MHGで初登場した、角竜種の素材を用いた無属性双剣。
主に甲殻や背甲を用いて作成されており、それが武器の見た目にも現れている。
目次
概要
- 他のブロス武器の例に漏れず、属性値が重視される双剣界隈においてすら、
シリーズ通して無属性を貫くロマン武器である。
- 物理攻撃力はそのランク帯において間違いなくトップクラス。
が、悲しいかな、ブロス武器の悪い特性であるマイナス会心と、
その作品における最高の一歩手前の斬れ味ゲージまでしか持ち合わせていないという
悪い所まで引き継いでしまっているのが玉に瑕。
しかもこの特性はシリーズを重ねてなお特に変更なし、つまりは仕様である。
- 本項では二つ名持ちモンスターである鏖魔ディアブロスの武器も扱う。
性能
MHG・MHP
- 初登場。モノブロスとディアブロスのハイブリッド武器。
攻撃力は336もあるのだが、斬れ味は短い緑ゲージしかない。
これでも性能自体はまずまずといったところだが、一言でいえば双剣という武器種自体への逆風、
G級があるにもかかわらずハード(今で言う上位相当)の「ブロスブロス改」で強化が終了と見事に出鼻をくじかれた。- 一応、匠を付ければ青ゲージと白ゲージが現れる。ハード段階では白ゲージの登場は珍しい。
だからなんだとか言ってはいけない。
とはいえ、当時この武器の使用者が少なかったであろうことは想像に難くないだろう。
- 一応、匠を付ければ青ゲージと白ゲージが現れる。ハード段階では白ゲージの登場は珍しい。
MHP2(G)
- MHPと同じようにモノブロス・ディアブロス素材を用いてブロスブロスが作成できる。
- 今回はブロスブロス改で強化が終わっていた前作MHPとは違い、
ついに本格的にG級ランク帯にまで強化が可能となった。
そして、角竜亜種のグラフィックに進化した「グランドブロス」が初登場。
そのため、見た目も白と黒で映えある容姿になった。
4人全員がこの武器を装備し十字で囲んで攻撃すれば気分はグランドクロス
攻撃力434、防御力+15、匠無しで斬れ味白、会心率-5%、
オマケのスロット2と、MH4Gまでのブロス双剣全てを含めても最高クラスの性能を誇る。
白ゲージが心残りであるが、これは肉質の柔らかい(=弱点)部位を攻撃することによって、
弾かれといったある程度の問題は解決出来る。
- ウカム討伐後はG武器の「ブロスブロスG」が製作可能になる。
攻撃力406、防御力+12、会心率-5%、素で長めの青ゲージ、スロット2つと、
ここまではグランドブロスに劣るが、なんと匠で紫ゲージが出る。
その間の期待値はトップ争いに食い込む……長さはほんの20しかないが。
- なお、記事名となっているブロスブロスはMHR:S現在一度も再登場しておらず、
本作を最後に基本的にディアブロスの武器となっている。
MHP3
- 長年の相方だったモノブロスがついにリストラされ、ディアブロス単身の双剣「ブロス=マス」が登場した。
ブロスブロスは片方がモノブロス、もう片方がディアブロスの棍棒だったが、こちらは二本とも同じ材質である。
- 攻撃力は240、特殊効果防+16 、匠で斬れ味青、会心率-15%。
強力な攻撃力の足を劣悪な斬れ味と会心率が引っ張るお約束の残念性能となっており、
防御力ボーナスを除く性能はMHP2G時代から劣化してしまった。
- 今作では亜種も復活したが、残念ながら通常種と亜種の素材を用いた双剣は登場せず、
通常種素材のみで最終強化を迎える。
MH3G
- 前作では実現出来なかった通常種と亜種のハイブリッド武器「ブロス=ケイオス」が登場。
今作の双剣ではぶっちぎりの攻撃力434、同じくぶっちぎりの会心率-30%を叩き出した。
が、防御力+効果剥奪、過去最低の会心率、更に匠を付けても白ゲージ止まりの三重苦により、
