参考資料

Last-modified: 2024-05-12 (日) 20:44:26
管区行政官通知
全管区において以後██は許可されない。

準脅威対象 No.20███
記録日:2019/██/██

概要
██████墓地に所在する男性1名の霊体。墓地内のある墓に対して破壊、火災などの脅威が迫るとポルターガイスト現象を発生させ墓を保護する。意図は不明。



準脅威対象 No.20███
記録日:2020/██/██

概要
████社製の日記帳一冊。所有者の命日である1935/5/16以降、不明なメカニズムで自動的に日記の内容が書き足される。特筆すべき事項として、書き足される内容は全て所有者の友人であった女性との虚偽の行動記録であることがある。理由は不明である。


対象名
天罰

性質
Pyrrhic

種類
土地/現象

現在の状態
保護

クラス

ソー

記録者:
グレイ上級研究員


措置概要

  1. 担当機関員は当該DCO近隣の住民は退去させ、周辺区域への許可なき立ち入りを防止せよ。

対象概要

"天罰"は█████市内に存在する村落である。当該DCO内には151名の住民が暮らしている。異常性として、まず住民は当該DCOから外に出ることができない。また住民は老齢、殺害、病死などいかなる死因であっても即座に20歳程度の年齢の実体として蘇生する。これらの異常性によって当該DCOは43世紀にわたって存続してきたと考えられる。最も特筆すべき異常性として、定期的に当該DCOに災害が襲うことが挙げられる。機関による発見から現在までに記録された災害とその件数はは以下の表に示す通りである。

災害件数
隕石93件
大規模火災84件
局地地震12件
洪水3件
その他2件

これらの災害によって多くの場合住民は全員死亡するが、前述の異常性によって全員復活する。このプロセスが何十世紀に渡って繰り返されてきたと考えられている。災害が周囲に波及する恐れがあるため、機関によって周辺への立ち入りは現在禁止されている。

補足

以下は当該DCOの住民の1人に対して実施されたインタビュー記録の抜粋である。なお聴取対象の話す言語は完全に解読されていないため、意味が不明な部分を[不明]と表記する。

DCO"天罰"に関する聴取
聴取者:グレイ上級研究員(以下グレイ)
聴取対象:Hevel(以下へヴェル)

(前略)
グレイ:あなたたちはどのぐらいここに住んでいるのですか?
ハヴェル:私たちは何百年もここに住んでいる。
グレイ:何百年もあなたたちは生き続けているのですか?
ハヴェル:私たちは死ぬことができる。だが、やがて生き返る。ナイフで自分を切りつけても、そうなるのだ。
グレイ:なぜそのようなことになっているのでしょうか?
ハヴェル:私たちは罪を犯した。
グレイ:罪とは何でしょうか?
ハヴェル:私たちの多くはそれを罪と考えてはいない。ただ[不明]しただけだ。男を[不明]したのが神の罰に触れたのだ。[不明]に変わりはないのに。
グレイ:もう一回言ってくれますか。
ハヴェル:[不明]だ。[不明]が身を滅ぼしたのだよ。天罰だ。
(後略)


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