2007年の任天堂NEWS1

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:25:53

英国任天堂が新しい店頭ディスプレイを導入

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/03/19812.html
Processingtalkによれば英国任天堂は本部からコントロール可能な店頭ディスプレイシステムをComtech M2Mと共同で開発し、GAMEやGameStationといった大手チェーンで導入を始めたそうです。「DSステーション」やWiiのディスプレイなど日本でも同様のシステムが採用されて、店頭で最新情報を届けています。

この新しいディスプレイシステムはネットワークに接続され、本部からの指令でコンテンツを随時入れ替えられるのが特徴で、必要な更新時間は10秒に満たないということです。任天堂専用に設計されたウェブベースのシステムから何処の店にディスプレイが置かれているかや現在どのようなコンテンツが表示されているかを確認でき、電源が入ってない場合にはアラート表示がされるようになっているそうです。

トレードマーケティング担当のIan McMillan氏は「私達は常にゲームとプレイヤーへのイノベーションを実現してきました。リアルタイムマーケティングを可能にする今回の導入は、私達が店頭POPの世界でも最先端にいることを証明するものです」と述べています。

Wiiはクリスマスまでに180万台を販売―米国

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/03/19810.html
CNBCビデオ経由で伝えられた米国の調査機関NPDグループのデータによれば、11月19日に米国で発売されたWiiは12月25日のクリスマスの日までに180万台を販売したそうです。

これは11月〜クリスマスまでの調査で、プレイステーション3は75万台、Xbox360は200万台を販売したそうです。集計期間的な違いもありますし、Wiiの180万台は出荷分をほぼ全て売った数字になりますので一概には言えませんが、今年のホリデーシーズンで最も売れたのはXbox360だったということになります。

任天堂は年末までに400万台を全世界で出荷するとしていました。この数字を見る限りでは達成されたようですね。米国で200万台、日本で100万台ちょい、残りが100万台くらいでしょうか。年末年始にも多く売れているようで、かなり良いスタートダッシュを切れたと居えるんじゃないでしょうか。

レア社の創業者であるスタンパー兄弟が退社

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/03/19813.html
元任天堂のセカンドパーティでN64『ゴールデンアイ』やSFC『スーパードンキーコング』を開発し、2002年にマイクロソフトに売却されてからも『パーフェクトダークゼロ』や『あつまれ!ピニャータ』などを開発した英国の開発会社・レア社の創業者であるクリス・スタンパーとティム・スタンパーの兄弟が退社したことが分かりました。

「クリスとティムはレア社を世界で最も優れた開発スタジオにまで育て上げ、彼らの功績は広く知られたところです。彼らは新しいチャンスを追求するためにレア社を離れますが、私達は彼らの素晴らしい将来を祈念しています」

と親会社のマイクロソフトは1UP.COMの取材に対して述べました。最近発売した『あつまれ!ピニャータ』の成績も思わしくなく、3億7500万ドルという巨額の投資にマイクロソフトが満足してないのは明白ですが、「Microsoft Game Studioを拡大する戦略の重要な1つ」とマイクロソフトはコメントしています。

後任のスタジオディレクターとクリエイティブディレクターには19年間レア社に在籍しているベテランのMark Betteridge氏とGregg Mayles氏を起用するということです。

NINTENDO 64で名作を多数発売したレア社ですが最近は調子も良くないようで、『あつまれ!ピニャータ』の不振が今回の理由ではないとマイクロソフトは否定してますが、どうなんでしょう。昔の名作は権利的なものでバーチャルコンソールで配信されるかは不透明ですが、レア社の開発タイトルでは今のところSFCの『スーパードンキーコング』が配信中です。

「TIME」が『Wii Sports』を2006年のトップゲームに選出

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/03/19808.html
米国の雑誌「TIME」は25の部門で2006年に最も優れていたものを紹介する「TIME 25 Top Ten 2006」という企画のゲーム部門で、『Wii Sports』をトップに挙げました。『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』も「殿堂入りシリーズに相応しい最新作」と高評価で4位に選ばれています。