性能面においては長大な紫ゲージを誇る巨人殺しの双剣や
本家爆破双剣に遠く及ばず、影の薄い武器となってしまっている。
一応ながら慈悲のスロット1が残っているが、これでカバーできるスペックかというと…。
更に言えば例の巨人殺しにはスロットが3つ空いている。- 因みに、覚醒させてもなお無属性。どこまでも無属性一筋である。
- 強化にかのG級レア素材「大地を穿つ剛角」を要求されるのも評価を下げる。
御存じ大地を穿つ剛角は「零点」ことレイジングテンペストや
対超大型決戦兵器ことカーディアーカなど、強力な武器から引っ張りだこの貴重素材である。
剛角が余って仕方がないという強者でもない限り、この武器への投入は憚られるところであろう。
MH4G
- MH4ではリストラの憂き目にあったが、MH4Gでディアブロスと共にモノブロスが堂々の復活。
遂にモノブロスとの混合武器としての元祖ブロスブロスも復活するか…
と、思われたが、復活したのはディアブロスとその亜種の混合双剣であった。
即ち「ブロス=ケイオス」再臨である。
- 性能は優秀な攻撃力448に会心率-20%といつも通り。
それはそれとして、遂に念願の紫ゲージが匠で出現するようになった。
ただしその長さは20しかなく、続く白ゲージが10、青ゲージは30と、
継戦能力に非常に乏しい。匠だけでなく他のスキルでもカバーするべきだろう。
- 絶対評価で見るのであれは歴代最強クラスのディア双剣なのだが、今作ではライバル達も相応に強い。
ライバルとなり得る武器はいくらでもあるが、特に- 素の白ゲージ、匠で現れる紫ゲージ両方とも上回り、スロット数も同等で
ついでの覚醒爆破を持ちながら物理期待値でこちらを上回る絶衝爪【虎刃】
- 紫ゲージこそブロスと同等なものの虎刃を凌駕する物理性能を誇り、
覚醒させれば龍属性を得られる、瞬発火力最強の滅双刃ダークブリング
G★2で作れるという作成時期の早さを活かしてのつなぎとして使っていくのが無難か。 - 素の白ゲージ、匠で現れる紫ゲージ両方とも上回り、スロット数も同等で
MHXX
呪!祝!ディアブロス復活!
しかし今作ではモノブロスもディアブロス亜種もいないため、
復活したのは通常種武器のブロス=マスである。
「ブロス」→「ブロス=マス」→「ブロス=ヴァンダロス」と名が変わる。
- 性能は攻撃力360(過去作における504相当)、会心率-5%、防御力+20、属性、スロット無し。
斬れ味は素で長い緑と短い青。斬れ味レベル+2で白10、紫30。
強烈な攻撃力は相変わらず、斬れ味紫はブロスブロスシリーズ史上最長を記録、
更にはマイナス会心もグランドブロスと並び最低値とモノが変わったかのような変貌快挙を成し遂げた。
こうしてブロス=ヴァンダロスは見事に歴代最強のディア双剣の座を獲得、
お世辞抜きに優秀な無属性双剣へと生まれ変わることとなった。
MHWorld
ブロスハチェット
- 今作ではディアブロス双剣としてブロスクラブが登場。
残念ながらブロスクラブIIで強化がストップしてしまうためブロスブロスにはならないが、
新大陸でもやっぱり見た目は棍棒である。フライドチキンに見えなくもない
- 性能は極短の青ゲージに強烈な攻撃力322(武器倍率230)と会心率-10%。
つまり、カスタム強化で打ち消す事が可能で、なおかつもう一つのカスタム強化が自由である。
この点は他のディアブロス武器には無い大きなアドバンテージとなっている。
覚醒で氷属性が現れるものの、属性解放Lv3でようやく氷90という超低属性値なので
ブロス武器らしく無属性強化を発動する方が断然有効であろう。
地味にレベル2の空きスロットとカスタム強化2枠を保持しており、拡張性も割と高い。
武器そのものに先述の無属性強化を発動させる「無撃珠」をセットできるのも高評価。- ブロスクラブIIで匠Lv4まで発動すればごく微量ながらも白ゲージが出る。
