魔力欠乏症

Last-modified: 2024-02-29 (木) 08:12:37

説明

読んで字の如く、魔力が不足することで起こる症状。
症状の特徴が赤血球欠乏症(通称「貧血」)と酷似しており*1、魔力の有無を検知する術を持たない人物が両者を見分けることは困難。

慢性魔力欠乏症

立ちくらみ、息切れ、眩暈、ふらつき、頭痛、胸の痛み、 動悸 、疲労感など、貧血に酷似した症状が長期的に現れる。
身体が本能的に魔力を欲するようになるため、異常なまでの食欲増進が起こることも。
自力での魔力供給が上手く行えない子供が発症しやすいとされる。
大人でも発症することがあるものの、本人が「自分の魔力が足りていない」ということを自覚していないことが多いため、診断を受けたという事例も少ない。

対処法

MPポーションをがぶ飲みするだけでは簡単に治らないどころか、かえって魔力中毒の原因となり得るのでNG。
1日に小さじ1杯分だけMPポーションを飲むことを長期間繰り返しての治療法が主流。
また、魔法的なエネルギーの集まりやすいー俗に「パワースポット」と呼ばれるような場所を複数訪れることも治療法としては有効。

急性魔力欠乏症

魔法の連続行使などによって、急激に大量の魔力を消費した際に陥りやすい。
強い目眩や呼吸困難などの症状が現れ、意識が朦朧としたり失神したりすることも多い。
この状態で魔力を補給させないままでいると生命維持にも支障をきたし、最悪の場合には死に至る。

対処法

前述したように意識が朦朧としている(あるいは失神している)場合が多く、MPポーションを口から飲ませるのは誤嚥・窒息の危険があるため御法度。
医療体制が整っている場合には生理食塩水で希釈したものを点滴で投与することで治療可能。
そうでなくとも外部からの魔力を吸収させるのが比較的安全かつ確実だが、加減を間違えると魔力中毒を誘発するかもしれないので注意。*2

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Tag: 現象 病気


*1 特に慢性型
*2 とはいえ魔力欠乏症を発症するような人物は大抵の場合魔力耐性もそれなりに強いため、余程力の差が大きい人物同士でもない限りは誘発される可能性もほぼゼロと言っていい。