地域であり、かつて存在した国家。
前作における始まりの地・S09地区#yd2a8e44?からほど近く、本作においても9~10章「遠日点」などの舞台となっている。

ハンガリー王国の一部だったり、オーストラリアの一部だったり、チェコとの連邦国家になったり、そこから分離独立したりと、同地域の多民族国家らしく複雑な歴史を持つことで知られる。
ドルフロ世界においては第三次世界大戦で深刻な環境汚染を被り、戦争終結後の2054年に崩壊・新ソ連に吸収された。

現在はロクサット連盟新ソ連大区の辺境となり、北東地域では浄化事業に向けた調査が行われている。
しかしマグニ・セキュリティおよびパラデウスによる妨害活動も確認されており、まだまだ人が定住するには過酷すぎる環境といった様子。

 

そよ風

人形のみで構成された音楽バンド。と言ってもギターをかき鳴らしているわけではなく、琴や演武によるパフォーマンスがメインのようだ。
メンバーは朝暉(リーダー)、黛煙絳雨の4人。
黛煙と絳雨は姉妹として製造された人形であり、グリフィン時代やそれ以前でも姉妹として仲良く過ごしていた。

各地を転々としながらパフォーマンスで稼いでいたようだが、大切な友達*6にグリフィンと関係あることで呼び出されて移動している最中に、
ブージャムによる騒動とそれに巻き込まれたコルフェンに出会い、彼女を通じて指揮官の危機を知ったことで指揮官の下へとやってきた。
以降はズッケロと共にエルモ号へと乗り込み、単独行動をしていた緋も合流したことで全員がエルモ号に集合した。

 

た行

タリン

北欧・エストニア北西部の都市。
前作の舞台の一つで、パラデウスが「異性体」と呼ばれる失敗作のネイトを生きたまま列車で運んできてはコーラップス・エピフィラムの花畑に不法投棄していた場所。
自殺以外にやることがなく、異性体の多くがエピフィラムを育ててはコーラップス放射線に被爆して死んでいった。


その中に、実はひとりだけ「失格異性体」と呼ばれる完全免疫体がおり、彼女だけはエピフィラムを用いた被爆に耐える「成功例」であった。
彼女は完全な存在となるべく、他の異性体たちやドアに挟まれて死んだ奴の死体を吸収してパワーアップ。更なる覚醒を目論み、M4A1と対峙した。
死闘の末に失格異性体は討ち取られ、その体はM4A1のOGASが吸収することに。そうして生まれたのが現在のダンデライオンである。

 

地下施設(ODE-04)

オデッサの衛星都市ODE-04の廃屋地下に存在していた、謎の巨大な研究施設。
内部には雑多な部品や失敗作の人形などが放置されており、人気のない場所。
「主席」の残した手がかりを追ってきたリヴァたちが辿り着き、内部の調査を行った。

その正体は、ジラードグループが極秘に建設した初期の第三世代人形研究所。
中にはペーパープランで終わったはずの16lab由来のパーツなどもあり、巨大人形兵器「カオス」などの非合法ビックリドッキリメカも秘匿されていた。
また、第三世代人形の中央管理サーバー自体もこの研究所に併設されており、コクーンとダーチュアはジラードを裏切る足がかりとしてリヴァたちにサーバーを破壊させた。
その後「カオス」の自爆により地下施設は証拠となる物品ごと吹き飛ばされたが、その痕跡はファディ少佐のジラードへの疑念を強めることとなった。

 

中央陸軍

「中央」というだけあり、ロ連の各区ではなくロクサット連盟中央政府が直接的に保有する陸軍。ポジションとしては国連軍に近いか。
現在は国家統一により大規模戦は集結しているため、大規模な軍事活動ではなく小規模紛争、浄化事業参加、イエローエリアでの医療支援といった方向で活動しているようだ。
軍事的には前作で新ソ連が運用していたキュクロープスの改良型と思われる人形を、医療的には医療補助目的の看護人形を配備していたりと、人形をそれなりに導入しているらしい。

ロクサット連盟の傘下という部分で何となく察せられる通り、運用方針はまさにディストピア国家のディストピア軍隊といったところ。
状況次第では本腰を入れないどころか弱者を虐げる側に回ることもあり、逆に陸軍所属であっても末端の兵士や人形は容赦なく切り捨てられる。
特にロ連にとって重要ではないイエローエリアにおける治安や医療に従事するものたちの仕事は過酷で、皆ロクな目に遭っていない。


所属する人員は療護化学防護隊所属のアンフィア・シャラポワ、同組織の医療人形TS-K-2076ことコルフェンなど。

 

鉄血工造

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かつて存在した軍需企業。前作における主要な敵勢力の一つ。
第三次大戦以前の2031年にルーマニアで設立され、戦術人形の製造・研究を行っていた一大企業。同じく人形製造に携わるIOPとは密接な関係にあった。
大戦勃発時はIOPと共に新ソ連側として協力し、戦術人形の優位性を示すことでIOPを出し抜いてシェアを獲得。主に軍事用途に特化した製品を送り出し、新ソ連の勝利に貢献した。

以後、軍需産業の大手として事業を拡大していたが、2061年に同社が襲撃され(偶発的に)研究者が殺害される「胡蝶事件」が勃発。
カス同士が互いに足引っ張り合って大失敗した深い陰謀が関わるこの事件により、鉄血の開発していたAI「エリザ」が暴走。全職員が殺害され、鉄血は巨大企業から制御不能な武装勢力へと変貌を遂げた。
この暴走戦術人形集団の対処を試みたのがグリフィン&クルーガーと、その新人である指揮官である。

当初は色々手こずりながらも鉄血の掃討が進められていたが、遺跡にアクセスできる特殊な存在である「エリザ」の奪取を目論んだカーター将軍ら新ソ連正規軍の裏切りが発生。
更には第四勢力であるパラデウスの出現なども経て、次第に単純な敵対関係にある勢力ではなくなっていく。
同時期にグリフィンとスヴァローグ重工は協力して鉄血人形を爆撃で吹き飛ばして無理やり拉致っていく鹵獲作戦を展開し、少なくない数の鉄血産エリート人形がグリフィンの味方となっている。

諸々の陰謀が阻止されてから10年が経過した現在では、鉄血工造の反乱は鎮圧され、保有していた技術や特許はパブリックドメインとなった。
もはや会社としては存在せず言及されることも殆どないが、ダイナーゲートやイージスといった元々鉄血産だった兵器類は今なお安価で優秀な戦力として広く普及している。
エルモ号近辺も例外ではなく、愛玩用の小型ダイナーゲート、シャークリーが犯罪組織から奪った「ピーちゃん」、ペーペーシャの保有する「ガーディアン」など、鉄血産人形を見かける機会は多い。

10年前の再編により、かつてのエリート鉄血人形たちもグリフィンや指揮官の許を離れていったが…?

かつては反逆者であった鉄血エリートたちだが幸いにも処分されはしなかったようで、生き残りの一部はエージェント率いる「缄默小隊」としてレッドエリアでの調査・浄化塔の設置に勤しんでいるらしい。
判明している所属メンバーはエージェント、デストロイヤー、アーキテクト、ゲーガー、ビーク、スケアクロウ、イントルーダーの7名。
環境汚染および生骸の脅威と常に隣り合わせの過酷な仕事ではあるが、国営事業に携われている時点で一番酷い境遇の人形たちよりはマシといったところだろうか?

 

都市警察機関

『警察局』とも。
衛星都市における治安巡回、または各種の重大・緊急治安事態に対応する組織であり…要するに本作における敵ユニットとしての警察機関。
ロ連の汎用軍事人形であるキュクロープスや重装甲特殊部隊といった出で立ちのマグニ・セキュリティと比較すると、比較的軽装で威圧感は少ない。
とはいえ目は赤いし持ってるのはフルサイズのAKや巨大なランチャーだったりと、衛星都市の治安の悪さが伝わってくる出で立ちをしている。

ロボット兵は警備を担当する小型の『巡回型』と鎮圧を担当する人型の『治安型』の2つのカテゴリーで区分されており、更にその上に『巡行監督』がいる。

な行

南極連邦

1での出来事(2062~2064年)どころか、グリフィン設立よりも更に昔の2045年に誕生した国家。
汚染や世界大戦を避けるため南極地下にシェルターを建てて引きこもった大集団で、参加者は960万人以上(だいたい神奈川県民ぐらい)に上る。
2023年頃から南極遺跡を研究していた研究者とその家族が南極に移住し、彼らによって南極の大空洞に作られた基地が原型である。
第三次世界大戦の勃発から間もなく独立と鎖国を宣言し、その後戦争が6年もの間続いたことでその存在は忘れ去られ、シールドに閉ざされたまま外界との交流を途絶している。

30年後を舞台とするパン屋作戦では外界に姿を現してロクサット連盟と大戦争をおっ始めているが、2開始(2074年4月)時点ではまだまだ潜伏中であり表舞台には登場していない。
翌年の2075年に発生するアデレード・タンカー事件(オーストラリアで海賊に襲われたタンカーが南極連邦に救助された事件)をきっかけとして鎖国が解かれ、その後は本筋に関わってくる…と思われる。

