全体命令

Last-modified: 2024-04-27 (土) 13:59:55

総合服務規程

総合服務規程 その1

次の状況になったときの行動をあらかじめ決めておくことができる。いずれも艦船の個別設定で上書きできる。また、「何かあったら連絡する」を選択すると、当該状況で通信が入って個別に指示をできる*1

攻撃された
敵に攻撃され、一定のダメージを受けた時の対応を決める。戦艦から配達船まで全ての艦船に適用されるので、全体命令は独自判断のままにして必要な艦船のみ個別に別の設定にすることを推奨する。
独自判断
敵味方の戦力差を考慮して応戦または逃走する。
応戦する
文字通り。敵と自分の戦力差は考慮しない。
逃走とレーザータワの展開
レーザータワーをその場に1個置いてから逃走する。敵と逃走先の位置関係を考えずに逃走開始地点にタワーを置く上、タワーの位置を考慮せずに逃走する。そのため、タワーが実効性を持つとは限らない。
逃走
文字通り逃走する。逃走先は最寄りのステーションやジャンプゲートなどであることが多い。逃走先への方向転換で大きな隙を作って自滅することもある。また、ブラックリストを適切に設定しないと、逃走先が敵対勢力のセクターになることもある。
無視
攻撃が無かったかのように粛々と任務を続ける。
この状況に対し、全ての艦船の服務規程をリセット
これのみ設定ではない。個々の艦船に対して設定している対応をリセットし、「一般設定を使う」に戻す。
遺棄された艦船を発見
遺棄船を発見した場合の対応を決める。自身が交戦中の敵が遺棄した場合と、移動中に偶然遺棄船を見かけた場合の双方が対象になる。「可能なら入手」を命じる場合、実際に入手するには宇宙海兵を載せておく必要がある。
ロックボックスを発見
ロックボックス発見時の対応を選ぶ。回収を命じる場合の注意点は、こちらを参照。
海賊による妨害
海賊に貨物の投棄を要求された場合の対応を決定する。
警察による臨検
警察に貨物をスキャンさせるように要求された場合の対応を決定する。合法ウェアしか扱わないなら承諾で良い。違法ウェアを扱っている場合、警察に攻撃されるリスクとウェアの廃棄を命じられるリスクを秤にかけることになる。
禁制品が露見 (Found Contraband)
正しくは「違法品を発見」である。投棄されたものを回収している艦船が違法ウェアを見つけた場合にどう対応するかを決定する。

総合服務規程 その2

次の状況になったときの行動をあらかじめ決めておくことができる。いずれも艦船の個別設定で上書きできる。

自動補給の基本設定
空母艦載機や補助艦船の補給対象となっている艦船が消耗品を補給する際、どの程度の数を補給するかを設定できる。例えば、中ならミサイルを容量の半分になるよう補給する。詳細は、こちらを参照。なお、具体的に何をいくつ補給するといった設定はできない。
優先する建造/建築方法の設定 (DLC: CoH か DLC: ToA が必要)
複数の建造方法がある艦船やステーションについて、どの製造方法を優先使用するかを決める。
交易ループの貨物予約の基本設定
未調査
艦船の武装とタレット行動の基本設定
対応が未設定の艦船タレットの挙動を決定する (ステーションタレットは対象外)。以下の4種類がある。
  • 防御: 自艦が被弾した場合、その攻撃者に反撃する。
  • すべての敵を攻撃: タレットの射程内に入った敵を攻撃する。敵とみなす基準は、攻撃許可に従う。
  • 主力艦を攻撃: タレットの射程内に入った大型・特大型艦船を攻撃する (ステーションは対象外)。敵とみなす基準は、攻撃許可に従う。
  • 戦闘機を攻撃: タレットの射程内に入った小型・中型艦船を攻撃する。敵とみなす基準は、攻撃許可に従う。
置き去り回避機能
有効の場合、所定の条件を満たした艦船には「合図まで待機」の命令が割り込まれる。

