2010年の任天堂NEWS9

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:17:39

子どもがはまっているゲーム1位は『スーパーマリオ』シリーズ、アメリカンホーム保険会社調べ

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/01/44067.html
アメリカンホーム保険会社は8月30日、「中学受験応援パパの意識調査」の結果を公表しました。

小学生の子どもを持ち、中学受験を応援している(または、応援する予定の)20代~50代の男性に対し、7月28日~8月1日の5日間、インターネットリサーチを実施、1,000名の有効回答を得たものです。

中学受験が家族の結束力を強めるきっかけになると思うか聞いたところ、全体では「きっかけになると思う」52.8%、「きっかけにはならないと思う」47.2%と、ほぼ拮抗する結果となりました。また子どもに希望する最終学歴を聞いたところ、「国内の大学」80.8%、「国内の大学院」8.5%となりました。

小学校以外の勉強方法を複数回答にて聞いたところ、全体では「進学塾」45.6%がもっとも多く、次いで「通信教育」31.5%、「配偶者が教えている」30.2%、「自分が教えている」26.5%という結果となりました。

子どもの中学受験のための勉強として、「e-ラーニング」を今後利用させたいか聞いたところ、全体では「利用させたい(「利用させたい」「やや利用させたい」の計)」は27.5%となりました。

また、「利用させたい」との回答者(275名)に、その理由を複数回答にて聞いたところ、全体では「自由な時間・自由な場所で勉強できる」77.5%がもっとも多く、「子どものペースに合わせて勉強できる」57.8%、「使用する教材やコンテンツの範囲が広い」37.8%、「低価格で教育サービスが受けられる」36.7%が続いていました。

そして、子どもが勉強の息抜きに何をしているか複数回答にて聞いたところ、全体では「テレビを見る」がもっとも多く67.1%、次いで「テレビゲームをする」53.0%、「マンガを読む」44.7%、「携帯型ゲームをする」44.4%、「運動をする」42.9%が続いていました。

子どもが「テレビゲームをする」「携帯型ゲームをする」との回答者(720名)に、子どもがもっともはまっているゲームは何かを自由回答にて聞いたところ、もっとも多かったのは『スーパーマリオシリーズ』で16.4%、次いで『ポケットモンスターシリーズ』11.7%、『イナズマイレブンシリーズ』8.9%、『トモダチコレクション』8.5%、『ドラゴンクエストシリーズ』6.7%が続きました。

やはり小学生ということで、ニンテンドーDS系のゲームタイトルが強かったようです。

往年の名機「KORG M1」がニンテンドーDSに登場、『KORG M01』12月発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/01/44048.html

DETUNEは、KORGとの共同開発によるニンテンドーDSソフト『KORG M01』を12月に発売することを発表しました。

『KORG M01』は、1988年に発売されて大ヒットとなったシンセサイザー「KORG M1」をモデルにして制作された音楽ツールソフトです。ニンテンドーDSで誰でも、そしてどこでも手軽に作曲を楽しむことができます。

音源部には、世界有数の電子楽器メーカーKORGのノウハウを惜しみなく投入。8パート・マルチティンバー音源には、あの「M1 Piano」をはじめとするM1の全PCM波形に、新たに加わったものも含めて300以上の音色が収録されます。

シーケンサー部は、タッチペンによるスムーズな入力ができるインターフェイスが新たに開発され、その他にもKORGのヒット商品「KAOSS PAD」などで採用されている「タッチ・コントロール」による感覚的な入力モードも用意。初心者からプロまで満足できる仕様になっているということです。

なお、本作の開発には『KORG DS-10』の佐野信義氏や、ゲーム音楽制作やサウンド・ドライバなども手がけるプロキオンスタジオの光田康典氏などが参加しているとのこと。プレイ動画もありますのでご覧ください。

『KORG M01』は、12月発売予定で価格は5,980円(税込)です。

(C) 2010 KORG Inc. All rights reserved.
(C) 2010 PROCYON STUDIO CO., LTD. All rights reserved.
(C) 2010 DETUNE ltd.
Game Design, Game System and Game Engine by DETUNE ltd.
Music Workstation Design and Sound Engine by KORG Inc.

【CEDEC 2010】田中宏和氏が語るゲーム音楽、横井軍平、宮本茂

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/01/44068.html
CEDEC 2010の初日13:30からの公演では、「Dub the future of game sound! ~ゲームサウンドの歴史と将来ビジョン~」と題した、セッションがDolby Japan株式会社 近藤弘明氏司会の元、株式会社クリーチャーズ 田中宏和氏より語られました。

田中宏和氏は、任天堂株式会社においてハードの開発は業務用から始まり、「ゲーム&ウォッチ」、「ファミリーコンピュータ」や「ゲームボーイ」など、ビデオゲーム黎明期から音源ハードの開発などを担当。任天堂を退社した現在は、『ポケットモンスター』や『大乱闘スマッシュブラザーズX』、「みんなのうた」などの楽曲などを手掛けてられているほか、株式会社クリーチャーズ代表取締役社長として活躍されています。また、同姓同名の「田中宏和」さんで活動する田中宏和.comでも名前を連ね活動されています。

セッションでは挨拶の後、ラブテスターを取り出し、故・横井軍平氏の遺言でと称して「初めて会う人とは必ずラブテスターで相性テストをしなさい」と司会の近藤氏とラブテスターをチェックしていました。結果は「40ラブでした…」と会場の笑いを誘っったところからスタート。

セッションタイトルにもあるDubという部分では、田中氏がレゲエが好きで、ベースとドラムだけ出す、感覚だけでギターを足したりなど、本当は仕上がっているものに対して、自由に手を加え抜き差しするというのが好きで付けたということです。公演では、田中氏の仕事においてのスタンスが中心語られていました。

まず、田中氏にとってのエンターテイメントとは娯楽であり、サービス業でもあるということで、これは「人を楽しませてなんぼ」という仕事をしているというベースの部分からの発言でもあり田中氏の基幹部分でもあるとのことです。

次に仕事においてのスタンスでは、固まらない、(いい意味で)常に安定しないでいようというのを意識しているそうで、これは自身の曲作りや、任天堂の仕事でも仕上がっていかないというのを意識して仕事をしているそうで、ゲームミュージックとの関わり方では、音を作っていくという考えではなく、また他者からは「ゲームミュージックですね」といわれることがあるものの、田中氏自身は“音楽”と思ったことはなく、ゲームをより魅力的にするためには、音がどうあるべきかという問題を考えること大事だと語られました。これは音楽であって音楽でなくてもよく、田中氏が入った頃のゲーム業界は、1人の人が音楽も作り、プログラムも、絵も作るという感覚であったため、作曲だけをするという感覚がなかからだそうです。

田中氏個人としては、チームプレイで仕事をすることが好きで、ゲーム制作などにおいては、多人数でやるのが好きだと語られていました。ゲームの現場では5人や10人などのチームになっており、そういう中で、自分がチームの一員となって仕事をするのが好きだそうです。

これはサウンドといえども、チームプレイは大事だという考えがあって、仕事は人という考え方は、チームプレイの良さとして、予期せぬアイデアが連鎖でおこったり、結果以上のことが生まれることが往々にして多いことからの考えだそうです。「任天堂もそうであったり、魅力のあるゲームを生む会社はそういう部分があった。いろんな人間がいて、時にはケンカもしながらも連鎖をしていい物を作っていく、それを大事にしたい。」と語られていました。

とはいえ、現在の大規模なスタッフを抱えて制作されるゲームでは、個々が細分化されていますが、音楽を作る人がしっかりどんなゲームかを知っていることが大事なことで、田中氏はこの部分に今でもこだわりがあると語られていました。

任天堂在籍時代の当時を振り返った話としては、音源の部分の話題があがりました。例としては、ファミコンとゲームボーイでは音源が違うといったことなどの当時の苦労話として上がっています。

ファミリーコンピュータもゲームボーイも音源は3音で構成されており、ファミリーコンピュータは4bitの16段階、ゲームボーイは3bitしか使えない。性能的な部分でゲームボーイは劣るが、自由度を上げるために、ファミコンは音を出すときに1フレーム単位で調整することが多かったところを、GBは1フレームよりも短い音を鳴らそう。そうすることで、現在でいうところのフリックやブリッジを可能にしていたといったそうです。

またゲームボーイでは右、左、真ん中といった疑似ステレオ仕様になっているため、音を鳴らす箇所をわけるといった工夫ができたとのことです。これによって、開発者によってはファミコンよりも自由度が増え、工夫次第で可能性が広がるのではないかということになったようです。

この音源部分の派生として、ゲームボーイや、ファミリーコンピュータの音源を使ったチップチューン的な遊びなどがありますが、田中氏は好意的に受け止めており、音源は少ないが、GBやFCの音源を使った音楽を楽しむ人が多く、ファミコン以前からそういう音に慣れ親しんだ人たちとも交流があるそうです。

現在においても人気のあるチップチューンですが、何が魅力なのか、どうしていまだに3音にこだわるかという議論では、3音で表現するとその人の表現が見える。一般的な音楽よりもチップチューンでアイデアや個性が出るというところが魅力とのことです。これは限られた制限の中で自分を発揮しようとすることで力が生まれるからだと語られていました。

また、近藤弘明氏から「昔のゲームにはBGMと効果音の明確な区切りがなかった。当時のハードウェアの限界をサウンドドライバなどソフトウェア的に補ったたのか?」という問いかけに対して、田中氏は「昔のゲーム音楽制作においてこだわったのは音量で、これは音が鳴る瞬間を意識しており、前の音が鳴ってる場面では、隙間などを意識して、効果音を作っていた」といいます。さらに、「音の長さは一緒ではあるものの、若干ではあるが、音の鳴る瞬間を何秒か開けることで、耳にはほとんど一緒に聞こえるものの、こういったこだわりを入れることで、新鮮味が残る」と語られていました。

プログラム的な処理としては、実際メロディを止めて効果音を鳴らす若干前の音を鳴らしたときに隙間を作り、その隙間の時間差をランダムで生成していたそうです。また、今のゲームサウンドについては、「当時は限られた音源のみで表現していたが、今は自由に作られたりサラウンドがあったりと自由でいいなと思います」と語られていました。

なお、田中氏は作曲にあたり、必ずテーマを決めており、たとえば、リズム、メロディ、生楽器使うなど、3つのテーマが決まるまでは作曲しないそうです。これを実践することで、作りやすかったり、テーマにブレない曲ができていくそうです。

ゲーム音楽以外の部分で、ポケットモンスターの歌についての話もあがっており、ゲームのときには意識しなかったが、歌詞がついてゲーム以上にゲームをしない人に聞こえる音楽を担当したとき、言葉にならない感情を維持したと語られていましtあ。これは簡単に口にできないような感情などを表現する場合、たとえば失恋したときに癒される音や、つらい思い出などがフラッシュバック時に言葉にできないが、呼び起こすような音楽などのことらしく、これらを常に心がけて文字に表れない文字、音に表れない音が魅力だということです。

そのほかにも横井軍平氏の話も出ており、横井氏のなにがよかったというと、絵を描く人を大事にしていたことだそうです。いろいろな場において実際に視覚化することでいろんな人が意見を出しやすくなる。そうすることで、人にさらされることでアイデアが生まれたり、アイデアがキャッチボールされて、それが連鎖していくことが面白いといった内容が語られていました。

また横井氏は常に無駄な部分を意識している。たとえば仕事が7、無駄が3、または8:2とあって、常に無駄を持っておくということが長く仕事をする上では大事な部分だと語られていました。これは現在でたとえれば、Googleにおいての20%ルールに近いものだそうです。

田中氏が横井氏から受けた影響は多く、ゲーム機を利用した特殊機器の企画、たとえばゲームボーイのポケットカメラなど、これは横井さんが辞められたのがきっかけで、横井氏が辞められてもできるぞという偶然の流れで生まれてきた商品だったそうです。

