目次
遺棄船の獲得(小型船・中型船を鹵獲する)
一部のミッションで現れる遺棄船や、交戦中の敵が乗り捨てていった船はプレイヤーが獲得することができる。
遺棄船の所有権を得るには
次のいずれかの方法で所有権を得ることができる。
- 自分で所有権を得る
- 遺棄された船に宇宙服のスキャンモードで近づき、赤く点滅するデータリークを探し、データを解析するかリペアレーザーを当てれば所有権がプレイヤーに移る。
- NPCに所有権を得る指示を出す
- 宇宙海兵を乗せた船をプレイヤー自身が操縦し、遺棄船を右クリックし「獲得」を指示する。または、宇宙海兵を乗せた船の船長に「遺棄船を獲得」の指示を出す。
これにより宇宙海兵が移乗攻撃用ポッドで出撃し、遺棄船に乗り込んで所有権を獲得してくれる。なお、獲得する海兵の乗った船は対象から40km圏内にいる必要がある*1。
この場合、多少船体にダメージが入るため注意。なおこの宇宙海兵は獲得した船の船長となる。
強制的に遺棄させるには
NPC船は攻撃を受けた時に確率で乗員が脱出ポッドで逃げ出し、乗員が0になると遺棄状態となる。この確率は戦闘が不利になるほどに高くなる。
不利の判断は敵船の状態、彼我の戦力差、乗員の人数や練度等が様々に影響する。
シールドが切れる、船体ダメージが大きくなる、船のパーツが破損する等が影響する模様。船体パーツの破損は影響が大きく、特にシールドが破損した場合はほぼ確定で脱出する。
ちなみに撃墜ではないため、(ドローン撃墜等で通報されなければ)名声が下がらない。
攻撃の手順
- 獲物のシールド残量を0%まで削る
- イオンブラスターを使えばシールドはあっという間に削り取れる。
- 獲物の船体値を75%以下まで削る
- イオンブラスターだけだと少々厳しいので、武装を切り替えて船体値を削る。
- 数秒毎に数発ずつ攻撃する
- 過剰に連射する必要はない。ブースターやトラベルモードで離脱されない程度に、相手のシールドが1%になったら1発当てるぐらいの攻撃頻度で良い。
また、会話コマンドを使用する事で降伏勧告ができる。大抵の場合は笑い飛ばされ、敵対状態だと会話拒否も多いが、反撃も来ず弱音が飛び出すほど追い込んだ状態でしつこく何度も呼びかけると応じてくる事も多い。
成功した場合は全員が一気に脱出するので勝利確定。一対一で優位な場合など余裕があれば積極的に狙ってみよう。
効率的に船員を排除する
小型・中型船を強制的に遺棄させる場合、あるいは大型・特大型船の海兵を減らし移乗攻撃を成功させやすくしたい場合、目標船を攻撃して乗員が脱出するのを待つ事になる。
その際、より効率的に船員を排除する方法がある。
- 鹵獲目標より最大船体強度の低い船に乗る
- 全ての機体を最大効率で鹵獲したいのであれば、最適解は現状最も船体値の低いコピスになるものの、実際は目標船以下の船体値であればいい。
実用上は、格闘戦能力に優れるアスプ レイダーか、アルゴンの埠頭でイオンブラスターと一緒に調達できるディスカバラー ヴァンガードが適しているだろう。
- イオンブラスターを1門、他の武器を1門以上装備する
- イオンブラスターの役割は、シールド削りに加えて、獲物を撃沈することなく乗員の離脱を発生させるため。それ以外に、船体値をほどよく削るための武器も欲しい。
上記で挙げた小型船が全て2門以上の武装を持っているのはそのため。
大型・超大型船を狙う場合には、イオンブラスター、船体値削り用の武器に加えて、タレット破壊用のバーストレイも欲しい。
- 随伴船は遠方に待機させておく
- プレイヤーが搭乗していない船による攻撃が発生すると、獲物から乗員が脱出しづらくなる。
- スキャンして「船員のスキル」と「船長の士気」を確認しておく
- 艦船の情報を確認して、「船員のスキル」で★が少ない相手を選ぶ。★は少なければ少ないほど良い。
小型、中型船で船長の士気が★4と⅓以上ある場合は長期戦を覚悟する必要がある。
- 自船の船体値、シールド残量は100%を維持する
- 船体値は多少ならば削られても大丈夫。シールドは極力回復させよう。
解析による詳細な説明
プレイヤーの所有する艦船による攻撃が命中すると、以下の順で処理が行われる。
