艦船/交易艦船/ヘリオス E

バージョン・DLC	5.10	---

名称	ヘリオス E / Helios E
艦船タイプ	大型	貨物船
製造者	パラニド神聖帝国 / 教皇の聖騎士団 / 大公の海賊団

船体強度 (MJ)			55,000
メインシールド			大型	搭載数	1
	製造元	ランク	充電遅延 (秒)	再充電 (MW)	最大シールド (MJ)	合計耐久値*1 (MJ)
	PAR	Mk1	0.00	184	34,960	89,960
		Mk2	0.00	284	41,654	96,654

武器	大型	0
タレット	大型	1
	中型	6
ミサイル搭載量	30
レーダー範囲 (km)	40
最大搭載人員	97
保管庫容量 (m3)	コンテナ	25,500
ドック	中型	0
	小型	1
機体搭載量	中型	0
	小型	2
ドローン搭載量	10
配備可能物搭載量	250
防衛装備搭載量	20

エンジン			大型	搭載数	-
	製造元	タイプ	ランク	巡航速度 (m/s)	加速 (m/s2)	ブースト (m/s)	トラベル (m/s)
	PAR	万能型	Mk1	112	31	223	3,239
		長距離	Mk1	106	29	213	3,298

エンジンの種族別性能差について

エンジンの製造元によって速度などの数値は変動する。
巡航速度とこの表の各項目の比率を掛ける事で、各種族製別の巡航速度がおおよそ算出できる。
ただし1～2程度の誤差が生じる可能性があるので注意。

ver 5.10	ARG	PAR	TEL	SPL	TER
ARG	1	1.03	0.97	1.35	0.85
PAR	0.97	1	0.94	1.31	0.83
TEL	1.03	1.06	1	1.39	0.88
SPL	0.74	0.76	0.72	1	0.63
TER	1.18	1.21	1.14	1.59	1

スラスター			大型	反応性	0.833
	タイプ	ランク	ヨー (°/s)	ピッチ (°/s)	ロール (°/s)	平行移動 (m/s)	平行加速 (m/s2)
	万能型	Mk1	6.1	4.4	4.7	10.9	1.8
		Mk2	6.8	4.9	5.3	12.2	2.1
		Mk3	7.3	5.3	5.7	13.0	2.2

設備用シールド			中型
	対象設備	搭載数	グループ	製造元	ランク	平均シールド (MJ)
	エンジン	1	1	PAR	Mk1	4,632
					Mk2	5,520
	タレット	7	5	PAR	Mk1	6,485
					Mk2	7,728

シャーシの平均基本価格 (Cr)			3,470,000
製造方法：全般
	必要資源		要求数量	体積小計 (m3)
		エネルギーセル	739	739
		船体部品	3,264	39,168
	必要資源の体積合計 (m3)		39,907
	シャーシの推定価格 (Cr)		4,164,000

※価格は派閥評価や相場によって変動するので、価格データは参考程度のもの。

特記事項

• 大型以上のサイズの艦船はステーションとのウェアの取引に貨物用ドローンが必要。

解説

パラニドの貨物船、ヘリオス級の新たなバリエーション。ver5.00で追加された。
（その他のバリエーション：ヘリオス ヴァンガード / ヘリオス センチネル）

パラニドらしく高速かつ、曲面が特徴的な美しい輸送船である。在来型よりディテールが強化され、より宇宙船らしくなった。
DLC未導入なら唯一の大型タレット搭載交易艦という立場も継続。
アルゴン・テラディ勢力が2種以上、バリエーションも含めればの4種以上の大型交易艦を保有しているのに対し、パラニドはPAR・HOP共にver5.00以降ではセレネ級も一緒に生産されなくなり、NPCの貨物船はこのヘリオス Eしか出現しなくなった。
このため、パラニド相手の移乗攻撃ミッションでは同級が指定される事が多く、同ミッションで獲得する自勢力初めての大型交易船だった、移乗攻撃ミッションを繰り返していたら最も多く貯まっていたのがこの船だったというプレイヤーも多いだろう。
ただし、速度と大型タレットの攻撃能力もあって移乗攻撃難易度としては割と高めな事も多い。特に97人の搭載人員数は場合によるものの多数の海兵とその練度により戦闘艦相手の移乗攻撃難易度に匹敵することも。
とはいえ、逆に言えば船員ばかりの船であれば設備ドックで買ったばかりの新米海兵でも大量投入による数の暴力で押し切れる標的とも言える。
特にゼノンや海賊に襲われたものの生き延びて船体強度が落ちている船は、タレットそのものが破壊されて無防備になっている事もしばしばなので、エンジンさえ破壊しなければ名声低下も気にしなくて済む良いカモになる。
同勢力の大型採掘船のクトニオス級にも言える事だが、後方上面が割と手薄になりがちのタレット配置でもあるので他勢力の輸送艦に比べれば移乗攻撃の下準備は楽な部類である。

ではE型は高速貨物船として”ベストバイ”なのか？　そのスペックを在来型、特にヘリオス センチネルと比較してみよう。
本艦はセンチネルに比べ、保管庫容量は300の微増ながら、船体強度が10,000MJ増加し、タレット用シールドが1増え、最大搭載人員は37名増加している。平行移動速度が上がったためドッキングの位置合わせは早くなった。
だが、これ以外のすべての要素でセンチネルに比べて弱体化している。船体重量増加のため平行移動以外の速度・加速度はすべて1/8ほど減少し、反応性の悪化から旋回速度も1割強低下しているため、総じてトラベル時にはもたつくようになった。
確かにタレット用シールドは1増えたが代わりにエンジン用シールドが1減っており、速度低下と合わせてより足を止められやすくなってしまった。そして釘付けになって殴られ始めた場合の大型非戦闘艦にとって、船体強度10,000は大した保険にはならない。
また、小型艦格納数を他のE型と同様に40→2と大幅に削られており、搭載艦で海兵の数を稼ぐ小技を使う場合の最大動員数はむしろ減少している。
とどめに、シャーシの基本価格・必要資源共に増加した結果、船体購入価格が1Mcr以上値上がりしている。設備数は同一なのでアセンブリを変えても差は変わらない。
……つまり、パラニド製貨物船を購入するにあたって、当艦はセンチネルに対するスペック上の優位性に乏しく、値段に見合わない代物となっている。
デザインはともかくとして、実利を考えればプレイヤーがあえてE型を購入する理由は「何らかの理由でHOP造船所からセンチネルを購入できない（敵対中・資源の枯渇・ゼノンに荒らされている等）」以外に無いといっていい。

以上はあくまでも”購入時”の話。センチネルと見比べると微妙というだけであって、E型そのもののスペックは優秀である。そして前述の通り、この艦を奪取する機会は多い。
上記の買うには微妙な差異も、移乗攻撃のカモとしてはメリットばかりである。
（遅くなったので捉えやすくなった・エンジンの守りが薄くなったので足を止めやすくなった・強度が上がりうっかり撃沈しにくくなった・使わないから売る場合もより高く売れる）
気が済むまで奪って使い倒そう。

兵装例

◆基本考察
★ここに基本的な兵装の考察

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