 

シェルターの中では外界の影響を受けることなく遺跡研究が進められており、外界には存在しない新たなテクノロジーも生み出されている。
代表的なのは物質シャトル。個人で携行できるサイズの機器であるにもかかわらず、物資を半永久的に転送できるという優れもの。
他にも数々の遺跡研究の成果によって、数倍の領土と人員を持つロ連軍相手でも互角どころが圧倒するくらいには大きな力を持っている。

住人達はコーラップス耐性を付けるためにワクチン接種とゲノム治療が義務付けられており、南極で産まれる子供は生まれる前と後に2度のゲノム治療を受けなければならない。
このおかげもあって、南極人たちは足下にある遺跡からの放射線に強いだけでなく、外界でも多少の汚染地域なら活動することができるくらいにはコーラップス汚染に強い。

 

パン屋作戦では主人公側の勢力ということもあり善玉感を抱かれがちだが、遺跡技術を研究しまくって戦争をしているという点で見るとロ連とも大した差はなく、どちらもカスな側面を有している。
傘下に居る軍人たちにすら、上層部の政治的姿勢が悪いと批判されていたりする。
実はロクサット主義から枝分かれした「ビーコン計画」というプロジェクトを支持する集団の集まりであり、つまりはロクサット主義者同士が地球規模で起こした壮大な内ゲバだったりする。

 

人形コミュニティ

人間社会との繋がりを断ち、独自に生活する人形たちの集団。
実質的な指導者の立場にはウルリドが就いているが、あくまで仲間たちの意見を尊重すべく民主制を採用している。

元となったのは、賞金ハンター稼業を行っていたバーナード・アレン率いる大規模キャラバン。
アレン自身は指揮官のような人形性愛者ではなく、大量の人形を従えている割に皆に名前を与えず、製造番号で呼んでこき使うようなまともな男だった。
ある時アレンは探索中に連れていた戦術人形ごと遭難するが、生存の見込みが低いと見るや元から忠誠心が低かったのもあってウルリド(II_770090)が主体となって独立。
その後親切心で助けた遭難者に裏切られて密告され、物資と素体を漁りに来た賞金ハンターの襲撃を受けたことで人間不信が高まり、身寄りのない人形だけを迎え入れる集団となった。

 

ウルリドロッタ、バチルダなどの民生人形組のほか、リッタラスオミドゥシェーヴヌイら元グリフィンの戦術人形も加わっている。
アレン失踪時に主力であった戦術人形らもまるごと喪失したため、構成員の大半は裏方担当の民生人形モブが占めている。

常にヴァリャーグや生骸、そして賞金ハンターの脅威に晒されているため探索と防衛の必要性があり、資源も枯渇気味なためコミュニティの役に立てるメンバー以外は休眠状態で待機することを余儀なくされていた。
所属する一部の人形の姿は人工皮膚すらない内装剥き出しな事からも窮乏ぶりが伺える。
このため割合的に実働隊メンバーの発言権が非常に強くなってしまっており、多数決に基づいた投票システムを試みたウルリドは組織の運営に苦悩する羽目になった。

 

当初は徹底的に接触を避け、居場所も秘匿する方針でいたが、イベント「ガラス島を行く者」においてスオミが指揮官と再会し、物資を提供されたことでエルモ号との繋がりが出来た。
詳しくは不明だがある時期から半分エルモ号の下部組織のような状態になっているらしく、指揮官のベッドは時たまウルリドに占領されている。

 

人形地下格闘場

「地下人形闘技場」とも。
バトリングとかアリーナとかサンダードームとかそういうタイプの、ポストアポカリプスSFものでは定番の殺し合いによる違法賭博施設。
キャロちゃんペリティアの過去エピソードあたりでたまに言及される。

10年前は主にグリーンエリアで盛んに開催されており、ブラックマーケットと繋がりのある犯罪組織などによって運営されていた。
違法な人形売買・改造・密輸が横行しており、誘拐してきた人形を改造して出場させることなどもあったらしい。
ロクサット連盟の現行法下では法律に抵触するらしく、2067年に実施された保安局による摘発であらかた壊滅した。

と、思われていたのだが…

 

人形天使教

前作に登場した、人形の高い演算能力を活かした分析や予測を『導き』として崇める新興カルト教団。
本人の同意なく勝手に対象の人形をメシアとして崇め、教祖に仕立て上げようとしている。かつては元教祖と教祖候補がグリフィンに在籍するというよくわからない状態になっていた。

ぶっちゃけ同時期に明確に人類を滅ぼそうとするタイプの極悪カルト教団(および企業)がひしめいているためいまいち影が薄いというか、これでもドルフロの末法世界の中ではまだマシなほうと言えてしまう集団。

 

人形猟場

抵抗手段を奪った人形を壊して遊ぶ、倫理観が世紀末すぎる娯楽施設。ウルリドがかつて送られた場所。
人形の調達にはヴァリャーグが関わっているとか。

 

ノヴァーリス号

ギャンブル漫画ではエスポワール号なんかで馴染み深い、三層構造の大型カジノ船。
恐らく黒海沿岸あたりで運行されている。アメリカなんかでは停泊させたまま動かさないことも多いが、同船は一度出港した後に別の入り江に停泊する形でロ連の法規制を回避しているようだ。

かつてはオルログ財団の令嬢でありオモチャ会社経営者であったセリア・ホルツにより所有され、チャリティイベントなどの会場として利用されていた。
セリア・ホルツの死亡後はジラードグループ幹部の夫ヤコフ・ホルツのものとなり、同社と繋がりのある富豪や政界の大物などが集まるカジノ船として運営されるようになった。

 

上層部に用意されたカジノは建前であり、メインの催しとなるのは下層部に用意された人形地下格闘場。
ここではヤコブ・ホルツの主導する第三世代人形研究の過程で生まれた欠陥品のガラクタ人形たちを選手として投入し、互いに殺し合わせていた。
大量の欠陥品を有効活用でき、戦闘や洗脳ウイルスのテスト場としても利用でき、更には賭けによる莫大な収益も手に入れられるという一石三鳥の手法だったらしい。
また、かつて保安局の取り締まりの際に失踪した伝説のスター「キャロリック」が再び選手として参戦し、残忍なファイトスタイルで好評を博した。

 

スキャンダルまみれのこの時期のジラードにしては珍しくちゃんと暗躍していた船だったが、ある時経営者の息子カール・ホルツが船の入手を画策。
うっかり最強PMCのベテラン人形を連れてきてしまい、彼女の行った破壊工作により警備システムの無差別攻撃が始まってしまう。
更には潜入していた自称天才発明家によってリモート爆弾を仕掛けられ、大爆発により船体を真っ二つに両断される。

人形の積まれていた区画はグリフィンの手配した船により曳航・回収されたものの、その他客室区画などは乗客諸共沈没。
発端であるカール・ホルツも脱出できず死亡し、またもやジラード側の大損害となった。

 

は行

「花畑」

無数に存在する「ヘレナ」たちの意識が集う空間のこと。一次的に指揮官が夢の中で接触した際は、大量のコーラップス・エピフィラムが咲き乱れていた。
前作を履修済みの「」揮官であればNYTOだのクレイドル・レイクだのヒガン(旧称シオン)だので思い当たる節がいくつもあることだろうが、ヘレナがパラデウスの管理下であったことから分かるように恐らく似たようなもんだと思われる。

 

パラデウス

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生体科学に長けた研究者である「お父様」「ウィリアム」ことバラド・フォン・オーベルシュタインがかつて率いていた、ドイツを拠点とした終末思想系の過激派武装カルト組織。
組織としての活動が確認されだしたのは2060年頃と、時系列的に見るとだいぶ新しめの新興宗教。なお、この時代のそれまでの宗教は古代遺跡発掘のせいか(現代と比較すると)影響力を失っている。
バックにドイツ政府や各種科学研究所、秘密研究者ネットワークなどが存在したため、使用する科学技術や組織規模は時期に見合わないほどに強大。

E.L.I.D.への感染や病状の進行を神の与えた洗礼・試練とする過激派思想を唱え、イエローエリアで生活する者や難民たちを信者として取り込んでいた。
その実態と目的はウィリアムくんの違法実験素体確保用組織であり、「E.L.I.D.の治療」と騙された信者たちは切り刻んで機械に押し込められ、従順なサイボーグ歩兵として酷使される運命にある。
また、クローン製造や改造人間といったショッカーみたいな分野にも手を出しており、「NYTO」と呼ばれる半分人形みたいなサイボーグ人間を大量に製造・選別していた。

 

前作(2060年代前半)では、表向きはE.L.I.D.感染者の救済…その裏ではウィリアムくんの求める古代遺跡の鍵(というかOGAS)入手のために裏工作や大規模テロといった悪辣な手段で暗躍。
指揮官も誘拐されてイベント期間中ずっと拷問にかけられたり、部下の人形たちを失ったり、少女が目の前で死んだり同僚が精神乗っ取られたりとクソみたいな目に逢いまくった。
その過酷な日々のせいか、現在でも同組織に対しては若干トラウマ気味。上司に反抗してグリフィンを退職したのも、対パラデウス関連で疲弊しまくったのが原因の一端となっている。