剛刃研磨と併用しなければ斬れ味をまず維持できないことから
無撃珠か剛刃珠のどちらかを持っていなければ運用自体が難しいものの、
瞬間的にはMHWで最強クラスの物理火力を発揮することが可能となる。
両立できない場合は緑ゲージでの鈍器運用ということになるが、
今作の乱舞はなぜか途中から心眼効果が無いので弾かれてしまう可能性があり、
緑ゲージもそんなに長い訳でもないのであまり実用的ではないだろう。- また、現在では達人芸の発動難易度も下がっており、
カスタム強化で会心率を0にできるこの武器にも適正が無いわけではない。
ただし、双剣は渾身を使えないため100%まで会心率を上げるには
煙筒や確実性の低いスキルを使う必要がある。
- また、現在では達人芸の発動難易度も下がっており、
- ブロスクラブIIで匠Lv4まで発動すればごく微量ながらも白ゲージが出る。
- 今作は他にもディアブロス武器がいくつか登場しているのだが、この武器だけマイナス会心が妙に小さい。
双剣以外はよくても-20%台なのだが、双剣は前述の通り-10%に収まっている。
それでいて特に武器倍率が他のディアブロス武器と比べて劣っているわけでもないので、
実は単純な物理期待値が匠有り、匠無しの両方で全近接武器中最も高かったりする。
- マム・タロトの鑑定武器、ガイラダガー・角は本武器を元にしており、
性能としてはスロットがなくなったほぼ下位互換、と言っても過言ではないのだが一部界隈には人気である。
というのも、フライドチキンと揶揄されるこちらと違い、きちんと双剣らしい形をしているためである*1。
スロットを取るか見た目を取るかはハンター次第と言えるだろう。
MHW:I
タナトスクラブ
- マスターランクでは通常種武器のブロスクラブIIIを経て亜種一色のタナトスクラブへ強化可能。
ほとんどディアブロスと亜種の素材のみで強化可能だが、
M★3と4のクエストで入手できる汎用素材が必要になる為、
探索で先に遭遇できても強化はそれまでお預けである。- 皮ペタ武器のベースデザインは同一派生内では上位から変更になることが多いが、
この武器は上位と変わらないフライドチキン棍棒型である。
- 皮ペタ武器のベースデザインは同一派生内では上位から変更になることが多いが、
- 概ねMHWでのブロスクラブの性能を踏襲しており、
406というトップクラスの攻撃力に相変わらず会心率も-10%とまだマシな方。
斬れ味ゲージも素では青ゲージしかないが、
匠で上位の斬れ味が出現するという構成は同じ。
ブロスクラブIIIまでは全て白ゲージだがタナトスクラブでは匠Lv5で10とは言え紫ゲージが出現。
スロットもLv2が2つに増加し、無撃珠の他にもう一つスキルを詰め込めるようになった。- ただ、このトップクラスというのがネック。
MHWでは単独トップの攻撃力を有していた為、
斬れ味ゲージと会心率の問題さえ解決すれば最高の物理火力を得られていたのだが、
今作では同攻撃力が他に3対も存在しているのでそれらとの競合は避けられない。- 斬れ味はマシだが会心率がこちらより更に低いカーサスチェーンはともかく、
非常に長い白ゲージを持つ残滅の爪【鬼】と、
同じような斬れ味ゲージ構成で会心率マイナスが無い硫斬双刃ソンドンは意識せざるを得ないだろう。
特にソンドンは達人芸や剛刃研磨で紫ゲージを維持する戦い方ではほぼ上位互換に近い。 - アップデートではこちらを上回る攻撃力の闘神鬼【大嶽丸】も追加。
匠でも白ゲージしか出ないものの、
最大で50出る白ゲージでこちらの10しかない紫ゲージ時の火力を上回る強敵である。
本作の双剣は真・会心撃【属性】によって属性武器が非常に強力になっており、
物理と属性を高いバランスで両立した高ランクの属性武器が、