- 被弾船がイベント船など、奪取不可能な船に対しては離脱判定は発生しない。
- 被弾船がドッキングしている場合、離脱判定は発生しない。
- 被弾船が大型・特大型艦船で、搭乗者数が0(船長しか残されていない状態)であれば、離脱判定は発生しない。
- 被弾船がシールドを装備していて、その残量が20%を超えている場合、離脱判定は発生しない。
- 被弾船の船体値が75%を超えている場合、離脱判定は発生しない。
- 前回の離脱判定から30秒以上経過していない場合、離脱判定は発生しない。
ここまでの条件を満たした場合、「離脱判定」が行われる。(離脱の成否にかかわらず、30秒のクールタイムが発生する)
- 脱出率を計算する。(46 - 被弾船の「船員のスキル」÷5) × 「船体等級比率」×「現在被害比率」
- 船員のスキル:艦船の「情報」タブに記載されている「船員のスキル」から計算。★÷15×100。★1つは3として計算する。
- なお、ソースコードのコメントには23%~46%と記載されているが、上記の計算式では26~45%になってしまうので、スキル値の算出は誤っている可能性がある。
- 船体等級比率:(被弾船の最大船体値÷攻撃船の最大船体値)(最大1.0)
- このため、全ての艦船を最大効率で鹵獲できるのは現状最も船体値が低いコピスになる(シャーシを改造する場合はその限りではない)。
ただし、脱出率は減ることはあっても増える事はないので、事前に目標の船を見定めて、船体値がそれ以下の船に乗れば事足りる。例えば船体値10,000のネメシス ヴァンガードを鹵獲するのに船体値が同じクラオカミを使っても問題は無い。
最大船体値を参照しているので、シャーシの改造でグリットを付け、最大船体値を減らす事で選択肢が大幅に増える。
- このため、全ての艦船を最大効率で鹵獲できるのは現状最も船体値が低いコピスになる(シャーシを改造する場合はその限りではない)。
- 現在被害比率:((攻撃船のシールド残量%+船体残量%)÷(被弾船のシールド残量%+船体残量%))(最大1.0)
- イオンブラスターを使っていれば、相手のシールドはほぼ0%になっているはずなので、ほとんどの場合は1.0を確保できる。
- 船員のスキル:艦船の「情報」タブに記載されている「船員のスキル」から計算。★÷15×100。★1つは3として計算する。
- プレイヤーが搭乗していない船による攻撃の場合、脱出率を1/4にする。
- 随伴艦の攻撃でも「離脱判定」の対象となり、低い成功率で30秒のクールタイムが発生してしまう。
大型船への移乗攻撃を狙う場合でも、乗員が減るまでは少し離れた場所に待機させておこう。
- 随伴艦の攻撃でも「離脱判定」の対象となり、低い成功率で30秒のクールタイムが発生してしまう。
- 被弾船が大型・特大型艦船であった場合、脱出率を1/2にする。
- 随伴艦による攻撃の1/4と、主力艦による1/2は累積し、両方の条件を満たす場合1/8になる。
- 計算された脱出率を用いて、実際に脱出が行われるかどうかを判定する。
脱出する人数は、最大搭載人員×((15-「船長の士気」)÷15)で計算されるが、最終的には1~3に切り捨て(切り上げ)られる。
ミノタウロス レイダー(最大搭載人員16)の場合、
船長の士気が★4 → 16×((15-12)÷15)=3.20 となり、3人が離脱する。
船長の士気が★4と⅓ → 16×((15-13)÷15)=2.13 となり、2人が離脱する。
船長の士気が★4と⅔ → 16×((15-14)÷15)=1.06 となり、1人が離脱する。
離脱の際に、以下の条件を満たすと、船長も一緒に離脱する。
- 搭乗者数が0になる(船長だけが残される)
- 主力艦(大型、超大型)ではない
- プレイヤー所有の船では無い
小技・小ネタ
- 相手のトラベルモードは攻撃を一発当てれば解除できる。
- 相手をターゲットして「速度を合わせる」をしておくと付かず離れずを維持できる。ショートカットキーで行う場合は押し続けないと合わせてくれないため押しやすいキーを使おう。