「美しいグラフィックが素晴らしいゲームを生むことはない、この言葉は何度言っても言い過ぎる事はありません。『パーフェクトダークゼロ』はティツィアーノ(画家)のように美しかった。しかし退屈なゲームでした。『Wii Sports』はテニス、野球、ゴルフ、ボウリング、ボクシングを含みます。ゲームに登場する小さなキャラは武器も持ちません。しかしそれはとても面白く、モーションを正しく伝えるWiiコントローラーの力を見せ付けます。あなたは汗をかいて叫んで、スピンやストレートやカーブに挑戦するでしょう。テニスはこれだけでもお金を払う価値がありますが、ゲームはWiiに無料でついてきます」

「TIME」が選ぶトップ10
1. Wii Sports (Wii)
2. Gears of War (Xbox360)
3. Newスーパーマリオブラザーズ (DS)
4. ゼルダの伝説トワイライトプリンセス (Wii)
5. RESISTANCE〜人類没落の日〜 (PS3)
6. PREY (PC、XBox360)
7. Rpckstar Games Presents: Table Tennis (Xbox360)
8. Guiter Hero 2 (PS2)
9. Lego Star Wars Ii: The Original Trilogy (マルチ)
10. Bully (PS2)

「興味の無い人に興味を持たす非連続なハード」岩田社長インタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/04/19818.html
産経新聞IZAに任天堂の岩田聡社長へのインタビュー記事が掲載されています。岩田氏は同時期に発売されたPS3についての質問に対して、ライバルはPS3のようなハードではないとした上で「ゲームに興味がない人たちに、興味を持ってもらうには何が必要かを考えてWiiを作った」と述べました。

最初の年末商戦は成功に終わりましたが定着の為には?という質問で、「DSができ過ぎなくらいにうまくいきました。このゲーム機のために生まれたようなソフトも多く出ました。そういったソフトをWiiでもどれだけ開発できるかが課題です。07年中に『Wii Sports』のようなものを3つ4つ、出せれば流れができるでしょう」としています。

つまり何らか用意しているとも取れそうです。

次の戦略は?との質問に対しては「一定のサイクルで、お客さんがびっくりすることをしていかないと娯楽は廃れます。そのために技術を研究していく必要があります。Wiiは開発コードのレボリューション(革命)という名前に恥じないものになりました。連続的なものになるか、非連続になるかは分かりませんが、研究は続けていきます」としました。

IZAってスポーツ新聞みたいなものなんですかね。この記事タイトルはどういうことなんでしょうか。煽ればいいってもんじゃないでしょう。

トレジャー前川社長「Wiiにも必ず作る」

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/08/19831.html
『斑鳩』や『ガンスターヒーローズ』、任天堂向けタイトルでは『罪と罰〜地球の継承者〜』や『ワリオワールド』といったタイトルで知られるトレジャーの前川正人社長へのインタビューが1UP.COMに掲載されています。現在はXbox360やDS向けタイトルで忙しいようですが、Wii向けにも意欲を見せています。

―――『ガンスターヒーローズ』が最近バーチャルコンソールでリリースされましたが、他のトレジャー作品もこれに続くのでしょうか?

いまバーチャルコンソールにリリースしても権利上問題ないタイトルが4つあります。これは時間の問題だと思います。また、Xbox360のLive!Arcadeにもリリースしたいと考えています。

―――では『罪と罰』はいつになるでしょうか?

はい。少し前に任天堂が出したバーチャルコンソールのリストの中に『罪と罰』は含まれていて、どうやらどれかのポイントでリリースすることを検討しているようです。もう少し時間がかかると思いますが、どうするかは任天堂の問題です。もし彼らが望めば明日から1000ポイントでダウンロードすることもできるでしょうね(もちろんそう望まないのは明白ですが)。

―――任天堂プラットフォームについてはどう考えていますか? トレジャーは伝統的に任天堂を支持してきました。Wiiで何かする予定はありますか?