属性特化の低ランク装備に完敗するという状況も発生している為、
XX以前と同様のマイナー武器という評価に戻ってしまっている。 - 斬れ味はマシだが会心率がこちらより更に低いカーサスチェーンはともかく、
- ただ、このトップクラスというのがネック。
- なお、素の性能だけで見れば上記の通りなのだが、
レア度10かつパーツ強化可能という性能から、
実のところ最大まで強化した状態での物理火力だけで見れば相変わらず最強の位置にいる。- カスタム強化を1段階会心率に割くと、
物理火力トップの硫斬双刃ソンドンと攻撃力・会心率・残りのカスタム枠数で並ぶ。
こちらは更にパーツ強化で攻撃力を伸ばすことができる為、
物理火力であちらを上回る事が可能。- カスタム強化とパーツ強化はアップデート毎に強化幅が増えており、
Ver.12.01においてはもはやパーツ強化だけで会心率の差をほぼ埋める程に攻撃力が上昇している。
- カスタム強化とパーツ強化はアップデート毎に強化幅が増えており、
- また、会心率差が10%しかない為、
装備やスキルの構成によっては会心率がどちらでも変わらない場合もある。
この場合タナトスクラブ側は攻撃力に更につぎ込むカスタムが可能な為更に有利となる。
- カスタム強化を1段階会心率に割くと、
- 前作のような汎用性こそ失ったものの、
特化すれば衰えを知らない破壊力で敵を撲殺できるのは変わっていない。
上手く使えば属性武器並みの活躍もできるだろう。
- 余談だが、本作では属性値が固定値で伸びる属性カスタムやパーツ強化により、
元々の属性値が低くても強引に属性武器として運用することも可能である。
この為属性値が180しかないこの武器でも、
属性強化と合わせて500以上の氷属性値を持ち物理火力も高い武器として運用できる可能性が無いわけではない。- 実際は匠Lv5と属性解放Lv3という重いスキルの両立に加えて達人芸か剛刃研磨が必須で、
属性ダメージの強化に属性会心や龍脈覚醒も欲しいとなると運用は非現実的と言わざるを得ない。
まして氷属性界隈は覚醒武器さえ退けたブランハチェットという大業物が支配する魔境である。
素直に無属性武器の土俵で勝負した方が無難だろう。
- 実際は匠Lv5と属性解放Lv3という重いスキルの両立に加えて達人芸か剛刃研磨が必須で、
MHRise
- 上位の最終強化がブロス=マスの名義に戻り、見た目もMHXX以前の痛そうな棍棒に。やったぜ。
同じ名繋がりからか、今回はタロンブロスからの派生。
久しぶりのブロス棍棒の性能は- 攻撃力250
- 会心率-15%
- 斬れ味緑90
- 百竜強化は 会心強化III / 防御強化III / 鈍刃の一撃。
期待値的には会心強化IIIと鈍刃の一撃でほぼ差はないためどちらにしても良いが、
ボーンハチェットIから攻撃強化IIを引き継いだ方がさらに期待値は上がる。
- ただし、鉄蟲斬糸があるとはいえ、双剣はそもそも属性有利で基本的に無属性が活躍しきれない。
属性なしの双剣はよほどの性能やスキルに支えられない限り趣味の域から出られないのである。
そうでなくても無属性の優秀なライバルを探すと夜天連刃【黒翼】と轟爪【虎血】の壁が厚い。
特に、轟爪は鉄蟲糸技強化を引き継ぐことで鉄蟲斬糸のダメージを強化できるため分が悪い。
戦闘維持能力を重視しようにも
【弐型】の百竜双刃が期待値と緑ゲージの長さで上回っており、どうすることも出来ない。
百竜双刃を無属性特化するなんていう、もったいないことはまずしないだろうけど
あるいは百竜武器の外装に用いるのも選択肢の一つ。
MHR:S
- マスターランク解禁によりブロス=マス改→ブロス=ヴァンダロスを経て
最終強化はブロス=ヴァンダロス改。
のっけから堅牢なねじれた角2本を要求されるが、比較的良心的な素材を求められる。