- ある程度削ったらタレットを武装解除し、攻撃はシールドを回復の度に削る程度にとどめると撃墜してしまいにくい。
移乗攻撃(大型船・特大型船を鹵獲する)
大型、特大型の艦船に宇宙海兵を送り込み、船員を全て倒して乗っ取る攻撃。単純に撃破するよりすべきことや準備は多いが、成功すれば見返りは大きい。
移乗攻撃の手順
以下の手順で行う。また、ゲーム中の「メニュー → チュートリアルとヘルプ(画面上部の「?」アイコン) → 14) 艦船への移乗攻撃」を選択すると、手順を確認できる (実際に攻撃はしないので、戦力不十分でもチュートリアルはOK)。
1.艦船と海兵の用意
- 艦船を用意する
- 海兵を現地まで輸送して突入させる人員輸送船と、鹵獲対象艦の無力化を担当する対艦攻撃艦を用意する。詳細は後述。
- 宇宙海兵を用意する
- 宇宙海兵は埠頭や造船所で雇用するか、ステーションを回って歩いているNPCを雇用することで集められる。埠頭などで一括で雇用できる海兵は安価だがスキルが低いことに注意。
一度に送り込める最大人数は鹵獲対象艦の最大搭載人員数から船長1名分を引いた人数。ベヒーモスやフェニックスが相手なら40~50人。
一方ラトルスネイクはスキルの高い海兵を大量に載せていることが多く、最低でも60人以上必要。それでも人的被害は大きく、スキルと敵側人数次第では失敗もありうる。
2.移乗攻撃の開始
- 目標とする艦船に近づき、スキャンを実施する
- 省略してもいいが、敵戦力の確認のため実施を推奨。
警察スキャナーソフトウェアを搭載した艦船に乗って鹵獲対象の艦船に接近し、スキャンモードに切り替えてスキャンする。
対象艦船が船籍偽装している場合、1度スキャンしただけでは偽装を暴くだけなので2回スキャンする必要がある。
- 移乗攻撃の目標と参加する艦船を選ぶ
- 移乗攻撃に参加する艦船を選択(複数選択はCtrlを押しながらクリック)、その状態で標的の船を右クリックすればメニューの中に「移乗攻撃」があるのでそれを選択。
艦隊を編成している場合、旗艦だけを選ぶことで該当艦隊全てに指示が出せる…が後で個別に指示を調整できないため注意が必要。
- 作戦の細部を決定
- 参加した僚機の行動、送り込む海兵の数、敵戦力をどれだけ削ぐかをここで決める。
敵護衛艦、タレット、エンジンなど優先的に狙ってほしい標的を割り振れるほか、輸送艦に海兵を運ばせる場合なと戦闘からは退いていて欲しい場合は「距離を維持する」を選択するといい。
「ポッドを射出する敵船戦闘力度合い」はどれだけタレットが残っている状態で移乗攻撃用ポッドを射出するかの選択。低い(タレットが少ない)ほどポッドが撃ち落とされる確率は下がるが破壊に時間がかかる。
「船体切開開始する敵船隊強度度合い」は取りついた海兵隊が敵の船に穴をあけ始める強度の選択。船体強度が高ければ侵入までに時間がかかり、敵戦闘員の士気も高いため戦闘のリスクは上がるが船そのものを破壊してしまうリスクは減る。逆に低ければ速やかに侵入でき、敵戦闘員の士気を削いで戦闘を有利にできるが船を破壊してしまうリスクが高まる。なお、ポット射出後に敵船を破壊してしまった場合、海兵隊員も全滅する。
これらを設定したのち、作戦開始を選ぶことで移乗攻撃が開始される。
3.鹵獲対象艦の戦力を削る
- 敵船を無力化する
- すべきことは主にタレット、エンジンの破壊、護衛機がいるなら護衛機の撃墜。ポッドは護衛機やレーザータワーの有無にかかわらず、タレットの数が作戦で設定した数以下になると射出されるので注意。エンジンを壊せば移乗ポッドが相手に追いつきやすくなる。
射出された移乗ポッドがすべて敵船に到着すれば次の段階に移る。
- 敵船体を削る
- 作戦で規定した値まで攻撃を加え、耐久度を削る。一度でも規定した耐久度割合を下回れば、海兵が船に穴をあけ突入する作業を開始する。
- 移乗攻撃終了まで船を護衛する
- 基本的に海兵が突入を始めればあとは待つだけだが、敵対勢力やゼノンなどが襲撃してくる可能性はある。海兵と船を失いたくないなら注意しておこう。
送り込んだ海兵が敵船員を全滅させれば移乗攻撃終了、船の所有権がプレイヤーに移る。
