【フィッシュベル】

Last-modified: 2023-04-28 (金) 07:02:58

DQ7

【エスタード島】にある村。本作の【スタート地点】
大きな網元の家がまとめる漁村であり、いかにも魚と関係ありそうなネーミングとなっている。
英語版での地名はPS版ではFishbel、3DSではPilchard Bay。
BGM【のどかな家並】がこの上なくマッチする、非常にのどかな雰囲気の村である。
ギリシャのサントリーニ島にある「イアの村」と、とても雰囲気が似ている。ただしイアは崖上の村であり、海に面しているが砂浜は無い。
 
【主人公】【マリベル】の故郷であり、彼らの親である【ボルカノ】【マーレ】【アミット】【アミット夫人】も暮らしている。
名産品として【アミットせんべい】【アミットまんじゅう】が存在する。
また年に一度行われる行事として「アミット漁」があり、DQ7の物語はこのアミット漁で始まりアミット漁で終わる。
 
主人公の家では【ベッド】を調べればタダで寝てHP・MPを回復できる(時期によっては利用できないこともある)。
村の東側に港があり、その近くにアミットの豪邸がある。また港には彼の船【アミット号】が時折停泊しており、中を探索できる。
海岸沿いに西へ行くと岬の洞窟があり、その中の石の板の下には主人公と【キーファ】が修理した【船】があるが、手に入るのは過去【ウッドパルナ地方】から戻ってきてからとなる。
 
最初の村だけあって小銭やアイテムがいろいろ落ちているので、3D回転に慣れるためにもまずは時間をかけて探索しよう。
【皮のぼうし】【まもりのたね】など価値のあるアイテムも紛れている。
ちなみに【よろず屋】の建物内にはカギのかかった宝箱があるものの、決して開けられない。
 
村の規模の割にはよくイベントが起こるので帰ってくる機会も多いだろう。
最序盤はここと【グランエスタード】【謎の遺跡】とを行き来することになり、3枚目の【ふしぎな石版黄】はここでボルカノからもらえる。
その後も現代【エンゴウ地方】出現時まではここで頻繁にイベントが発生する。
その後は終盤までここに帰る必要はないが、おもに仲間が増えたときや【ダーマ地方】復活後、【飛空石】入手後などのタイミングで村の状況が変わったりするので、ちょくちょく寄るのもよいだろう。
終盤の神復活儀式後からラスダン出現までは再び頻繁に帰ってくることになり、神の使いが船で乗り付けてきたり、エスタード島封印後はボルカノが行方不明になったり、海上に海賊船が出現したりといろんなことが起きる。
最終盤ではアミット邸のマリベルの部屋でパーティを1人入れ替えることができる。
 
激しい戦いの後もここに帰ってくればいつも両親や村人が暖かく迎えてくれ、家で休むこともできる。
故郷で実家に泊まれるという点はDQ3も同じだが、本作では長閑な村ということで、従来のDQにはない暖かみを感じられる作品である。後の作品であるDQ11にも条件によっては同じことが言えるが、村の雰囲気は海辺に山奥とそれぞれ違っている。
 
また、【移民の町】がルーラ登録されないPS版では、移民の町から最も近いルーラポイントでもあるので、覚えておくといい。

リメイク版

砂浜や【岬の洞窟】が無くなり、PS版よりも村全体がだいぶコンパクトになった。村の海岸はすべて石畳になるなどイメージも若干変わっている。
岬の洞窟は村内ではなく、村を出て西へ少し行ったところに【海辺のほこら】と名を変え独立して存在するようになった。
 
よろず屋の鍵付き宝箱は、PS版では【レミラーマ】【とうぞくのはな】に反応することはなかったが、リメイク版ではなぜか反応するようになった。
しかし、依然として何をしようが開けられず、なぜわざわざこんな設定にしたのかは不明。