私達はWiiが大好きでいつか開発してみたいと願っていますが、今の時点ではXbox360やDSで手が一杯です。ただそれは開発チームの人員的な問題でしかなく、将来Wii向けゲームを手がけることになるでしょう。私達はそれに関して既に任天堂とディスカッションを重ねています。今はブレインストーミングをしてアイデアを暖めている段階ではありますが、必ずやユニークで面白いものを作り上げられると確信しています。

最後に前川氏はトレビャーのビジョンを次のように語っています。

「私やトレジャーのビジョンは開発チームが楽しいと思ったり情熱を感じられるゲームを作るということです。これが私達の唯一のビジョンです。私がやりたいことではなく開発チームがやりたいことをやるということです。自分達が作るゲームを良いと感じられ、更にそれでビジネスを続けられているということは、とても幸せなことです」

『メイプルストーリーDS』をネクソンが開発中、世界展開も予定

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/09/19838.html
韓国任天堂は9日にソウルで記者会見を行い、今月18日に発売する「ニンテンドーDS Lite」のお披露目を行いました。同時に発売されるのは『毎日毎日DS頭脳トレーニング』と『DS英語三昧』の2タイトルとなります。今後はマリオやポケモンなども投入予定で、後半にはWiiの発売も予定しているそうです。

この席で現地のゲームメーカーNEXON(ネクソン)との提携で開発中のニンテンドーDS向けタイトル『メイプルストーリーDS』が明らかにされました。これは大人気のMMORPGをアレンジしたもので、一人用プレイが可能になっただけでなく、通信機能を生かしてマルチプレイ機能も用意されるそうです。

2007年9月に韓国でリリース予定で、その後に日本・米国・欧州・オーストラリアなどでも展開するということです。

「世界的に認知度の高い『メイプルストーリー』と、誰でも簡単に楽しめるニンテンドーDSの提携は、大変大きなシナジー効果を創出できるでしょう」とNEXON代表のクォン・ジュンモ氏は話しています。

「来期は売上高1兆円を目指す」任天堂が業績予想を大幅上方修正

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/10/19843.html
任天堂が本日午後2時に発表した2007年3月期の連結業績予想によれば、連結経常利益は前回予想よりも400億円多い、2100億円となる見込みだそうです。純利益は1000億円から1200億円に、売上高は7400億円から9000億円に修正されていて、岩田社長は会見で「来期は売上高1兆円を念頭に努力する」と述べました。

要因としてはニンテンドーDSが引き続き好調であること、Wiiの立ち上げが順調であったことなどが挙げられます。DSソフト売り上げは遂に今期だけで、1億本に達する見込みです。本体も2300万台が今期中に売れる見込みです。Wiiについては今期中に600万台という数値は修正しませんでしたが、ソフトは1700万本から2100万本に上積みされています。

配当予想も従来から80円増やして年間480円になる見通しです。

売上高はこれまで長く5000〜6000億円で続いてきましたが、一気に9000億円、来期には1兆円目標と一気に駆け上がりましたね。

2006年の国内ゲーム市場規模が過去最高を更新

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/11/19850.html
「ファミ通」を出版するエンターブレインが10日発表した2006年のゲームソフトとゲーム機本体を合わせた国内家庭用ゲーム市場規模は、ニンテンドーDSの大ヒットを受けて売上高が前年比37.6%増の6258億円と、1997年に記録したピーク5332億円を大幅に塗り替え過去最高を更新したそうです。

2006年はニンテンドーDSが引き続き好調で、『Newスーパーマリオブラザーズ』や『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』など300万本を超えるソフトが登場、任天堂からは『えいご漬け』や『テトリスDS』などが大ヒット、サードからも『FF III』や『ラブ&ベリー』が健闘しました。本体も年明けから年末商戦まで一度も供給が需要を上回る事がありませんでした。

据え置き型もWiiとPS3という2つの新機種が登場し、好調でした。

ソフト売上本数も昨年から2000万本以上を積み増して7500万本を超えたようです。

去年は以上なほどにソフトも本体も売れまくった一年でしたが、今年はどんな年になるんでしょうね?

和解への一歩? id SoftwareがDS向けに『Orcs & Elves』を検討中

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/11/19846.html
Cubed3やGame|Liteによれば、『Doom』シリーズで知られるid Softwareのジョン・カーマック氏やクリス・ケーラーCEOは、ニンテンドーDS向けに『Orcs & Elves』を開発する事を計画しているそうです。これは携帯電話向けに開発されたDoomタイプの3DRPGで、DS向けにはこれを増強したバージョンが予定されているそうです。