 

2064年にグリフィン保安局が行った作戦でベルリン近郊のアジト「アヴェルヌス」が強襲され、組織中枢が壊滅したことでほぼ崩壊し、紆余曲折を経てウィリアムくんは行方不明に。
ところがどっこい宗教組織としては生き残っており、辺境のイエローゾーンで技術力は低下しつつもしぶとく技術復元と組織拡大を続けていた。

現在のパラデウス残党には「ニター」「ユナイタス」「アドパルリタス」などなど10年前には無かった形態や教義も増えており、同じ組織ながらもかなりの変容が見られる。

 

パルディスキ潜水艦基地

エストニア北西部、タリン近郊にある施設。旧ソ連時代は原子力潜水艦の基地として使用されていた。
元々は田舎の閉鎖都市(軍事機密を守るために意図的に出入りを制限した地域)であり、遺跡兵器制限条約や旧ソ崩壊のゴタゴタを経て放棄された。
その後、施設に眠る秘密を探り当てたパラデウスによりアジトに改造されており、洗脳前のネイトなどが潜んでいた。


前作中盤においてグリフィン新ソ連反乱軍、そして鉄血による死闘が繰り広げられた場所であり、前作におけるほぼ全て(95%)のプレイアブル戦術人形はここで一度死んでいるとされる。
3勢力の狙いとなったのは、基地の最奥部にある遺跡兵器の制御施設「モルスカヤズヴィズダー」。本来は封印されていたはずの施設だが、OGASが揃ったことで起動の条件が整ってしまう。
結局、鉄血のエリザは設計段階で接続不可能にされていたため失敗。正規軍も援軍の手で壊滅させられ、M4A1は施設への接続に成功したダンデライオンから逆崩壊パワーを受け取って覚醒した。
覚醒と同時にモルスカヤズヴィズダーは吹っ飛び、基地は壊滅。この事件を境に、M4A1は物語の主役から世界を裏で見守る上位存在へと変貌を遂げた。


前作屈指の激戦だったのもあって、本作においても続投人形の間で稀に言及されたりしている。

 

叛逆小隊

Task Force DEFY。その前身からウルフズとも。
前作のメイングループの一つ。同じくメインストーリーに関わっていたAR小隊404小隊よりも登場がやや遅かった。
メンバーはAK-12(リーダー)、AN-94、AK-15、RPK-16の4人。
新ソ連のショー博士が生み出した人形によって構成され、新ソ連のエージェントであるアンジェリアが率いていた。
ショー博士の思想から、いずれの人形も遺跡技術を一切使っていないにもかかわらず、AK-15は当時の新ソ連において最強の人形と謳われる。(ストーリー上でも大暴れだった)

当初はAK-12とAN-94の2人で動いており、途中でAR小隊のM4A1とAR-15を迎え入れたが、
二人がAR小隊に戻ると、入れ替わるように別任務で動いていたAK-15とRPK-16が復帰して以後はこの4人体制に。
しかし、ベルリンの戦いでアンジェリアが誘拐され、AK-12は行方不明、AN-94とAK-15はコア状態に……と、部隊としては一時壊滅状態になっていた。
その後、メンタルアップグレードを経て復帰したAN-94とAK-15はある程度の裁量を与えられながらもグリフィンの下で動き、
後に復帰したAK-12が怨敵のエンブラを打倒してからは、最後まで3人はグリフィンと共にドイツで戦い抜いた。

 

本作では、識別コードに"WOLF"を冠した保安局関係者?がイベントストーリー「荊棘と矢車菊」(後の8.7章)で声だけ登場。
マグニ・セキュリティ精鋭部隊に追われた指揮官たちがパラデウスの地下施設から脱出するのを影ながら手助けした。
彼女達二人のうち隊長は「アルヴァ」と呼ばれていた。

その後のイベント「錯位投錨」(11~12章)で、AN-94がアルヴァと名乗って遂に登場。
偶然か必然か、非軍事勢力管理局の任務でODE-04郊外の古い別荘を調査に来た404&AR小隊の人形たちと再会し、一時的な協力関係に。
叛逆小隊は既に保安局を抜けており、在職時に仕掛けたバックドアを通じて保安局を監視しながら何かを探していた。
アルヴァは別荘地下の調査後も、暴走事故によるオデッサ州の混乱を収拾する手助けまで協力した上で、叛逆小隊としての任務のため別れる。
その後にあたる「流星嵐」(12.5章)では再度"WOLF"の音声記録によりパラデウスの実験室を突き止めたことが示され、叛逆小隊の本格登場を予感させている。

 

ヒガン

遺跡を開くことができる存在だけが入ることができるメンタルスペース。
この空間では未来や並行世界を観測することが可能となり、それを基に現実世界へ干渉することも可能となる。
ただし、世界を望む方向へ動かすためにはそれなりのエネルギーも必要なようで、何もかもを書き換えてしまうようなものではない。
前作で登場した「クレイドル・レイク」や「夏の箱庭」はこれを模倣して作られたものらしい。

ドルフロ世界における何でもあり要素の一つではあるが、そもそも遺跡を開ける存在がシリーズ全作品を通しても片手で数えられるくらいしかいないので、
特に「ドルフロ」シリーズではそこまで頻出するような要素というわけではない。
とはいえ、これによって未来が書き換えられたかのような描写は本作のメインストーリーにも登場しており、重要なファクターであることに間違いないだろう。

 

非軍事勢力管理局

レナリヴァカリンなどが在籍する、名前通り国家権力に属さない武装勢力を調査・監視するための組織。
ロゴ等では NOMFA (Non-Military Forces Administration)。
指揮官を含めた賞金ハンターたち、グリフィンなどの一般PMC企業はもちろんのこと、私兵部隊を擁する巨大企業やその他犯罪組織・非合法組織など、該当する勢力は大小さまざま。
その至極真っ当な働きっぷりや成果を鑑みるに、ロ連政府側にしては珍しくかなりの善玉寄りの組織と言える。

 

初登場時は巨大企業ジラード・グループ関連の陰謀を調査しており、同社と結託した現地警察の襲撃を受けるなどの大騒動が勃発した。
更に、同時期にキエフで暗躍していた武器商人ファルカシュを追い詰めて首都から逃亡させ、後に逮捕している。

また、「メフィスト・プロトコル」の権限についても再編・設立の際に移行していたらしく、
イベント「失意の翼の中で」以降の一連の出来事で「そよ風」や404小隊との合流した頃、管理局によってプロトコルの低減が承認された。

 

ファルベングループ

正式名称「セシュト&ファルベン」グループ。「セシュト」と呼ばれることも。
ドイツとフランスによる大手医療化学グループで、一部の業務(主に薬品の供給と研究開発)はロ連のいくつかの部署とも繋がっている。
また、その裏ではパラデウス残党やマグニ・セキュリティといった邪悪な組織とも関連している。

企業名の「Farben」はドイツ語で色彩・色合いを意味する言葉。
「パラデウス繋がりでドイツ系企業」という時点でおおよそロクでもない組織なのは確実だろう。

 

かつてマグニ・セキュリティと同名のセキュリティ部門があり、その部門責任者が今のマグニ・セキュリティの代表とのこと。
普段の薬品輸送業務は、基本的には子会社マグニ・セキュリティに任せっきりの様子。

 

巨大財閥「オルログ財団」の傘下にある企業の一つだが、重工業を得意とするジラードグループと比較すると企業規模としては劣る。
そのため、同じく財団メンバーとして平等に協力しあうはずのジラードからも、第三世代人形技術をエサに色々こき使われる立場となっていた。

しかし11~12章においては財団トップらの意向もあって、同社の代表を務めていたツィマーマンによる下剋上計画が実行された。
多種多様な暗躍でオデッサ全域を巻き込んだ大騒動を引き起こし、全ての責任をジラードグループに転嫁させた上で社長を暗殺。この功績により、見事財団の主要企業に名を連ねたようだ。

また、この際にジラード側に押し付けた工場の痕跡などからジラードグループにヘレナたちを輸送させ、届いた免疫体を使って医薬品工場で違法ワクチンを開発していたことも示唆された。

 

下部組織

 

判明している直接の関係者 : ツィマーマンコクーン(ジラードから出向→移籍)、ブルースフィア(同右)、ダーチュア(同右)
関連の疑惑がある者E-Helena-O43(ワクチン製造用素材?)