移乗攻撃完了時、ターゲット艦に別の艦がドッキングしているとその艦も同時にプレイヤーの所有物となる(空母の内部格納庫に入ったままの艦載機など)。
移乗攻撃の戦略
大まかに長期戦と短期決戦に分かれる。
長期戦
相手の船の表面要素(大型シールド一枚を残し)を破壊したのち、沈まない程度に回復を待つ→削る、復活した表面要素を破壊する事を繰り返し、敵船員が逃げ出すのを待つ方法。移乗攻撃は最後の仕上げのみ行う。
敵兵が減ることで戦闘のリスクが激減し、海兵のスキルが低くともほぼどんな船でも鹵獲可能(注意、海兵の星が1以下だとバグ思うほど第二段階が物凄く長くなるので星1以上を推奨)。
エンジンとタレットを破壊してドローンを片付けてしまえば復活の心配はほぼ無いので、味方艦隊の攻撃を停止してのんびりと根競べしよう。
しかし奪い取る価値のある大型船は大抵のケースで乗員の質も兵数も士気も充実しており、どれだけ甚振っても逃げ出さないケースも少なくない。
時間がかかるということは、セクターの警察や友好勢力の要らぬ助太刀などで台無しにされるリスクが高いということでもあり、行える宙域は限定される。
これ一本に決め打ちせず、短期制圧の用意をした上で適宜判断すると良い。
短期決戦
海兵の質、量ともに揃え、表面要素を一通り破壊した時点ですぐに海兵を送り込み制圧する方法。
事前に人材を雇用する手間とコストがかかり適切なプランを用意する必要があるが、安定して短時間で終わらせられ、敵勢力や警察の乱入のリスクも減らせる。
手慣れてくると狙う対象をスキャンした段階で攻略までの必要経費や時間も簡単に計算できる。
事故要因は大きく分けて二つ。
味方の火力を管理できずに撃沈してしまう事と、移乗の際に不適切な命令を出さざるを得なくなって想定通り勝てる人数を送り込めず全滅する事。
これを防ぐために自艦隊の編成と命令コマンドの使い方、移乗攻撃の仕様にある程度習熟しておく必要がある。
移乗攻撃用の艦船と装備
移乗攻撃に必要な船は2種類。鹵獲対象艦の無力化を担当する対艦攻撃艦と、海兵を現地まで輸送して突入させる人員輸送船である。
対艦攻撃艦
攻撃用の船は目標船の表面要素を破壊し、船体値を削る必要がある。必然的に小回りが要求されるため、小型・中型機から選ぶことになる。
シールドジェネレーターを先んじて破壊できるバーストレイや熱動破砕機はできる限り用意しておきたい。他に小型機でも高い火力を出せる魚雷やブラストモーター、対シールドに優れるイオンブラスターなども有力。
また、目標船から防衛用ドローンやレーザータワーが展開されたり、護衛機が付いていたりすることがあるためそれらへの備えも必要。無理せず対戦闘機用の僚機を連れてくるのが一番手っ取り早い。
また、プレイヤー操作機には警察用スキャナーを必ず搭載しよう。事前に目標船をスキャンすることで船員や船の装備を確認し、襲撃のリスクが判断できるようになる。
- おすすめ艦船
- パルサー ヴァンガード、キメラ
- バーストレイが装備可能な小型機の中で特に武器搭載数が多い。護衛機対策の武器と表面要素潰し用の武器の両立も可能。
- アレス、シフ
- パルサーやキメラには劣るもののこちらも武器搭載数が多めで、さらに堅牢なシールドを備えている。表面要素への攻撃時に発生する、目標艦からの反撃による被害を最小限に抑えられる。
人員輸送艦
海兵輸送用の船は戦闘に参加させず後方待機させておいてよいため、性能面での要求事項はほとんどない。
小型・中型艦船は速度に優れるが複数隻使用が前提となるため管理がやや面倒。大型・特大型艦船は速度が遅いが1隻で全員運べる。どちらを選ぶかは襲撃シチュエーションと各自の好みの範疇だろう。
どちらを選ぶにせよ、流れ弾で沈む可能性があるため、「距離を維持する」指示は忘れずに。
- おすすめ艦船
- コブラ、ファルクス
- どちらも中型戦闘艦船トップクラスの搭載人員数を持ち、自前の戦闘力にも優れるため上記の攻撃艦を兼ねることができる。状況次第では移乗攻撃を単艦で行うことまでも可能とする。
また、ドックに小型艦船を艦載しておけばそちらに乗りこんでいる海兵も移乗攻撃に利用可能。マグパイ ヴァンガード2機を艦載すれば14人の海兵を追加できる。