また任天堂退社後の『ちっちゃいエイリアン』は、赤外線通信の通信をしなくても蛍光灯とかに向けると雑音を拾うので、光の中に宇宙人がいるという遊びに使った商品となりました。これらは、横井氏からの影響もちろん、常日頃から商品を作るということを意識しないとアイデアは湧いてこないということから、田中氏から「作曲もそうだと思うが、常にアイデアを貯めておかないと枯渇してしまうので、常にやっていかなければならない。1曲を作ればいいというわけではなく、それは20曲くらい作った中から作られた曲であったり、1曲作ったらその曲から3曲分のアイデアが貯まらないといずれ枯渇する。試行錯誤の量が尋常じゃない。」と語られていました。

公演では、宮本茂氏の話も出ており、「宮本さんは徹底して考える人で、考えまくっている姿勢はすごい。当時仕事をしていたのは業務用で、こんなタイミングでこんなことを考えていたの? と驚くくらい、宮本さん自身がいいか悪いかに関してすごい動いてる。密度が濃い思考をされている。」と語られていました。

締めくくりとして、長いスパンでのゲーム音楽の歴史を見て、田中氏の見解としては、自分が変化していないと聞こえてこない音楽がある。走ってる物は走っている人にしか見えないということがあって、感情の上下が大事で、音にしてもゲームにしても、感情が大事。常にそれに対して敏感にしていくことが大事だと語られていました。

最後に田中氏は「意識しているわけではないが、エンターテイメントの世界で生きているということで、人を楽しませるということと、常に自分の気持ちが右往左往することが必要で、魅力あるゲームを作るということは一言では言い表せず、そういうものを作っていく仕事だからこそ、日頃から人を楽しませることを意識していくことが大事。これは時代に関わらず、エンターテイメントにおける大事なこと」だということが語られていました。

【CEDEC 2010】元任天堂・上村氏が語るテレビゲームとは何か 可能性をゲームプレイから分析

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/04/44152.html
ゲームはどのように遊ばれているのか、楽しまれているのか…ファミコンやディスクシステムなどの開発を担当し、現在は大学で研究を行っている上村雅之氏によるセッションです。

上村雅之氏は、任天堂在籍時にファミリーコンピュータやディスクシステム、スーパーファミコン等の開発責任者を歴任。任天堂アドバイザーを兼任しつつ現在は立命館大学大学院先端総合学術研究科教授として、「遊びの歴史」や「遊びの映像化」に関する研究を進められています。

立命館大学では、1998年よりゲームアーカイブプロジェクトが発足、具体的にはハードウェア、ソフトウェアの収集、任天堂協力によるファミリーコンピュータの公式エミュレータを利用した研究などををはじめ、2004年より、上村氏が教授として着任。

上村研究室では“遊び”という点にテーマを置き、「ゲームプレイの記録と保存に関する研究」、「ビデオゲーム関連資料のデータベース構築」、「ビデオゲーム・カンファレンス」などの活動を行っています。

上村氏はまず、上村研究所にとってのテレビゲームの定義を説明、常日頃からゲームに親しんでいる人には当たり前のようなことですが、

同研究所でのビデオゲームの定義とは「遊びのための映像」、「内容に対する判断をコントローラ操作を通じてビデオゲーム機に伝えること」、、プレーヤーが「遊びのための映像」を理解したうえで、コントローラの操作を通じてビデオゲーム機に伝えることと説明していました。遊びのための映像と思うか、思わせるかといったところが重要だと語っています。

また上村氏が研究を始めたきっかけは、テレビゲームを開発したことを通じて、”遊びが変わった”のではないだろうかと思ったそうです。メーカー側に立って商品が売れていく実感を得ていたが、それが世の中にどういう影響を与えていったのか…。これまではクリエイターや、ハードメーカー側からの理論で議論されていたが、プレイヤー側から作品を評価していただいた方たちがどのように遊んでいたのか、長らく興味であったと語られています。

上村氏は任天堂を退社後、立命館大学で研究を始めたところ、講義の受講者は当時の自分が携わったゲームのユーザーだったことから、お金を払って遊んでいたプレイヤーがどのようなゲームを遊んでいたのかという上記の疑問から「ゲームプレイの記録と分析」の研究を始めたそうです。

また考え抜いた結果、この研究が商品開発を含めて、今後の商品開発などに参考にできるレベルまで研究を進めることができるかもしれないということになったそうです。

とはいえ、ゲーム産業は急速に発展したため、ゲームプレイというものをきちんと分析して評価しておかないと、世間的に濡れ衣着せられるなどの弊害があるため、それらを客観的にとらえるもの指標を作ることが価値のあるものになるだろうと語られていました。

研究では、ゲームが面白いかという体験をしてもらい、世界中で知られている『スーパーマリオブラザーズ』を11分という短い時間の中、3回、それぞれプレイした後の印象を聴いて、研究材料に使用しているそうです。

また、これだけでは研究材料として判断できないことがあるため入力装置の可視化を実現。どのタイミングでどのボタンを押して、どんな顔をしていたかなどがわかる仕組みになっている装置が完成したそうです。

この結果、『スーパーマリオブラザーズ』では機能しない「十字キーの上方向を押した回数」と「Aボタンを同時押した回数」といったデータや、Aボタンをとにかく押す人と、きわめて慎重に押す人、ゲームに対する遊技判断が性格などにもでてくると考えられるといった仮説などが生まれていったそうです。

これらのことは。単にデータを取っただけではほとんど役にたたず、どう定義をしていくかさまざまな知識を総動員していかないと、わからないことが多いそうです。また、研究が進めば、海外の大学でも同じような条件で取ってもらってデータを収集したいといった意見などが述べられています。また今後の上村氏の研究の方向性としては

・ゲームプレイの個人差の研究(性別、性格、地域差等)
・ゲームプレイ習熟や慣れの時間的変化の研究
・ゲームプレイの印象(主観)と捜査情報(客観値)の関係の研究
・脈波の変動と操作状況の関係の研究
・ゲームプレイの快適性の研究
・ビデオゲームの評価方法の研究

を課題にしてい研究を進めることなどが語られていました。

ゲームは映像を使って遊ぶ道具であるため、非常に特殊ではあるものの、ビデオゲームができるまでにさまざまな遊びがあったが、他の遊びに比べて分析がしやすい。そこにビデオゲームの可能性と限界が見えてくる上に、ビデオゲームの持っている特徴を抽出することで、次のゲームへのヒントになるかもしれないと語られていました。

上村氏は、「現在、記録した映像などは、アーカイブ含め、遊んだ人のデータなど、100年後に改めて分析することで、地域を超えた遊びをある時代の記録として、残せれば楽しいかなと思う」と語られていました。

なお、これらの上村氏の研究結果は学会などでも発表される予定です。

中国で世界最大のマリオコスプレ集会 ― 419人が一堂に会する

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/04/44156.html
世界最大のマリオコスプレ集会がギネスに認定されました。

中国の赤峰市では、マリオやルイージ、ワリオのコスプレをした人々が世界記録を達成するために集まりました。

その数なんと419人。230人がマリオの、189人はルイージやワリオのコスプレに身を包んでいたとのこと。赤峰市で行われたアニメフェスティバルの一環とのことで、参加者は『スーパーマリオブラザーズ』のまねやスケートで楽しんだそうです。

ギネス・ワールド・レコーズはこの集会を世界記録として認定したとのこと。中国のマリオファンが打ち立てた新記録、次はどこが打ち破るのでしょうか?

「映画原作ものなんて作りたくなかったし、失敗すると思った」 ― 『ゴールデンアイ 007』開発秘話

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/05/44164.html
あの大ヒットFPSは全く期待されていなかったそうです。

『ゴールデンアイ 007』は1997年発売のFPS(一人称シューティング)。大ヒットを記録し、Wiiでリメイクが発売されることが決定しています。

オリジナル版を作ったレア社のMark Betteridge氏は、ゲームを作ることになった時の反応は決して芳しいものではなかったと語ります。

「それは我々がやりたいことではなかった。我々はオリジナルのIPでゲームを作りたかったし、映画原作のゲームは映画会社が多くの権利を所有する。だが、任天堂はとても鋭かった」

Gregg Mayles氏によれば、社内的には『ゴールデンアイ 007』は失敗作になると見なされており、E3での反応が鈍かったことからオリジナルの『バンジョーとカズーイの大冒険』を開発していて良かった・・・と感謝したそうです。

George Andreas氏は、開発中も『ゴールデンアイ 007』は全く期待されていなかったと述懐します。ただ、発売直前になって「期待されていなかった」タイトルは信じられないほどできがよいことが分かります。

「開発中ないろんな段階でゲームを見ていた。発売4ヶ月前に見たときは“神よ、これは何かの間違いじゃないのか”と思ったね」

かくして『ゴールデンアイ 007』は800万本を超える大ヒットとなり、長く人々の心に残るゲームとなりました。後にメーカーを代表する作品が、実は社内的に全く期待されていなかった・・・とは興味深いエピソード。何事も終わってみるまでは分からないということなのかもしれませんね。

ニンテンドーDSi値下げ、レイトン新作に合わせ・・・米国2010年9月6日(月)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2097
任天堂オブアメリカは、DSシリーズの最新バージョンであるニンテンドーDSiおよびニンテンドーDSi XL(日本名LL)の価格を9月12日よりそれぞれ149.99ドル、169.99ドルに値下げすると発表しました。

DSシリーズは現在までに米国だけで4230万台が販売されており(調査会社NPD調べ)、更なる普及に向けての布石となります。今後冬にかけて『ドラゴンクエスト9』(発売中)、『レイトン教授と最後の時間旅行』(9月12日)、『ポケモンレンジャーDS』(10月4日)、『黄金の太陽』(11月29日)などのタイトルが予定されています。

「私たちは消費者が最も費用対効果の高い商品を選ぶだろうと考えています。私たちの新しいDSiの価格は、膨大な量の優れたカタログを持つゲーム機を、これまでに無い価格で購入できる素晴らしいチャンスになります」と任天堂オブアメリカのCammie Dunaway氏はコメントしています。

『Wii Party』のCMに出演したい人を募集

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/06/44205.html
様々なパーティゲームを集めた『Wii Party』で任天堂オブアメリカが面白いプロモーションを実施するようです。

「Wii Party casting Call」と題されたこの企画では、『Wii Party』を使ったパーティをやってくれるユーザーを募集。選ばれると、そのパーティの様子がテレビCMで使われるそうです。対象は13歳以上の米国居住者。フォームに記入し応募することになります。

応募は9月10日までとなっています。

『Wii Party』自体の米国での発売は10月3日が予定され、年末商戦の期待のゲームとなりそうです。

「ニンテンドー3DSに期待するタイトル」への海外任天堂ファンの反応は?