任天堂とid Softwareは、『Wolfenstein 3D』をSNESに移植するに当たって残虐表現やヒトラーやナチスに関する表現を削除したことや、N64『Doom 64』やGBC『Commander Keen』などでも同様に表現の差し替えを行った事で良い関係ではありませんでした。しかし久々にidが任天堂向けに開発することとなり、ジョン・カーマック氏も「これほど任天堂との関係が近かったことはない」と表現しています。

WiiについてもCubed3とのインタビューで前向きな考えを示しています。

NOAが新たなライセンス部門担当副社長を指名

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/13/19853.html
任天堂オブアメリカは、ライセンス部門を担当する副社長として、スティーブ・シンガー氏を3月5日付けで起用すると発表しました。同部門は任天堂に22年間勤務し引退することとなったフアナ・ティングダル氏が指揮していて、外部パブリッシャーやデベロッパー、アクセサリメーカーなどとのライセンス関係を担当します。

シンガー氏は1999年に任天堂のラテンアメリカ担当ゼネラルマネージャーとして入社し、南米市場での成長に貢献し、2006年7月にラテンアメリカ担当副社長ゼネラルマネージャーに指名されました。シンガー氏は任天堂入社前に米国の大手家電メーカのワールプール社に勤務していて、メキシコでの子会社設立などに尽力しました。

「フアナは、ライセンス部門をゼロから構築し、スティーブはこの基礎の上に新しい礎を築いていくでしょう。スティーブは国際ビジネスでの関係構築に熟知していて、今日のゲームビジネスやいかにパブリッシャーが開発資源を割り当てるかという本質を心得ています」とビジネスデベロップメント担当上級副社長のマイク・フクダ氏は述べています。

シンガー氏の後任には、ラテンアメリカ担当ディレクター&ゼネラルマネージャーのメリッラ・ライト氏が指名されています。ライト氏は1993年に入社して以来、様々な役職を歴任し、特にラテンアメリカなど新興市場での任天堂の拡大に尽力しました。新しいポジジョンでは日本の本社と共同で中東や東南アジアでのビジネスを開拓していくということです。

オーストラリアで2006年最も売れたハードはDS

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/15/19865.html

任天堂オーストラリアはニンテンドーDSが2006年を通して据え置き型、携帯型を問わず最も売れたゲーム機であったと発表しました。特に『脳を鍛える大人のDSトレーニング』のような「Touch!Generations」のソフトが貢献し、『Newスーパーマリオブラザーズ』も大ヒットしました。

12月7日に発売されたWiiも滑り出し順調で、12月の第3週目には売上が5万台に達したということです。

「私達は革命的かつ創造的な思考を約束しました。私達はゲームを大衆にもたらし、かつインタラクティブエンターテイメントを多くの人のものにすることを約束しました。そして私達はゲーム産業を破壊することを約束しました。私は、これらの約束を私達は実行できたのではないかと思います」とRoseLappinセールス&マーケティングディレクターはコメントしています。

米国でも好調だった年末商戦―任天堂オブアメリカ

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/15/19862.html
任天堂オブアメリカは2006年のクリスマスシーズンで150万本を超える『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』を売り、新機種のWiiは110万台を超えるなど絶好調であったと発表しました。以下の数値は全て調査機関NDPグループ発表による数字だそうです。

・Wii本体は発売から44日間で100万台を超えるセールス
・12月だけで160万台売ったニンテンドーDSは年間で530万台を販売
・『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』はWii購入者の実に86パーセントに当たる90万人が購入。更にGC版も含めると150万本に到達。これは2006年のトップゲーム5に入る数字
・Wii購入者は同梱された『WiiSports』に加えて平均3タイトルを購入
・『Newマリオ』と『脳トレ』が年間トップ10にランクイン
・11月と12月のホリデーシーズンに売れた全ハード過半数は任天堂ハード

「コアなユーザーと新規ユーザー、両方の何百万人ものプレイヤーがWiiの提供するユニークなエンターテイメントを既に楽しみました。しかし需要は遥かに大きいものでした。ですから、私達の仕事は始まったばかりです。200年を通して私達は生産と流通の両方をフルに回転させて、未来のゲーム体験を望む全ての人に可能な限り早く届けられるよう努力しなくてはなりません」とReggieFils-Aime社長はコメントしています。