 

フィリヤ医薬品工場

イエローエリアに存在するオートメーション化された無人医薬品製造工場。原料をラインに載せると勝手に製造を始める。
オルフィ診療所が保有するもので、在庫や人員を削減することで襲撃や略奪を防いでいるらしい。

一応Filiyaという地名自体は実際にウクライナに存在するが、かなり東のほうに位置する川沿いの小さな村となっている。
12.5章が西のリヴィウへの道中であることを考えると、たまたま似ているだけで別の場所である可能性が高い。

実際はオルフィ診療所はパラデウスの下部組織であり、地下には発電施設などと一緒に末期患者の収容施設などが隠されていた。
しかし、証拠隠滅を図るパラデウスが行った放射線量上昇により患者が生骸へと変異して暴走。所有者であるオルフィア自身も重度の変異症状に見舞われてしまう。
最終的に施設内にこんなこともあろうかと用意されていた自爆装置を起動させ、工場は生骸やネイト共々粉微塵に吹き飛んだ。

 

プラチナリゾート

シッカテクノロジーによるモッピー1.5の防犯性能テストの会場に選ばれた、比較的大きなリゾート施設。
オデッサからリヴィウに向かうルート上に存在しており、列車こそ通っているものの周辺の人口はさほど多くないらしい。
客室、監視室、倉庫、厨房、レストラン、ホールの6つの施設があり、その中央にプールが造成されている。

新製品の防犯能力を確かめるために戦術人形を保有するキャラバンを探していたところ、リヴィウへ向かう途中のエルモ号が通りがかったことで同社から声がかかった。
相談の結果、エルモ小隊、ズッケロ小隊、404小隊、霜降小隊の4組織合同で「人形競技大会」を実行。
終盤ではモッピーの中央制御サーバーが負荷に耐えられず暴走するトラブルこそあったものの、イベント自体は陰謀や損害もなく無事終わった。

 

フランクフルト

ドイツのやや南西寄りに位置する一大都市。
古くから交易で栄えていた都市であり、観光地としても高い人気を持つ。


前作においては終盤にパラデウスと結託したカーター率いる新ソ連反乱軍が起こした「特別軍事作戦」の主な標的となった。
空爆による大惨劇が繰り広げられ、後のロクサット連盟設立の主な要因となった。

指揮官自身が経験したほか、マグニ・セキュリティのレンティーヌも何やら関係があった様子。

 

B.R.I.E.F.

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ウンコ臭そうな名前の賞金ハンター斡旋組織。
よく見るとやることが結構杜撰で、依頼人との応対業務まで賞金ハンターに丸投げするせいで重要性の割にストーリー中の影が非常に薄い。
複数人に同じ依頼を投げる、依頼人の信頼性を調査しないなど依頼管理もナメており、そのせいでトラブルに発展することもザラ。
それでも荒廃した世界における貴重なネットワークであることは確かで、賞金ハンターである証明が無ければヴァリャーグと紙一重であるためセーフゾーンに入るにしても身分を証明してくれる組織であることに変わりなく、所属することで数多くの賞金ハンターがブリーフを履き汚染エリアで活動している。

日本公式HPでの説明:

汚染エリアで活動する賞金ハンターの統括、賞金ハンターへのマクロリソースの割り当て等を行っている営利目的のサービス機関。
しかし、賞金ハンターを管理する機関というわけではない、両者は互恵・共栄の共生関係にあるのだ。

グローバルHPでの説明(翻訳):

この営利団体は、汚染エリアで活動する賞金ハンターの調整と資源配分を大規模に管理している。正式名称は「Bounty Hunter Rights Expansion Federation」で、現会長はEasley (イーズリー)。
URNC(ロ連)設立後、主に民間軍事会社(PMC)の大量解散・再編を背景に、多くの賞金ハンターが誕生した。こうした状況の中、B.R.I.E.F.は徐々に勢力を拡大し、現在では賞金ハンターの事実上の最高統括機関となっている。しかし、B.R.I.E.F.は賞金ハンターを直接管理するのではなく、両者は互恵・共栄の共生関係にある。
B.R.I.E.F.に登録された賞金ハンターは、B.R.I.E.F.のプラットフォームを通じて報酬を受け取ることができるが、B.R.I.E.F.は運営維持のために手数料を徴収している。
B.R.I.E.F.は、比較的正式な賞金審査プロセス、安全な賞金プラットフォーム、豊富な賞金源を備えているため、手数料が高いにもかかわらず、大多数の賞金ハンターに広く受け入れられ、歓迎され続けている。
 

フローラ植物研究所

前作に登場した極悪非道組織。表向きはドイツを拠点とする植物研究施設。
環境汚染からの既存の植生の保護、そしてコーラップス耐性を持つ花の研究に勤しんでいたが…


実際は人類にとって有害極まりない生態を持つ花「コーラップス・エピフィラム」の品種改良を嬉々として行うガンギマリ異常者集団。
職員は全員テロリスト的な思考の持ち主であり、「植物こそ至上」という主張を唱えて人類を滅ぼそうとしていた。
同じく人類を滅ぼす気でいるパラデウスと内通…というか殆ど下請けみたいな状態で研究成果を利用されていたが、叛逆小隊を襲おうとしたところをコテンパンにやられてしまった。


彼らの野望自体は潰えたものの、効率良く放射線を出してくれるエピフィラムの存在自体は逆コーラップス技術の燃料源という形で現在も利用されている。
ダーチュアやエルモ号の人形たちが使用するリモールディング・パターンにもエピフィラムを用いた燃料供給システムが使用されており、図らずも人類文明の発展に寄与することとなった。

 

文化発展署

正式名称は『ロクサット主義合衆国連盟文化発展署』。ロクサット連盟の公的機関のひとつであり、グリーンエリアやホワイトエリアでの文化の発展を担う組織。
…と言えば聞こえはいいが、ロ連がコンピューター管理されたディストピアであることからも分かる通り、彼らの主任務は「情報の統制とプロパガンダの流布」である。

実際の社会問題を作り出しているのは各企業や資源管理局などの別部署なのだが、広報として矢面に立つ彼らには時として市民の蓄積した鬱憤や復讐心がぶつけられる。
かといって別にPOL-03警察のようなただの「かわいそうな組織」というわけでもなく、容赦なくプロジェクトやそのための人形を使い捨てる如何にもロ連らしい冷酷さも持ち合わせている。


ドルフロ2の作中においては表立って登場することはないが、思い出「火光の中で」「不完全な心」などに登場。
アイドル人形を用いたライブ活動を国家主導で大規模展開しているらしく、このうち「11班」に起きた顛末がクローズアップされている。
メンバー数の大小はあるだろうが、ロクサット全域で単純計算で最低でも77人ものアイドルを同時に活動させていることになる。そういうところだぞ!

「11班」のメンバーは隊長のフィヨルド、男勝りなクロイヤー、ぶりっ子のシャークリー(7位)、ドジっ子のヴェプリー(3位)、シビルなど全7名構成。
このうち人気最下位のシャークリーに処分やメンタルフォーマット(記憶消去)が検討されるなど、プロデューサーからの各メンバーの扱いは道具同然といった感じである。
イベント会場を狙ったテロ行為が日常茶飯事らしく、なんとアイドル自身に初めから射撃管制コアを取り付けて各々の銃を持たせているという世紀末ぶり。おまけにヴェプリーには100kgの障害物すら持ちあげるパワーも用意するなど、変なところで気前の良さがある。


11班はある雪山山麓のグリーンエリア衛星都市においてライブ公演中、観客の中に紛れていた暴徒の発砲を受けてフィヨルド、クロイヤー、シャークリーが破壊。ヴェプリーも損傷を受けた。
一応粗末な応急修理こそ行ったものの、以前からの業績不振も重なって非情にもグループ解散・プロジェクト破棄され、所属していた人形たちは別の仕事に割り当てられることに。
ヴェプリーは売り飛ばされて流浪の末にイエローエリアの闇ブローカーに、シャークリーは公演用の備品を用いて騒動を起こしてひとり脱走し、カフェ・ズッケロへと流れ着くこととなった。

 

保安局

政府の諜報機関。
ドルフロ1の時代は新ソ連国家保安局などが活動していたが、ロ連が成立して新ソ連がロ連へ編入されてからは、正しくはロ連安全委員会新ソ連国家大区安全局の名称で、国家大区単位の機関として存在する模様。
名前が出ている下部組織には、行動データ監視センターや保安局直属のエリート人形部隊「スノーマン」小隊がある。

主な活動は、一般に、情報収集や監視など政府機密に関わる活動と思われるが、治安維持などの雑務まである様子。2067年の「人形地下格闘場取締まり作戦」も活動として知られる。
また、様々な「(番号)号プロトコル」に基づいて「処置」を行なっており、機密についての静粛除去処理や遠隔制御プログラムによるメンタルログの破壊にまで及ぶようだ。

グローザをはじめ元グリフィンの戦術人形の移籍先の一つでもあるが、赤い玉ねぎの謎がチラついている。
かつてグローザがメンタルログの大部分を失ったのも、「赤い玉ねぎ」の発覚を恐れた保安局の施した「処置」によるもの。
本編ストーリーにも徐々に関わりが出てきているようで……?