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/08/44233.html
4Gamer.netは日本のゲーマーを対象とした「2010年 特大プレゼント 夏の陣」を実施、アンケートの中間結果を公開しています。

20100909.jpg
「ニンテンドー3DS」用のタイトルで期待している作品」として上位15作のランキングが発表されたのですが、これに対する海外任天堂ファンの反応はどういったものでしょうか。

リストに賛同する声と同時に海外任天堂ファンの期待が多く見られます。
「『キングダムハーツ』がランクインしてる!やった!」
「日本人は『ドラゴンクエスト』を「ニンテンドー3DS」でほしがるだろうと分かってた」
「『世界樹の迷宮』がランクインしているぜ!」
「スクウェア・エニックスはいいゲームを出すよね。俺は『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』のシリーズが「ニンテンドー3DS」でマジに欲しい!」
「これで『ファイナルファンタジーVII』のリメイクが来る!」
「『女神転生』が入ってるな」
「『スナッチャー』と『ポリスノーツ』が1本のカートリッジに入るなら、俺はこいつを5本買う」

同時に、リストのラインナップが意外だった海外任天堂ファンもいるようです。

「このリストには本当に驚きだよ」
「ワオ!ほとんどがサードパーティのゲームじゃないか。しかもRPGばっかり」
「このリストは何人分くらいのものなの?日本人は任天堂が懐かしいゲームをリメイクするのに飽きちゃったの?」
「『パルテナの鏡』がリストにないことがショックだ。日本は常にRPGと共にあるってことか。でも、米国と欧州ではミリオン越えするだろうから、任天堂は心配しないでほしいね」
「ええっ?日本人って『スーパーペーパーマリオ』が欲しくないの?」
「日本のゲーマーには妙なゲームの趣味があるから、驚かないよ」
「『スターフォックス64』はグレートなゲームだが、日本の人々は同じように感じないようだな」
「特に驚かないよ。日本のゲーム産業が行き詰まってるのはゲーマーが理由さ。消費者の動向が作品のクオリティで測れる訳じゃないというのは確かだね」
「↑日本のゲーム産業が行き詰まってるとはとても思えないけどね」

「ニンテンドー3DS」をいつ買うかは海外任天堂ファンにとっても重要なテーマのようです。
「グラフィックのギミックを僕は信用しない。「ニンテンドー3DS」が75ドル(約6300円)になってから買うよ。その頃にはゲーム制作にちゃんとしたライブラリがそろってるだろうし」
「「ニンテンドー3DS」には興味なかったけど、E3で実機を見たらそんなこといっていられなくなったね」
「3Dが要らないからって「ニンテンドー3DS」を買わないのは愚かだよ。3Dをオフにすることだってできるんだから」

場所が違えばファンの感じ方も違うということなのでしょうか。海外で同様のアンケートを行ったらどういうタイトルが集まるのか、興味深いテーマですね。

「サムスの性別は決まっていなかった」「2Dメトロイドは機会があれば」任天堂坂本氏が『メトロイド』を語る

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/09/44259.html
「『メトロイド』のサムスの性別は決まっていなかった」など制作秘話が明かされます。

任天堂の坂本賀勇氏は海外メディアRevogamers.netに『メトロイド』の制作秘話を語りました。氏は『メトロイド』『スーパーメトロイド』を手がけた、『メトロイド』シリーズの生みの親です。

主人公サムス・アランといえば、任天堂を代表するヒロインの一人。普段はメカニカルなスーツに身を包んでいますが、短時間でゲームを解くと女性であることが判明して話題となりました。

「開発の最初、サムスの性別は決まっていませんでした。開発している間にスタッフと話したのは“ゲームを解いたときにサムスが実は女性だった・・・と分かったら、プレイヤーをびっくりさせるんじゃないか”ということでした。良い考えだと思ったので、我々はこれを取り入れました。偶然にも僕には娘がいたんですよ」

「僕らは面白いゲームコンセプトを作りました。最終的に製品がどういう形になるか分かる前に発売日が決定されました。ゲームはプレイできる状態じゃなかったですが、発売日はあっというまに近づいてきました。初代『メトロイド』のチームメンバーはゲーム開発経験が少なく、僕は数本のゲームに携わったことのある一人でした。僕らは緊急ミーティングを行い、ゲームに何も加えることなく今ある問題を解決できるよう討論しました。このときに決まったのが、迷宮のようなシステムです。パワーアップと秘密のドアとアビリティが新しいエリアへの道を開くんです」

Revogamers.netは「ダウンロードタイトルになるとしても、2Dの『メトロイド』に戻りたいですか?」と問いかけますが、坂本氏はこう答えます。

「2Dの『メトロイド』や、似たようなタイトルの計画も現在はありません。しかし、機会があるか新しいアイデアが浮かぶならきっとそれは楽しいでしょうし、何かしてみたいですね」

『メトロイド』シリーズは海外開発が続いていましたが、海外と日本のサムス像の違いに関してはこう語ります。

「シリーズはしばらく海外にありましたが、いまはルーツに帰っています。『メトロイド』神話の多くの支持者たちは日本への帰還に満足していると思います。サムス像に関しては難しい質問です。皆が『メトロイドプライム』シリーズに関して尋ねますが、これは『メトロイド』の時間軸の一部ではありますが、完全に異なったものです。これらは完全に無関係ですが、サムスのパーソナリティの別な一面を表すものであり得ます。僕は西洋開発のサムスと日本開発のサムスの間に境目を作りたくないんです。僕にとって本当のサムスは、皆さんが『METROID : Other M』で出会うサムスですね」

『METROID : Other M』発売直前に収録されたこのインタビュー、『メトロイド』誕生前夜の熱気が伝わってきますね。

任天堂の坂本氏「次のゲーム機は口をあんぐりと開くものになる」

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/11/44330.html
「口があんぐりと開いたままになる」ゲーム機とはどういうものなのでしょうか。

『メトロイド』の生みの親として知られる任天堂の坂本賀勇氏は海外メディア3DJuegosのインタビューに対し、新ゲーム機について答えています。

「任天堂にはユーザーを新しいゲーム機で驚かせる準備が常にあります。僕たちは他がやっていることをしません。僕たちは注意を惹く何かを作り出し続けます。新しい任天堂のゲーム機は、あなたの口をあんぐりと開いたままにすることでしょう」

坂本氏によれば「任天堂は常に次のモノに取り組んでおり、Wiiでも例外ではない」そうです。つまりWiiの次のゲーム機の開発はすでに進行しているというわけです。

Wiiではモーションコントロールで、「ニンテンドー3DS」では裸眼3Dで、我々の口を開いたままにした任天堂ですが、次のゲーム機にはどんなサプライズが待っているのでしょうか。

DSiのアップデートでマジコンに大打撃 ― 5機種が動作不能に

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/11/44331.html
ニンテンドーDSiのファームウェアがアップデート。マジコンには大打撃のようです。

任天堂はニンテンドーDSiのファームウェアをVer.1.4.1にアップデートしました。

約一年ぶりのアップデートになりますが、海外メディアはこれがマジコン防止であることを報じています。5機種のマジコンが今回のアップデートで動作不能となったそうです。

マジコンはニンテンドーDS上で自作プログラムを動かすものであると同時に、不正コピーした市販ゲームの動作も可能としてしまいます。

近年は市販ゲームがインターネットを通して拡散するなどゲーム業界に与える被害も大きく、日本や英国ではマジコンの販売が禁止する判決が出ています。

今回の件ではファームウェアのアップデートがマジコンに有効であることが示された形となり、今後も継続的な対策が望まれるところです。

不正コピーにあえぐアドベンチャーがWiiウェアに活路

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/12/44333.html
チェコのアドベンチャーゲームは不正コピーにめげずにWiiウェアへ活路を見いだすようです。

XGen Studioは『Machinarium』のWiiウェア版を発売すると発表しました。

『Machinarium』はチェコのインディー系デベロッパーAmanita Designが開発したアドベンチャーゲーム。PC版を配信したもの不正コピー率が95%にまで達しましたが、その後「不正コピー恩赦キャンペーン」を開催、一週間で17,000本を販売するなど好調を記録しています。

http://www.youtube.com/watch?v=uwZBdWRSBRs&feature=player_embedded

『Machinarium』はアーティスティックなグラフィックが特徴。画面をクリックして謎を解いていくという内容で、Wiiリモコンとの親和性も高そうです。独特の雰囲気がWiiユーザーにどう評価されるのかが気になるところ。日本配信も期待したいところですね。

理学療法士の推薦付き、リハビリもできるWiiウェア

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/12/44334.html
骨盤ケアに先駆けてWiiウェアでリハビリがスタートするようです。

KaasaはWiiウェア『Physiofun Balance Training』の配信を開始すると発表しました。

『Physiofun Balance Training』はバランスWiiボードの上で平衡感覚を養うWiiウェア。理学療法士からの推薦を得ており、リハビリにも役立てられるとされています。

プレスリリースでは「高価な専門機材を使う代わりに『Physiofun Balance Training』は足・膝・腰を手術した後の患者にエクササイズを提供します」と実用面が強調されています。

同時にバランスWiiボードを固定するための「Physio Fun Fitness Mat」も発売されます。バランスWiiボードをはめ込むことで、より安全なバランストレーニングができるそうです。

Kaasaは産前・産後の女性をターゲットとした骨盤ケアのWiiウェア『Pelvic Floor Muscle Trainer』の配信も予定しており、より実用面にシフトしたフィットネスゲームとして新たな市場を開拓しそうです。

『ドンキーコングJr.』元チャンピオン、友情で王座奪還

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/12/44337.html
『ドンキーコングJr.』の世界記録はどこまで伸びるのでしょうか?

『ドンキーコングJr.』の世界記録がまたも更新されたそうです。新王者は39歳の看護師Mark Kiehl氏。Kiehl氏は2009年に王座に就きましたがその後転落、1年ぶりの王座復帰となります。スコアは130万7500点。前チャンプであるBilly Mitchell氏の127万900点を3万6600点上回りました。

一度は王座から転落したMark Kiehl氏ですが、友人から『ドンキーコングJr.』のゲーム筐体をプレゼントされたことで発憤、今回の奪還劇へとつなげました。

『ドンキーコングJr.』は今年に入ってから3度も世界記録が書き換えられており、昨年と比較すると16万300点も記録が伸びています。『ドンキーコング』との二冠を独占していた前王者Billy Mitchell氏が奪還に動くのか、それともSteve Wiebe氏に新たな動きがあるのか、まだまだ目が離せませんね。

■『ドンキーコングJr』ハイスコアの歴史(Twin Galaxies調べ)
1982年:アーケード版発売
1983年: 95万7300点 Billy Mitchell氏
2008年:103万3000点 Ike Hall 氏
2009年:113万9800点 Steve Wiebe氏
2009年:114万7800点 Mark Kiehl氏
2010年:119万400点 Steve Wiebe氏
2010年:127万900点 Billy Mitchell氏
2010年:130万7500点 Mark Kiehl氏

「敬老の日をWiiで祝おう」海外任天堂の提案

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/12/44338.html
海外任天堂は「敬老の日をWiiで祝おう」と提案します。

海外任天堂は「Grandparents Day(敬老の日)をWiiで祝おう」と題したPRメールを配信しているそうです。

家族全員に招待状を出し、家族混合のチームを作った後、『Wii Sports』のボウリングや『Wii Sports Resort』のバスケット、チャンバラといったゲームで競い合い、おじいちゃんやおばあちゃんに賞品を出しましょう、と提案します。

賞品は自作の券がいいだろうということで、「おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に動物園へ行く券」「おじいちゃんと野球をする券」が例に挙げられています。

賞品の授与が終わった後は家族一緒に映画鑑賞。「Netflixの動画配信を使えば家族みんながリラックスして映画を見られます」と締めくくられています。

今年の敬老の日は9月20日。日本では残念ながらNetflixで映画は見られませんが、『Wii Sports Resort』で家族団らんというのも楽しいのではないでしょうか。

米国8月は再びXbox360が首位 ― ソフトはスポーツもの中心

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/13/44341.html
米国の調査会社NPDグループは2010年8月の米国市場の売上を発表しました。ハードウェア部門は前年比+12%という力強い結果となっています。

総売上は8億1890万ドル(約687億円)で前年比-10%と大きなダウン。ハードウェア売上は2億8290万(約237億円)で前年比-5%。ソフトウェアの売上は4億350万ドル(約338億円)で前年比-14%。夏商戦としては昨年からのマイナスが目立っています。

8億4650万ドル(約726億円)で前年比-1%。ハードウェア売上は3億1380万ドル(約269億円)で前年比+12%ソフトウェアの売上は4億330万ドル(約345億円)で前年比-8%。先月同様ハードウェア優位の市場となっています。

■ハードウェア売上(NPDグループ調べ、Gamasutraまとめ)
Xbox 360: 35万6700台
ニンテンドーDS: 34万2700台
Wii: 24万4300台
プレイステーション3: 22万6000台
PSP: 7万9400台

順位自体は先月と同じ。Xbox360が新型効果で引き続きトップを走っています。44万→35万で約-9万台となっていますが、Kinectの正式発表などプラス要因もあってさらなる伸びが期待できそうです。