FennerInvestmentsがポートインターフェイスに関してゲーム機3社を提訴

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/15/19861.html
Gamesultraによれば、FennerInvestmentsという米国テキサス州リチャードソンの会社が任天堂とソニーとマイクロソフトを同社の「低電圧用のポート・インターフェイス」(米国特許番号:6,297,751)という特許を侵害したとして訴訟を起こしたそうです。

特許の要約によれば、この特許はジョイスティック機器(コントローラー)と低電圧のポートを繋ぐインターフェイスに関するものだそうです。1999年に申請され、2002年に成立した特許だということです。

FennerInvestmentは昨年、ノキア、シスコ、アルカテルに対して「モバイルユーザーの通信ネットワークの管理」に関する特許を侵害されたとして訴訟を起こしていて、こちらはアルカテルに対する件は5月に却下されています。

3社はいずれも本件に関してコメントしていません。訴訟大国アメリカというだけあってゲームメーカーに対する訴訟も数多くあり、最近ではコントローラーの振動機能に関するImmersionCorporationの訴訟もありました。マイクロソフトは2003年に和解、ソニーは現在も法廷論争を続けており、上級審に移っています。

中国限定のマリオとドンキーコングのGBASPが発売に

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/15/19864.html
中国で任天堂製品を取り扱う任天堂子会社のiQue(神遊科技有限公司)は、1月14日にゲームボーイアドバンスSPの限定カラーを発売しました。限定版はシルバーのボディにマリオを描いたものと、ドンキーコングを描いたものの2種類です。バックライトが付いた新型GBASP本体を用いたもののようです。

これまで中国で発売された限定版GBASPには、ファミコン20周年記念カラー、龍のデザインを施したもの、戌年を記念した犬のデザインを施したものの3種類があります。

iQueは任天堂とハードの開発などでつながりの深かった中国系のWei Yen博士との折半出資で設立された子会社で、中国市場でニンテンドーDS(iQue DS)、ゲームボーイアドバンス(iQue GBA)、そしてゲームキューブベースのゲーム機(iQue Player)を販売しています。現地語に翻訳されたソフトもリリースしています。

英国で昨年最も売れたハードはDS、Wiiは20万台を突破

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/16/19873.html
英国任天堂及び任天堂オブヨーロッパは昨年一年間でイギリスで最も売れたハードはニンテンドーDSであったと発表しました(調査機関のChartTrack調べ)。12月だけで50万台を売ったそうです。12月8日に発売されたWiiは、既に20万台を超える好調なセールスを記録しているということです。

ヨーロッパ全体でここ数ヶ月間任天堂ハードが非常に好調で、12月も任天堂は全体の半数を超えるハードを売ったようです。

ニンテンドーDSは2005年3月にヨーロッパで発売になりましたが、12月の売上は過去最高の170万台を記録したそうです(英国だけで50万台)。

Wiiについてはヨーロッパ全体で70万台を突破、ソフトでは『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』が本体購入者の70%にも達する50万本、Wiiリモコンを同梱した『はじめてのWii』(WiiPlay)が32万本などとなっているそうです。

任天堂オブヨーロッパのマーケティング担当ディレクターのLaurentFischer氏は「私達はDSとWiiの両方で過去最高のクリスマスを楽しみました。このクリスマスの成功は私達が全ての人の為の年齢を問わないエンターテイメントを提供しようという試みが成功に終わったことを証明します。私達は両方のハードで非常に高い需要を受けていて、全ての人に行き渡らないことを反省しています。しかし可能な限り、ただちに小売店にハードを届けるつもりです」とコメントしています。

オーストラリアでWiiソフトが値下げの方向へ?

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/21/19886.html
IGNによれば、オーストラリアではWii向けソフトが99.95豪ドル(日本円で約9600円)となっていて、高すぎると批判が出ているそうです。これを受けてか同地域を担当する任天堂オーストラリアは、1月25日に発売する『Warioware:Smooth Moves』(おどるメイドインワリオ)を79.95豪ドル(約7600円)とすることを決めました。

この件について任天堂オーストラリアの広報Vispi Bhopti氏は「私達はWiiとDSの両方で、市場を拡大する為にベストな価格帯を模索しています。既にTouch!Generationで実践していて、同じことを幾つかの将来のWiiタイトルでもやっていきます」と説明しています。

