Rhyniognatha

種属
生息年代

アイコン

基礎値と成長率

• テイム時のレベルが高いほどステータスは上昇します。(移動速度以外)
• 個体ごとにステータスにばらつきがあります。
  • Torpor以外のステータスはレベルの数だけランダムで振り分けられます。(7種にランダム、飛行生物は移動速度除く6種にランダム)
  • Torporは他のステータスと違い、レベルが上がると必ず上昇します。(手動レベルアップ以外)
• [*]この基礎値に実際のゲーム内で表記されている倍率をかけたものが与ダメージとなります。(基礎攻撃力は変動しない)
• [**]テイム直後の能力値を基準として増加します。
  
  
  ■移動速度

  移動タイプ	基礎速度	スプリント速度(テイム後)	スタミナ消費
  歩行	500(492.8)	1250(892)
  飛行	950	2375
  運搬	475	1187.5
  水泳	1000(300)	2500	-

• これらは移動速度100％時の基礎速度です。
  • ()内に記載されているのは人間(サバイバー)のデフォルトの移動速度です。

特性

■行動

■生態

■テイム

■ コマンド

補足

現実では

リニオグナサとも呼ぶ。デボン紀前期のスコットランドの化石産地、ライニー・チャートから知られている化石。この産地からは初期の陸生植物や節足動物の化石が良好な保存状態で発見されるので、古生物学上重要とされている。
リニオグナタは顎などの頭部組織のみが保存された節足動物の化石であり、1928年にはすでに命名されているものの分類ははっきりせず、昆虫の幼虫のものと暫定的に考えられていたようだ。
この化石が注目を浴びたのは2004年で、研究によりこの化石が最古の昆虫化石であり、しかも顎の構造がカゲロウに似ていたことから、すでに翅をもち飛翔することができたという可能性まで示された。
デボン紀前期の時点で昆虫が飛翔できたということは昆虫自体の起源はシルル紀辺りまで遡ることになり、今地球で最も種数の多い動物のグループの一つである昆虫の進化を考察するにおいて非常に重要な証拠であるとされた。
しかし2017年の再研究では、この顎の化石は昆虫ではなく、むしろゲジの仲間に属していたのではないかという可能性も示されている。今後より詳しい調査が必要となってくるだろう。
なお化石の全長は1mmに達しないほどしかない。昆虫だったにしろゲジだったにしろ、実際には精々数cm程度の動物だっただろう。

ゲーム内では

旧作ASEに最後に追加された生物で、ASAは最初から参戦している。またASEに比べると湧きやすくなっている。
2025年7月時点ではThe Island、Astraeos、Ragnarokの湿地帯に出現。
The Islandでの生息地はレッドウッドに隣接した沼、あるいは赤オベリスク付近の沼に隣接したジャングルで遭遇する。
Ragnarokではマップ西端付近の湿地帯に2匹ほど飛んでいる。
Astraeosではコリンソス北部の沼地、及びワイバーンの生息地付近の沼地に生息している。
もう滅茶苦茶なほど巨大なサイズで、もはやナウシカのウシアブかと思うほどの大きさを誇る蟲。

調査書

テイム方法

通常テイムは不可。
まず初めにオスのリニオグナタを倒し、リニオグナタのフェロモンを入手する必要がある。
そのフェロモンをドラッグウェイト300以上のテイム生物に食べさせる。このとき、テイム生物の性別は関係なく、オスメスどちらでも宿主になれる。
フェロモンの与え方は、肉などと同様に恐竜のインベントリにフェロモンを入れて食べさせる。
その後、メスのリニオグナタの体力を10%未満*1にすることで、フェロモンを食べたテイム生物に対して産卵攻撃を仕掛けてくるようになる。頻度は高くない。また、産卵攻撃の予備動作として高く飛び上がる必要がある可能性があり、背の低いトラップは推奨しない（要検証）。
リニオグナタは非常に攻撃的であり、時たまターゲットが移り変わるが、産卵攻撃はフェロモンを食べたテイム生物のみにしか行わない。
産卵攻撃をすると、リニオグナタはすぐに逃げていく。この時、発信機?(ASE)を取り付けて追いかけ回すのも一つの手。また、産卵攻撃のクールタイムは2分である。
寄生された生物は後述するCravingSatisfactionを達成して高いステータスを得ることや強制的に産ませることもできる。育成する場合、宿主となった生物は寄生の進捗率に応じた割合が上限となるように体力値と食料値が減少していき、発生タイマーより先に体力が0となると失敗となり、子リニオグナタはLv1で出産されることを留意すべきだろう。
また、妊娠タイプの恐竜と同様に、寄生中の宿主を低温ポッドやドレッドメアのブラックホールに収納すると堕胎される。
リニオグナタが生まれると、宿主は残り体力に関らず強制的に殺される。生まれたばかりのリニオグナタはリーパーキングのように攻撃的な性格ではなく、どのサバイバーも所有権を得ることができる。
実用性からか、成長率はギガノトサウルスに匹敵するが、出生時の成熟度が30％なので、実質的な成熟時間はユウティラヌスとほぼ等しい。

