2007年の任天堂NEWS3

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:26:01

NOAレジー社長がアップルについてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2007/03/06/20103.html
任天堂とアップルはよく比較される会社です。最近の任天堂製品は概観もアップルのそれを意識したようなデザインが見られます。任天堂オブアメリカのReggie Fils-Aime副社長は、オーストラリアの「The Hub」とのインタビューで、アップルとのパートナーシップの可能性について尋ねられ次のように述べました。

「私達はよくアップルと比較されます。それは賞賛の言葉だと思っています。彼らは革新的な会社です。彼らは似た考え方を持っている会社で、技術の重要性を理解すると同時に、技術の使い方やその上のアプリケーションこそが最も重要であるということを知っています」

「自分達の世界でモノを作るところや、簡単で苦痛でないインターフェイスを作るところなど、確かに私達と似たDNAを持っているように思います。しかしアップルは任天堂と同じで、自分達の作る生態系を維持しようとする会社です。そういう意味でパートナーシップというのは少し難しいかもしれません」

とのこと。「iTunes Channel」とかあると便利かもしれませんね。そんな風に色々なチャンネルがサードパーティに開放される日は来るんでしょうかね。もっともっと台数が出れば色んな提案がありそうです。流行に抗しきれず最近iPod nanoを買ったMr.Cubeでした。

飛ぶ鳥を落とす勢いのWii人気―英国

http://www.inside-games.jp/article/2007/03/07/20108.html
ゲームショップの店頭でWiiの在庫を見ることは本体の発売から3ヶ月が経過した今でも殆どありませんが、IGNのレポートによればそれは英国でも同様だそうです。GAMEやHMVといった大規模小売業者でも、一度入荷すると数分間で棚から消えてしまう異常事態が続いているということです。

「Wiiは黄金のようです」ある店主はこう言ったそうです。この店では毎日顧客が朝並び、Wiiが入荷してないかチェックしに来るそうです。IGNが英国の20箇所の小売店をチェックしたとき、唯一ブリストルのトイザらスの店舗だけにWiiの在庫があったそうです。他の全てのショップには無く、3ヶ月前の予約をさばくの精一杯だということです。多くの店がWiiの出荷が足りないことに苦情を申し立てています。

この品薄について英国任天堂の広報は「ロンチから時間が経過したにも関わらずこのレベルの品薄は誰も予想できませんでした。私達は素晴らしいロンチの為に努力を重ねたつもりでしたが、年を明けてからも需要は高いままです。私達は今後も継続して出荷していき、この需要を満たすつもりです」と述べています。

GAMEのFiona Haldane氏も非常にポジティブな意見です。「私達はWiiの需要は非常に高いと確信しています。Wiiは一度入荷しても数分で飛ぶように消えてしまいます。Wiiは幅広い人に訴えかけゲーム市場を拡大しています。私達は任天堂と緊密に仕事をして、この需要を満たすのに精一杯努力するつもりです」

Forbes世界のビリオネア、山内氏は4600億円で226位

http://www.inside-games.jp/article/2007/03/10/20125.html
米国の経済誌「Forbes」は毎年恒例となっている「世界の億万長者(The World's Billionaires)」の今年のリストを発表しました。それによれば今年もトップはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で資産は約6兆6000億円、2位はそのゲイツ氏の財団に資産の大部分を寄付することを明らかにしたバークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェット氏で約6兆1000億円でした。

アジアでトップは香港最大の企業グループを率いる李嘉誠氏で約2兆7000億円。日本でトップはソフトバンクの孫正義氏で約7000億円、次いで森トラストの森一族で約6700億円、サントリーの佐治一族で約4300億円というふうになっています。任天堂の山内溥相談役は約4600億円で全体で226位でした。

山内氏の資産のほとんどは10%保有している任天堂株だと思われますが、最近の値上がりでかなり増えたようです。昨年のデータが無いのが残念です・・・。

英国でニンテンドーDSが300万台突破

http://www.inside-games.jp/article/2007/03/28/20185.html
英国の調査会社チャートトラックが発表した最新データによれば、ニンテンドーDSとLiteを合計した販売台数が300万台を突破した、と任天堂が発表しました。発表によればDSは2006年で最も売れたハードで、2007年に入ってもこれまでのところ全体を牽引する存在となっているようです。

「これは、発売からやっと2歳の誕生日を迎えた所にも関わらず、ニンテンドーDSハードが力強く、そしてDSでしかプレイできないゲームが幅広く存在することを証明するものです。2007年には更に多くのTouch!Generationsゲームが発売され、DSとWiiはビデオゲーム市場を拡大することのメインエンジンであり続けるでしょう」と英国任天堂のDavid Yarnton代表はコメントしています。