ニンテンドーDSは39万→34万で約-5万台、Wiiは25万→24万で約-1万台。任天堂ハードはどちらも特筆すべきところのない数字です。

プレイステーション3は21万→22万で約+1万台。8月のハードの中では前月から唯一プラスの伸びを見せています。

PSPは8万→7万で約-1万台となっています。

■ソフトウェア売上(NPDグループ調べ、Gamasutraまとめ)
1. Madden NFL 11 (Electronic Arts, 360) 920,800
2. Madden NFL 11 (Electronic Arts, PS3) 893,600
3. Super Mario Galaxy 2 (Nintendo, Wii) 124,600
4. Mafia II (Take 2 Interactive, 360) 121,600
5. New Super Mario Bros. (Nintendo, DS) 110,400
6. New Super Mario Bros. Wii (Nintendo, Wii)
7. Mafia II (Take 2 Interactive, PS3)
8. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision Blizzard, 360)
9. NCAA Football 11 (Electronic Arts, 360)
10. Wii Fit Plus (Nintendo, Wii)

先月の『NCAA Football 11』の王座を奪ったのは『Madden NFL 11』。スポーツものどうしのトップ争いです。今月はスポーツゲームが3本ランクインしており、北米市場の性質が如実に表れています。
任天堂ハードのソフトは4本。いずれもロングセールスのラインナップとなっています。

1・2位の『Madden NFL 11』は両機種あわせて181万本。先月の1・2位が36万と29万だったことを考えると大きく伸びていることになります。3位は『スーパーマリオギャラクシー2』で19万→12万。

4位と7位は初登場『マフィアII』。イタリア系アメリカ人の団体から抗議され、アラブ首長国連邦で発売禁止になるなど御難続きですが、今後が注目されます。

5位は『New スーパーマリオブラザーズ』で11万本。トップ10圏外からの浮上です。6位は『New スーパーマリオブラザーズWii』。7位→4位→9位→6位と粘りを見せています。

8位は『Call of Duty: Modern Warfare 2(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)』。先月10位→8位のランクアップで、こちらもロングセールスです。

9位は『NCAA Football 11』のXbox360版で先月トップから→9位へ。先月2位だったプレイステーション3版はトップ10には入れなかったようです。

10位は『Wii Fit Plus』。任天堂の底力ということでしょうか、トップ10へ返り咲いています。

かんたん操作で「作る楽しみ」をママと一緒に体験しよう『クラフトママ』11月11日発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/15/44407.html
オフィスクリエイトは、ニンテンドーDSソフト『クラフトママ』を11月11日(木)に発売することを発表しました。

『クラフトママ』は、作る楽しみ、遊ぶ楽しみをママと一緒に体感するという「クラフトアクション」ゲームです。

誰でもできるシンプルなミニゲームという形で、ジャンルの違う作品それぞれの作品過程を楽しむことができます。エプロンやお皿、万華鏡など、さまざまな作品を作っていきましょう。例えばエプロンを作る場合「布を切る」「形を切り抜く」「アイロンをかける」「ミシンで縫う」「ポケットをつける」という一連の工程がミニゲームで表現されます。

本作は、6つのモードで構成されています。「つくってみよう」は本作の基本となるモード。作りたい作品を決定すると、それぞれの作り方をイメージした工程を行う「ミニゲーム」を遊ぶことができます。ミニゲームを最後まで遊ぶと作品が完成しますが、途中で失敗してもママが作り直してくれるため、誰でも作品を完成させることができる優しいシステムになっています。

「なにができるかな?」は、作り終えてみるまで、何が完成するのかわからないというモードです。「もっこう」「とうげい」「さいほう」の3つから選ぶことができますが、進めていくうちに条件で変化が起こり、その結果で出来上がる作品が変わってきます。

他にも、作った作品を閲覧できる「さくひんしゅう」、作品を完成させたごほうびである写真のピースを閲覧できる「ママのしゃしんかん」、そしてダウンロードプレイを使って最大4人でミニゲームを遊ぶことができる「みんなであそぼう」など、様々な要素が詰め込まれています。

また、作った作品は、ママに着せたり部屋に飾り付けたりといった「作った作品で遊ぶ」という楽しみもあるとのこと。自分の作ったもので、ママや画面を自由にデザインしちゃいましょう。

『クラフトママ』は、11月11日(木)発売予定で価格は5,040円(税込)です。

(C)2010 COOKING MAMA LIMITED / Published by OFFICE CREATE

失語症発症後のコミュニケーションをWiiやiPadでサポート

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/15/44404.html
WiiやiPadをコミュニケーションの助けとする実験が行われています。

ロンドンシティ大学と英国脳卒中協会は、脳卒中から失語症を発症してしまった人がコミュニケーションを取る実験を行っています。

失語症とは言葉を理解したり話したりする能力に影響が出る病気。実験ではWiiとiPadが使用され、ジェスチャーによるコミュニケーションをサポートします。

ロンドンシティ大学のStephanie Wilson氏は「ジェスチャーをトラッキング及び認識するテクノロジーは、アップルのiPadのタッチスクリーンから任天堂のWiiリモコン、携帯デバイスなしにユーザーの動きを追えるマイクロソフトのKinectまで新たなゲームとコンピューティング環境にあまねく存在しています。我々はこうしたテクノロジーが失語症のリハビリに適合性を持つと評価します」と高く評価しています。

ロンドンではすでに30のプロトタイプが稼働しており、ジェスチャーによるコミュニケーションが試みられているとのこと。

英国脳卒中協会によれば、英国では毎年15万人が脳卒中にかかり、4万5000人が失語症を発症するとされており、WiiやiPadがこうした人々への助けになるといいですね。

任天堂×レッド、『スーパーカセキホリダー』をニンテンドーDSで2010年に発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/15/44410.html
任天堂は、ニンテンドーDSソフト『スーパーカセキホリダー』を2010年に発売することを発表しました。

本作は2008年4月17日に発売した『ぼくらはカセキホリダー』の続編です。プレイヤーはさまざまな化石を掘り起し、タッチペンで化石をなるべくダメージを与えないようにリバイブさせ、復活させた恐竜同士でカセキバトルを行ったりします。ニンテンドーDSのタッチスクリーン、マイク機能をふんだんに活用し、子供を中心にロングヒットになりました。

開発は『天外魔境』や『サクラ大戦』などで有名なレッド・エンタテインメント。前作同様、任天堂との共同開発で2010年に新作が発売されることになりました。

公開された公式サイトでは、主人公らしき人物の姿が確認できます。前作に比べるとキャラクターデザインが変わっているのがまずわかりますね。前作の主人公とペルゼットに髪型が似ていますが、関連性は今のところ不明です。

ゲームの情報はまだ開示されておらず、子供たちに恐竜について説明する「恐竜の世界へようこそ」と題した動画が公開されています。

なお、『スーパーカセキホリダー』は福井県立恐竜博物館にゲーム中の図鑑の監修で協力しているとのことです。

『スーパーカセキホリダー』は、2010年に発売予定で価格は未定です。

TSUTAYA、新サービス「TSUTAYAでDS」を46店舗で開始 ― まずは『イナズマイレブン3』を展開

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/15/44417.html
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、ゲーム販売を行っている46店舗のTSUTAYAにて、ニンテンドーDSシリーズ向けとなる新サービス「TSUTAYAでDS」を10月1日より開始します。

「TSUTAYAでDS」は、ネットワークサービス「ニンテンドーゾーン」を活用した無料コンテンツ配信サービス。対象のTSUTAYA店舗へDSを持って行けば、店内の「ニンテンドーゾーン」に接続できるエリアにて、人気DSソフトのTSUTAYAオリジナルコンテンツの入手やスタンプラリーへの参加、また最新DSソフトの購入予約や商品情報、TSUTAYA店舗からのお得情報やクーポン配信などが利用可能となります。

もちろん、DSソフトの体験版ダウンロード、「ニンテンドーDSiショップ」からDSiウェアの購入、ニンテンドーWi-Fiコネクションでの通信対戦なども可能です。

第一弾キャンペーンとしては、10月1日(金)より「TSUTAYA×イナズマイレブン3爆熱キャンペーン」が行われるとのこと。11月4日までの期間限定で、対象店舗の「ニンテンドーゾーン」にて、1日1回DS上でイナズマイレブンの人気キャラクターのスタンプがもらえます。

スタンプを5個集めると、『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー』キャラクターシールがプレゼントされます。また、『イナズマイレブン3』の人気キャラクターの必殺技シーンをパラパラアニメで見ることが可能。3つ以上必殺技を見ると、さらに隠された必殺技を見ることができます。

さらに『イナズマイレブン3』のライバルチームのフォーメーションや必殺タクティクスなどのデータが週替わりで配信されます。「こうていペンギン3ごう」の秘伝書 (配信期間:10月1日~10月21日)、「アイアンウォール」の秘伝書 (配信期間:10月22日~11月4日)の配布も実施されます。この機会をお見逃しなく。

『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー』は、好評発売中で価格は各4,980円(税込)です。

(C)LEVEL-5 Inc.

【TGS 2010】マリオにリンク、カービィなどのぬいぐるみがいっぱい ― 三英貿易ブース

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/18/44492.html
東京ゲームショウ2010も後半に突入。物販コーナーにある三英貿易ブースにお邪魔してきました。

10月発売の新商品 ピンクの人気者

『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』『星のカービィ』『ピクミン』『ソニック』『レイトン教授』『ぷよぷよ』のぬいぐるみを毎年販売している三英貿易ですが、今年はまだ発売していない新商品も展示。そのバラエティ豊富なラインアップをご覧ください。

ヨッシーに乗ったマリオ ボールチェーン付きになりました スーパーキノコ&1UPキノコ
クリボーがでかい テレサもでかい 敵キャラクターも総登場
ハナちゃんまで ハンマーブロスもいますよ ビックサイズでクッパが登場
集めればクッパ軍団(ジュゲムに注目) 下にトゲゾーがぶら下がっています パタパタもいい感じ

新作ラインナップの発売時期は、カービィが10月、スーパーマリオが12月発売予定です。

こちらは既に販売中のもの。ワリオのみ品切れ。ワリオ様は人気者のようです。

外国の方がマリオやリンクのぬいぐるみをたくさんまとめて買っている姿を多く見かけました。もちろん日本人も男女問わず大人から子供まで、幅広い層の方が手に取って購入していました。

明日も販売していますので、東京ゲームショウに行かれる方はお土産にひとついかがでしょうか。

【TGS 2010】今年の日本ゲーム大賞は『NewスーパーマリオブラザーズWii』任天堂手塚氏が喜びのコメント

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/18/44493.html
東京ゲームショウ2010(以下TGS2010)では例年通り「日本ゲーム大賞2010」の発表が行われました。

■経済産業大臣賞

経済産業大臣賞を受賞したのは『ドラゴンクエスト』シリーズを手がけた堀井雄二氏。

「多くのユーザーに物語を楽しむことを教え、ゲームの可能性を広げるなどゲーム産業界を常に牽引してきた」点などが評価されました。

堀井氏「受賞はすごくうれしいです。『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』を作るのは大変でした。途中で悩んでしまいましたが、スタッフに助けられて完成にこぎ着けました。思い出深い作品です」

■年間作品部門

グローバル賞は日本作品部門が『Wii Sports Resort』、海外作品部門が『Call of Duty: Modern Warfare 2(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)』。ベストセールス賞は『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』。海外作品部門はスクウェア・エニックスの小林氏が代理で受賞しました。

『Wii Sports Resort』チームを代表して、任天堂の手塚卓志氏は「投票コメントを拝見して個人的に印象深かったのは“リゾート気分を味わえた”というもので、家にいるけれどリゾートに行った気分になってくれたのは嬉しかったです。これからも家の中で色々な体験ができるものをつくっていきたいです」とコメントしました。

スクウェア・エニックスの小林氏は「オリジナルのスタッフも受賞は非常に喜んでいました。投票コメントでは“うちの子供がはまってこまるのでなんとかして欲しい”というものがありましたが、自分たちもはまって遊んでいます。『コール オブ デューティ ブラックオプス』もデバッグ中なので楽しみにしていてください」と話しました。

