Black Bismarck

ブラック・ビスマルク

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

ビスマルクは先進的な火器管制装置と強力な火砲のおかげで、第二次世界大戦開始まで世界最強の戦艦のひとつであった。細かく分割された区画や幅広く拡張された装甲と合わせて、頑丈な作りによって耐久力が高い。

解説

実装当初ではごくわずかのプレイヤーにしか使えないという真の意味でのプレミア艦だった...のだかシーズン終了後に運営によって課金艦にされてしまった。著者が16連で当てたということはナイショ。

・主砲
　ベースのビスマルクより、AP弾・HE弾双方の威力が強力になっている。しかし散布界はビスマルクと同様に悪いため、その実力を発揮させるためには交戦距離に注意したい。簡単に解説すると、独戦は強力なAP弾を主武器として戦うが、遠距離では精度の悪さと貫通性能の減衰が激しい事も相まってその実力を発揮しずらい。対して他国同格戦艦は威力、砲門数、射程、散布界などが優秀な艦が多いので火力で見劣りしやすい。しかし、中距離ではAP弾の貫通の高さや装甲厚が功を奏し、他国同格艦と互角に戦える。そして近距離になれば装填速度の速さと後述する副砲の威力で優位を取る事ができる。この点はある程度独戦ツリーを進めてきた艦長であれば把握している筈だが念のため。
　また、艦艇スキルに関しても元となったビスマルクが「精密照準装置Ⅰ」を持っており、遠距離における精度の悪さを補ったり近距離戦で主砲・副砲双方の精度を向上させる戦い方を得意としていたのに対して、本艦では「高速装填Ⅱ」に変更されているので、どちらかというと中距離における投射火力を増強させることを得意としている。使用する事で装填時間を13秒程度まで短縮する事が可能なので、ここぞという時に使用したい。ただしこのスキルを最大限に生かす構成にしたい場合はツリー艦の艦長とは別に艦長を用意する必要がある事と、仮に艦長スキルLV10で「熟練装填手」を取得してもスキルの効果時間内に3回斉射する事は不可能である点に注意して欲しい(ドイツには「熟練装填手+」を持ったレジェンド艦長が存在しない)。
急速装填Lv2の瞬間火力は大きな武器であり、フランス戦艦とは異なり、ビスマルク自体も非常にタフなため、1対1の撃ち合いでは比類無き強さを誇る。ビスマルクとの明確な差別点の1つなので急速装填の使い方は是非ともマスターしておきたい。

・副砲
副砲に関してはビスマルクやティルピッツと同様に威力、射程、散布界などが他の戦艦に比べて非常に優れており艦長スキルや装備などで性能を爆上げするとかなり駆逐艦や巡洋艦に刺さる。与ダメも副砲だけでもかなり稼げるので積極的に撃っていこう。 素でも十分強いのに使い捨てとはいえ副砲オーバーロードが追加されてさらに強くなった。駆逐処理やタイマン時の切り札として使おう

・対空
2つめの大きな差別点である。素の対空能力は「ビスマルク」と変わらず、スキルが使えない状態で敵航空機からの攻撃を受けるとかなり厳しい。しかし本艦は独戦艦としては非常に珍しい「対空警戒Ⅱ」を持っており、スキル使用時は対空値を倍にすることが可能。この時の対空値はスキルが使えない米戦すらも上回り、こちらを狙ってきた敵機をバタバタと叩き落す事が可能。ところが大口径対空砲の射程が短く、攻撃前に敵機を撃墜する事は難しいため実際は痛み分けになる事が多く…他国艦の様に「僚艦を守る防空の傘を提供できる」とは考えない方が良い。僚艦が攻撃されたからといって安易に使用せず、狙われた際のカウンターとして使用するのが望ましいだろう。また素の対空値が低い事を考慮すると対空スキルを持っていても単独行動は厳禁である。マッチングする空母の艦載機は強力なので米艦やソ連のペトロツリー巡洋艦などと共に行動しよう。

