2007年の任天堂NEWS6

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:26:57

任天堂、シリコンバレーとニューヨークにオフィスを開設

http://www.inside-games.jp/article/2007/06/11/21084.html
NextGenerationsによれば、任天堂オブアメリカのReggie Fils-Aime社長兼COOは、現在はシアトルに置いているオフィスから一部をサンフランシスコのシリコンバレーとニューヨークのマンハッタンのミッドタウンに移転することを公式に明らかにしたそうです。

サンノゼマーキュリーニュースによれば、任天堂はシリコンバレーに55人を、マンハッタンに25人を移す計画だそうです。移るのはセールスとマーケティングチームが主で、シリコンバレーはIT業界の中心でゲーム企業もEAなどが拠点を置きます。ニューヨークは言わずもがな、世界経済の中心地で、移転は「任天堂のさらなる成長のため」としています。

幹部の数名が退職する意向を示していることについては、「各個人の状況についてはコメントできない」としています。

任天堂がLonestar Inventionsに提訴される

http://www.inside-games.jp/article/2007/06/15/21222.html
ロイター通信によれば、任天堂がゲーム機で使用しているチップの製造方法に関する特許侵害で訴えられたそうです。訴えたのはテキサスの半導体会社Lonestar Inventionsです。

Lonestar Inventions LPは6月7日にテキサス地区連邦地方裁判所に任天堂の米国法人が同社の持つ特許を侵害としているとして提訴しました。特許は半導体の性能を向上させるものです。任天堂は提訴の内容を精査している段階だと述べています。

Lonestar Inventionsはこれに対してコメントを出していません。

同社は今月Eastman Kodak Companyを、1月にはFreescale SemiconductorやAgere Systemsも提訴しています

英国任天堂、Wiiタイトルに大規模な予算を投入

http://www.inside-games.jp/article/2007/06/17/21258.html
英国の業界紙「MCV UK」によれば、英国任天堂はWiiのファーストパーティタイトルの注目作を勢ぞろいするのを受けて、過去に例のない規模のマーケティングプランを計画しているそうです。

先日欧州で発売された『マリオストライカーズチャージド』には、100万ポンド(約2憶4000万円)の規模のマーケティング予算が投入されましたが、今後発売される『マリオパーティ8』や『Wiiでやわらかあたま塾』にはそれを超える予算が計画されているそうです。

WiiのプロダクトマーネージャーであるRob Lowe氏は「どちらのゲームも幅広い顧客層をターゲットにしていて、それをバックアップするマスマーケティングが必要です」とコメントしています。

「これらの規模は最初は『マリオストライカーズチャージド』と同規模ですが、継続してクリスマスまでには倍の規模になるでしょう。私たちは売上カーブが長く続くものになる事を期待していて、クリスマスに向けて2度目、3度目のピークがあることを期待します」

Wii、オーストラリアで10万台に到達

http://www.inside-games.jp/article/2007/06/21/21416.html
ロンチも過去最高、10万台に達するまでの時間も過去最速。オセアニア地域を統括する任天堂オーストラリアは、過去の家庭用ゲーム機の中で最速のスピードでWiiの販売台数が10の万台に到達したと発表しました(データは独立系調査機関GfKの調べ)。

「私たちはWiiがこのようなマイルストーンに達した事を嬉しく思います。そしてまた多くの新しいユーザーを引き付け、ゲーム業界全体を広げることができた事を誇りに思っています。任天堂はゲームを大衆にもたらすと約束し、それは今の所正しい方向に進めていると思います」とセールス&マーケティングディレクターのRose Lappin氏は述べています。

ちなみに5月の段階でのXbox360の売上は16万台、PS3の売上は3万6000台でした。

任天堂の時価総額が国内10位に、ソニーを抜く

http://www.inside-games.jp/article/2007/06/28/21626.html
ここのところ上昇傾向にある任天堂の株価ですが、株主総会が開催された28日は終値が前日比+950円の45050円、時価総額に換算すると6兆3800億円となり、6兆2400億円のソニーを抜き、国内の上場銘柄の中で初めてトップ10(10位)となりました。

任天堂の時価総額は25日の場中に一時ソニーの時価総額を抜きましたが、反落し、終値での逆転は今日が初めてとなります。

国内の上場銘柄の時価総額トップ10は、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、キヤノン、NTTドコモ、三井住友フィナンシャルグループ、日本電信電話(NTT)、ホンダ、武田薬品工業、任天堂という風になっています。