ワリオ以外にも国内ではハドソンから発売された『コロリンパ』や『WING ISLAND』といったタイトルも79.95豪ドルで発売することが決定しています。この動きはサードパーティにも波及する可能性があります。ただし2月22日に発売される『エキサイトトラック』は99.95ドルとなっていて、全てのタイトルが一律で、というわけではなさそうです。

欧州でDSが1000万台を突破―発売22ヶ月で日本と同じペース

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/22/19898.html

任天堂オブヨーロッパは2005年3月に発売したニンテンドーDSの欧州市場での累計販売台数が1000万台に到達したことを発表しました。『Nintendogs』や『脳トレ』など対応ソフトの大ヒットで他のハードを寄せ付けず発売から1年10ヶ月での大台到達となりました。発売から22ヶ月での1000万台は日本国内とほぼ同じペースです。

欧州でのニンテンドーDSの大ヒットは「Touch!Generations」を始めとする全世代向けタイトルに支えられ、既に500万本を超えた『Nintendogs』や、200万台を突破した『脳を鍛える大人のDSトレーニング』、100万本を超えた『Newスーパーマリオブラザーズ』・『マリオ64DS』・『マリオカートDS』、『ポケモンと不思議のダンジョン』、『おいでよどうぶつの森』などのヒット作が続々と登場しています。

欧州マーケティング担当ディレクターのローラン・フィッシャー氏は「ニンテンドーDSは昨年9月に600万台を突破しましたが、その後も驚異的な強さで何百万人もの人々に新しいゲーム体験を届けています。DSは経験者にも新規ユーザーにも訴えかけ、ゲーム市場を遥かに拡大しつつあります。この1000万台という到達点はDSが揺ぎ無い携帯ゲーム機市場のリーダーであることを証明します。この革新的なニンテンドーDSは欧州の成長市場全ての原動力となっています」とコメントしています。

12月には過去最高の170万台を売り上げたそうです。12月は全世界で何百万台出荷したんでしょうかねぇ。

Wiiで4キロ減量に成功、米男性

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/22/19895.html
ロイターニュースより、米国在住ミッキー・デロレンゾさん(25)がWiiにダイエット効果があることを証明しました。6週間の間、毎日テニス、ボクシング、ボウリング、野球などを計21時間プレイした結果、食事制限無しに体重が4キロも減ったそうです。

デロンゾさんが婚約者とボクシングをしていた所、息切れし汗をかいた事から思い至ったこの実験。問題はデロンゾさん1人しか実験していないことですが....まあ、案の定という事で。

室蘭市長選に任天堂勤務の川畑氏が出馬へ

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/23/19901.html
室蘭民報ニュースによれば、任天堂に勤務している川畑悟氏(35)が今春の室蘭市長選に立候補する方針を固めたそうです。川畑氏は室蘭市の出身で、既に退社を決め、2月中旬には地元に戻り下旬には正式表明する予定だとのことです。川畑氏は「サラリーマン出身の立場から等身大かつ市民と共に歩める市政に、好きだった仕事を辞して努力したい」と話しています。

川畑氏は室蘭栄高校を経て慶応大学商学部(公共・交通政策分析学専攻)卒業。任天堂ではデジタルコンテンツ制作や海外版マニュアル制作などに関わり、現在は大阪支店で販促マーケティング業務を担当しているということ。行政書士や社会保険労務士、CGデザインの資格も持っているそうです。

今回の決断について「私たちの世代は幼少期に室蘭の黄金期を過ごし、多感な時期に凋落期を迎えた。室蘭への思い入れは強く、いつか室蘭の役に立ちたいと思っていたが、一連の夕張問題報道で出馬を決断した。背水の陣で臨む」と述べています。

川畑氏は接する機会の多かった子供たちの教育問題に力を注ぎたい考え。経済に関しては北海道の構造的問題として支店経済・原料供給経済を挙げ、周辺市町村の産物などとの連携で全国区で勝負できる産業・名物を育成が可能だと主張しています。

米国任天堂が遊園地運営のシックスフラッグスと提携

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/24/19909.html
全米で多くの遊園地を運営するシックスフラッグス(Six Flags)と任天堂オブアメリカはマーケティング及びスポンサー契約を結んだことを明らかにしました。それによればシックスフラッグスの遊園地に任天堂のゲーム機が置かれ、Nintendo.comにてプレゼントキャンペーンなどが実施されるということです。