 

ま行

マーリー火力発電所

「ガラス島を行く者」の舞台となるデカい火力発電所の廃墟、およびそこで稼動している農作業用のロボットたちの総称。
メインとなる火力発電所のほかに汚染地帯での農業を試みていた実験施設が併設されており、半ば朽ち果てた状態ながらもそれなりの戦力を有する。
かつては執行者ランペティエー、観測者パエトゥーサの姉妹によって管理されていたが、イエローエリアという過酷な環境での度重なる発芽実験失敗により破棄されてしまった。
その後も密かに稼働していたが時が過ぎるにつれ過酷な環境の影響でランペティエーのメンタルが破損し、最終的には近付く者を見境なく攻撃する狂暴な集団となってしまったようだ。


本編中では施設内の資源を運び出そうとする人形コミュニティのメンバーに対し攻撃を仕掛けたが、ウルリドらの奮戦によってランペティエーが辛くも撃破される。
中に貯蓄されていた物資は人形コミュニティのものとなり、困窮していた彼女らはひとまずの安寧を得ることとなった。

勢力としてはそのまま滅んだかと思いきや、別のステージなどでもしれっと残党が出没したりしており、PMCやパラデウスなどと並んで本作における代表的な敵勢力のひとつと化している。ソシャゲではよくあること
一部個体はグローザ隊長によって鹵獲・調教されており、時折その高い性能が有効活用されている

 

マグニ・セキュリティ

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急に出てきた名有りの一般PMC、と思いきやパラデウス関係の仕事を秘密裏に受けていたり、登録されている以上の人員がいたりとかなり後ろ暗い部分がある様子。
カラミティという不吉な名前がつけられた汚れ仕事(皆殺し)担当の精鋭部隊がいる。
本格的な暗躍は本作からだが、実は前作ドルフロ1の時点でDP-12 MODの装備する「STMライオットシールド」に同社のロゴマークが描かれている。
また、『ニューラルクラウド』においてもDP-12と縁の深い幼ドゥシェーヴヌイの靴にそれらしきロゴがあったりと存在自体は仄めかされていた。

立ち絵などではMAGNIではなく「MANGI」というロゴがあしらわれているが、翻訳か何かの都合で敢えてそうなっている様子(中:曼尼安保/EN:Mangi Secuity Serivice)。この表記のブレは、大陸での発音合わせ説、絵の誤表記説、翻訳ミス説などが囁かれるが正解はわからない。

筆頭株主がファルベングループで、請けてる依頼の85%が当該グループからというグループ専属状態。
通常の輸送任務の他に「裏任務」があり、偽装した違法薬物の輸送も行っている。
また、抗E.L.I.D.技術の開発も行っているが、薬品管理局の審査を受けない違法薬物として裏任務で汚染エリアに流通させている模様。

大元を辿ればジラードグループと同じオルログ財団で、マグニは理事会命令でジラードの研究開発に全面協力している。
その関係性からか、ジラード所属の第三世代人形であるセクスタンスはマグニ側ネットワークに友軍として登録されていた。

2071年より、理事会の命令で第三世代人形研究のために警察局のニキータが辞めさせるよう仕向けて雇い入れ、社内に留めている。
ニキータ自身は狙われているらしい記憶データを隠しつつ、マグニやその上の暗部について潜入調査を行い、非軍事勢力管理局カリーナに情報を流している。

関係者:レンティーヌ副指令小隊長ケニー、イベント「影に生きる者」のカルメン、デヴィッド

 

や行

ヤホドナ岩塩鉱山

スロバキア北東部に位置するという架空の鉱山。10章でディミトリー一行と404が訪れた場所。
ヤホドナ(Jahodná)という地名自体はスロバキアに実在するが、北東の鉱山ではなく、南西に位置するのどかな農村だったりする。

1653年に発見されてから岩塩の採掘業で栄えたが、第三次世界大戦末期の1949年にコーラップス技術を用いた爆弾を積載した爆撃機が墜落する事故が発生。
周囲一帯はぺんぺん草一本も生えない砂漠地帯と化し、住民の殆どが避難したことで無人地帯となった。
一度は採掘再開が計画されていたらしいが移住計画の破綻とスロバキアの崩壊によって頓挫し、
山に残ることを選んだ住民は坑道地下で「泥パン」を食って飢えをしのぐという過酷な生活を送っていたという。

 

10章においてはマグニ・セキュリティがコーラップスクリスタル触媒装置を設置した複数地点のひとつとして登場。
ニコライ准尉の残した暗号を解読した調査隊が辿り着き、内部で准尉の成れの果てを討伐し「チップ」を回収したことで真相が明らかとなった。

 

闇ブローカー

イエローエリアで物資の調達や取引を行うことで生計を立てている人々。
本編においてはポルドニッツァサージャが該当し、同エリアで賞金ハンターとして活動する指揮官に物資を提供している。
イエローエリアの住民にとっては欠かすことのできない貴重なインフラである反面、非合法なルートや取引相手といった胡散臭い事柄も絡んでおり、あまり健全な商売人ではない。
また通信設備は闇ブローカーが建てているネットワークの中継地点が無ければグリーンエリアの町中ですら帯域も足りておらず、イエローエリアでは公的な通信インフラすら事欠いておりそれらが無ければ通信すらままならない。

ポルドニッツァは「代理人」と呼ばれる先導的立場の1人で、彼らが設立したネットワークや闇ルートのおかげで他の小売りブローカーも汚染エリアで活路を見出せている。

 

日本公式HPでの説明:

汚染エリアと安全エリアを行き来し、さまざまなルートを使って、物資の売買、交換を行っている輸送業者。
賞金ハンターの出現後、このような業者の数が激増。彼らと一般住民を区別するために人々が付けた呼び名が「闇ブローカー 」である。

グローバルHPでの説明(翻訳):

汚染エリアと安全エリアを行き来し、さまざまなルートを使って、物資の売買、交換を行っている輸送業者。
賞金ハンターの出現後、このような業者の数が激増。彼らと一般住民を区別するために人々が付けた呼び名が「闇ブローカー」である。
個々のブローカーによって活動内容は大きく異なり、特に著名な者の中には、闇ブローカー界隈で「代理人」と呼ばれる者もいる。
汚染エリアの経済システムの屋台骨であるこれらの闇ブローカーは、物々交換を好む。しかし、物品の交換を容易にするため、代理人はハンターと協力して「コーラップスピース」と呼ばれる通貨を作り出した。これはコーラップスクリスタルから作られ、汚染エリア内である程度流通している。
さらに、エリア間の取を促進するため、代理人は汚染エリアにおける貴重な通信手段として、比較的安定した闇ブローカーネットワークを構築した。その後まもなく、この闇ブローカーネットワークを基盤とした秘密のオンライン取引プラットフォーム「Underground Quarter」が誕生した。
闇ブローカーが販売する商品やサービスは驚くほど多様で、その情報網は複雑かつ広範囲に及び、レッドエリアのような場所にまでその存在が及んでいる。
 

闇ブローカー出張市場

闇ブローカーのヤクブ・ゼマンが主宰を務める、イエローエリアの大規模な市場。「ミーミルの再演・下」の舞台。
汚染エリアだけでなくセーフエリアの商人も訪れることを想定した大規模で活気にあふれた催しで、カフェやジム、バーなども用意されている。

同様の催しはさまざまな場所で開催されているらしく、過去にはポルドニッツァも「メリクリウスの導き」という名の出張市場を開いたことがあるのだとか。ひどいネーミングセンスだ

 

ヤクブの市場は、かつて建設中に放棄されたターミナル駅を改装したもの。
市場の開催に合わせて優秀なキャラバンの座を競う自動車レース「ゼマン・ラリー」も開催されたが…?

 

ら行

ロ連

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正式名称はロクサット主義合衆国連盟(Union of Rossartrism Nations Coalition)。
通称は口連 (URNC)。

本作の舞台であり、その名の通りロクサット主義による連合政府。2064年に設立される。
第三次世界大戦後、降りかかる再建問題を前に高度自動化システム主導社会によるフラット型社会資源分配を旨とするロクサット主義が提唱され、国際的に認められる価値観となった。
…まぁつまりは汚染された土地が多すぎるので、スーパーAIに任せた資源管理社会にしてコツコツ人類文明を再興しよう!というコンセプトの国家。

 

中心地となるのはユーラシア大陸(ヨーロッパ~アジア)だが、それ以外の大陸の居住可能な地域も殆ど勢力下に併合している全世界規模の超クッソ激烈にデカい連邦国家。
更に汚染地域の除染作業も担っており、コーラップスによる環境汚染を浄化しつつ自国領土を着々と広げている。

一応「世界を立て直すため」という大義名分はあるものの、その実態は管理されたディストピア社会であり、その結果として虐げられる側に回って苦しむ人々も少なくない。
指揮官自身もそれまでの暗躍やフランクフルトでの一件を経て連盟の有りかた自体に懐疑的となり、結果として政府の影響の少ないイエローエリアへと自己追放を図っている。

 

下部組織

 

評価点

  • 国土統一による国家間の不毛な争いの終結
  • 浄化事業の大規模かつ継続的な進行による(物資と人命を磨り潰しながらも)居住可能地帯の大幅な増加
  • (富裕層にとって)暮らしやすく安全な都市環境の整備
  • 安定した社会で生み出される各種技術革新

問題点

  • 各メガコーポ・オリガルヒの政府との癒着と私物化の横行
  • エリア区分と住民管理による実質的な階級社会化
  • 非合法行為がまかり通らざるを得ない杜撰な郊外インフラ
  • 効率的社会運用のために弱者を切り捨てていった結果、増大していく国民間格差
  • パラデウスを始めとした遺跡技術関連危険組織に対する後ろ暗い繋がり
  • 領土拡大を目論む、浄化事業と並行して行われるイエローエリア住民の強制退去
  • これらの問題が積み重なり激増した不法移民および、彼らによる犯罪行為や政府事業を標的としたテロリズム
 