交易ルール

交易オファーのアクセス可否を制御するルールを決めることができる。
なおルールは複数作ることができる。

次の項目にレ点をつけると基本設定として全体に継承される。

  • ステーションの交易
  • ステーションの補給
  • 艦船の販売

ブラックリスト

次のタイプのブラックリストまたはホワイトリストを作成し、自分が所有する艦船の行動をある程度制限できる。いずれも艦船の個別設定で上書きできる。

また、艦隊に所属している艦船はデフォルトでは旗艦の設定に従う。したがって、旗艦に個別の制限を掛けた場合、その艦隊全体に制限が掛かる。

宙域航行
横断を禁止または許可するセクター。
宙域での活動
交易や採掘などの活動を禁止または許可するセクターリスト。
交易制限
艦船の交易活動を拒否または許可する派閥。対象は自分が所有する艦船のみである。自分のステーションに各派閥の艦船が売買しに来るのを許可するか否かは、交易ルールで制限する。

なお、選択肢にある「敵が所有する宙域」はプレイヤーとの友好度が-10以下の派閥が所有するセクターを指す。

宙域航行の注意点

宙域航行をブラックリストに入れる時は、以下の点に注意すると良い。

  • ブラックリストに従うと目的地に到達できない命令を手動で出すと、ブラックリストを完全に無視して目的地を目指す。たとえゼノンセクターだろうと危険エリアだろうと通る。特に、危険エリアのあるセクターを禁止している場合、虚無闇の聖域が規制対象になるので、テランやボロンと惑星間共同体との移動でブラックリスト無視が起きやすい。
    • : ブラックリストで危険エリアとゼノン所有のセクター禁止しているとする。その状態で小惑星帯からジン族領に移動させると、タルカの滝XVを通ろうとする。
    • 対策: ブラックリストを無視してほしい部分とブラックリストに従ってほしい部分で命令を分割する。
    • 対策例: 第二の遭遇に移動命令を出した後にジン族領への移動命令を出すと、タルカの滝を回避できる*2
    • 補足1: 艦隊やステーションへの割り当て時は、それまでの命令がリセットされる。上記対策を取りたい場合、割り当て後に航路を設定する*3か、移動命令の実行終了後に艦隊などへの割り当てを行うなどの対策が要る。
    • 補足2: 危険エリアのあるセクターでも、セクターを通過するだけなら大した危険は無い。そのため、危険エリアは航行許可・活動禁止とする方が事故が起きにくい。例外はシールド1枚の大型船や大規模艦隊が闇の聖域を通行する場合で、こちらは運用でカバーする*4か闇の聖域を単独で航行禁止にすると良い。
  • 未知のセクターは経路設定に考慮されない。
    • : ブラックリストでゼノン所有セクターの航行を禁止、ザルークの最期IIIと撤退の炎が未知、マトリックス#451が既知のセクターだったとする。この状態でイアナムスズラIVからトゥクル族領への移動を命じると、マトリックス#451を経由する。
    • 対策: 先に探索を済ます。
  • 先述の通り、「敵が所有する宙域」は友好度が-10以下の派閥が所有するセクターを指す。そのため、友好度-10~-20 (敵対しているが先制攻撃は受けない関係) の派閥も規制対象になる。当然ながら、後で仲良くなろうとプレイヤーが計画していても、それを実行に移すまでは規制対象になる。特に教皇の神聖騎士団は、大抵の初期状態で友好度-15かつ主要航路の一部を領有している。ここがブラックリストに入るデメリットは大きい。
    • 対策例: そもそも通行もして欲しくない派閥は、ゼノン・禁制品が面倒なヴィゴー・初期状態やRPに応じた数派閥くらいのことが多い。そこで、敵が所有する宙域の禁止ではなく、派閥単位で禁止する。

攻撃許可の上書き

先制攻撃に関する規定を各派閥ごとに設定することができる。[初期値:基本]

