交易

目次

概要

経済システムも参照。
X-Universe世界では様々なモノ(ウェア)が流通しており、そのモノを安く売って高く売り、差額を得るのが交易である。

交易オファー

交易オファー(交易の情報)には購入オファーと販売オファーが存在し、購入オファーはステーションがいくらの値段でどれだけの量を仕入れるかの情報、販売オファーはいくらの値段でどれだけ販売しているかの情報である。
即ち、販売オファーを超える量のウェアをステーションから仕入れることはできず、同様に購入オファーを超える量のウェアをステーションに売ることもできない。
ステーション建設のための資材を買い出しする際や、特定のステーションの物資を増やしたいときには交易が有効である。

交易のやり方

マップ画面から艦船を選択した後にステーションを選択し、ウェアの買い入れを行う。
その後、別のステーションで同様の手順で販売する。
ステーションにはステーション自身の倉庫と、建築用倉庫の2種類があり、それぞれオファーが異なる。

交易オファーの取得

マップ画面を開き、右上の「交易フィルター」をクリックすると、画面内のステーションの交易オファーが表示される。
さらに、右上のフィルター設定をクリックし「ウェアの追加/削除」から交易オファーを知りたいウェアを設定すると、そのウェアのオファーだけが表示される。
フィルター結果を右クリックすることで直接交易が可能。船名をクリックすることで他の船に仕事をやらせることもできる。
ただしデフォルトでは一度発見(自勢力の艦船が接近して視界内に入れる)してから5時間で交易オファーが無効になるので、知りたい場合は再度視界内に入れるか人工衛星を配備するか、勢力との友好度を上げて交易オファーの配信ライセンスを購入する必要がある。

ステーションの在庫と需要

交易オファーは、そのステーションに必要な物資を調達または生産した物資の販売のために作成されるため、ステーションの在庫量が大きな影響を及ぼす。
すなわち、ステーションの在庫が少なければ価格は高くなり、多ければ安くなる。
埠頭や造船所、交易ステーションなどの設定されている保管量を見れば、交易オファーを見るよりもより分かりやすく宙域でどのウェアが不足しているのかがわかる。
保管量を調べるには、ステーションをスキャン(20%以上?)する必要がある。

どのウェアを交易するのが良いか?

結論から言えば正解はない。ウェアの価格は変動するため、距離と利益を見て判断するしかない。
さらに言えば、ウェアを運んで上前を撥ねるくらいなら、自分で生産した方が儲かる。
交易のシステムが重要になるのはもっぱらステーション建設の際の材料調達や、ステーション運営の際のウェア販売、特定派閥への援助or名声上げであり交易を主事業として進めるのはなかなか難しい。
ステーションを持たずに船団を組んで銀河を旅する行商人というのもロマンはあるが。追放された部族だろうか。

違法ウェアに注意！

交易メニューで赤文字で表示されているウェアは、特定の派閥で違法とされているウェアである。
例として「マジャダスト」はパラニドと聖騎士団では違法であり、その派閥が所有するセクターで警察の検問に引っかかるとウェアは没収、断れば警察と敵対し交戦・逃走を余儀なくされる。
海賊と違って治安部隊が相手であるため、そのへんのステーションに駆け込もうものならそのステーションから撃たれても不思議ではない。よって逃走の難易度は海賊とは段違いである。
ただし、違法ウェアといっても宇宙全体で違法というわけではない。例に挙げたマジャダストも他の種族では合法であり、逆にアルゴンとテランでは違法な「宇宙燃料」はパラニドでは合法といった具合。
検問をごまかす手段も一応あるが、基本的に違法となるセクターを避けて取引を行うのが無難である。

ステーション交易の設定&交易ルール

X4では、交易のためのルールを設定することが可能であり全体命令から設定できる。
これにより、取引する派閥を制限することが可能である。
自ら運営する工場などのステーションで『自勢力の所有するステーションや採掘船からのみ、もしくは他勢力からも一定数量の材料の買入はしたいけれど、買入した材料の販売はしたくない』といった複雑なルールを設定する場合、全体命令から交易ルールを作成する必要が生ずる。

全体命令から交易ルールを作成する

手始めに、全体命令からいくつかの交易ルールを作成しておく必要がある。
なお"ステーションの交易"、"ステーションの補給"および"艦船の販売"の隣のチェックボックスを付けるとそのルールが基本の設定となる。

勢力を規制することによる交易をコントロールする手順を３つ紹介する。

ステーション概要から買入、販売オファーを編集する

サンプルとして次の3つを紹介します。

その他の運用法

上記の交易ルールで派閥ごとの禁止設定を組み合わせることにより、紛争地域において敵対派閥からの取引を避け無用な争いを回避するといった複雑な設定を行う事もできます。
特定の派閥を敵にまわしたロールプレイをしている際にはこのあたりを改めて見直してみるのも、面白いかもしれません。

交易ウェア一覧表

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