堀井氏からは「ユーザーから直接表彰してもらってとても嬉しいです。430万人に遊んでもらってすごく手応えがあります」というコメントでした。

■ゲームデザイナーズ大賞

今年より新設された「ゲームデザイナーズ大賞」。ソラ代表で『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズで知られる桜井政博氏は設立のきっかけを市場性と独創性にあると語ります。「日本ゲーム大賞はユーザー投票なので、市場のでかいものが強いという側面があります。ゲームを作る上で一番大事な独創性が評価軸に欠けていたので、ゲームデザイナーズ大賞を新設しました」

審査員である飯田和敏氏(グラスホッパー・マニファクチュア)、イシイジロウ氏(レベルファイブ)、上田文人氏(ソニー・コンピュータエンタテインメント)、神谷英樹氏(プラチナゲームズ)、菊池正義氏(セガ)、河野 一二三氏(ヌードメーカー)、桜井政博氏(ソラ)、巧舟氏(カプコン)、外山 圭一郎氏(ソニー・コンピュータエンタテインメント)、藤澤 仁氏(スクウェア・エニックス)、三上真司氏(Tango)(以上五十音順)が持ち点の10点を自由に配分するという形式で選出されたのは『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』。一般投票では70位前後だったものの、独創性が極めて高く評価されたそうです。

開発元を代表して登壇したQuantic Dreamのデビッド・ケイジ氏「ゲーム業界で重要な役割を果たし、尊敬するクリエイターのいる日本で受賞できてうれしい。今回再現しようとしたものは単に撃ったり走ったりではなく、経験や感情に基づいたもの。スタッフやサポートしてくれたパブリッシャー、特に日本のプレイヤーにお礼を言いたい」と話してくれました。

■優秀賞

続いて優秀賞の11タイトルが発表されました。いずれも2010年を代表するにふさわしい作品となっています。

『イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード』
レベルファイブ日野氏「宇宙人と戦うというシナリオを最初にスタッフに話したとき、微妙な空気感になったのを覚えていますが、今回ブレイクして嬉しかったです。サッカーの日本代表になる少年が生まれるようにと思って作りました」

『Wii Sports Resort』
任天堂手塚氏「2つも賞をいただけるとは思ってもいませんでした」

『トモダチコレクション』
任天堂坂本氏「本作は本当にスタッフが好き勝手に自分たちが楽しいことをやっていたゲームです。発売前には”これは本当に受けるのか。これはゲームではないんではないか”という不安もあったんですが、たくさんの人に面白いと言っていただいてとても幸せです」

『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』
スクウェア・エニックス市村氏「発売して1年以上経ちますが、まだまだTGS会場ですれ違い通信ができて、すごさを肌で感じることができました。お客さんと直接ふれあえるのが嬉しい。幸せなタイトルでした」

『New スーパーマリオブラザーズWii』
任天堂手塚氏「任天堂のプロデューサーは現場に深く入ってゲームを制作します。宮本茂もコースを作ったり、現場と一緒にやっていました。マリオは今年25周年ですが、この機会に賞をもらえてスタッフも喜んでいます」

『ファイナルファンタジーXIII』
スクウェア・エニックス鳥山氏「日本で最初、その後各国で発売されて、まるで世界一周してきた感じです。最初に日本でいいスタートを切り、足下を固められたことが海外での成功に繋がっていると思います」

『ベヨネッタ』
プラチナゲームズ神谷氏「プラチナゲームズを立ち上げてすぐに取りかかったオリジナルタイトルで、過去の自分に挑戦したタイトルでもあります。今後も私は現場主義としてゲームを作り続けて将来に貢献したいと思います。今後も厳しい目で見守って欲しいです」

『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』
ゲームフリーク森本氏「リメイクでも“こんなにやるのか”という位に新要素が盛りだくさんの作品で、最後の最後まで詰め込みました。無謀ともいえるボリュームを作り込んでくれたスタッフと関連会社各社とユーザーに感謝したいです」

『モンスターハンター3』
カプコン辻本氏「コンセプトはもう一度『モンスターハンター』を作ろうということ。トラブルも多く、壁にぶつかったこともありましたが、スタッフががんばってくれました。投票者コメントは大阪にも持ち帰ります。最高のプレゼントです」

『ラブプラス』
コナミ内田氏「このゲームは色々と新しいことにチャレンジしました。“これ本当にゲームなんだろうか”と悩みながら作っている部分がありましたし、セールスやマーケティングも悩みましたが、30~40代の『ときめきメモリアル』第一世代は新しいものを楽しむアンテナを持っていて、イノベイターとなってくれました。これからも全国の彼氏から応援を受けてがんばりたいです」

『龍が如く4 伝説を継ぐもの』
セガ名越氏「優秀賞は5回目です。最初はプレイステーション2で作っていましたが、ムーブメントを続けて賞をいただけたことに感謝しています」

■日本ゲーム大賞

優秀賞の中から選ばれる今年の日本ゲーム大賞は『New スーパーマリオブラザーズWii』。壇上にはユーザー代表の家族が登場し、手塚氏にトロフィーが手渡されました。

手塚氏は「大賞はちょっと驚きました。1歳から80歳までの投票がありました。5歳から95歳の方に遊んでもらうことが目標でしたが、これに近いものが実現できていると思います。この喜びを開発スタッフ達に伝えたいと思います」と喜びのコメントを語りました。

さて、皆さんが予想したものと比べていかがでしたでしょうか。来年はどんな作品が受賞するのか、今から楽しみですね。

【TGS 2010】マリオやゼルダの任天堂ポイントカード、InCommが20日より販売開始

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/18/44497.html
プリペイドカードで業界最大手のInCommの日本法人であるインコム・ジャパンは、東京ゲームショウ2010のブースにて、8月20日より全国のセブンイレブンで取り扱いを開始する商品を展示しました。

インコムの取り扱うプリペイドカードは、レジでPOSを通す際にネットワークに接続してアクティベーションするのが特徴。これにより、店頭にプリペイドカードを並べておいても盗難の心配がありません。特に米国では各種ゲーム機の決済ポイントやiTunesカード、Visaプリペイドカードなど様々なカードがあり浸透しています。日本ではネクソンのタイトルや、シグナルトークの『Maru-Jan』で使えるカードを家電量販店を中心に販売していきました。

20日より全国のセブンイレブンで取り扱いを開始することに合わせて、任天堂ポイントカードが新たにラインナップに加わります。1000ポイントと2000ポイントの2種類が用意され、デザインは一般的なものに加えて、『スーパーマリオブラザーズ』のイラストを採用した1000ポイントカード、『ゼルダの伝説~時のオカリナ』のイラストを採用した2000ポイントカードの計6種類が登場します。価格はそれぞれ1000円、2000円となります。

以前お話を伺ったところ、こうしたプリペイドカードの需要として、クレジットカード決済を嫌う層だけでなく、カード自体のイラストなどの商品性や、オンラインゲームなどで典型的なカードでしか手に入らないレアアイテムの存在などもあるようです

【TGS 2010】ファミリーコーナーはWiiとDSタイトルが充実 ― 一般コーナーにはないタイトルも多数

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/19/44507.html
東京ゲームショウには、小学生以下の子供と親御さんのみ入場できるファミリーブースがあります。一般の方は入ることの出来ないので、安心して子供たちがゲームを楽しむことができるように配慮されています。そんなファミリーコーナーを取材してきました。

出展しているメーカーは、バンダイナムコゲームス、カプコン、レベルファイブ、オフィスクリエイト、ディズニー・インタラクティブ・スタジオ、アルケミストなどです。

ファミリーコーナー小学生以下の子供とその親しか入場できないということで、ゲームが大好きな子供たちが最新のゲームを夢中でプレイ。

ファミリーコーナーでしか出展してないソフトも実は結構あり、『パックマン パーティ』『みんなで大冒険! ファミリートレーナー』『仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ』(Wii版)などが展示されています。

オフィスクリエイトからは『クラフトママ』と『ベビーシッターママ』の2タイトル。『ベビーシッターママ』では、あかちゃんのぬいぐるみとヌンチャクを持ってゲームをプレイします。小さい女の子が多くプレイしていたのが印象でした。

子供たちの人気といえば『イナズマイレブン3』も忘れてはいけません。円堂くん&豪炎寺くんも会場に駆けつけ、ファンと一緒に記念撮影している姿が多く見かけられました。アイルーは小さな女の子にも人気です。

Kinectも出展。『体で答える新しい脳トレ』を上手に体を使ってプレイしています。

会場ではニンテンドーDSソフトの体験版も配信中。ベンチに座って遊んでいる親御さんの姿も。

ゲームはこういった小さな子供たちもプレイします。こういった子供たちが安心して遊べるソフトも重要なんだと改めて感じました。

あと駄菓子も販売中でした。おやつにちょうど良いかもしれません。

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』、「ポケモングローバルリンク」サービスを一時停止に

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/19/44510.html
株式会社ポケモンは、2010年9月18日よりサービスを開始したWebサイト「ポケモングローバルリンク」のアクセス集中による障害が断続的に発生していることに対し、サーバー増強作業を実施することを発表しました。

それに伴い、一時期間サービスが利用できなることも併せて告知。9月19日12時~1週間から10日程度になる見込みです。

なお、停止期間中でも『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』での「ゲームシンク」および「Wi-Fiランダムマッチ」は通常通り利用することができます。「ゲームシンク」で寝かせたポケモンも起こすことは出来るとのこと。

サービス利用を楽しみに待っていたファンのみなさんには残念なお知らせになってしまいましたが、安定したサービス再開の日を待ちましょう。

なお、昨日の報道によると『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は予約だけで170万本を突破しているとのことです。

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は、好評発売中で価格は4800円(税込)です。

(C)2010 Pokemon.
(C)1995-2010 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

「WiiとDSは売れているがソフトの売り上げが落ちている」 ― 海外の調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/22/44570.html
海外メディアGamasutraのアナリストであるMatt Matthews氏はWiiとニンテンドーDSのソフトウェア売り上げが低下していると指摘します。

Wiiのソフトウェア売り上げは前年比-23%であるのに対し、プレイステーション3は+35%、Xbox360は-1%となっています。

この結果に関し、Wiiのソフトウェア売り上げが下がった分、プレイステーション3がアップしているのだ、と氏は指摘します。

「ソフトウェアの総売上は前年比-9%だが、Wii、Xbox360、プレイステーション3の割合は変わっていない。つまり、Wiiのソフトウェア売り上げが下がった分、プレイステーション3のソフトウェア売り上げが上がっているのだ。任天堂はWiiを猛烈なペースで売り続ける限り、ソフトウェア市場は自活できるように見えた。我々はWiiのソフトの大部分が購入して6ヶ月以内の新しいオーナーに買われると考えており、継続的なハードウェアの供給はソフトに飛びつく新たなオーナーを供給した」

新しくゲームを求めるWiiオーナーが増えているのでソフトウェア売り上げもそれに比例して伸びるはずだが、実際には前年比-23%という低い値にとどまっている・・・というのが氏の主張です。

Matthews氏はニンテンドーDS市場も「同様の弱さ」(オーナーは増えているがソフトウェア売り上げは伸びていない)を抱えていますが、これはオーナーの絶対数が多いことと現在の価格構造がリミッターとなっていると予想します。

しかし、「ニンテンドー3DS」の発売で携帯ゲーム機市場が再びホットなものになるだろう、と氏は考えているようです。

「携帯ゲーム機市場にとって幸運なのは、「ニンテンドー3DS」の発売時に市場の勢いが上向くことだ。我々はニンテンドーDSiとニンテンドーDSi LLの時同様に消費者が「ニンテンドー3DS」をすぐに買うと予想する。すでに発表された無視できないソフトのラインナップと共に、「ニンテンドー3DS」は携帯ゲーム機市場を再び暖めるだろう」

Wiiのソフトウェア市場の「弱さ」は繰り返し指摘されてきましたが、NPDの売り上げデータで『Wii Fit Plus』や『New スーパーマリオブラザーズWii』といったゲームがロングセールスを記録しているのも事実。氏はWiiオーナーを「季節の生き物のようなもの」と表現しますが、ライトユーザー層を取り込んだWiiソフトウェアの売れ行きは、これまでの尺度で測れないということなのかも知れません。

