パース級軽巡洋艦 2番艦 ホバート

[添付]
効果:主砲射程+4%、主砲旋回速度+4%、小口径対空兵装射程+4%、最大転舵速度+4%、EXPアップ+30%、シルバーアップ+30%
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
| 国 | イギリス連邦 | |
|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | |
| Tier | 6 | |
| 生存性 | 継戦能力 | 24495 |
| 抗堪性 | ・防郭防御10% ・火災浸水耐性10% ・装甲防御9% ・魚雷防御7.50% | |
| 主砲射程 | 10.77km | |
| 機動性 | 最大速力 | 32.23ノット[kt] |
| 最大出力への到着時間 | 15.38秒 | |
| 転舵速度 | 6.70度/秒 | |
| 転舵所要時間 | 7.08秒 | |
| 隠蔽性 | 7.56km | |
・派生艦船
・兵装
| 主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
|---|---|---|---|---|
| 152mm 50口径 BL Mk.XXIII, 4基×2門 | 6.60秒 | HE弾 483(6%) AP弾 552(200%) | 12度/秒 |
| 魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 装填時間 | ダメージ | 射程 | 雷速 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 533mm QR Mk VI, 2基×4門(4門) | 44.80秒 | 3335 | 7.20km | 63.91kt | 15% | 25度/秒 |
| 対空砲 | 種類 | ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|
| 大口径 小口径 | 67 108 | 3.6km 1.5km |
・艦艇スキル
| 種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
|---|---|---|---|---|
| 戦闘指示:火花 | 敵に火災を3回発生させた後にのみ使用可能 :主砲の砲弾散布界が25%縮小、主砲精度と主砲旋回速度が8%上昇 | 20秒間 | 条件を満たせば∞ | |
| 低速用発煙装置Ⅰ | 低速で煙幕を展開する(煙幕持続時間12秒) ※煙幕展開中、艦艇の最高速度が低下する | 24秒以上 | 105秒 | 2回 |
| 対空警戒Ⅰ | 大口径対空砲ダメージ+75% 小口径対空砲ダメージ+75% | 30秒間 | 75秒 | 1回 |
・艦艇の特技
・単発魚雷
魚雷発射管内の魚雷を一発ずつ発射できる。
ゲーム内説明
当初はアポロという艦名だった本艦は、イギリスで「改良型リアンダー」の設計に則って建造された3隻のうちの1隻でした。原型艦とは、パワープラントのレイアウトとシルエットが異なっていました。1939年に王立オーストラリア海軍に加わり、ホバートと改名されました。本艦は第二次世界大戦中に地中海での作戦、ソマリア沖での戦闘作戦、インド洋および太平洋での作戦に参加しました。東京湾で行われた日本の降伏調印式には、ホバートの姿もありました。
解説
・主砲
152mm砲を連装砲塔に収めて前後に2基づつ計4基8門搭載。この砲配置は同郷のプレミアム艦「パース」と共通だが、本艦の搭載砲はパース砲よりモデルが新しい様で、幾つかの性能が異なって居る。まず射程は素でパース砲を上回り、砲塔旋回速度も速いため砲指向性や目標選定の自由度は比較的高めである。AP弾の単発火力こそ552と低い方の平均値でしかないが、HE弾の単発火力は数少ない高い方の平均値を誇り、パース砲との差別化が図られている。更に発火率はパース砲の4%と比較すると1.5倍の6%となり、後述する艦艇スキル「戦闘指示:火花」との相性も良い。ところがこの「戦闘指示:火花」は後述のように少々厄介であり、この砲を扱うにあたっては適切な弾種切り替えと手数でカバーしていく必要がある。