- 補助艦船
- 人員搭載数が多いほか、移乗攻撃のために目標船に与えたダメージを現地で修理できる利便性が魅力。ただし特大型なので調達難易度は高い。
- バルバロッサ
- 駆逐艦並みの火力での船体削り、大型船最高クラスの速度による襲撃と撤退、ほとんどの大型輸送船を上回る人員数を兼ね備える、「本職」の船と呼ぶにふさわしい性能。
ただし、入手難易度が補助艦船以上に高いのがネックなのでバルバロッサ自体が移乗攻撃の対象になりがち。
襲撃セクターの選択
移乗攻撃が失敗する要因の一つが周辺からの干渉であり、それらを避けるためにはセクターの選別を行う必要がある。
中立セクター、プレイヤーが領有するセクター
最も移乗攻撃に適したセクター。
これらのセクターでは警察に通報されることがないため、一番安全で落ち着いて移乗攻撃ができる環境といえる。
ただし、中立セクターは数が少ないうえに、そのほとんどは隣接するセクターを領有する派閥の領土に組み込まれることが多い。
なお、NPC派閥が領有しようとせず中立のまま残るセクターはノピレオスの幸運IIおよびVI*2、声なき証人XIおよびXII、異端者の最期、ヘワの双子IV 洞窟、ローマンクストラットの遺産、ミ・トンの避難所、ムーカイの復讐、闇の聖域である。ただし、この中のいくつかはそれぞれ異なる理由で移乗攻撃には適さない*3。
NPC派閥が領有するセクター
最も多いセクター。ただし目標艦によってさらに2つ分類できる。どちらにせよ、避けられるなら避けた方が良い。
- セクター領有派閥と友好勢力の船を襲う場合
- 管理派閥への通報による好感度低下と警備戦力の敵対化が発生する。特に危険なのが警備戦力の襲撃であり、下手に抵抗すれば派閥好感度が下がるうえ、移乗攻撃が成功したら鹵獲船が攻撃対象になるため破壊される可能性がある。
移乗攻撃ミッションを達成できればそれでよい、または警備をせん滅する覚悟がなければ手出ししないほうが無難。
- セクター領有派閥と敵対勢力(海賊含む)の船を襲う場合
- 上記とは逆に警備戦力が移乗攻撃中の目標艦を攻撃して破壊しかねない。警備の手薄なセクターまで追跡して、できるだけ短時間で片づけるか、やはり警備部隊をせん滅する必要があるだろう。
ゼノンセクター、およびゼノンからの襲撃が度々発生しているセクター
結局のところ最大の問題は警備戦力の存在であるため、警備戦力さえ後腐れなく排除できれば問題の大部分は解決する。
ゼノンは移乗攻撃云々以前に常に敵対しているため一切ためらいなく排除でき、またゼノンとNPC派閥の警備戦力が交戦していれば火事場泥棒的に移乗攻撃を仕掛けられる。
ただし、最低でもゼノン小型機3,4機程度はせん滅できる戦力が必須。また大型艦が出てきた場合は、無理に交戦せず移乗攻撃の目標を囮に撤退する方が安全確実だろう。
なお警備戦力が壊滅していれば構わないため、ゼノンの襲撃以外に派閥間戦争で疲弊している環境でも構わない。アルゴン-聖騎士団の国境やパラニド-聖騎士団の国境といった紛争最前線は、中立セクター並の無法地帯と化すことも多く襲撃機会は多い。
備考
移乗攻撃中の注意点
- ポッドが船の直前で前後運動を始めてたどり着かないことがある
- いくつかの船には「ポッドが取り付けない部分」があるようで、そこにぶつかってしまうと少しずつコースを修正するべく前後運動を始めることがある。
少しずつ修正はしているため待っていればたどり着くが、プレイヤーが2㎞~5㎞程度離れてみる、セクター外にテレポートするなどで早く取りつかせることができる。
おそらくOOSでの処理簡略化によるものだが、タレットが残っている場合テレポートした瞬間にポッドが全滅するのでタレット数には注意。
ポッドのコースを変えるために船で体当たりする、低火力の武器で攻撃するなど荒っぽい手もある。
最悪の場合は到着できないポッドを自分の手で撃墜してもよい。当然ポッドの乗員は失われるが、生き残ったポッドが到着済みなら作戦は次の段階に移る。
- 移乗攻撃途中での攻撃中止は危険
- 移乗攻撃を指示した船は強襲プランのフラグが成立した時点で適切な距離まで接近してポッド射出を行うが、命令対象の全船がポッド射出を終える前に攻撃中止命令を出すと未完了のポッド射出プロセスはキャンセルされ、やり直しはできない。