その性能は- 双剣トップの攻撃力360
- お約束の会心率-15%
- 何気に嬉しい防御ボーナス+30
- 斬れ味は素で白40。匠+4から紫
- スロット無し
- 百竜装飾品スロットはLv1
何気にMHP2G以来久々の素白で、しかも一つ手前のブロス=ヴァンダロスの時点で現れる。- しかし、見た通りスロット無しに加えて百竜スロLv1とショボい性能。
なんと物理期待値で属性双剣の蛮炎双剣ロギンクルテ改に負け、冥淵双刃ルナリヨスと横並び。
厳密には素の期待値では勝っているが、そこに○○特効の物理1.05倍が絡むと逆転or並走されてしまう。
やはり百竜スロットLv1であるのが非常に痛い……半ば詐欺のような性能である。
防御上昇があるので完全劣化ではないが……- ちなみに錬成4スロの百竜スロット拡張で無理やり○○特効を付けても、
上二つも同じく錬成4スロで攻撃Lv2を付けられるので、差は大して縮まらない。
- ちなみに錬成4スロの百竜スロット拡張で無理やり○○特効を付けても、
- ルナリヨスはこちらの白よりはるかに長い紫ゲージを持ち、継戦能力に優れている。
わずかでも龍が効けば向こうが明確に上回るため、匠無し比較では事実上の上位互換である。 - ちなみに無属性でも、スーパーセル改に素の期待値で1負けている。
向こうは○○特効を積めるため、匠無しだと大きく差が開き、明確にこちらが下回る。 - つるぎたち斎女舞奉双改など、他の会心特化の属性双剣にも負けているが、
これらは素の会心がプラスであるため、スキルを積んでいくと差はかなり縮められる。
ファイトオトモの力を借りれば逆転もでき、劣化にはならずに済んでいる。
少しでも属性が通る相手だとそれでも負けてしまうが。
- そのまま採用しては事実上の属性双剣の劣化となる。
差別化するには匠Lv4で紫を出して、上で挙げた双剣達を超える物理火力に仕上げるしかない。
紫ゲージの素の物理期待値はマイナス会心を含めてなお第2位の爪骨双タロンジェミニを10近く突き放す。
まさに物理の極み……なのだが、
最高の物理期待値を出すには匠4以上+斬れ味フォローを要求されるのが何とも言えない。- 長所として、攻撃力360・マイナス会心であるためファイトオトモと非常に相性が良い。
強化太鼓の技(物理1.05倍)、強化咆哮の技(会心+30%)の効果を大きく受けられるため、
上述の通り素の状態ではこちらより期待値の高い、つるぎたち斎女舞奉双改を物理では追い越せたりする。
- 長所として、攻撃力360・マイナス会心であるためファイトオトモと非常に相性が良い。
- なおこんなブロス=ヴァンダロス改でも、無明連刃【真諦】よりはマシだったりする。
- 同じ百竜スロLv1仲間であるが、素の期待値では無明連刃【真諦】の方が上である。
しかし向こうは素で紫、低攻撃力、プラス会心と全く伸び代がない武器であるため、
スキルやオトモ等で火力を上積みしていくと、最終的にこちらが期待値で上回る。 - また、後に粉塵纏が登場したため、攻撃力のみを参照する粉塵纏との相性は良いといった追い風も吹いている。
- 同じ百竜スロLv1仲間であるが、素の期待値では無明連刃【真諦】の方が上である。
- 物理火力で勝るケースはあるとは言え、わざわざ非弱点の属性双剣を担いでいくことはまずない。
(全ての無属性双剣に言えるが)単体狩猟では、どう足掻いても弱点属性の双剣には適わない。
よって、傀異討究クエストを中心とした複数狩猟に活路を見出したい。- 無属性双剣であればいちいちテントに戻って装備変更する必要がないため、快適さという意味で差別化できるだろう。
上述の通り、匠Lv4+ファイトオトモで見せ場を作ることも可。防御上昇も全体的な防御力が低いMRでは嬉しい。 - Ver.14以降は傀異スロット拡張に伴い攻撃力が伸びる*2ため、物理で属性武器の下位互換となることは免れた。