選択肢説明
冷酷全オブジェクトに対する攻撃を許可する
攻撃的全軍事オブジェクトと、関係が-25以下の民間オブジェクトに対する攻撃を許可します
騎士道全軍事オブジェクトへの攻撃と、全民間オブジェクトからの防衛を許可します
基本関係が-20以下の軍事オブジェクトへの攻撃と関係が-25以下の民間オブジェクトへの攻撃を許可します
名誉関係が-20以下の軍事オブジェクトへの攻撃と全民間オブジェクトからの防衛を許可します
抑制-25以下の関係の全オブジェクトに対する攻撃を許可します
防衛志向防衛のみ
選択肢防衛志向抑制名誉基本騎士道攻撃的冷酷
友好度軍事民間軍事民間軍事民間軍事民間軍事民間軍事民間軍事民間
-19 以上××××××××××
-20 以下
-25 以下
攻撃性
凡例
攻撃
防衛×

アラート

設定した条件に合致したときアラートを鳴らしてと通知文を出す。

設定方法

設定可能な条件(AND条件)

  • セクター
  • 派閥
  • クラスおよびその目的 または 対象のID

設定例

  • 緑鱗協定の大型艦を発見
  • ゼノン宙域隣接セクターでゼノン特大型艦を発見
  • カーク艦船を発見

自動補給の詳細

自動補給により補給される消耗品の種類と量は、艦種および自動補給の設定に依存する。ver.6.20現在、具体的には以下の通りになる。

ドローンの自動補給

下表の通り、艦種と設定に応じて補給されるドローンの種類と量が変わる。

艦種自動補給: 低自動補給: 中自動補給: 高
フリゲート防衛用 (1機)未調査防衛用 (容量の半分)
駆逐艦修理用 (1機)未調査修理用 (1機)
防衛用 (容量の半分マイナス1機)
貨物船貨物用 (1機)未調査貨物用 (2機)
修理用 (1機)
採掘船貨物用 (1機)未調査鉱石収集/ガス収集 (1機)
貨物用 (1機)
修理用 (1機)
その他未調査

ミサイルの自動補給

補給されるミサイルの種類は艦種に依存し、その数は自動補給の設定に依存する。具体的には下表の通りになる。

種類
艦種無誘導ランチャー/タレット追尾ランチャー/タレット魚雷ランチャー
小型艦軽量級 無誘導ミサイル Mk 2軽量級 誘導ミサイル Mk 1軽量級 魚雷 Mk 1
中型艦重量級 無誘導ミサイル Mk 2重量級 誘導ミサイル Mk 1重量級 魚雷 Mk 1
駆逐艦上記の両方 (軽量級:重量級≒12:1 ?)-
その他未調査
※表中のミサイルの設計図を持っていない場合、他のミサイルの設計図を持っていても自動補給されない。
艦種自動補給: 低自動補給: 中自動補給: 高
共通少し (正確な数は不明)容量の半分満載

フレア

自動補給オフを除き、艦種・自動補給の設定にかかわらず、常に満載になる。

 

注意事項(共通)

  • 編集した/する場合はなるべくコメントを残してください。
  • 引用をするときは著作権に十分注意してください。
    ※(ゲーム内のスクリーンショット以外について)当Wiki外から転記・引用した場合は、その旨を転記・引用された箇所の近くに明記してください。
  • 法律に反する、あるいは、公序良俗に反するような書き込み、編集はしないでください。
  • 荒らしや宣伝行為、あまりにもゲームからかけ離れた雑談はしないでください。
    ※他のWiki利用者・編集者への攻撃的なコメントや編集は荒らし行為と見なします。
    ※悪質と判断される場合、編集の監視、編集の規制等をさせていただく場合があります。