ポッド作業が終わる前に対象を撃沈してしまいそう…と攻撃を止めさせるとこの事故が起こり、想定通りの数が送り込めなくなる。
海兵は消滅しないが撤退命令時点で到達できていた兵だけで戦闘を行わねばならず、現行仕様では増援も撤退も行えないため開始時点で若干有利程度の規模だと作戦は失敗し敵の経験値が増えてしまう。
これを防ぐためにポッド射出プロセス開始から終了まで対象の船を撤退させない必要があるため、移乗作戦用の強襲揚陸艦を用意するのが良い。
生存性に優れて多数の海兵を積める船を複数用意しておき、ポッド射出はこれらの船だけに行わせる。
他の船は通常通り運用し、状況に合わせて攻撃を止めるなり離脱させるなりを行うことで成功率は高くなる。
- 暗殺ミッションとの両立はできない
- ミッションでの暗殺対象の船を移乗で鹵獲した場合はミッション失敗となるので一石二鳥はできない。船を目当てにミッションを受けて、ミッション失敗を承知で移乗攻撃するのはアリ。
遺棄船獲得後の注意点
- NPCが船を遺棄する瞬間に、エンジン以外のパーツがランダムに爆散して消滅することがある
- 中型・小型艦船の武器やタレット、シールドは通常は破壊されないが、船の遺棄時は例外的にパーツが破損することがある。
戦闘中に厄介だったタレットやシールドが、奪ったら剥げてるなんてことは日常茶飯事。
- 軍用船はミサイルやレーザータワー、機雷などを満載にしていることが多い
- 特にレーザータワーは戦闘中に放出され、表面要素への攻撃や移乗ポッドを妨害してくる。
民間船も、軍用船ほどではないが多少はレーザータワーを積んでいることがあり、さらに民間船は軍用船よりレーザータワー設置を行いやすいので注意。
またこれらの搭載されたミサイルや機雷等は艦船の売却価格に含まれない。先に手動で売り払わないと丸損なので注意。
- 船の売却時、ダメージを受けていると売却価格が下がる
- ダメージによる減額は、シャーシ分だけでなくエンジン等の他の部品の値段も下がってしまう。
たとえばシャーシだけの船(理論上の話で、実際は必須部品があるので不可能)ならダメージ修理費と売却価格の減額が釣り合うが、他のパーツがあると「シャーシの値段+他のパーツの値段」×「ダメージによる減額割合」なので、大幅に価値が下がってしまう。
このため、大量のパーツがついた船は、造船所で金を払ってでも修理してから売るほうが儲けが大きくなる。
- フリゲートを遺棄させたとき、ドックに小型機が駐機していることがある
- この小型艦には当然のことながらNPCが乗っているのだが、プレイヤーが宇宙服で直接フリゲートを獲得するとそのNPCごとプレイヤーの所有艦となる。
ドッキングのできない小型機やコルベット、砲艦は当然としてドックはあっても移乗攻撃で皆殺しとなる大型・特大型艦でも不可能な、フリゲートでのみ見られる希少な現象。
なおプレイヤーによる獲得時限定であり、海兵に獲得させるとNPCと小型艦は他派閥のままなので注意。
- 小・中型艦を遺棄させたとき、NPCが獲得しようとすることがある
- 遺棄船の付近に海兵を乗せた自由部族やヤキの船がいると、移乗ポッドを飛ばして遺棄船を奪いに来ることがある。
お目当ての艦を遺棄させてウキウキで宇宙服を着込み近づいていったら目の前で奪われた、なんてことも。
現状では自由部族とヤキでのみ確認されている現象。対策
対策は到達される前に艦を獲得コマンドなどでさっさと自分の所有物にしてしまうこと。
そうすると移乗ポッドの海兵は(その艦の最大搭乗人数までだが)到達した瞬間に次々と囚人になっていく。
この囚人、通常の船員移動では触ることができないが個々に通信を入れ挨拶すると船員や海兵に任命することが可能。
運次第ではあるが☆3、☆4の熟練海兵が手に入る上に貴重なヤキNPCを自勢力に組み込むことも可能なため狙ってみるのも悪くないだろう。
その他
- ポッド射出のみでは対象艦船およびその所属艦隊以外は敵対しない。
- 移乗ポッドが射出された場合、受ける側のタレットや防衛ドローンは、移乗ポッドを狙う。