しかし、スキルや錬成による属性値の向上と双剣自体の属性との相性の良さが見事にマッチし、
属性双剣は最終的にVer.10時点のMRクリア後すら遙かに上回る力を手にすることができる。
- 無属性双剣であればいちいちテントに戻って装備変更する必要がないため、快適さという意味で差別化できるだろう。
MHF
- MHFでは2段階の派生強化先が実装されており、
「真・ブロスブロス」、そして「ブロスブロスブロス」へと強化が可能。
ブロスを増やせばいいというものではないでしょうに- 強化可能ランクは、真・ブロスブロスがHR3(旧HR50)、ブロスブロスブロスがHR5(旧HR100)。
前者にはブロスブロス改で要求されたモノブロスハートが再び必要となり、
さらにどうしたことか黒龍の鱗を3枚だが使用しなければならない。
ブロスブロスブロスへの強化では「飛竜種の重骨」や「飛竜種の剛尾」など、
HR5上がりたてのハンターが苦労する素材が並ぶほか、モノブロスハートも3つ要求される。
現段階では最終強化までに必要となるモノブロスハートは合計5つ。
つまりは、ディアブロス武器だがモノブロスも狩る必要がある。
- 強化可能ランクは、真・ブロスブロスがHR3(旧HR50)、ブロスブロスブロスがHR5(旧HR100)。
- ブロスブロス改では超短い青ゲージに白ゲージという扱いづらいゲージだったが、
真・ブロスブロス以降は長い青ゲージという統一性のあるゲージに変更、
スロットも2から3まで増量されるなど相応に変化が見られ…
たが、ブロスブロス改から真・ブロスブロスへ移る過程で攻撃力は266から252へと落ちた。
一応、ブロスブロスブロスへ派生すると攻撃力336とまた盛り返す。
- なお、MHFにおけるディアブロス双剣としては、HC武器のディアズロックが有名である。
詳細は個別記事参照。
マサクルスパイン
MHXX
- 今作では新二つ名モンスター、鏖魔ディアブロスの素材によって「新たなブロス」が製作可能。
その名も「マサクルスパイン」。
強化を施すことで「マサクルスパインダム」へと名を変え、最終的には究極強化で「鏖双塊ミトリダーテ」となる。
- 性能は攻撃力370、会心率-30%、属性、スロット無し。
斬れ味は素で白20、斬れ味レベル+2で紫30と優秀。
これに加えて、狩技ゲージが上昇しやすくなるボーナスが付属。
ずば抜けた攻撃力に加えて、継戦能力が増した斬れ味でこちらもブロス系の面影はない…と思いきや、
会心率-30%ともはや見慣れた数値を引っさげている。安定と信頼のマイナス会心のせいで通常種武器よりも期待値がダウンしており、
斬れ味白分の継戦能力と二つ名武器の狩技ゲージ補正でどうにか差別化する必要がある。
今作ではマイナス会心攻撃を一定確率で強力な会心攻撃に変化させる新スキル「痛恨会心」が登場しており、
その仕様から手数武器の双剣との相性がよい。
非常に高い攻撃力と非常に低い会心率を持つミトリダーテにはうってつけのスキルと言えるだろう。
余談
- シリーズ通して性能があまり注目されたことのない武器ではあるが、
MHP2GからMHXXまで、新作が発表される毎に新しいグラフィックが用意されるという
制作側に妙な愛され方をされていた武器群でもある。
今の所実現できた組み合わせは、
モノブロス&モノブロス、
モノブロス&ディアブロス、
モノブロス亜種&ディアブロス亜種、
ディアブロス&ディアブロス、
ディアブロス&ディアブロス亜種
の5通り。
まだ実現できていない組み合わせはモノブロス&モノブロス亜種のみである。- MHXXではディアブロス亜種、モノブロス、モノブロス亜種が登場せず終いだったが、