ニンテンドーDSi LLが360万台を突破 ― 欧州でも新色発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/22/44571.html
ニンテンドーDSi LLは全世界で360万台を突破したそうです。

英国任天堂はニンテンドーDSi LL(Nintendo DSi XL)の販売数が全世界で360万台を突破したと発表しました。

この数字はニンテンドーDSi LLの新色発売を報じるプレスリリースで公開されたもので、ニンテンドーDSシリーズ全体としては1億3200万台に達するそうです。

欧州での新色は「イエロー」「ブルー」「レッド」の3種類で、10月8日発売予定。先日オーストラリアで発売されたのと同じ色で、『東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 文系編・理系編』と『カメラもつかえる 日英仏独西伊まとめて単語翻訳辞典』の2本のDSiウェアがインストールされた状態での販売となります。

地域によってはニンテンドーDSi LLの発売前に「ニンテンドー3DS」がアナウンスされてしまうなどの事件もありましたが、売り上げは順調のようですね。

「ゲームキューブのソフトは「ニンテンドー3DS」で動かせる」 ― 海外のソフトハウス

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/22/44573.html
ゲームキューブのソフトを「ニンテンドー3DS」で動かせる・・・と海外のソフトハウスは語ります。

米国のデベロッパー(開発会社)n-SpaceのクリエイティブディレクターであるTed Newman氏は、ゲームキューブのソフトを「ニンテンドー3DS」で動かせるといいます。

n-Spaceはゲームキューブ用FPS(一人称シューティング)『Geist』で知られています。他のキャラクターに精神(Geist)を乗り移らせて進めるSFチックな内容で、欧州と米国で発売されましたが、日本版は発売中止となっています。

Newman氏は「『Geist』を「ニンテンドー3DS」に移植するのは難しいでしょう?」という質問に対して以下のように答えています。

「いいえ。ゲームキューブと「ニンテンドー3DS」の間には多くの類似点があり、ゲームエンジンを「ニンテンドー3DS」で動くようにすることは可能です。任天堂が『Geist』の「ニンテンドー3DS」版に興味があるなら、これは確かに実現できます。『Geist』ファンの皆さんと同様、3年半『Geist』に携わった者として「ニンテンドー3DS」版を見てみたい。私はゲームの世界とすべてのメカニックを愛しているのです」

氏は『Geist』に対し深い思い入れを抱いているようです。また、同社がWii用として企画したものの発売中止となったサバイバルホラー『Winter』も「ニンテンドー3DS」上で動作するとのことです。

ゲームキューブのソフト資産が「ニンテンドー3DS」で活かせるのなら、ダウンロード販売など様々な展開が考えられます。Wii版『Winter』が「ニンテンドー3DS」で復活する・・・ということもあるかも知れませんね。

キャミー・ダナウェイ氏が任天堂を退職、WiiやDSのヒットに貢献

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/22/44580.html
Nintendo of Americaのセールス&マーケティング部門上級副社長であるCammie Dunaway(キャミー・ダナウェイ)氏が、2010年10月1日をもって同社を退職することが明らかになりました。Dunaway氏は今後ゲーム業界から退き、新たな職務に就くそうです。

「Cammieの任天堂への貢献と何百万もの人々にWiiやDSを提供した役割に感謝します」とReggie Fils-Aime社長はコメント。一方のDunaway氏は、「任天堂で過ごした時間に感謝すると共に、任天堂のユーザーを増やした私のチームの成果を誇りに思っています。この先何年も任天堂ブランドが拡大し続けるのを見守りたいです」とコメントしています。

YahooのCMOなどを経験したDunaway氏は2007年11月にNintendo of Americaに入社、ニンテンドーWiiやDSの大ヒットにおいて重要な役割を果たした人物だと言えます。Dunaway氏の新たな職種は明らかになっていません。

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』初週255万本突破、ニンテンドーDS史上最速最多の滑り出し

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/22/44590.html
株式会社ポケモンは、2010年9月18日に発売したニンテンドーDSソフト『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の販売本数が初週255万本と発表しました。

メディアクリエイトによると、予約だけでニンテンドーDSソフト史上最多の188万本を記録。初週販売本数は255万本と、ニンテンドーDSソフト史上最速最多の滑り出しとなりました。

前作にあたる『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』は、国内で580万本以上、全世界では1,715万本以上のセールスとなっており、今回の『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』はシリーズの完全新作ということで、今後も販売本数が大きく伸びていくのではと予想されます。

なお、発売日はポケモンセンターをはじめとしたゲームショップで行列が発生。発売日を楽しみに待っていたファンが朝早くから店頭に駆けつけました。また、同日に幕張メッセで開催していた「東京ゲームショウ2010」にも並びながら遊んでいる人が多く見受けられました。

■追記
販売本数の内訳は、『ポケットモンスター ブラック』が132万本、『ポケットモンスター ホワイト』が123万本、「ブラック」の方がやや「ホワイト」より売れている傾向です。メディアクリエイトに話を聞いたところ、予約の段階からかなりの差があったとのこと。

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は、好評発売中で価格は4800円(税込)です。

(C)2010 Pokemon.
(C)1995-2010 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

小島監督が『マリオ』を激賞「人類が作り出した最もすばらしい作品の一つ。自分の未来をも変えた」

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/25/44627.html
『メタルギア』の小島監督は『マリオ』への賞賛を惜しみません。

コナミの小島秀夫氏は潜入アクション『メタルギアソリッド』シリーズを手がけたことで知られています。小島氏はOfficialNintendoMagazineの『スーパーマリオ』25周年インタビューにおいて「『スーパーマリオブラザーズ』は人類が作り出した最もすばらしい作品の一つ」と語っています。

「宮本茂氏は『スーパーマリオブラザーズ』を作ることでゲームの未来を変えただけでなく、あらゆる形態のエンターテインメントにおけるコンセプトというものの価値を変えました。そして私の未来をも変え、ゲームデザイナーになるよう導いたのです」

「『スーパーマリオブラザーズ』はゲームの世界におけるビッグバンに等しいです。この目もくらむようなクリエイションがなければ、今日のようなデジタルエンターテインメントは存在しないでしょう」

『スーパーマリオブラザーズ』のゲーム史への貢献に注目した、クリエイターらしい賞賛の言葉といえるでしょう。

『メトロイド』の父「ファンの声が聞きたい。今後のために」

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/25/44628.html
『メトロイド』の父は、今後の展開を考えているようです。

任天堂の坂本賀勇氏は『メトロイド』『スーパーメトロイド』などを手がけ、最新作『METROID : Other M』ではプロデューサーを務めました。

2DのアクションゲームからFPS(一人称シューティング)に、そして「最新技術を使ったファミコンゲーム」(3Dグラフィックを使った2D風ゲーム)へと様々なジャンルに挑戦する『メトロイド』ですが、氏は海外メディアのインタビューに対し、シリーズの今後の方向性は決まっていない、と答えています。

坂本氏「僕たちは本当にプレイヤーの反応を聞きたいんです。必ずしもファンの方々のご意見すべてを取り入れる訳ではないんですが、『メトロイド』シリーズの今後の方向性に重要な変化を加えるかも知れませんし、『METROID : Other M』の方向性を進めるかも知れません」

次なる『メトロイド』はどういったゲームになるのでしょうか。プレイされた方はクラブニンテンドーのアンケートを送るのもいいかも知れませんね。

「うらやましい」海外ファンが『マリオ』と『ゼルダ』のポイントカードに羨望の声

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/25/44629.html
日本限定のポイントカードに、海外の任天堂ファンが熱い視線を送っています。

『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説 時のオカリナ』がデザインされたニンテンドーポイントの販売がスタートしたのは先日お伝えしたとおり。

暖かみがあるデザインの『スーパーマリオブラザーズ』に、クールなデザインの『ゼルダの伝説 時のオカリナ』という任天堂ファンにはたまらないラインナップ。実はこのニンテンドーポイント、現時点では日本限定発売。海外の任天堂ファンの目にはどう写るのでしょうか。

日本をうらやむ声が多いのが印象的です。
「日本はクールなものを全部手に入れられるんだなあ」
「ふう・・・一日だけでも日本に住めたらなあ」
「本当にニュースなのは日本にもセブンイレブンがあることだよ」
「日本からカードだけ買って、こっちのWiiで使えないかな?」
「なんで僕らはこれを買えないんだろう」

素直な喜びの声も多数です。
「僕は『マリオ』のやつが欲しいね」
「驚異的だね。米国じゃ基本的に1000ニンテンドーポイントのカードしかないのに」
「これはいいね。すぐに買って、ニンテンドーポイントをチャージしたらカードの方は永久保存だ。同じものを2つ買って、片方は開けないで保存用にするかも」

自国でも発売して欲しい、という希望も見られます。
「すごいクール。英国で出ないのがブーイングものだね」
「スイート!こっちでも発売して!」

もし手に入っても、自国のWiiで使えないというのがネックのようです。
「すばらしい。うちのWiiで使えないとしても買いたいよ」
「『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』と一緒に個人輸入で買わなきゃならんな。日本のWiiすら持ってないんだけど・・・間違ってないよね?」

海外の商品がうらやましくなるというのは洋の東西を問わないようですね。

Wiiモーションプラスに新型が登場?

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/25/44631.html
Wiiリモコンの精度を向上させる周辺機器、Wiiモーションプラスですが、新型が登場するようです。

米国の大手チェーンGameStopが掲載した任天堂から発売予定の『FlingSmash』の商品ページに掲載されているパッケージには「Wiiモーションプラス」が同梱される旨が表示されているのですが、その画像は通常のクロのWiiリモコンのよう。Wiiモーションプラスの機能を内蔵した新型ではないか、ということです。

もともと夏の発売予定が11月に延期になっていて、その事も憶測を呼ぶ要因になっているようです。

Edge-Onlineの取材に対して「残念ながら現時点で発表できるものはありません」と任天堂はコメントしています。

『FlingSmash』は日本のアートゥーンが開発するアクションゲーム。Wiiモーションプラス専用で、リモコンを振ってボールのようなキャラクターを弾いてブロックを壊していくゲームです。価格は49.99ドルと表記されています。国内での発売時期は未定です。
http://www.youtube.com/watch?v=Ih0rZrbdw_M&feature=player_embedded

【ゲームニュース一週間】TGS2010が見せた夢

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/26/44638.html
東京ゲームショウ2010(以下TGS2010)が終了して約一週間が経ちました。

プレイステーション3のPlayStation MoveとXbox360のKinect、二つのモーションコントロールにライト層が注目。コア層には『モンスターハンターポータブル 3rd』をはじめとするゲームがアピールしていました。ライト層とコア層の両方に目玉があったバランスの良いゲームショウだったのではないでしょうか。

特に注目すべきはXbox360陣営のソフト調達能力とコア層への訴求力です。専用コントローラーでロボットを操る戦場シューティング『鉄騎』にまさかの新作『重鉄騎』が電撃発表。『パンツァードラグーン』の二木幸生氏が手がけるKinect専用シューティング『Project Draco』が出現。プロレスファンの心のゲーム『ファイヤープロレスリング』にアバター対応の新作が登場。伝説のシューティング『レイディアントシルバーガン』が待望のリメイク。いずれも現世代での復活を望まれていた作品群であり、1990年代に青春を過ごしたコアゲーマーたちには夢のようなラインナップといっても過言ではないでしょう。

これらのソフト群にはそれぞれに意義があります。『重鉄騎』は和製ロボットゲームの、『ファイヤープロレスリング』は和製プロレスゲームの血脈を未来へつなぐものです。『レイディアントシルバーガン』は海外での入手がきわめて困難であり、海外ファンには待望のリメイク。『Project Draco』はコアゲーマーにKinectをアピールするのにもってこいです。

一方でKinect用ライト層向けタイトルの『Kinec アドベンチャー!』『Kinec スポーツ』が話題となり、『DanceEvolution』が続編の群れを押しのけて「日本ゲーム大賞 2010 フューチャー部門」にランクインするなど、新規タイトルやライト層向けへのアピールも充実していました。

