【アミット夫人】

Last-modified: 2023-09-13 (水) 22:06:26

DQ7

【マリベル】の母であり、【主人公】の住む漁村【フィッシュベル】の網元【アミット】の妻。主人公とも物語開始時点で顔なじみ。
英語版での名前は3DS版ではMrs Mayde。
 
キャラグラフィックは汎用の【貴婦人】であり、【グランエスタード】出身の主人公達の身内では唯一独自グラフィックではない。自宅でもイブニングドレスのようなものをいつも着ている、おしとやかな女性。
 
ゲーム中自宅から出ることは滅多に無く(魔空間の神殿クリア後の宴の時ぐらい。アミット漁でも夫の見送り等はしない)、台所に立つことも無い。ただしアミットが病に倒れた時の看病は基本的に彼女がしていたようだ。
娘との仲が良すぎるという事も無くマリベルとの関係は良好。マリベル曰く、夫と同じくかなりの心配症らしいのだが、主人公らと旅に出られるよう両親に掛け合った際は、どちらかというとアミットを説き伏せる方が難しかったらしい。
 
神が復活し、平和な日常が戻った後に主人公一人でマリベルの家を訪ねてみると、以前と比べボーっとしていることが多い娘の将来を心配して、主人公に愚痴をこぼしてくるのだが、そこで「嫁の貰い手がないかも、と言ってもあなたに貰って欲しいわけじゃないのよ。勘違いしないで。」などと言ってくるので彼女も昔はマリベルみたいなツンデレ少女だったのかもしれない。
 
マリベルと同行中は会話内容も彼女を心配するセリフが主であまり面白くないのだが、主人公一人だけの状態で彼女と話すとマリベルが主人公に隠している自宅での一面を垣間見られて興味深い。
娘が主人公に対して好意を抱いている事は物語冒頭から把握しているようなのだが、主人公の人間性には全面的な信頼を寄せているようで、主人公一人で家を訪ねても邪険に扱われることは一切無い。その割に主人公の娘への好意の有無を全く確かめようとしないのが若干気になるところ。結局主人公は娘の言いなりになる宿命だと見抜いているからだろうか。
一時期寝ているマリベルを叩き起こすか選べる時期があるが、鍵もかけていない女の子の部屋に男(主人公)が入るのを許しているのはどうなのだろう…。
 
終盤ではすっかり頼もしくなった主人公に対し娘の面前で「娘をよろしくね」と言って彼女をからかう場面も。お転婆なマリベルも主人公と一緒にいることで将来は彼女のように落ちついた女性になるのかもしれない。