日本公式HPでの説明:

名義上は現在の世界の半分以上のエリアを支配する超大型政体。しかし、その支配力はホワイトエリアでは強いが、ダークエリアに向かうほど弱くなっていくのが実態。
この実情を打破すべく、ロ連は一連の政策を打ち出している。その中でも最も重要なのが、汚染エリアの浄化事業だ。

グローバルHPでの説明(翻訳):

ロクサット主義合衆国連盟、通称URNC。
第三次世界大戦前、レーダー・アルバート・ロクサットは「北蘭島事件調査報告書」の中で、暗黒時代の到来と世界政府構想を提唱した。このイデオロギーは後にロクサット主義へと発展し、その後数十年にわたり、世界中の多くの国々で認められる主流の価値観となった。
2064年、URNCが設立された。現在は、名義上は世界の半分以上のエリアを支配する超大型政体。しかし、その支配力はホワイトエリアでは強いが、ダークエリアに向かうほど弱くなっていくのが実態。ブラックエリア、レッドエリア、そしてほとんどのイエローエリアでは、URNCは名目上の権限しか保持していない。
この実情を打破すべく、ロ連は一連の政策を打ち出している。その中でも最も重要なのが、汚染エリアの浄化事業だ。この取り組みの旗印となるのは、2067年に新ソ連と締結された「欧州コーラップス放射線汚染エリア回復及び開拓振興共同実施合意」である。この合意は、コーラップス放射線汚染を管理し、人類の居住可能エリアを拡大し、文明の再建を加速させてその存続を確保することを目的としている。
これらの取り組みが継続的に実施されていることで、URNCの地位と信用は着実に高まっている。
 

路線防衛軍

新ソ連大区のイエローエリアにおいて、長城列車近辺の安全確保を行うために働く軍隊。
表記ゆれとして「軌道防衛軍」、あるいは単に「防衛軍」とも呼称される。

 

その正体は、かつてカーター将軍と共に謀反を起こした新ソ連軍武闘派残党の成れの果て。
新ソ連の再興を目指した彼らだが、ロクサット連盟の樹立後に危険分子となった彼らに待っていたのは「弱小PMCよりも落ちぶれた」(パヴェル談)悲惨なものだった。
浄化事業は国営プロジェクトのはずだが待遇は非常に悪く、死と隣り合わせのイエローエリアで昇進することもなくひたすら働くだけの生活を送っている。

 

関係者:ウラジーミル准尉ウセリー上尉ディミトリー(臨時出向中)

 

わ行

ワンダーランド

リヴィウ近郊にある遊園地の廃墟…をとある人物が占拠した際の名前。
閉鎖されてから久しく、今となってはどのアトラクションも動くことなく朽ち果てている。

長期間使われないまま放置されていたが、ある時近郊を輸送ルートにしていたマグニ・セキュリティの違法薬物「エウティス」の密輸トラックが襲撃される。
輸送中のエウティスは強奪されて凄腕の医療人形により幻覚成分を強化した改良型に加工され、拉致された輸送隊メンバーに投与。
幽閉された被害者たちは幻覚症状により賑やかな遊園地の幻覚を見続けながら、廃墟の中で終わらないデスゲームを繰り返した。

ある程度の期間、快楽の楽園…という名のクズ奴隷調教ランドは黒幕の思惑通りに運営されていたが、見かねたフローレンスがこっそり指揮官を招待。
フローレンスの支援と愛銃マカロフの力で真相に辿り着いた指揮官により被害者たちは解放され、ワンダーランドは再びただの廃墟となった。

 

英数字・記号

AR小隊

前作ストーリーにおけるメイングループの一つ。
メンバーはM4A1(リーダー)、AR-15、SOPMODⅡ、M16A1、RO635の5人。
グリフィンに所属する人形によって構成された小隊だが、メンバーはいずれもペルシカ博士謹製の特別人形であり、
通常の人形とは違ってバックアップを取れないという特異性を持っている。
前作のストーリーはこのAR小隊が任務中にバラバラになってしまい、メンバーを再び合流させるために指揮を執るところから始まる。

実は5人フルメンバーで揃ったことが無い。特殊な事例を含めれば無いことも無いのだが、基本的には誰か1人以上が欠けているという状態がデフォルト。

その変遷

当初はRO635以外の4人で活動開始

任務の最中にAR-15が自爆し、それにショックを受けたM4A1も前線から離れてしまう

補充要員としてRO635が加入するも、間もなくM16A1が行方不明に

M4A1が復帰するも、その直後に新ソ連正規軍によって背中から撃たれてグリフィンそのものが一時壊滅、SOPMODⅡとRO635が行方不明に

密かに復活していたAR-15がM4A1を救出し、二人は一時叛逆小隊へ。SOPMODⅡはRO635のコアを回収してグリフィンの生き残りと合流成功。
一方、M16A1は鉄血工造に付いてしまう。

SOPMODⅡとRO635が修理とメンタルアップグレードを順次完了し復活。そしてグリフィンが立て直された事を知ってM4A1とAR-15もAR小隊へ復帰。

バルディスキ潜水艦基地の戦いでM4A1とM16A1が逆コーラップス現象に巻き込まれて行方不明になる。

以降、AR-15とSOPMODⅡとRO635がAR小隊のメンバーとして活動し、残りの二人も一時的に協力することこそあれど、AR小隊として揃うことはなかった。

名前の由来はアサルトライフル……ではなく、AntiRainを略して"AR"。
これは、当時鉄血工造が使用していた「傘ウイルス」に対抗したネーミングとなっている。

 

ATK小隊

前作においてDJMAXとのコラボイベント「Glory Day」で登場した小隊。
隊長のK2、問題児のAEK-999、変態のTMPで構成され、後にThunderとM950Aが合流している。

本作時点では既に解散しており全員別々の道を歩んでいるものの、定期的にメッセージを送り合う程度には繋がりが残っているようだ。
K2こと幼熙はスパーク小隊として、TMPことハープシーはH.I.D.E.404隊員としてエルモ号に合流しており、残る3名についても実装が待たれる。

 

CHE_02衛星都市

ウクライナ・チェルカースィ近辺に位置する衛星都市であり、カフェ・ズッケロの店舗所在地。
イベント『ご注文をどうぞ!』を始めとする、カフェ・ズッケロ回の舞台となる場所。


現実のチェルカースィ同様にドニエプル川に連接しており、河川を利用した交易が行われている。
作中では逃亡中の武器商人ファルカシュが光学迷彩を施した船をこっそり入港させていたが、非軍事勢力管理局の非公式な要請を受けたカフェ・ズッケロにより存在を暴かれ、現地の保安局に拘束された。

 

GRF

Global Rescue Foundation、略してGRF。日本語では「国際難民救援機関」と訳されるNPO。
本作より未来を描いた「パン屋作戦」が初出の組織だが、その設立は2075年、本作のストーリーから約1年後という近さであり、
ドルフロ2においてその設立経緯が描かれるのではと目されている。

イエローエリアの難民を医療施設やグリーンエリアへと送り届けるのを目的とした組織で、2075年ごろからボランティアによる活動を開始。
次第にその取り組みや組織規模は拡大し、2090年代には約3万人が参加する一大組織と化している。
主な活動地域がイエローエリアである関係で、現場で活動する隊員のほとんどは戦術人形によって構成されており、1小隊4人体制が基本の模様。

主にロ連領内で活動しているが、ロ連にとってもグリーンエリアの人口が増えることは喜ばしいことなので、その活動を黙認している。
設立と同時期に開国した南極連邦は資金援助を行っており、その見返りとしてGRFを隠れ蓑にエージェントを活動させている。
両国による南極戦争が始まってからは多くの難民が現れたことに伴い、GRFの存在感も増していき、難民の誘導のみならず、捕虜交換や郵便物の配達も担っているという。

 

正直な所、指揮官かそれに近い人物が設立した組織ではないかと目されており、事実上グリフィンの後継組織ではないかともされる。
略称がグリフィンに酷似しているのはもちろん、思想が指揮官のそれに近いものであることや、メンバーに元グリフィンの戦術人形が確認されるなど、推測材料には困らない。

 

IOP

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人形生産トップシェアであるI.O.P.製造会社(Important Operation Prototype Manufacturing Company)のこと。
グリフィン在籍中の時点で指揮官とグリフィンが使っているすべての人形はI.O.P.社の商品である。らしい。

 

凄腕社長ハーヴェル・ウィトキンが1946年に立ち上げた後、第三次世界大戦の需要に応えて会社規模が急上昇し一大企業となった。
当初は汎用性を重視しすぎて兵器としては使いづらく、単純堅牢な鉄血産人形にシェアを奪われて苦戦していたが、戦後は秘密技術者集団ネットワーク90WISHに所属する天才科学者ペルシカリアとリコリスの両名を引き入れることに成功する。
更に、戦争終結によって兵器としての需要が減り、代わりに人口減少によって労働用人形の需要が高まったことで汎用性重視の設計開発を行っていたIOP社が報われる時代が到来。
後にリコリスはライバル企業の鉄血に鞍替えするが、ペルシカリアはIOPの援助で実質的子会社である16Labを設立。後に胡蝶事件により鉄血が滅びたことで、世界最大の人形製造企業となった。

