ロゼッタ&チコ

Last-modified: 2023-09-21 (木) 00:06:33

キャラクター解説

ロゼッタ

 2007年にWiiで発売された3Dアクションゲーム『スーパーマリオギャラクシー』で初登場したキャラクター。ポリーン、ピーチ、そしてデイジー以来、久しぶりに本編マリオに登場した年齢不詳の人間?の女性。冠を付けているが、姫では無い。他の既存女性との差別化の為、かなり高身長となっており、プロポーションもポリーンに次ぐ程。右目は髪に隠れ、ドレスは肩出ししている等、色気に関してもポリーンに勝るとも劣らない。性格はピーチ以上に礼儀正しいが、マリオカートではかなりはっちゃけており、プレイヤーを困惑させた事も。強力な魔法を使う事が出来、戦闘面でもかなり優秀なお方。コンビニでアルバイトしていたりギターを弾いていたりと意外な一面もある。

 マリオそしてピーチの事は以前から知っており、浅からぬ縁がある様に描かれている。詳しくは原作で。マリオファミリーの中では新参だが、国内外通してファンからの人気も高く、現在でも出番は多い。英語ではRossalina(ロザリナ)と呼ばれている。

チコ

 星の子と呼ばれる謎の知的生命体。初登場はロゼッタと同じ。同作のマスコット的存在であり、ソフト表紙にもマリオと一緒に登場している。様々な個体がいるが、ロゼッタと関わりのある者は彼女の事を母親扱いしている。ロゼッタ曰く、成長すると惑星やパワースターに生まれ変わると言う。映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にも登場している。英語ではLuma(ルマ)と呼ばれている。

ファイター性能

 『for』 から参戦。参戦記念映像はカービィがワープスターに乗ってレインボーロードに乱入するシーンから始まる。その為「マリカにカービィが参戦する」「カービィのエアライドの新作発表」と誤認する人がいた。ヨッシーワリオを除くマリオファミリーの勝利BGMは『スーパーマリオブラザーズ』の面クリア時のファンファーレだが、ロゼッタには合わなかったのか、ギャラクシーのメインテーマを使用している。彼女自身は原作由来の魔法を駆使して戦うが、チコは肉弾戦を行う。チコについては下記の項目を参照してもらいたい。

固有能力「チコ」

  • ロゼッタが攻撃すると、合わせて攻撃を行ってくれる。
  • NBチコシュートでチコを切り離すか、ロゼッタかチコのどちらかが吹っ飛ばされると、ロゼッタと離れた状態になる。
  • 体力値は40%/HPでそれを超えると撃墜される。ファイターと同様に崖外に吹っ飛ばすのも可。
  • 撃墜後暫く経つと復活する。
  • 掴み/投げには関与しない。しかしそれを利用してチコにダッシュ攻撃をさせてロゼッタ本人は掴みを出すといった行動が可能。
  • ロゼッタ本人が操作不能となる状態異常がチコには適用されない。例えばシールドブレイクでロゼッタ本人がふらつき状態になっても、チコは動けるためある程度抵抗できる。

長所

  • チコによって独特の戦法が取れる。チコの攻撃の吹っ飛ばし力は強力。
    • 崖外にチコを置いて復帰を狩ったり、離れた場所に設置したチコへ相手をパスして吹っ飛ばしたり、投げられた後にチコに反撃してもらったりとまさに変幻自在。
  • 肉弾戦オンリーのキャラはまずチコの守りを剥がさなければならない。チコを殴っている隙をロゼッタに狩られたりと2対1状況からスタートしている。
  • ロゼッタ本人の技も射程・判定共に優れている。
  • ダッシュや空中制動なども優れている。復帰距離が長いため復帰阻止も得意。
  • 下Bアイテムキャプチャーで危険なアイテムを回収可能。飛び道具の場合は回収は出来ないが、無効化出来る。

短所

  • 浮遊しているが故に体重がとても軽く、吹っ飛びやすい。
  • 頭身が高く、相手の攻撃を食らいやすい。落下も遅いため着地も弱い。
  • チコが消滅すると、大きく弱体化する。
  • チコごと本体まで攻撃してくるようなリーチの長い攻撃に弱い。
  • 上Bギャラクシージャンプは扱いが難しく、攻撃判定も無いのでメテオに弱い。

要注意技

立ち回り

「チコを消し飛ばしてようやく戦闘スタート」ということはちゃんと自覚すること。
チコがいる状態での戦闘能力には天と地ほどの差が開いており、まともに殴り合うことはどんなプレイヤーでもまず不可能。

 

HP40が満タンの時は簡単には吹っ飛ばないが、魔王の火力なら1~2回殴ればもうどの技でも吹っ飛ばせる状態になる。
魔王の攻撃の殆どはチコをやられ吹っ飛びに出来る技なので、削っていけば一旦切り離すことそのものは割と頻繁に出来るのだが、
そこでロゼッタ本体を殴りに行くと体勢を立て直したチコに殴られてコンボスタートになる。
本体とチコを分離できたときに本体を殴りにいって倒せる状態であれば問題ないが、そうでないならまずはチコを消し飛ばすことを意識しよう。
もしチコがいる状態でロゼッタを掴んでしまったらチコに投げによる打撃判定が当たるように、投げ打撃が入らないようであればひとまず上投げで一旦打ち上げ、その隙にチコをぶっとばしに行こう。
本体を攻撃して切り離した場合、近くにチコがいたらすぐにガードをすること。チコが無事の状態だとまず間違いなくそのままチコの攻撃をねじ込まれて逆襲される。

 

体がデカくて落下速度が遅くふわふわしているので着地狩りに弱い…のだが、空中横加速度が全ファイターでもトップクラスに高いので魔王の機動力だと追いつくのがやっと
着地狩り場面でもチコがいると強気に行けるのもあって、ステージに台がある場合は逃げに徹されるだけでも相当な時間を稼がれてしまう。
死ぬほど苦労してチコを排除しても逃げ回られるだけでまたチコが帰ってきてしまうが、ここで決して心折れないこと。
破れかぶれになってチコ付きロゼッタに突っ込む愚行だけはしてはならない。

 

前述したようにロゼッタ単体になったときに向こうが狙うのは12秒間の時間稼ぎである。
チコ無しでは長い後隙が誤魔化せないので優秀なステップで引き行動をしたり、素早く伸びるDAで隙を狩ってお茶濁しをしたり、ダッシュ掴みからの掴み打撃→投げで崖外に追い出してきたりとあの手この手で誤魔化そうとしてくる。
つまり、相手にラインがある場合はまず間違いなく殴りにいってもリターンが得られない。まずは隙を晒さないようにラインを詰め、ステップを封じながらDAやD掴みの択勝負に勝つのが求められる。

復帰阻止場面は非常にもろいので、一旦吹っ飛ばせたら乾坤一擲の覚悟で仕留めきること。

余談

  • ポケモントレーナーになったロゼッタ
    野良試合においてはまれにモンスターボールオンリーのルールで逃げ回りつつ、下必殺でボールを回収し、召喚したキャラに全てを任せる『モンボロゼッタ』という外道のような立ち回りをするものがいる。
    この立ち回りはその下B自体が隙になるので、ボールに飛び付いたその瞬間を狙ってやろう。空中に飛ばされてアイテムを拾う瞬間を咎めることが出来なくなった場合は運試し障害物レースが始まってしまうので、防御の意識を大きく持つこと。
    もしボールを拾ったら必ず真下に叩きつけて奪われないようにすること。