二つ名モンスターとして鏖魔ディアブロスが新登場し、やはり新規グラフィックが追加された。 - MHWのブロスクラブの系譜も含めると、
MHWでビジュアルの変わったディアブロス&ディアブロスが生まれた上、
MHW:Iのタナトスクラブは今までなかったディアブロス亜種&ディアブロス亜種の組み合わせで、
これも新ビジュアルと言える。
- MHXXではディアブロス亜種、モノブロス、モノブロス亜種が登場せず終いだったが、
- 通常種が雄(もしくは繁殖期以外の雌)、亜種が確定で繁殖期の雌個体である事から、
ブロス=ケイオスはゲキリュウノツガイや牙狼双シリーズと同じく、ある意味夫婦箸ならぬ夫婦双剣であるとも言える。
…もっとも、通常種素材が上記の通り繁殖期以外の雌である可能性も捨てきれない為、百合双剣の可能性もある。
- ヴァンダロスの由来は「ヴァンダリズム」+「ブロス」か。
ヴァンダリズムとは政治的・芸術的意図を持って物を破壊する事であり、
物理的に破壊するのはもちろん、街中で見かけるグラフィティーなどもヴァンダリズムの一例である。
見た目はカッコいい…のだが立派な器物損壊罪になるので、
私物をそれっぽくするのならともかく街中で絶対に真似してはいけない。
- 二つ名武器の究極強化名の「ミトリダーテ」の由来は、
小アジアにあったポントス王国の国王、ミトリダテス6世と思われる。
彼はクーデターによって母親から政治の実権を奪い、自身の妹を妻にすると、
彼女を除く兄弟姉妹を全員殺害したという血に濡れた経歴を持っており、
そのイメージからの採用であろう。
また、ローマとの戦争で、紀元前88年に西アナトリアを征服した後、
ミトリダテス6世はそこに住む全てのローマ人の殺害を命令し、
無差別に約8万人のローマ人を殺害したとされている。- そんな彼、政敵などに毒殺されないよう普段から少しずつ毒を飲んで身体に慣れさせていたらしいのだが、
それが祟って、最期は服毒自殺を図るも苦しいばかりで死ねず、見かねた自身の側近に介錯される
という凄惨なものだったという…。
- そんな彼、政敵などに毒殺されないよう普段から少しずつ毒を飲んで身体に慣れさせていたらしいのだが、
- 因みにロアルドロスが登場する作品では、その素材を用いたドロスドロスという名の、
ブロスブロスにあやかったと思われるネーミングを持つ水属性双剣が登場する。
ここで問題!このページで「ブロス」は何回使われたでしょう?- ページ名で2ブロス。
概要で3ブロス。
MHG・MHPの項で4ブロス。
MHP2(G)の項ではなんと14ブロス。
MHP3の項でMHP2(G)の半分の7ブロス。
MH3Gの項で1ブロス。
MH4Gの項で8ブロス。
MHXXの項ではこれまた多く11ブロス。
MHWorldの項でXXと同数の11ブロス。
MHW:Iの項で4ブロス。
MHRiseの項で3ブロス。
MHR:Sの項で6ブロス。
MHFの項では驚天動地の34ブロス。本ページの全項目中ぶっちぎりのブロ数である。
マサクルスパインの項では3ブロス。
余談では26ブロス。こちらも途轍もないブロ数である。
全部でなんと137ブロス、
関連記事(7)も加えると144ブロス、
答えの中(22)まで含めると驚異の166ブロスである。
もはやブロスのゲシュタルト崩壊が起こる。
- 特に計算もせずただ記事だけ読んで答えを割り出せたあなたはまさに
変態ブロスマスターだろう。
- ページ名で2ブロス。
関連項目
モンスター/モノブロス
モンスター/モノブロス亜種
モンスター/ディアブロス
モンスター/ディアブロス亜種
モンスター/鏖魔ディアブロス
モンスター/ディアブロス/派生作品
武器/ディアブロス武器
武器/一角双SP
武器/ディアズロック
武器/雷剣コロドライト - 3回繰り返し武器銘仲間。こちらは文字数制限に引っかかった結果…