「任天堂とのこの契約で今のファミリーにとって大切な一員である商品や会社とパートナーを組むことになります。私達はシックスフラッグスがエンターテイメントのスーパーマーケットであるべく努力を続けています。この提携は私達への接触点を増加されるため信頼あるブランドと結びついていく戦略を拡大させます」とシックスフラッグスの社長兼CEOのMark Shapiro氏はコメントしています。

「私達はシックスフラッグスに毎年訪れる何百万人もの人たちにWiiのリーダーシップを構築していくことを楽しみにしています。Wiiは幅広いユーザーに訴えかけることに主眼を置いており、2007年からこの究極のゲーム機をシックスフラッグスのゲストと共有するのを楽しみにしています」と任天堂オブアメリカのPerrin Kaplan氏は述べています。

任天堂ウェブサイト利用者数が急増

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/24/19909.html
依然品薄の続くDSとWiiを反映して、任天堂ウェブサイトの利用者数が急増しています。ネットレイティングスの調査によると、12月だけで対前月比138万人増の468万人がサイトを訪れたことになります。

グラフにはSCEとの比較がありますが、年末商戦と新型機発売によって各社とも訪問者数が急増していることが分かります。他にもサイト利用者の年齢構成やサードパーティの訪問者数推移等、興味深い情報が掲載されています。

この冬に任天堂、若しくはSCEのサイトを訪れた訪問者は536万人。全ネットユーザーの12%にも相当します。いやはや、凄まじい..

象さんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

http://www.asahi.com/business/update/0125/156.html
Wiiは、増産により06年度内の出荷台数が約700万台に達する見通しで、
販売数も目標の600万台を上回るのが確実となった

Wii月産100万台、DS月産250万台
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=atNnZkYIcx4Y&refer=jp_news_index

820 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 19:32:13 ID:jW1nk6xZ
お、100万上乗せか
これは良いニュースだな

821 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 19:33:24 ID:Kf0dkD81
箱○は源さん?

822 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 19:35:40 ID:NlycQ39v
年内400万出荷は達成できなかったのに年度内600万は据置きどころか100万上乗せか?
結構なことだが本当に実現できるのか

823 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 19:39:37 ID:wtgT1b/O
やっぱストラップが原因だったのかね

824 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 19:42:26 ID:Kf0dkD81
数十万を開梱してストラップ付け替える作業想像したら・・・*1)

825 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 19:44:28 ID:lwM8DkZI
>823-824
もし、生産上の問題ではなく
それで手間取っただけで12月内に出荷まで到達できなかっただけなら、
1月は、とんでもない馬鹿伸びする事になるけどね。

857 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 21:16:52 ID:WARulqUO
>822
出荷400万台は達成してるようだぞ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/23/news060.html
PS3から約3週間遅れの12月初めに発売開始した任天堂のWiiは、
PS3の約半額の2万5000円という価格と、家族で楽しむ路線が当たり、
出荷台数は昨年末の時点で国内100万台弱、全世界で400万台弱に達した。

任天堂第3四半期業績発表、DSは2月も250万台体制継続

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/27/19915.html
任天堂は25日、2007年度第3四半期業績(2006年4月1日〜12月31日)を発表しました。それによれば売上高が7125億5900万円、営業利益が1676億3300万円、経常利益が2207億1300万円、純利益が1319億1600万円となりました。今期もう3ヶ月を残していますが、経常利益・純利益で先日修正した今期の業績予想(売上高9000億円、経常利益2200億円、純利益1300億円)を既にクリアしています。

事業別の売上高でもゲーム機本体、ソフトのいずれも昨年度の通期の数字を超えていて、非常に好調な一年であったことを示しています。(ついでにトランプ・カルタも昨年度の数字を既にクリア)

DS、Wiiの販売が全世界的に好調で、ソフトでも『Newスーパーマリオブラザーズ』の864万本を始めてとして「Touch!Generations」などが好調に推移しました。また、円安に振れたため為替差益も発生しています。任天堂広報室の皆川氏は通期の業績は更に