 

前作においては社長ハーヴェルの意向もあり、グリフィンと指揮官の活動を全面的にサポート。結果的に鉄血やパラデウスの猛威を避け、世界崩壊の危機を阻止した。
その後も10年ほどトップシェアを保ち続けていたが、現在では新たに新興企業ジラード・グループが第三世代人形を引っ提げて登場したことで王の座を脅かされてきている。

 

MID

南極連邦の諜報組織。Main Intelligence Directorate(諜報管理総局)。
諜報組織ではあるが軍の一部でもあり、空挺部隊を指揮できるなど結構立場が高いらしい。
パン屋作戦」では主人公のモンド君が所属する組織。

 

ODE_01衛星都市

ウクライナ・オデッサ近辺に位置する衛星都市のひとつ。プロローグや4章「存在の鍵」やその後のエピソードでの主要な舞台となる場所。
オデッサ州政府によって統治されており、議会のトップとして「主席」がいる。

管理を担うはずのオデッサ政府には議員としてリューリック・ジラードが在籍しており、また浄化事業やインフラを通じて巨大企業ジラード・グループと癒着していた。
また、非軍事勢力管理局と連携して違法行為の真相に迫っていた主席も、ジラードの派遣したセクスタンスにより密かに暗殺され、行方不明扱いとなってしまう。

 

その後、ヘレナの奪取を狙う同グループ(と手を組んだ依頼人のボンボン)は自らの権限を振りかざして都市を掌握。
救助したヘレナ(の入った箱)を抱えたエルモ号メンバーは都市圏内にも関わらず大規模な襲撃を受け、囮となったグローザと変身したダーチュアが相打ちとなる羽目になった。

同時期にエルモ号と協力していたカリーナら非軍事勢力管理局メンバーも、セクスタンスが主席にすり替わって出した偽の命令により州警察に襲撃された。
しかしリヴァらの助太刀で脱出に成功し、以後ジラードが窮地に陥る切っ掛けとなっていった。

 

ODE-07衛星都市

オデッサ州域の衛星都市のひとつ。12章「錯位投錨・下」の主な舞台となる場所。
黒海に浮かぶ島を工場へ改装した、珍しい立地の衛星都市。かつてはリン鉱脈や海底油田が見つかるなど、豊富な資源で知られていた。

敷地の殆どが工場や倉庫の立ち並ぶ工業地帯で、オデッサで使われる製品の多くをここで製造している。
本土と接続するオデッサ湾大橋が主な移動手段で、毎日数多くの輸送車が往来している。
また「セレーネ潮力・太陽光発電所」という発電設備も建造されており、州政府公認で極秘の新エネルギー開発を実施、
敷地内に大量の大型コーラップス粒子貯蔵タンクが敷設されている。

 

長らくオデッサの工業を支える島として活躍していたのだが、2074年にジラードグループによる機械暴走事件が勃発。
非軍事勢力管理局が治安維持のためにオデッサ市内へ招集したPMCや路線防衛軍が事前にばら撒かれていた廉価ワクチンを接種していたことで次々とE.L.I.D.症状を発症し、
州政府は空き倉庫が多く隔離と管理のしやすいODE-07にE.L.I.D.患者を一時収容することに決定した。
しかしその後、追い詰められたリューリック・ジラード社長が逃亡までの時間稼ぎのためオデッサ市内の全てのジラード製機械を再び暴走させる。
ODE-07もパンデミックと機械暴走による地獄絵図となり、現地の特官と非軍事勢力管理局部隊、そしてPMC志願兵による違法武装メカとの壮絶な市街地戦へと発展した。

セレーネ発電所も暴走によりあわや大爆発の危機に晒されていたが、管理局と職員の協力によってなんとか食い止めることに成功。
紆余曲折ありながらも避難民の輸送も完了し、最悪の事態は免れた。
ただし少なくない数の犠牲者が出たようで、現場のファディ少佐やカリーナ参事も危うく命を落としかけている。

 

POL-03警察機関

ウクライナ・ポルタバ周辺に位置する衛星都市POL-03で、グリフィンにおけるソ連人形組がまとめて配属されている警察組織。代表メンバーはモシン・ナガンおばあちゃんクシーニヤなど。
ソ連警察というとなんかアレな感じが漂ってそうだが実際は人間の警察や市民からめちゃくちゃナメられており、組織内の立場も低い。
登場場面の多くは彼女らの苦労話だが、そんな苦境の中でも出来る限り正義を貫こうとしている人形たちの姿を見ることが出来る。

 

S09地区

前作の最初の舞台であり、ゲームとしてのドルフロの始まりの地。
指揮官が着任したグリフィン基地であり、他媒体では新ソ連のウクライナ南西・カルパティア山脈らへんにあるとされることが多い。

当初は鉄血の反乱鎮圧を行っていたが、主な活動範囲からは遠かったため何も仕事がない日もあるほどの比較的平和な区画だった。
しかし、付近でAR小隊が消息不明となったことから、着任したての新米指揮官により捜索・救出作戦が行われ、以後本格的に鉄血との戦いが勃発していく。
展開が激化していくにつれ指揮官一行は北行ったり西行ったり欧州全域が舞台となっていくが、それでも前作履修者にとっては「S09」は思い出深い地であると言えるだろう。
春田さんぺぺしゃペリーなどはS09地区勤務時代からの付き合い。

 

TASA

南極連邦防衛軍の精鋭空挺部隊。Tactical Air Shock Army(戦術空挺突撃部隊)。
精鋭と言うだけあって、実際に登場するTASAのネームド隊員たちは実力派。モブも意外と粘ってくれる。
青と白のコンバットスーツ(冬季用)が特徴。女性用コンバットスーツはそのオシャレさで人気が高いらしい。

 

UAS

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ユニバーサル・エニシング・サービス。『ニューラルクラウド』にて登場した企業。
かつては上流階級向けに会員制で各種高級サービスを提供していた会社で、そのせいか他の企業よりも(比較的)まともな面子が多い。
第三次世界大戦後は市場の変化に呼応して大衆向け民生用人形の開発へと転向し、その分野で圧倒的なシェアを占めるに至った。


本作においてはセンタウレイシークシーニヤドゥシェーヴヌイがここの出身。

 

16Lab

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IOPの出資を得てペルシカリア博士が2057年に設立した、人形の研究開発に携わる企業。
名目上は42Lab傘下の研究団体であるが、実質的にはIOP傘下の研究部門といったポジションにある。
前作に登場する所謂第二世代戦術人形のテクノロジーはそのほぼ全てが16Labによるものであり、前作からの続投組は多かれ少なかれ接点がある。
また、人形本体だけでなく武器装備に関しても研究が行われており、前作では戦術人形の使用に合わせたかなり胡散臭い商売のロゴ付き限定版武器パーツも開発・製造していた。

鉄血工造の反乱を鎮圧する任務の過程で指揮官とペルシカリア博士の繋がりが生まれ、10年後の現在においても博士及び16Labとの親交は続いている模様。
ヘレナの輸送に際してジラードグループ配下の第三世代人形とひと悶着起きた際には、博士直々に新技術「リモールディング・パターン」の開発技術がまるっとそのまま横流し提供された。
しかし16Labの技術内容が高度すぎたためか一介の整備士であるメイリンは適切な復元ができず、やむなく一旦低出力での運用を余儀なくされている。

名前の元ネタはドルフロの立ち上げに携わっていたイラストレーターの海猫の個人サークル「14Lab」だとされる。

 

404小隊(H.I.D.E.404)

前作から今作にかけて活動しているメイングループの一つ。
メンバーはUMP45(リーダー)、UMP9、416、G11の4人。
人形のみで構成された傭兵部隊であり、名義上はグリフィンに所属しているものの、実態としてはグリフィンの外部に位置する。
グリフィンの人形たちと共に作戦へ当たることもあるが、機密保持のため作戦終了時にはその記録を消去されるルールがある。
まぁそんなことも言ってられないくらいの激戦が次々とグリフィンに襲い掛かったので、結局は忘れ去られたようなルールになったが。

当初はUMP45が個人的な復讐のために1人で動き始めたことから始まり、そんなUMP45を慕ってUMP9が加入し、
さらに野良人形だった416とG11を拾って4人体制となった。

前作メイングループの中では、統一性を持つAR小隊や叛逆小隊と比べて、人形それぞれの出自がバラバラである。

その素性

・UMP45
元々は鉄血工造がグリフィンに送り込んだスパイであり、証拠隠滅のため胡蝶事件の際にメンタルを焼き切られて処分される予定だったが、
当時組んでいたUMP40のおかげで助かり、以降は胡蝶事件の真実を求めて一人で動き始めた。
このため、その素体やプログラムは鉄血製であり、設定上でもグリフィンの人形たちとは異なる型番の素体を使っている。

・UMP9
出自は民生用人形であり、人形さらいの犯罪グループでエサとして使われていた。
しかし、ターゲットにしたUMP45にやり返された際にその生きざまに惚れて、どこからか銃と服を調達して妹を名乗りながらUMP45の下へと押しかけた。

・416
当初はグリフィンのエリート戦術人形だったが、(勝手に)ライバル視していたM16A1に対してけおりまくったせいで任務から外され、
何を勘違いしたのかそのままグリフィンを脱走、野良人形へと落ちぶれる。
そんな中、人間に捨てられていたG11を見かけ、彼女を人形さらいから守ろうとしていた時にUMP45&9と出会い、そのまま404へと加入した。

・G11
民生用のメイド人形として生まれるも、そのサボり癖のせいで捨てられたところを416に拾われ、そのまま404入りに。



10年の時を経た2074年(本作)ではH.I.D.E.404名義で登場。
基本的な小隊の方向性に変わりはないようだが、リヴァ(UMP45)とレナ(UMP9)がカリーナの秘書や護衛として付きっきりになってしまったため、
本業である傭兵稼業のほうに支障が出るようになってしまい、見かねたリヴァがメンバーの増員を提案して現在は2小隊8人体制で動いている。
第一小隊のメンバーはクルカイ(416)、ミシュティ(G11)、ビヨーカアンドリス
第二小隊のメンバーはヴェクタールチェー?ハープシー?ウェルロッド?