- 移乗ポッドは海兵を搭載した艦船内部から射出されるのではなく、艦船の回りに直接出現する模様。
- 到着した移乗ポッドはレーダーに表示されなくなる。
- 移乗攻撃で獲得した船は船長不在となる。内部の宇宙海兵を船長にするなり別の船から船長を用意するなり自分で操縦しないと、その場から動けないので近隣に敵がいる場合などは特に注意。
- 本体アップデートにより、NPC艦への指示に「表面要素への攻撃」が加わった。戦闘中の指示出しが忙しくなるが、攻撃担当の船も全て移乗攻撃の命令を「距離を維持」にさせておいた方が火力のコントロールはしやすい。
小技
- 鹵獲に成功した艦船のパーツを早期復旧させる
- 艦船パーツは完全に破壊されなくても、耐久20%以下になると非稼働になる。
このため、破壊しないぎりぎりまで削り、あえて全壊させないようにすることで鹵獲成功後すぐに修理できる。
また、高レベルな船長と船員を乗せることで船員の修理力が上がり、より修理速度が上がる。
- 海兵が消耗した際に素早く補充する
- 突入した海兵が全滅した場合は移乗攻撃はやり直しとなるが、その際現地で作戦に参加している人員輸送船に海兵が残っていない場合がある。
しかし、都合よく埠頭や造船所が近くにない場合など、輸送船が自ら人員補充に行く時間がないことも多い。
そのような場合、あらかじめどこかの埠頭や造船所に人員購入用の船を置いておき、その船で海兵をまとめて雇い、鹵獲した船にまとめて移動を指示することで速やかに海兵を補充できる。
ただし、この方法では高レベルな海兵はほとんど望めない。一度失敗している場合は敵海兵のスキルが上がっていることも多いので、より苦戦する可能性が高いことを念頭に置く必要がある。何度も繰り返せば数の暴力でなんとかなったりもするが。
- 追放された部族のラトルスネイクを友好度を極力下げずに奪う
- 追放された部族は緑鱗協定と違い友好度が下がり、そうなると自ステーションや輸送船まで襲われるようになる上に上げる方法が限定的。友好度を下げたくないがラトルスネイクは欲しい時の方法。
用意するものは自爆攻撃用の戦闘艦船、兵員輸送船、機雷、識別型機雷。
まず自機でラトルスネイクのドックとエンジンの中間付近に陣取り、僚機もすべてラトルスネイクに密着させる。そして自機で識別型機雷と機雷を同時に投擲して自爆し、エンジンを破壊。攻撃用の僚機で識別型機雷を投下し、シールドを破壊(輸送船で兵員輸送をする場合は輸送船で機雷自爆しないこと)。
その後即座に「敵戦力度合い」「船体強度」ともに「高い」に設定して移乗攻撃を指示し、ポッドを射出する。密着して射出することによりポッドがタレットに撃ち落とされず取りつくことが可能。
最低でもこの時点でラトルスネイクが敵対し攻撃してくるが、僚機に攻撃させないようすぐに退避させる。船体切開が開始されない場合、もう一度機雷自爆を行ってシールドを吹き飛ばす。
要するにTipsのページにもある機雷テロの応用で友好度の減少を最小限に抑える方法だが、ラトルスネイクは高スキルの船員を備えていることが多い上船体強度も削れないので海兵へのリスクは非常に高い。
報告では敵船28名に対し海兵65名を投入し、10~25名ほどの犠牲が出るとのこと。ラトルスネイクの搭乗人数が多い場合は不可能と思っていいだろう(敵人数が多いとこちらの投入できる人数も減るため)。腕に自信がある人向け
必要なものは、バーストレイを装備した小型戦闘機と海兵輸送用の船。
基本的に艦船パーツは、耐久20%を切ると破壊していなくても機能しなくなる(エンジンは30%未満)。このことを利用し、タレットとエンジンを機能しなくなる所まで削って動きを止めて海兵を送り込むという方法。
表面要素をひとつも破壊せずともタレットを機能停止に追い込み、打ち落とされる心配をせずに安心して強力な海兵を送ることができる。
タレットが全て壊れていないため、射出時の戦力度合いは「非常に高い」にすること。また、もたもたしているとパーツが回復してしまうので、適宜バーストレイでシールドを無視してパーツを削ること。