コメント

  • 新規作成 -- 2021-03-27 (土) 13:27:05
  • 基本の優先建造方法 がステーションの建築にも適応されればなぁ・・・。テラン製のモジュールを間に挟むせいで自動設計機能が死ぬ・・・。 -- 2021-04-19 (月) 02:58:48
  • ゼノン対策に「ゼノン」、「大型、特大型」、「全宙域」でアラート設定してるんだけど、鳴る時と鳴らない時がある。なんでだろう -- 2022-01-25 (火) 20:06:42
  • 同じ症状。完全バニラでやってるからMODのせいじゃない… I級に気付かなかったら大惨事確定だぜ… -- 2022-05-07 (土) 20:38:49
    • むしろI級限定じゃないとこのアラートは機能しない気がする。ゼノンは非常に高い生産効率なので、ゲーム時間が進むとK級ですらゴロゴロ出てくる。それ以下のM・N・S・Pに至っては雲霞の如くなので、単純に監視網を作って全指定だと反応しすぎる。I級のみ指定してそれ以外は防衛ステーションに任せ、I級が出てきたら迎撃に向かうのがいいかと。 -- 2022-11-22 (火) 13:09:02
      • そもそもK級もI級も特大型だから大型の指定いらないし、どっちかを区別できないのでは… -- 2022-11-22 (火) 17:58:33
  • ブラックリストの注意点を追加。 -- 2023-07-02 (日) 14:16:11
    • マトリックス79Bから小惑星帯にいる空母に部隊を編成したら、タルカの滝ⅩⅤを通って無事Iに壊滅させられましたよっと…。移動指示していても編成時に命令がリセットされるから意味なしと。普通に多くの人が遭遇しそうなシチュエーションなのに、今まであまり騒がれてないのはブラックリスト自体使う人が少ないのかな? -- 2023-07-17 (月) 10:48:24
    • ザイアース方面に艦隊納品をする際に問題が起こりがちだね。あの辺りは細かくブラックリスト切り替えることが多いので -- 2023-07-18 (火) 00:57:31
  • 「攻撃許可の上書き」設定の失敗談、不意の戦闘で派閥友好が下がるのを嫌い大半の設定を「防衛志向」に設定した状態でストーリーを進めてヴィゴと戦闘へ突入、エールキングで無双の予定がタレットが動かず大敗、原因は「防衛志向」=反撃のみの影響でした。 -- 2023-10-01 (日) 12:36:18
  • 防衛力がしっかりとしたステーションにて、緑鱗の設定を「騎士」か「冷酷」に設定したものを作りステーションとステーション防衛部の設定に、緑鱗襲撃の可能性を少し減らしてくれます、基本設定でも良いですが反撃で半壊したり不意の戦闘が増えたりと別の被害が出るので注意。 -- 2023-10-01 (日) 12:46:15
  • 「攻撃許可の上書き」を使ったバグ技(Ver6.2時)、争わせたい派閥の設定を「冷酷」にした設定を作成、争わせたい派閥の艦やステーションにタレットを持つ艦を寄せて一時停し命令を全て削除、タレットの設定を全て攻撃に設定、「攻撃許可の上書き」設定を先の設定にして争わせたい派閥に売却、一時停止解除、戦闘が拡大するかは運しだい。 -- 2023-10-05 (木) 13:02:51
  • ブラックリストの注意書きを加筆修正。実はブラックリストの説明欄に違反することがあるとの文言があるのだが…それだけでここまでの内容を理解するのは無理がある…。 -- 2023-10-28 (土) 23:38:23

*1 現地状況を確認する時間は無いので、一時停止の併用が事実上不可欠である。
*2 「小惑星帯→虚無→第二の遭遇」は虚無を回避できないのでブラックリストを無視し、「第二の遭遇→中略→異端者の最期→中略→ジン族領」はブラックリスト通りに移動する。
*3 この場合、「移動して待機」だと中継地点で待機してしまうので、「投棄物の回収」などで代用する必要がある。
*4 ボロン方面に割り当てる大型船はシールド2枚以上のものに限定するなど。