ゲーム会社の仕事というのは「夢を売ること」。たった6文字ですが、ラインナップの選定や準備という表に出ない苦労があります。今回Xbox360陣営は夢を売るためにしっかりと準備をし、結果を出したのです。TGS2010後の話題の推移を見るに、Kinectの滑り出しはスムーズなものだった・・・といっても良いでしょう。

一方、もうひとりの巨人である任天堂は息を潜めています。裸眼3Dという分かり易いポイントを持つ「ニンテンドー3DS」は今後どう動いていくのでしょうか。「ニンテンドー3DS」のインパクトがPlayStation MoveやKinectを吹き飛ばしてしまうのか。据え置きHD機はPlayStation MoveとKinect、携帯機は「ニンテンドー3DS」という棲み分けができるのか。

9月29日の「任天堂カンファレンス2010」が終わったときこそが、次世代機戦争の真のスタートと言えるのかもしれません。

ドイツの新聞が「ニンテンドー3DS」の発売日をスクープ

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/27/44644.html
ドイツの新聞が「ニンテンドー3DS」の発売日をスクープしたようです。

海外メディアGoNintendoはドイツの新聞「ビルト」紙の記事として「ニンテンドー3DS」の発売日と価格、同時発売のソフトを報じています。

「ニンテンドー3DS」の日本での発売日は11月11日。価格は200ユーロ(約2万2000円)で、同時発売のソフトは『マリオカート 3DS』『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』『レイトン教授と奇跡の仮面』になるとしています。なお、欧州での発売は2011年Q1になるとのこと。

情報の真偽は現時点では不明。コメントでも「ビルトはWiiリモコンに関して最初に報じたところ。彼らはどこから情報を持ってくるんだ?」「ビルトはサンと同様のゴシップ紙だから、任天堂の公式発表を待つべき」など意見が入り乱れています。

諸説入り乱れる発売日ですが、果たして本当なのか否か。任天堂の公式発表を楽しみに待ちましょう。

『METROID : Other M』に不具合発覚、回避方法を掲載

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/27/44645.html
任天堂は、9月2日に発売したWiiソフト『METROID : Other M』においてゲーム進行に支障を与える不具合が発覚したことを公表しました。

この不具合は、チャプター3で「次の部屋に入るための扉が赤くロックされたままとなり、進むことも戻ることもできなくなる」という症状。詳しい症状と回避方法は以下の通りです。

■発生場所
セクター3「砂漠精製所」最上階にいる甲殻類のボスを倒した後、出現したエレベーターで地下に進んだ先にある3つのグラップリングポイントから、壁の向こう側に渡ったところの扉。

■原因
ゲーム序盤、「アイスビーム」を取得後、2つ先にある部屋で2本足のトゲを持つ敵を倒した後に、進行方向(画面奥側)の扉を開けず、元の方向(画面手前)に2区域(「アイスビーム」を取得した部屋まで)戻っていた場合、その後ゲームを進行させると症状が発生。

■回避方法
「アイスビーム」を取得後は、2本足のトゲを持つ敵を倒した後に元の方向(画面手前)の扉には戻らず、そのまま進行方向(画面奥側)の扉へ進むことで回避。

なお、既にこの症状が発生してしまったユーザーに対しては、任天堂サービスセンターにセーブデータを送ることで修復対応します。『METROID : Other M』のセーブデータのコピーが入ったSDカードかWii本体送ることで治りますので、該当の症状が出てしまった方はこちらをご利用ください。なお返却まで約1週間とのことです。

■宛先
任天堂サービスセンター「メトロイドアザーエム」係
住所:〒611-0042 京都府宇治市小倉町神楽田56番地

『METROID : Other M』は、好評発売中で価格は6800円(税込)です。

「京都ゲームフェスタ」が11月に開催決定 ― ポケモンイベントも?

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/28/44663.html
「KYOTO Cross Media Experience」実行委員会は、オフィシャルイベントとして「京都ゲームフェスタ」を11月13日・14日に開催することを発表しました。

現時点では詳しい詳細はまだ不明ですが、「世界中で愛されている"ポケモン"をテーマに、ポケモンコンテンツの魅力を体感できるイベントの実施を通じて、コンテンツのクロスメディア展開の可能性を発信します」ということのみ告知されています。

どうやら『ポケットモンスター』に関連した何かが行われるのは間違いなさそうです。

なお前回「KYOTO Cross Media Experience 2009」では10月3日と4日の2日間、京都太秦東映京都撮影所にて任天堂ゲームイベントが行われ、「とっておきピカチュウ」の配信や、会場限定「ニンテンドーDSiカメラ」のフレームが配信されました。

今後の続報に期待したいですね。

フランスで好評を得た『プ~ニィと20のあそび場』が日本でもヒット・・・DSiウェアランキング(9/28)

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/28/44677.html
ニンテンドーDSiにダウンロードして遊ぶことが出来るDSiウェア今週のランキングをお届けします。

『プ~ニィと20のあそび場』が16位から9位にランクアップ。フランスの「Milthon」で最優秀携帯用ゲームに選ばれたRTSです。前評判が良いことから、国内でも好調なセールスを記録中。シミュレーションゲーム好きの方は要チェックです。

『いつでもプリクラ キラデコプレミアム』も一時期は圏外まで落ちましたが、ここ最近は再び売れ続け現在は13位になっています。

■9月28日付け人気ランキング
1位 ほぼ日の健康手帳
2位 どこでもWiiの間
3位 うごくメモ帳 Version2.1
4位 ニンテンドーDSiブラウザー
5位 いつでもボンバーマン
6位 ドラゴンクエスト モンスターバトルビクトリー 専用カラーコードスキャナー
7位 アクションパズル ラビ×ラビ
8位 マリオvs.ドンキーコング ミニミニ再行進!
9位 プ~ニィと20のあそび場
10位 うちまくれ!タッチペンウォーズ
11位 ドラゴンクエスト ウォーズ
12位 写真で格闘! フォトファイターX
13位 いつでもプリクラ キラデコプレミアム
14位 アノニマスノーツ ~第一章~ - FromTheAbyss -
15位 紙ヒコーキ
16位 カタヌキ
17位 いけ!いけ!!ハムスター
18位 G.Gシリーズ 忍カラクリ伝2
19位 at エンタ!ブロック崩し
20位 ケモノミクス Kemonomix

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』、Wi-Fi関連のサービスが緊急メンテナンス

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/28/44682.html
株式会社ポケモンは、好評発売中のニンテンドーDSソフト『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』において、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用したサービスを一部停止することを発表しました。

2010年9月28日~9月29日6時まで緊急メンテナンスが行われ、期間中は『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のニンテンドーWi-Fiコネクションを利用した一部のサービスが利用できなくなります。

■停止期間中ご利用いただけないサービス
・ゲームシンク
・Wi-Fiランダムマッチ レーティングモード

ゲームをプレイしている方は注意してください。

なお、他のニンテンドーDSソフトについては通常通りニンテンドーWi-Fiコネクションを利用可能です。

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は、好評発売中で価格は4800円(税込)です。

(C)2010 Pokemon.
(C)1995-2010 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

【速報】「ニンテンドー3DS」発売日は2011年2月26日に決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44700.html
任天堂は、本日開催している「任天堂カンファレンス2010」会場にてニンテンドー3DSの発売日と価格を発表しました。

気になる発売日は2011年2月26日、価格は2万5000円です。同時に発売されるカラーは「コスモブラック」と「アクアブルー」の2色。

美人時計が遂に飛び出す、3DSで『3D美人時計』が計画中

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44703.html
株式会社美人時計は、ニンテンドー3DS向けに3D立体視に対応した『3D美人時計』(仮称)の配信を検討していると発表しました。本日のニンテンドーカンファレンス2010でデモ版を展示しました。

「美人時計」は"bijin-tokeiであなたは1分間の恋をする。"というキャッチコピーで、美人が1分毎に時間を知らせてくれる人気のウェブサイトで、その後iPhoneアプリやブログパーツにもなり、PSP向けの配信タイトルとしても登場しています。

"配信を検討"ということで、決定ではないようですが、期待したいですね。

『nintendogs』や『ゼルダの伝説 時のオカリナ』など、3DS向けソフトの発売時期が明らかに

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44707.html
任天堂は、本日開催した「任天堂カンファレンス2010」にてニンテンドー3DS向けタイトルを公開しました。

任天堂やサードパーティから様々な新作がニンテンドー3DS向けに開発中。公開されたタイトルをまとめてみました。

■任天堂
2011年春 nintendogs + cats
2011年春 Pilotwings Resort
2011年春 STEEL DIVER
2011年春 ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
2011年 新・光神話 パルテナの鏡
未定 スターフォックス64 3D
未定 どうぶつの森(仮称)
未定 ペーパーマリオ(仮称)
未定 マリオカート(仮称)

任天堂は2011年春のタイトルが4本ありますね。恐らくこれが本体と同時に発売するソフトではと予想されます。『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』も同時発売の可能性が高そうです。

プロジェクトソラが手掛ける『新・光神話 パルテナの鏡』は2011年発売ということで、遊べるのはもう少し先になるかもしれません。

■サードパーティ
スクウェア・エニックス
未定 チョコボレーシング 3D

セガ
2011年春 スーパーモンキーボール(仮称)

カプコン
2011年春 スーパーストリートファイターIV 3D EDITION
未定 BIOHAZARD REVELATIONS
未定 BIOHAZARD THE MERCENARIES 3D

KONAMI
2011年春 プロ野球スピリッツシリーズ
2011年 METAL GEAR SOLID SNAKE EATER

バンダイナムコゲームス
2011年春 リッジレーサー 3D

コーエーテクモゲームス
2011年春 戦国無双 Chronicle
未定 DEAD OR ALIVE Dimensions

レベルファイブ
2011年春 レイトン教授と奇跡の仮面

サードパーティのタイトルも充実。セガからは『スーパーモンキーボール』の新作が3DSで登場。『BIOHAZARD』は新たに『BIOHAZARD THE MERCENARIES 3D』が発表されました。

最新の動画が「任天堂カンファレンス2010」特設サイトで公開されています。ぜひチェックしてみてください。

ニンテンドー3DSで懐かしのゲームボーイソフトが遊べるように

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44711.html
ニンテンドー3DSでは、ゲームボーイやゲームボーイカラーのソフトが遊べるようになります。

ニンテンドー3DS向けバーチャルコンソールでは、かつて任天堂が発売した携帯ゲーム機ゲームボーイやゲームボーイカラーのソフトがダウンロード販売され、『スーパーマリオランド』や『ゼルダの伝説 夢を見る島DX』などが現時点で予定されています。

気になる価格やタイトルについてはまだまだ不明な点が多く、今後の続報に期待が高まります。

また、ニンテンドー3DSはニンテンドーDSiやニンテンドーDSi LLでダウンロードしたDSiウェアを引っ越すことも可能に。ただ引っ越し回数に制限があり、引っ越しできないソフトも一部あるとのことです

ニンテンドー3DS、2GBのSDメモリーカードを同梱

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44714.html
任天堂は、裸眼で3D映像のゲームが楽しめるニンテンドー3DSを2011年2月26日に発売することを発表しました。

ニンテンドー3DSは、2010年6月末時点で1億3000万台を超えるニンテンドーDSの後継機。ニンテンドーDSシリーズと互換性があり、今までのDSソフトもそのまま遊ぶことができます。

特殊な眼鏡を必要なく裸眼で3Dコンテンツを楽しむことができるのが特徴で、さらに3D写真の撮影や閲覧、「いつの間に通信」など、新たな機能を搭載しました。

気になるカラーバリエーションについては、「アクアブルー」と「コスモブラック」の2色が発売されます。

■ニンテンドー3DS同梱物
ニンテンドー3DS本体
ニンテンドー3DS用ACアダプター
ニンテンドー3DS専用タッチペン
SDメモリーカード(2ギガバイト)
ARカード6枚