育成について

生まれるリニオグナタのステータスは HostSize、HostQuality、EggQuality、CravingSatisfactionの4つの要素で決定される。リニオグナタのフェロモンには依存しない。

• HostSize HostQuality
  リニオグナタの宿主となった生物のドラッグウェイトに依存し、メスのリニオグナタと宿主となった生物の色やステータスが引き継がれる。
  EggQuality100%でかつCravingSatisfactionの要求を全て満たした場合、母リニオグナタからのステータス値は100%受け継ぐ。宿主からの値は、次の恐竜の近接攻撃力ptがそれぞれ40だとした場合、トリケラは最大25%の10pt、レックスならば最大78%の31pt、ギガノトの場合は100％の40ptの値を受け継ぐ可能性があるため、上述のドラッグウェイトが最高クラスであるギガノト、カルカロおよびブロントが最適な選択肢となる。
  • ただし、仕様上リニオグナタをメスとした宿主との交配扱いなため、引き継がれるステータスはランダムであり、同じ母リニオグナタと、ステータスを統一した複数の宿主を用意して寄生させても、必ずしも同一のステータスの子供が生まれてくるわけではない。
    例えば、全ステータスが40ptのLv241ギガノトを宿主にしたとしても、前述の通り引き継がれるステータスは双方からランダムなので、母リニオグナタからの引き継ぎ具合によってバラバラなレベルの子が産まれるし、すべての値をこのギガノトから引き継げられれば、Lv241の強力なリニオグナタが生まれる可能性もある。
    この時、宿主からはランダム突然変異のptや色も受け継ぐ可能性があるので、徹底的に突然変異ブリーディングした個体を宿主にすれば、破格のステータスを誇る子を生ませられることもできる。
    ただし、前述の通り交配扱いなため、手動で上げたステータスや変異源での強化は引き継がない。
    また、母リニオグナタと宿主との間でランダム突然変異が発生することがある。
    宿主側に遺伝子特質のRobustやMutableの特質を仕込んで子リニオグナタに影響があるかどうかは要検証。
    • 産卵攻撃がヒットした時点で子のステータスが確定するため、子を仕込まれたら宿主の遺伝子特質を抜いてしまっても問題ない。
• EggQuality
  メスのリニオグナタのレベルに依存する。Lv150で補正が100％になる。
  • Lv145以下だと、宿主の突然変異で上昇したptを含む引き継ぎステータスが下方補正される。
    強力な子を求める場合、メスのLv150リニオグナタの各種ステータスは149ptから割り振られた25pt前後であることがザラであるため、この際メスのステータスの内訳は吟味しなくてよい。
    Lv150のメスであることに価値があるため、可能な限り強力なギガノト、カルカロ、ブロントを用意して、これらから引き継がれることを祈ろう。
• CravingSatisfaction
  5回にわたって、食料からどう考えても食べれないような物まで幅広いアイテムを寄生された生物から要求してくる。
  要求アイテムの与え方は、手渡しやインベントリに直接入れるのではなく、アイテムを指定してきた段階で宿主恐竜のリングメニューを開いて該当アイテムを与える形となる。

そして計算式はこのようになる。

[子リニオグナタのステータス] = [宿主ステータス] × (<Craving Satisfaction %> × 75% + 25%) × <Host Size Quality %> × <Egg Quality %>
[子リニオグナタのステータス] = [母リニオグナタのステータス] × (<Craving Satisfaction %> × 75% + 25%)

通常の方法では幼年期が存在せず、途中から育成が始まる都合で残り70%の成長に対しての刷り込み可能回数に応じて、刷り込み値の上昇率が補正されている模様。
このため公式環境においても刷り込みを100%にすることが出来る。