その他、旧404で裏方を担当していたシーア・デールの兄弟も続投し、秘匿拠点ではリヴァの斡旋によって集められた複数のモブメカニックが裏方担当として働いている。
モブたちが人間かどうかは不明だが、実働隊メンバーとの仲はかなり良好なようだ。

各メンバー動向

・クルカイ
旧416。404から続投しており、リヴァたちが個人としての名前を持った後も一定の期間まで416を名乗っていた。
アンドリスの正式加入と同時にリヴァから404のリーダーの地位を受け継いで「クルカイ(ロシア語でワニの意味)」を名乗り始め、意気揚々と「エリート化」を進めようとしている。
現在のH.I.D.E.404に誇りを持っているようで、リヴァの組織運営方針に対してレスバを吹っ掛けたりしている。実際発展できているあたりちゃんとできてはいるのだろう。

・ミシュティ
旧G11。404から続投。
おおむね前作のMOD状態と同じ様子。相変わらずねぼすけだが、エナドリをキメた時だけ効率が向上する。
加入当初から賛成派だったのもあってアンドリスとの仲が良いが、そのけおちゃんからの寵愛具合からビヨーカにライバル視されている。

・ビヨーカ
旧Gr G28。元グリフィン正規所属組。
同日に同ラインで製造されたクルカイの実質的な妹であり、前作時点でも姉の記憶消去を貫通するレベルの両片思い状態にあった。
404の組織拡大途中に、隠されていたはずの拠点を自力で探し当てて突撃し、泣きながら悲惨な境遇を語って聞かせて姉の同情を誘うというド根性と策略に満ちた手法で404に加入したようだ。
エリート化と言いつつ自身の妹を第一小隊に入れるというのは一見するとなんか人選が偏っているようにも思えるが、こいつはこいつでなぜか電撃を伴い高速移動するメタヒューマンに覚醒している。

・アンドリス
元々はスプリングフィールドの経営する『カフェ・ズッケロ』で働いていた店員。ズッケロ常連のリヴァ経由で引き抜かれた。
ズッケロは非合法反社組織としての側面も有しているため、元カフェ店員ながらも(主に状況分析や情報管理に関しては)非常に優秀。
反面、欠陥の多い民生人形であるため銃の扱いは苦手で、許容量を超える情報を押し付けられると頻繁にフリーズする。

・ヴェクター
旧Vector。元グリフィン正規所属組。
前作においては『The Division』コラボイベントの際に404メンバーとの接点(Vivi小隊を率いて交戦し、UMP45を倒した)が生まれており、その際の出来事が本作時点でも言及されている。
前作終了後は後述のチーム4人でとある賞金ハンターの部下を務めていた。費用をケチられてメンテ不足で困っていたところを404に救助され、組織拡大に際して第二隊に編入された。

・ルチェー
旧PP-90。元グリフィン正規所属組。
Divisionコラボでは上記のVivi小隊のメンバーの一人として「ヅラじゃない、ドリルだ」を名乗ってヴェクターと共に活動していたが、途中で餓死している。
実は前作初期の崩壊学園コラボでヴェクターと親しくなった経緯が描かれている(Viviというあだ名もここ由来)…のだが、当のコラボイベントが大陸版でしか行われていないためこの2人の組み合わせがいまいちピンとこない「」揮官も多い。
前作終了後はほぼヒモ男みたいな状態のヴェクターと同棲していたり、404加入後は会議の替え玉になるべくヴェクターと素体を入れ替えようとするレベルでやたら仲が良い。

・ハープシー
旧TMP。元グリフィン正規所属組。
他の面子とはあまり接点が無く、どちらかというとDJMAXコラボイベントにおけるATK小隊での活躍が印象深いが…?
ガジェットオタク的側面があり、404の独自プロジェクト回では007シリーズのQみたいなポジションでよく出てくる。

・ウェルロッド
旧ウェルロッドMkII。元グリフィン正規所属組。
ジェームズ・ボンド気取りの中二病スパイ。カーター将軍がグリフィンを襲撃した際に一度死んだ。
英国銃で構成された小隊のリーダーだったらしいが、全貌に関しては断片的に語られるのみで謎が多い。ブレンによれば「お茶会ばっかりやってる奴ら」。
隊長でもないのに極端にネガティブなヴェクターの代わりにブリーフィング進行を務めさせられたりする苦労人。
彼女を含む二番隊メンバー全員は、編入時にけおちゃんに対して素体交換分の給料を前借りしている。



よく見ると新規加入メンバーのほぼ全員が、けおちゃんの厚意により予期せぬ形で編入している。
もちろんプロ意識の強い隊長の方針で皆定期的にシゴかれてはいるようだが、それぞれのいきさつからはけおちゃんの持つ優しさや面倒見の良さといった内面がうっすらと見えてくるようだ。

 

42Lab

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世界的な人工知能とロボット研究ブームに呼応して設立された、AIならびに量子技術の研究機関。
国際量子研究協会(IIQS)の傘下にあるが独自に運営されている。
傘下の16Labと同じく、IOPとは人形科学研究において協力関係にある。
主にIOPの生産する人形のAI部分を研究開発するため日々奮闘している。
研究課題は「生体自律人形素体」「人工知能と模擬メンタル」「量子ネットワーク」「量子コンピューター」の4つ。

主な所属人物はイリダ教授やペルシカ(デカパイのほう)、アンアンなど。


2053年にニューラルクラウドを用いた人形のメンタルバックアップ技術を構想し、マグラシアスーパークラウドを立ち上げて世界中のプロの人形を集めた。
このマグラシアはその後とんでもない事件に巻き込まれるのだが…それはまた別のお話

90WISH

第三次大戦前後の2040年代から活動していた、遺跡技術を扱う技術者の匿名ネットワーク。
元ネタとなったのは東西冷戦真っ只中の1960年代にライプティヒにあるカール・マルクス大学で遺跡技術を扱っていたドイツの研究組織「90wunsch」。


きっかけとなったのは、カール・マルクス大学に移籍してきた学生のリコリスが大学構内で発見した90wunschの研究資料。
彼はこの封印されたはずの研究資料を読み漁り、その研究成果を新たな技術的革新のために使おうと決意した。

しかし遺跡兵器制限条約の締結後は遺跡技術は国連の関連組織しか扱うことを許可されていなかったため、匿名で公開しなければ保安局に目を付けられてしまう。
そこでリコリスは90wunschにあやかった「90WISH」という組織名をでっちあげ、世界平和を夢見て技術者たちと研究を行うことにした。


当初は同僚のペルシカリアらと共に真っ当な研究を行っており、ニューラルクラウドの元となる技術などが生まれていた。
しかし、遺跡技術を使った世直しを企む権力者やそれに同調するマッドサイエンティストらの資金提供や介入により、90WISHは非合法人体実験、倫理的に問題のある兵器技術といった危険な研究を行う当初の理念とは異なった極悪秘密組織へと変貌してしまう。
これを突き止めて脱退を決意したペルシカ・リコリス両名にも暗殺が試みられ、それを察知したIOPが二人をなんとか救出した。


主要人物の脱退後、組織は息をひそめるようになったが、黒幕たちは後のパラデウス結成へと繋がる非合法研究を継続。
IOPに鞍替えした両名は同社に90WISH由来の技術を提供し、IOPは人形のメンタル面において大幅に発展を遂げることとなった。

 

コメント

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*1 この説は最終的に矛盾が生じるので、最初のこの仮定が誤っている可能性がある
*2 チェルノフツィにもプルト川はあるが渓流であり、港が作れるタイプの河川ではない。
*3 媒体によってはBRIEFロゴになっており、描写はまちまち
*4 ロクサットは連盟制なので、州政府としての新ソ連は現存しているらしい。その場合、連盟内に連邦があるという多重構造が生まれていることになるが…
*5 ニューラルクラウドでのクルカイの所属はスヴァローグだが、おそらく偽装プロフィール
*6 明言はされていないため誰かは不明。スプリングフィールドかダンデライオンあたりだろうか?