・魚雷
533mmクラスを4連装で片舷に1基づつ装備。片舷指向可能数は4射線。まず魚雷本体の性能は「リアンダー」搭載のものと同等であり「パース」搭載のものより射程が長い。素の状態では隠蔽雷撃はできないが、概ねバランスが良く扱い易い類であり適切に扱えば強力な護身用の武器になり得るだろう。しかし注意点もあり、魚雷発射管の旋回速度は優秀で指向性も悪くないが、発射管の位置がやや後方に位置するお陰で前方射角が取りにくい。また本ツリーに属する艦は旋回性能がイマイチであり、被発見状態で無策で撃ちに行くと艦の側面に斉射を食らい易い。使うのであれば敵がこちらに注意を払っていない状況、もしくは煙幕内からの不意の一撃をお見舞いする等状況を整えてからにしたい。
・対空
一応大口径対空砲を装備し、小口径対空砲の火力もそこそこ。そして艦艇スキルの「対空警戒Ⅰ」を保持しているので自衛の真似事は可能。
・装甲
装甲防御は普通の巡洋艦の中ではトップクラス。しかし巡洋艦の装甲は基本頼りにならず、これをもって「被弾しても良い」とは考えない方が良い。防郭防御と耐性もそこそこ優秀なのだが、後述する機動性の悪さ故に装甲や耐性面での優位は感じにくい。
・機動性
素の最高速度は32ノット台と英巡速度しか出せない。また加速力は英軽巡仕様ではなく英重巡に近いモッサリ加速。舵の効きもかなり鈍く、重巡の如き鈍重さを感じさせられる。高ティアの質量の大きい重巡や大巡を扱った事のある艦長であればピンと来ると思うが「動き出さない曲がれない止まらない」という厄介な系譜である。速度は速いが舵が重い「直線番長系」とはまた違った操船が必要になるので、大巡を扱った事の無い艦長は今のうちから慣れて貰う必要がある。
・隠蔽性
素の隠蔽は7.5km台とそこそこ優秀。
・生存性
素のHPは24000台とそこそこの体力を誇る。更に本艦はパース級ならではの高隠蔽を誇り、無暗な発砲を控えている限りは優先目標とされにくい。しかしいざ射撃戦になると鈍くさい船体に容易にダメージを与えうる英重巡のペラい装甲という組み合わせによりガンガンHPが減る。艦艇スキルの「低速用発煙装置Ⅰ」を如何に活かすかが問われるだろう。
・消耗品
「高級船員食糧」「改良型ディーゼルエンジン」の搭載を推奨。残りの1枠はお好みで。
・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルは「戦闘指示:火花」の他に「低速用発煙装置Ⅰ」を2回と「対空警戒Ⅰ」を1回だけ使用可能。
このスキルはHE弾を装填し、敵に火災を3回発生させる事で発動。その効果は主砲弾速と主砲旋回速度が8%上昇し、更に散布界が25%縮小するというものである。パンアメリカ巡洋艦の「戦闘指示:観測射撃」と比較すると発動条件や発動時に向上する性能が異なって居るが共に効果時間は20秒間、そして使用回数制限はなく発動条件を満たせば1試合中に何度も使用できるスキルであり同じような系統と言える。
ところが本ツリーの「戦闘指示:火花」は序盤に敵の駆逐艦や軽装甲艦を撃つ際に威力を発揮するAP弾を装填している際には発動条件を満たせない。かといって単発火力が低いHE弾を装填しつつ発火をお祈りするにしても…実は発火率6%という割には本ツリーの搭載砲はそこまで燃えてくれない。一応、味方が数的有利を確保し安全にHE弾をバシバシ投射できる状況となれば発動条件を満たしやすいものの、そのような状況であれば「該当エリアにおいて本艦は既に不要」な状況であって何とももどかしい。かといってスキルを温存し、別方面における敵を撃つべく移動するにしても本艦は速度に優れる艦では無いので必ずしも精度が活きる状況が訪れるとは限らない。本艦および次のティア帯においてはやや不遇なスキルと言えるだろう。
・装備
・兵装 「主砲改良Ⅰ」「主砲改良Ⅱ」
・防御 「操舵装置改良Ⅰ」「推力改良Ⅰ」
・適正 「操舵装置改良Ⅱ」「推力改良Ⅱ」
・エリート特性
・巡洋艦近代化改修 HP+2%、対空火力+5%、主砲旋回速度+7%
・エリート砲術員 主砲装填時間-3% 主砲塔旋回速度+7%
・功績 EXPアップ+10%
