2007年の任天堂NEWS7

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:26:54

英国で『マリオパーティ8』が回収に

http://www.inside-games.jp/article/2007/07/17/22061.html

GameIndustry.bizによれば、英国任天堂は先週金曜日に発売した『マリオパーティ8』を回収することを決定したそうです。

「残念な事に一部のソフトに製造上の理由から不正なものが含まれていることが分かりました。そのため、修正するために全てのソフトを回収する事を決定しました」とのコメントが出されています。次の発売日は決定次第明らかにするということです。

先月にも英国ではユービーアイソフトがニンテンドーDS向けの『Mind Quiz』を、ゲームに不快な言葉が含まれていたということで回収されているそうです。*米国任天堂、遊休土地をマイクロソフトに売却へ [#r2359b84]
http://www.inside-games.jp/article/2007/07/04/21731.html
シアトルの地元紙「Seattle Post-Intelligencer」によれば、任天堂オブアメリカが売り出していた未利用の28エーカーの土地は、マイクロソフトに売却することで合意が成立したそうです。マイクロソフトは人員が増加する中で利用可能な土地は逼迫していて強い関心を示していました。

Seattle-PIによれば契約は7月中にはクローズする見込みで、マイクロソフトとしては将来の開発余地として残しておき、当面は駐車場不足の解消の為に利用するということです。

任天堂オブアメリカは部隊の一部をニューヨークとシリコンバレーに移転する事を決定していますが、今回の売却とは無関係だそうです。またPerrin Kaplan氏によれば好調な販売を受け、情報システム、流通、検品などを中心にトータルでの本部の人員は増えているそうです。

強い任天堂、10の事実

http://www.inside-games.jp/article/2007/07/24/22268.html
破竹の勢いで快進撃を続ける任天堂。今年の上半期が終わって、任天堂オブアメリカは「今年上半期の10の事実」というリリースを出していますので紹介したいと思います。

・2007年上半期を通じてWii本体は米国とカナダで230万台以上が売れました(うち210万が米国、22万がカナダ)。

・任天堂は上半期のゲーム産業の成長の70パーセントを支えました

・6月だけでWiiは43万5000台を売り、家庭用ゲーム機の中でトップでした(米国で38万1800台、カナダで5万3000台)

・6月だけでニンテンドーDSは60万8000台を売り、すべてのゲーム機の中でトップでした(米国で56万2000台、カナダで4万6000台)

・任天堂は米国とカナダでナンバーワンのパブリッシャーです(上半期でも、6月でも)

・6月のソフト売上トップ10のうち任天堂は6つのポジションを確保しました

・2007年上半期のトップ30のタイトルのうち過半数は任天堂ハードのタイトルでした

・上半期の米国での売上ベスト3タイトルは『ポケモン ダイヤモンド』『はじめてのWii』『ポケモン パール』でした

・Wiiには120のバーチャルコンソール作品を含めて既に180以上のタイトルが登場していて、年末までに330タイトルに達する見込みです

・既に300のゲームがニンテンドーDSではプレイ可能で、年末までには140以上が追加される見込みです

任天堂、業績予想を上方修正―売上高は1兆4000億円見込み

http://www.inside-games.jp/article/2007/07/25/22282.html
任天堂は25日、平成20年3月期連結業績予想を、ニンテンドーDSやWiiが引き続き好調に推移していることや、円安傾向が続いている事を受け、大幅に上方修正すると発表しました。任天堂は今期初めて売上高が1兆円を突破する見込みです。

修正後の連結の通期売上高は1兆4000億円(修正前:1兆1400億円)、営業利益は3700億円(同:2700億円)、経常利益は4100億円(同:2900億円)、純利益は2450億円(1750億円)となります。中間期では売上高6400億円(4600億円)、営業利益1600億円(850億円)、経常利益1800億円(850億円)、純利益1050億円(500億円)となりました。

また、配当予想についても前回予想の中間140円、期末560円の計700円から、中間140円、期末820円の合計960円に修正しています。

前提となる為替レートは1ドル115円から118円に、1ユーロは150円から155円へと変更されています。

米国で多数のWii用Modチップを押収―移民税関執行局が家宅捜索

http://www.inside-games.jp/article/2007/08/02/22518.html
任天堂オブアメリカの発表によれば、米国移民税関執行局は本日、Wii向けを含む家庭用ゲーム機向けの違法なModチップを販売、流通させたとして16の州で32か所の家宅捜索を行ったそうです。Wii用のModチップは、正規品でないゲームソフトを実行可能とするものだそうです。

今回の捜索はこれまでで最も大きなアクションの一つで、任天堂は国土安全保障省(移民税関執行局はここの下部組織)と協力し、違法製品の撲滅に全力を挙げています。

「任天堂とデベロッパーやパブリッシャーは違法製品によって7億6200万ドルの損失を被っています。任天堂の反違法製品チームはModチップや違法ソフトウェアに関して、連邦政府の取り組みを実効的なものにするため全世界で全面的な協力を行っています。任天堂は4月以降だけで9万1000枚の違法Wiiディスクを押収しています」と任天堂の海賊版対策担当ディレクターのJodi Daugherty氏は述べています