■内蔵ソフト
ニンテンドー3DSカメラ
ニンテンドー3DSサウンド
Miiスタジオ
すれちがいMii広場
ARゲームズ
思い出きろく帳

なお、日本以外での発売日と価格については別途各国で後日発表される予定とのことです。

ニンテンドー3DSは、2011年2月26日に発売予定で価格は2万5000円(税込)です。

任天堂、日本テレビ・フジテレビと提携~3DSに映像を毎日配信

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44716.html
任天堂は日本テレビおよびフジテレビと提携し、ニンテンドー3DSに毎日3D映像を配信する事を明らかにしました。

配信される映像は、オリジナルの3Dショートコンテンツで、ユーザーの知らない内に新コンテンツが配信される「いつの間に通信」を通じて毎日更新されるとのこと。日本テレビは「日テレジェニック2010」などアイドル系、グルメ系、旅行系など3Dにふさわしい企画を検討中としています。当面は広告を含む形で無料配信する予定。

「いつの間に通信」はスリープモードになっている間に、ニンテンドーゾーンや無線LANアクセスポイントを自動的に探索し、インターネットから情報・ゲームデータ・無料ソフト・映像などを「いつの間にか」届けてくれる機能。3Dで楽しめる映像が届くというのも嬉しいですね。

「ニンテンドーDSi LL」スーパーマリオ25周年記念バージョンが発売に

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44710.html
任天堂は、スーパーマリオ生誕25年を記念して「ニンテンドーDSi LL(スーパーマリオ25周年仕様)」を10月28日に発売することを発表しました。

「ニンテンドーDSi LL(スーパーマリオ25周年仕様)」は、マリオと同じ赤色の本体に、スーパーキノコ、ファイアフラワー、スーパースターが刻印された特別仕様のニンテンドーDSi LLです。

日本でニンテンドーDSi LLの限定版が発売されたのは『ラブプラス+』のみで、任天堂としても限定バージョンの本体を販売するのはファミコン生誕20周年の時に発売した「ゲームボーイアドバンスSP ファミコンカラー」以来になります。

価格は通常のニンテンドーDSi LLと同じ1万8000円です。

「ニンテンドーDSi LL(スーパーマリオ25周年仕様)」は、10月28日に発売予定で価格は1万8000円(税込)です。

学研、3DSで新しいコンセプトの知的エンターテイメント『Earthpedia』を発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44719.html
学研教育出版は、ニンテンドー3DS向け『Earthpedia』(アースペディア)を2011年夏に発売すると発表しました。

『Earthpedia』は地球・宇宙・世界をテーマにした知的エンターテイメントソフト。3DSの特徴である裸眼立体視、高い解像度、加速度センサーなどの新しい入力インターフェイスを活かした内容になるとのこと。

学習と教育の融合を図ってきた学研が送り出す作品に注目です。

3DS、年明け発売に失望の声

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44705.html
任天堂は本日開催したニンテンドーカンファレンス2010にて「ニンテンドー3DS」の発売日を2011年2月26日、価格を2万5000円と発表しました。

岩田社長のプレゼンテーションの最期に発売日と価格が発表されると、年内発売を期待していた観客席からは表情が消え、シーンとした展開に。拍手も起こりませんでした。

任天堂の株価も、本日の発表を期待し午前から上げていましたが、発売日の発表直後から大幅安の展開となりました。

任天堂は今期の営業利益予想を3200億円としていますが、期待のニンテンドー3DSが年末商戦から外れることが確実となり、下方修正を行う見込みです。

ゲーム開発者に聞いてみたニンテンドー3DS

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44732.html
うちにはある、うちにはない、と囁かれていたニンテンドー3DSの開発機材ですが、開けてみればニンテンドーカンファレンス2010には多数の3DSタイトルが出展されました。そこで実際に開発に携わっている開発者に聞いてみました。

まず裸眼立体視という最大の特徴について。「元々3Dで制作されているゲームを立体視に対応するのはそう難しくない」という事がよく言われますが、実際に作ってみると「なかなか大変」という声が聞かれました。

これまでの携帯ゲーム機でも、3Dゲームを作るというのは極一般的でした。しかし最終的な出力は2Dです。ある程度はポスト処理で誤魔化せていたのが、これが立体視になると「誤魔化しが効かない」と話す人もいました。

画面サイズはそう大きくないものの、性能も向上しており、質の高いゲームを開発しようとするとその苦労はDSとはまた違ったものになりそうです。

また、本日の発表にもあった「いつの間に通信」など通信周りの環境向上が3DSの特徴でもあります。さっそく本日発表になっている『スーパーストリートファイターIV 3D Edition』ではゲームカードを刺してなくともすれ違いで対戦が出来るようになっています。

この機能についてある開発者に聞いたところ、関心は高い模様。ただし「自動的に通信がされるというのは個人情報との絡みもあり、任天堂もかなり神経質になっていて、出来る事に関しては事細かくガイドラインが作られている」とのこと。ユーザーにとっては少し安心というところでしょうか。

「完璧だ」「クリスマスじゃないの?」 ― ニンテンドー3DSの発売日と価格に関する海外の反応

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44723.html
ニンテンドー3DSの発売日と価格が決定し、海外のゲームファンも注目しています。

海外では既に熱狂的な反応が見られます。
「ワオ。これが今言えるすべてだ。ワオ」
「これはファンタスティックだ」
「こりゃ完璧だね。オンラインのサービスがすごいことを願うよ」
「ゲームボーイのバーチャルコンソールは最高のニュースだね」
「この前ブラックのニンテンドーDSiを買ったから、ニンテンドー3DSはアクアブルーが欲しいな」
「予約がスタートし次第、コスモブラックを予約に行く」
「クール。バースデープレゼントにこれを買ってもらおう」
「もうこっちでも売ってくれ!個人輸入とか待ってられない!」

クリスマスに手に入らないことを残念がる人も多いようです。
「クリスマスにニンテンドー3DSを買うつもりでいたよ」
「クリスマスじゃないにしても、少なくとも貯金する時間はあるわけだ」
「クリスマスプレゼントは現金でもらうよ。後でニンテンドー3DSを買うためにね」
「来年かよ!うわあああああん!」
「クリスマスシーズンに250ドル以下で出ると思ってたよ」

300ドル(約2万5000円)という価格にも様々な反応が見られます。
「安いね」
「300ドル・・・任天堂、あんたそれ間違ってるよ」
「300ドルでも問題ないね。僕はもう待ちきれない。バーチャルコンソールでゲームボーイや他のすごいソフトが遊べるんだから」
「300ドルだとすると、北米で出た任天堂ハードでは一番高い値段からのスタートだね」
「みんな落ち着け。300ドルっていうのは日本での価格をドルに換算したものに過ぎない。最高でも250ドルにしてくるよ」

発売日決定と同時に全世界で無数の反応が発生しており、ニンテンドー3DSへの注目度の高さが伺えるといっても過言ではないでしょう。

任天堂、業績予想を下方修正・・・3DSは今期400万台を見込む2010年9月29日(水)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2191
任天堂は、為替相場が想定より円高で推移していることや、WiiやDSの販売動向、ニンテンドー3DSの発売日などを勘案し、業績予想を下方修正すると発表しました。

それによれば、第2四半期(4月1日~9月30日)の売上高は3600億円(前回予想 5500億円)、営業利益500億円(1200億円)、経常損失50億円(1150億円)、純損失20億円(700億円)と上期は赤字での折り返しになる予測です。

また、通期は売上高1兆1000億円(前回予想 1兆4000億円)、営業利益2100億円(3200億円)、経常利益1450億円(3200億円)、純利益900億円(2000億円)と修正しています。

為替の想定レートは前回予想時点で1ドル95円、1ユーロ120円でしたが、1ドル85円、1ユーロ110円に変更しています。

今期の販売予測もWiiハードを1800万台→1750万台、ソフトを1億6500万本→1億3500万本、DSハードを3000万台→2350万台、ソフトを1億5000万本→1億2500万本としています。なお、DSの数字の中に3DS分がハードで400万台、ソフトで1500万本含まれます。

ファンが『ゼルダの伝説』を再び映画化 ― 「The Zelda Project」が始動

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44689.html
『ゼルダの伝説』の映画を作ろうとする新たな試みです。

「The Zelda Project」は『ゼルダの伝説』の映画を作ると発表しました。米国のファンが『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の映画化を目指すもので、現時点では衣装制作とイメージ写真の撮影が行われています。

リンクの特徴的な耳を作っている舞台裏の動画が公開されていますので、見てみてください。

動画からは物作りの楽しさと苦労がダイレクトに伝わってきますね。

『ゼルダの伝説』は海外ファンのイマジネーションを刺激するようで、これまでにも『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をベースとした自主制作映画「The Legend of Zelda: Hero of Time」が公開され、後に任天堂から公開を差し止められています。

いっそ本家が映画化してしまえばよいのでしょうが、現在の任天堂は自社ゲームの映画化には積極的ではないようです。

新作『ドンキーコング』予約特典はバナナ型の面白アイテム ― 海外GameStopにて

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44691.html
新作『ドンキーコング』はWii向け『Donkey Kong Country Returns』。海外での予約特典はなかなかイカした品になっています。

海外大手のゲームショップGameStopは、『Donkey Kong Country Returns』の予約特典を発表しました。

バナナ型のポーチで、Wiiリモコンをしまうことができます。写真ではWiiリモコンジャケットを装着した状態で収納されており、大きさ的には十分な模様。友達の家にマイWiiリモコンを持っていくときにも便利そうですね。

GameStopは『極限脱出 9時間9人9の扉』のバングル型腕時計などハイセンスな特典で知られていますが、このバナナ型ポーチもなかなかのもので、欲しくなってくる人も多いのではないでしょうか。

『Donkey Kong Country Returns』は米国では11月21日発売予定。久々の新作『ドンキーコング』はどんな作品になっているのか、発売日が楽しみですね。

海外アナリスト: 3DSの発売日と価格発表は「最悪のシナリオ」2010年09月30日

http://gs.inside-games.jp/news/251/25117.html
http://gamasutra.com/view/news/30681/Production_Concerns_Determined_3DS_Timing_Nintendo_Slashes_Forecasts.php
昨日行われたプレスカンファレンスで発売日が2011年2月26日、価格が2万5,000円と発表された新型機ニンテンドー3DS。この発表内容に関して海外のアナリストから厳しい見解が寄せられているようです。

3Gワイヤレス接続を搭載したニンテンドー3DSが2万円前後で年内に発売されるのを期待していたというMF Global FXA SecurityのアナリストJay Defibaugh氏は、今回の発表が「最悪のシナリオ」であるとコメント。

Wall Street Journalの報道によると、任天堂の岩田聡社長は当初3DSを年末に発売する予定だとアナリストに伝えていたそうですが、ホリデーシーズンの需要に見合った本体数を生産できない恐れがあったため、発売を来年に延期させたのだとか。

一方、Lazard Capital MarketのアナリストColin Sebastian氏は、日本で3DSの発売が遅れたことにより、2011年3月に予定されている北米ローンチの本体供給が当面の予想より制限されるかもしれないと警告。

任天堂は3DSの発売日発表に伴い、業績予想の下方修正を発表、3DS本体は400万台、専用ソフトは1500万本と今期中の販売数を予測しています。

セブンイレブン限定、「スーパーマリオ25周年オリジナルニンテンドーDSi」独占販売

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/30/44755.html
任天堂は、スーパーマリオ25周年を記念した限定ニンテンドーDSiをセブンイレブン限定で発売します。

昨日「任天堂カンファレンス2010」で発表されたのは「ニンテンドーDSi LL」でしたが、こちらは「ニンテンドーDSi」です。しかもセブンイレブン限定の販売になります。

販売価格は通常の1万5000円より200円安い1万4800円です。2010年10月1日10時01分より予約受付が開始します。予約期間は10月26日まで。27日以降の予約は発売日以降に取り寄せで購入することが出来ます。

また、スーパーマリオ25周年「ニンテンドーポイント プリペイドカード」もセブンイレブン限定で販売されます。こちらは売切次第終了となっているので、欲しい人は早めに購入を。

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