・総論
同格内では標準的なサイズの船体に、やや控えめの砲火力と強力な防御用の魚雷を備えた艦である。艦の加速力や旋回性能は重巡並みだが、このティア帯では大きな威力を発揮する「低速用発煙装置Ⅰ」を保持しており発動させると概算で30秒以上敵の目から姿をくらませる事が可能。このため正面切って本艦と対峙しようとする敵は本艦から数回の斉射を食らう事を覚悟せねばならない。ところが本艦は基礎火力が低目、かつ火力を向上させてくれる「戦闘指示:火花」は使用するのに下準備が必要という事もあり、せっかく身を隠せても効果的な反撃を浴びせられるとは限らない。煙幕は優秀でもその他のスキルは微妙なため、スキルを複数組み合わせても爆発力の無さが何とも残念な艦となっている。とはいえ対抗手段を持たない艦から観たら本艦の煙幕スキルは驚異の一言であり、上手く活用する事で試合を有利に運びたい。
戦闘名誉章
| レベル | 1 | 2 | 3 | 4 |
|---|---|---|---|---|
| 報酬 | 艦艇exp 4000 シルバー75k | 艦艇exp 4000 シルバー75k | 艦艇exp4000 シルバー75k | 艦艇exp4000 シルバー75k |
| ミッション内容 | 15戦プレイ | 15回勝利 | 支配ゾーン10回占領 | 700000HPのダメージを与える |
史実
ゲーム内説明を参照の事。
小ネタ
本艦の艦名の由来はオーストラリアはタスマニア州の州都である「ホバート」から。
ホバートはオーストラリア入植都市としては2番目に古く、シドニーに次ぐ歴史を持っている。元々は1803年にダーウェント川東岸のリズドン湾に造られた流刑植民地であったが、1804年に現在の場所であるサリバン湾に移転。この地には半遊牧民のムヘニール族が居住していたが入植者との交戦および、もたらされた伝染病の影響で彼らの人口は急激に減少。反対に囚人・自由移民の人口は急激に膨れ上がった。これは南太平洋の捕鯨貿易・アザラシ貿易が盛んになった事によりその主要港および造船基地としてこの街が発展を遂げた為である。ホバートは1845年に町から市に昇格、1875年に現在の名であるホバートに改名された。なおこの名前は当時の英国の植民大臣であった「ロバート・ホバート卿」に由来する。
編集用コメント
- 小ネタを記載 -- 2025-04-02 (水) 13:19:41
- ゲーム内説明を記載 -- 2025-05-11 (日) 09:23:16
- 戦闘名誉賞を記載 -- 2025-11-25 (火) 20:00:55
コメント欄
- とりあえず、ヒストリカル迷彩(主砲射程、主砲旋回速度、小口径対空兵装射程、最大転舵速度)付けて戦闘名誉章クリアするまで戦ってみました。重巡基準のモッサリした船体に高旋回の軽巡砲搭載した風変わりな船で、パースともリアンダーとも違う操作性が要求される重巡の船体操作に慣れる為の船みたいな感じでした。英国舵も無く転舵や低速用発煙装置Ⅰで速度が落ちるので推力改良Ⅰが欲しいと感じる事は多かったです。私は最終的には回避の為に操舵装置改良Ⅰにおちつきました。 -- 2025-03-10 (月) 16:48:33
- ( ;∀;)操艦が大変そうだけど楽しそう……。 -- 2025-03-10 (月) 19:50:43
- 艦長スキルの雲隠れ、展開された煙幕の効果時間、効果範囲の拡大、クールタイムの減少を確認しました。減速して煙幕展開してる時間は変化ありませんでした。 -- 2025-03-17 (月) 13:01:56
- 軽巡なのに舵がクッソ重いのよなコレ。 -- 2025-03-18 (火) 00:04:05
- 少なくともマイソールよりは使いやすかった。いい船。ただ、解説にある通り「火花」がどうにも...あとあれ使うと縦散布は狭くなるけど、横が何とも言えないくらい散布のこっちゃって歯がゆい -- 2025-07-06 (日) 16:42:33
- こいつで5隻撃沈からのMVP...楽しいちゃ -- 2025-11-13 (木) 10:52:51
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