森専務はWiiについて「1月に入っても需要が順調。生産も軌道に乗ってきたので、3月末までの販売計画600万台は達成できる見通しだ」と述べています。皆川氏によれば3月まで工場出荷100万台で行くそうです。またDSLiteについては2月も250万台体制を維持するということです。

ニンテンドーDSがアメリカでも1000万台を達成

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/30/19923.html

任天堂オブアメリカは2004年11月に発売したニンテンドーDS及びニンテンドーDSLiteの累計販売台数がアメリカ大陸で1000万台に到達したと発表しました。1分間に9台のペースで売れ続けた計算になります。既に日本や欧州でも1000万台を達成しています。アメリカでも少しペースは落ちますが好調のようです。

「昨年一年間だけで500万人のユーザーがニンテンドーDSを手に入れました。そして今、誰もが"もっと!"という声を上げています。幸運な事に私達は今後も年齢や経験の有無を問わないラインナップを次々と提供していく予定です」とReggieFils-Aime社長はコメントしています。

任天堂、上場来最高値を更新 16年半ぶり

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/30/19918.html

テクノバーン提供のYahoo!ニュースによりますと。任天堂の株価が1月29日に前日比550円高の3万4700円まで上昇し、スーパーファミコン発売3ヶ月前の1990年8月3日以来、およそ16年半ぶりに上場来最高値を更新しました。

あえて説明する必要もないでしょうが、Wiiの発売と、NDSも人気が衰えず、どちらも好調な売れ行きを示していることが好材料になっています。また、円安の影響による為替差益への期待によるものもあるようです(任天堂の資産はドル保有です)。

因みに終値は前日比+200円の3万4350円、に落ち着きました。

私が数年前に見た株価よりも圧倒的に跳ね上がっていました、その頃は1万円以上安かった記憶が・・・。

パオンがパブリッシャー事業に参入―『大都技研パチスロDS』

http://www.inside-games.jp/article/2007/01/30/19919.html
これまで『ぶらぶらドンキー』や『大都技研公式パチスロシミュレーター』などの開発を行ってきたパオンは、任天堂及びSCEIとライセンス契約を結び、今後はパブリッシャー兼ディベロッパーとしてゲームの企画から開発・販売まで一貫して行っていくと発表しました。第一弾にはニンテンドーDS向け『大都技研公式パチスロシミュレーター 秘宝伝・押忍!番長・吉宗 DS』を予定しているとのことです。

4月26日に発売する第一作目『大都技研公式パチスロシミュレーター 秘宝伝・押忍!番長・吉宗 DS』は、現在パチスロ市場でNo.1のシェアを誇る株式会社大都技研の人気パチスロ機(秘宝伝・押忍!番長・吉宗)3機種を収録しています。本シリーズはパオンがずっと手がけ、シリーズ累計135万本を出荷した人気シリーズです。

今回は大都技研との業務提携で、企画・開発のみでなく、販売まで担当することになったということです。今後はデベロッパーとして培ったノウハウを生かし、パチスロシミュレーター以外のオリジナルゲームソフトの開発も行っていくということです。期待したいですね。

Nintendo Wii、楽しさを放ち、ソニーのマシンを陰らせる

NYタイムズの記事っす。
Nintendo Wii、楽しさを放ち、ソニーのマシンを陰らせる
http://www.nytimes.com/2007/01/31/technology/31game.html

ちょい内容抜粋。

ボストンのサウスベイセンターにあるターゲットの店員
「1番最近だと、40台入って15分で売り切れたよ。朝5時から待ってた人もいたみたい」

例の「衝動買い」って発言に対して、新しく市場を広げることがどうしてMSやSonyの客を奪うことになるの?と
疑問を呈しつつ、こんな例も挙げてた。

PS3を買おうと思ってた大学生が、面白そうだし、ゲーマーじゃない妹が半分お金出すって言うんで
月曜日にEBにWiiを探しにいくことにした。
Wiiは無く、店長は確実に手に入るかどうかははっきりしないよとの答え。
店長によると「基本的には運」。
1時間おきにWiiについての電話があり、入荷しても1~2時間しかもたないとのこと。

ゲーマーはWiiだけじゃ満足しない、いいゲームが出ればPSも、というゲーマーやゲームサイト記者の
意見も載せ、PS3のフォローをしつつ、Wiiを楽しむファミリーの声で締めくくってる。


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