シールドは100%でも船体強度が設定数値になれば穴を空け始めるので、シールドは削らなくても問題はない。修理ドローンが動くとまんべんなく修理されてしまうので、事前にスキャンでドローンを確認推奨。ひとつやふたつなら撃墜してしまってもさほど関係は悪化しない。修理ドローンがなくても船は時間経過で部位が復活・わずかに回復していくため、ドローンがあるうちは機能低下まで大雑把に削りドローンを出させて、破壊してからなるべくぎりぎりまで削ると移乗攻撃時に邪魔にならない。
なお修理ドローンはよく非表示になることがあるので、ドローンがあるのに見えない場合はセーブロードやテレポートでセクターから出るなどして表示させよう。
- 友好度を下げずに友好派閥所属の大型艦・特大型艦を奪い取る
名声が下がるのはパーツ、ドローン、艦船を破壊したとき、治安維持組織に通報されたときのみである。この仕様を利用することで、友好派閥の名声を下げることなく艦船を奪うことが可能。
方法としては上述のラトルスネイク奪取をさらに極端にしたもので、機雷自爆すらせずただ相手に移乗攻撃ポッドを射出するだけ。ある意味究極のごり押し戦術。
パーツ破壊ができないこと、長時間の敵対による通報を防ぐため、作戦は「ポッドを射出する敵船戦闘力度合い:非常に高い」・「船体切開開始する敵船隊強度度合い:非常に高い」で固定、僚艦は攻撃させないため「距離を維持する」を指定。ポッドを射出した後は速やかに味方艦船を撤収させれば、たとえ内部で戦闘中であろうとも時間経過で船自体の敵対は解除される。戦闘面での小細工が効かない分、それ以外の部分での見極めが重要となる。
交易船、採掘船、建築船は航行状態で攻撃すると逃げ出すため、作業中を狙う必要がある。
戦闘艦の場合、交戦相手次第では戦闘中を狙うのも一つの手。タレットのないステーション、少数の戦闘機などの撃沈の可能性の低い相手と戦っている場合は攻撃の矛先がそちらに向いている間にポッドが取り付ける。
敵戦力の把握も重要。タレットは一切破壊できないため追尾弾タレット、フラックタレットなどの対空性能の高い武装の船や戦闘用の人員が多数かつ高スキルの船などはほぼ不可能。前者はたどり着く前にほぼすべてのポッドを叩き落される可能性が高く、後者はこの作戦ではポッドの消耗をある程度覚悟しなければならないため。
不十分な海兵しか送り込めないのでは、相手の海兵のスキルが上がって難攻不落になるだけに終わる。当然、海兵は射出可能な最大数を用意する必要がある。可能なら2回分を用意しよう。艦隊に編入されている船については、どの程度周囲の船が敵対するかはまちまちなのでセーブ&ロードで確認しよう。
攻撃を加えてはいけない都合上、周囲に味方の船がいないか、味方の防衛ドローンやタレットは停止させてあるかも確認する必要がある。
ちなみに「破壊」しなければいいので、バーストレイ等でエンジンやタレットを機能停止の耐久20%以下まで攻撃するのはOK。勢いあまって破壊しないように。修理ドローンを起動された場合はあきらめたほうがいい(端から修理される上、ドローンを落とすわけにはいかないため)相手の武装が剥げない上、船体も削れないので海兵、艦船ともに消耗は大きいが、この方法の利点は友好派閥の船を標的にできる点であり、以下のような悪用が可能。
- 海賊(緑鱗や追放部族)相手では望めない建築船、大型輸送船、採掘船、空母、補助艦船が目標にできる。
- 相手が友好派閥なので、安全な場所で好きなだけ品定めが可能。なんなら造船所で出待ちも可能。
- 艦船調達ミッションではその派閥の艦船が指定されるが、対象の派閥から奪うことで建造しなくて済む。
- さらに上記の船の引き渡し時に船長一人+最低限の武装だけにして引き渡し、完了した直後に同様の手段で奪うことで報酬分丸儲け。
- 補助艦船を奪うことで船の修理費を節約。
- 空母などの艦載機を載せている船は、奪取した時点で「ドッキング中の艦載機」も所有権が移転する。発艦した艦載機にはタコ殴りにされるためリスクは非常に大きいが、奪えればリターンも大きい。
※最後に
この小技はゲームバランスを著しく崩壊させる。
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