・装甲
装甲と水雷防御は16.50%、防郭防御は17.50%とベースであるビスマルクの装甲性能にさらに磨きが掛かった。さらにさらに、エリート特性で防郭防御を1.1倍、装甲を1.05倍に増強することが出来るので敵艦との撃ち合いではかなり頼りになる。ただし甲板は柔らかいのでしっかりと角度を調整して加速減速で敵弾がカチカチの弦側に当たるように工夫してみよう。火災浸水耐性は標準的なので独戦と戦い慣れたプレイヤーはHE弾で火災ダメージを与えてくるだろう。そのため高い発火率を誇る主砲を持つ艦の動向には注意しよう。また水雷防御はビスマルクより少し高くなったが遅い転舵速度と独戦のお約束なソナーがこの艦には無いので長射程かつ威力が高く高雷速な魚雷を扱う日巡や駆逐艦の雷撃には常に警戒しよう。

・機動性
速度は28ノットと良好だが加減速が利きにくく旋回する為に必要なスペースが広いので隠密魚雷や島陰から出てきた駆逐艦と事故ってショボ沈とならないように気をつけよう。速度は優秀なのでなるべく味方の盾として周りと歩調を合わせて前に出よう。

・隠蔽性
非常に悪い。隠密行動は難しく、確実に何かしらの敵にスポットされながらの戦闘となる

・生存性
同ティア戦艦の中では打たれ強さはピカイチだろう。高い体力と硬い装甲を持ちあわせているので腹さえ見せなければ砲撃にはかなり耐えてくれる。
しかし、注意点として、独戦お約束のソナーが対空警戒に置き換えられているので母艦が重たいことと合わさり、対魚雷に関しては弱く、ビスマルクより劣化してしまっているのは注意が必要。
とは言え、耐久面の弱点は対水雷と災害くらいなので魚雷回避の腕を磨いておいて損は無いだろう。
ドイツ戦艦の弱点である空母からの攻撃には対空スキルを使えばかなり落としてくれる。ただし、雷撃機の攻撃前の撃墜は難しいので油断しないように。エンプラやエセックスに時間差攻撃仕掛けられたら火災浸水コンボを決められないことを総統閣下にお祈りしよう。

・消耗品
体力マシマシ速度マシマシ装填速度マシマシの3セット。

・艦艇スキル/艦長スキル
高速装填Ⅱ、対空警戒Ⅱ、副砲オーバーロードⅠを備えていることは、前述のとおりである。対空警戒に関してはクールタイムが長めなので、艦長スキルのLV4で「対空防御専門家」を取得する事で持続時間を微増させつつクールタイムを短縮できるので是非とも取得しておきたい。高速装填に関してはこれを最大限に活かすためには本艦専用の艦長を着任させることが望ましい。

・装備
ビス子やティル子同様に主砲精度を上げて遠距離に対応させたり副砲特化にしたりとさまざまなバリエーションが楽しめる。シルバーに余裕があればいろんなバリエーションを試してみよう。あとは機動性は良くはないので加速性能と旋回性能を上げる装備を付けて魚雷対策をするのがオススメ。

・エリート艦艇特性
・改修済主装甲帯　装甲防御+5%、防郭防御+10%
・副砲特化　副砲装填時間-10%、自動副砲装填時間-10%
・功績　EXPアップ+10%

・総論
簡単に言うと「ビスマルクの性能をさらに上げましたよー」って感じの性能である。
撃ち合いでの生存性に関しては元のビスマルク譲りなので艦立てしたリシュリュー以外は右に出るものがいないほど優れている。タイマン張った場合ではタフな装甲を誇り高速装填持ちの本艦には同格ではリシュリューやローマなど、対艦性能で明確な強みのある戦艦以外では不利を取りやすく、基本的に1対1で殴り合うのは格上であっても喜ばしくない。（著者がアイオワとタイマン張ったところこちらは体力3割残りで勝てました。）
悪めな精度と対災害、水雷以外では目立った欠点が無く、火力も耐久もハイレベルで纏まっており、最低限の機動力も備えている凶悪な戦艦である。

戦闘名誉章

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