テイム後の性能

ワイバーンと並んで最強の飛行生物に君臨しており、低温ポッドの弱体化に伴い恐竜の運搬役としても非常に便利。なお恐竜をつかむと移動速度が半減してしまう。
上位判定持ちであるため大部分の生物には襲われないが、メガテリウムはバグキラーの虫バフを発動させて襲ってくるので要注意。
他の注意点として、水中で騎乗解除すると水面まで浮き上がってホバリングしてしまうが、命令を追従にしておけば水中にとどまってくれる。浅瀬で飛び上がってしまう場合は、一旦陸地に降りてから歩いて水に入ると回避できることもある。
水中でのマウントとしても優秀で、トゥソテウティスからは拘束を受けないので黒真珠や釣り竿集めには最適。上下方向の移動は苦手なのかスピードは落ちるが、横方向にはスムーズに泳ぐ。視界を水平に保ちXキー、Cキー入力でスプリントすると水中でも水平移動の速度のまま上昇・下降することができる。
片っ端から生き物を襲う姿から誤解しがちだが、実は雑食性で野菜やベリーも食べる。
高Lv個体のテイム難易度が歴代の恐竜達と比べトップクラスに難しい分性能面ではかなり恵まれている。
陸海空全て対応しており高水準なHPと攻撃力と重量,樹脂によるダメージカットや遠距離攻撃,金庫や工業炉,ティラノやスピノ等を運べる運搬能力,威嚇能力まで備える等とにかく多彩。
また飛行生物でありながら騎乗射撃が可能で(※アップデートでPvPでは騎乗射撃不可になった)、降りる際も横ではなく背中の上に降りれる点も見逃せない。
樹液さえ用意出来ればまさに「器用万能」といえる程に優秀な生物である。
特に運搬能力においては非常に強力であり、金庫や工業炉といった建築物等を運ぶ際はなんと中の重量を無視する。これにより遠方で黒真珠や金属鉱石といった重量の厳しい素材を大量に採取する際、金庫を置いて素材を詰め込んだ後にリニオグナタで掴んで持ち帰ればアルゲン部隊とは比較にならない程の大量の素材を一回の往復で運搬できる。
■樹脂に関する性能
リニオグナタはインベントリ内で5秒に１回、１つの樹液を１つの樹脂に変える。この樹脂は3種類の遠距離攻撃や自身へのアーマー付与、建築物を持ち運ぶ際に消費する。
・樹脂によるアーマー
アーマーはダメージを50%カットする効果を持ち、アーマーを纏っている間インベントリ内の樹脂を30秒に1個ずつ消費する。
・ミサイル弾
樹脂を1個消費し固定75ダメージの弾を1発発射する。dpsは195
・ロケット弾
樹脂を3個消費しロックオン可能な固定150ダメージの弾を1発発射し、1発命中する毎に相手に樹脂デバフを1つ付与する。dpsは180
・ボム弾
樹脂を5個消費し固定300ダメージの弾を1発発射する。弾が地面に着弾すると円状のデバフエリアを生成し、範囲内の相手に1秒ごとに1ダメージと樹脂デバフを1つ付与する。
・樹脂デバフ
ロケット弾、ボム弾によって与えることができるデバフで、デバフの数が増えるにつれ移動速度が減少し12個デバフが付くと完全に移動不可となり、その効果は全てのデバフが切れるまで続く。移動不可から解放されると一定時間樹脂デバフを受けないクールタイムが存在する。デバフ効果はあくまでも移動不可であり、デバフを受けていても攻撃は問題なく行うことができる。

■運搬に関する性能
恐竜の運搬能力が非常に高く、レックスやパラケラのような大型生物も運搬可能である。しかし生物運搬中は飛行速度が半減してしまう。
なおプラットフォームサドル付き生物、カルカロ、ギガ、ブロント、飛行生物、水生生物などは運搬できない。
また、建築物(金庫や工業炉など)も運搬することができ、建築物の中のアイテムの重量をリニオグナタは無視する。運搬中は樹脂を30秒に1個ずつ消費する。ただし、土台などの建材は運搬することができない。

■その他
・リニオグナタは地上と水中、空中で大きく攻撃速度が異なり、地上ではレックスとほぼ同じ攻撃間隔0.83sなのに対し、水中では1.11s、空中では1.67sとなる。このため、空中でのdpsが地上でのdpsの約半分と非常に低くなる。
・咆哮で恐怖デバフが使える。(ティラコレオなど一部生物には効かない)
・タペヤラのように空中での移動が前後左右上下に自在であり、壁に張り付きスタミナ回復が可能。
・騎乗射撃可。
・飛行生物であるのにも関わらず水中に入ることが出来る*2のに加え、水面に立ちスタミナ回復が可能。

クローンについて

エレメントシャードのスタック数の上限によりLv82が上限。

映像資料

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