械皇

Last-modified: 2023-07-26 (水) 11:37:18

械皇(カイオウ)とはエルラルド島が製造・保有している人型兵器である。

説明

エルラルド島で造られたらしいが、島にそんなデカいガレージや製造工場があるとこは誰も見たことがない上に、設計図も無ければ製造方法も不明…陸矛がある日、そのガレージを偶然発見してしまうのだが。
そのガレージルームは島の中の四次元空間に存在していた。そこにはエルラルド人の能力で取り出す為の機体を収容する部屋に加えて様々な作業用工具やらクレーンやらともかく一杯ある。しかしメタモリック合金を製造する部屋があるかは捜索中。
メタモリック合金を装甲に使用しているので、常識的に有り得ない武装搭載・変形ができる。但し当然だが装備を増やせば重くなり、変形機構を多様すれば機体に負荷が掛かる。
操縦に関してはレバーやボタンによる姿勢制御・アーム操作、脚部のペダルでの移動・ブースト飛行に加え、操縦者がコンソールから武器を選び、AIが最適なモーションパターンを実行し、内蔵武装を使うようなシステムで動く。AIのモーションパターン構築にはマニュアルで変形プログラムの作成と実行を繰り返してAIに学習させると言う非常に面倒な作業がいる。移動等といった基本的な事ならAIの動作サポートによって一般人でも簡単に操縦できるが、複雑で細かな動きとなれば相当な訓練がいる。AIがオートモードを搭載しているなら、子供でも乗り回せる。爆丸印家は基本的にこのオートモードを封印している。オートモード稼働には1時間毎に変化する100桁のパスワードを打ち込む必要があり、電子体の銅雨でも無ければ解除不可能なレベル。また操作中にAIが敵と認識する機体がセンサーの半径内に存在しない場合、誤動作で武装を使用しないようにロックが掛けられるロックモードも搭載されている。これらのモードに関する設定も銅雨ならいじれる。
通常の稼働モード以外にジェネレーターに高密度なエネルギーを一気に送り込んで、一時的かつ爆発的な機動力で行動できる「超真導」というシステムがある。しかし数秒のチャージ時間を要し、再発動まで時間がかかるので乱発できない。
だが操縦者が爆発的な魔力を持つ場合、身体の様々な所に光の鎖を幾つも差し込む事により思考や感覚で制御して動かす事もできる。操縦者が後者の場合、操縦は必要ないが、ファナーみたく機体のダメージが操縦者にフィードバックされる他、通常の肉体感覚もフィードバックされるので、変形等を使う際の精神的な圧が凄まじい。
電力で稼働する他、操縦者の爆発的魔力を糧にして操縦ができる。修復に関しては物理的に修復できるが、前述の通り設計図がないので細かい所までは直しようがない。魔力と時間があればそれを使って修復が可能だが、それにはエルラルドギアがハマっているような程の莫大な魔力でなければ修復は不可能。損傷によっては魔力消費に留まらず、操縦者の生命力を使うほどにもなり得る。そうなった場合、昏睡や死に繋がる恐れもある。
尚、脱出装置というものがないのもエルラルド人が扱う事が前提であるから…と思っていたら漣武が何かの拍子での操作ミスにより、コーギアスのKMFの様に操縦席がまるっと一つの脱出用ポッドだった事が判明。
エルラルド人が乗り込むなら不要なのだが、基本的にコアポッドは胸部にあるので、脚部付近をトンデモ変形させて全高を下げたり、手摺り付きの階段を作ったりするプログラムで、一般人でもボムズのAT見たく胸部から乗り込める。
エルノイドのみが知っている事だが、背部に装着する機能拡張モジュールパックユニットが存在する。
最近、真ッターのように普通搭乗できそうにない所をトンデモ変形で通路を作り、コアポッドまで直通できる事をエルラルド人は知った。但し関節がある場所をうっかりでも曲げると変形が間に合わず潰れる可能性がある。
全械皇に共通する弱点はパーツのジョイント部分が他と比べて少し脆い事で、ジョイント部分に直撃が来るような攻撃を連続でくらうとパーツが外れてしまう事もある。特に白兵戦途中のレッグパーツとボディの分離は械皇にとって致命傷になり得る。但しこれを利用して「戦闘中に他の械皇のパーツを付け替える」といった強引なコネクトが可能。(コネクトがスムーズに行くのもメタモリック合金のお陰。)
最近エルラルド系統とエルノイド系統の械皇は電荷シールド・変形時間短縮基盤を得て更に強くなった。

センサー

械皇には基本的に火器統制・ビットコントロール等を担当したり、射程圏内の情報を読み取れる複合センサーがボディに備わっている。情報に関してはそれらを3Dモデルで再構成して表示する事も可能。

パーツタイプ一覧

ヘッド

  • シングル
    カメラ1基。一つ目である。
  • ツイン
    カメラ2基。基本的には左右に二つ。人間の目の様な配置。
  • コンパウンド
    複眼タイプ。複数の小型カメラを搭載してるため精度は低いがカメラの視界回復が早い。
  • ターレットS
    ターレットスコープ。回転式のスコープカメラ。後ろの数字はカメラの個数。少なくとも3つ以上という。
  • バイザー
    目の部分が目隠しの様に覆われているカメラ。非常に広範囲を見渡せるが、その分被弾時の破損率が高くなる。

アーム

  • マニピュレータ
    人間の手の様に5本指だが、後ろに数字が付いている場合はそれが指の本数になる。基本的に後ろに数字が付く場合は3か4である。
  • ノーハンド
    手首にマニピュレータが備わっていないアーム。
    • ウェポンアーム
      腕部を武器にしたもの。

レッグ

  • 二脚
    人間と同じ二足歩行。バランスとオールラウンドを両立させた基本的脚部だが、劣悪な環境下では行動に支障が出る恐れがある。ローラーを付けられる唯一の脚部であることも魅力。
  • 多脚
    後ろの数字は足の数。安定性と機敏な機動性が挙げられるが、移動速度は二脚より遅い。しかも制御用にバランサーを付ける必要がある。
  • 逆関節
    鳥のような逆関節の構造を持つ。ジャンプ力が高く、また実弾防御も備えており、燃費も良いが、耐久性が低く、また重量も重いため高出力ブースターを推奨される。
  • 戦車
    男のロマン、キャタピラ。悪循環でもガンガン走行できるが遅い上にジャンプすらできない。
  • 浮遊
    別名「フロート」ジェット等で自発的に飛行する。エネルギー切れを起こすと行動不能になる。

該当機体

エルラルド系統

エルノイド系統

Sin型系統

合体機系統

不明系統

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