【マリベル】

Last-modified: 2020-10-20 (火) 10:57:37

パーティメンバー:DQ7

【主人公】―【マリベル】―【キーファ】【ガボ】【メルビン】【アイラ】

概要

【ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】に登場する仲間の一人。
DQ9やその他DQMB、いたストシリーズ、DQH2などにもゲスト出演している。英語版ではPS版・3DS版ともにそのまんま「Maribel」。
 
【ムーンブルクの王女】に次いで、シリーズ2人目となる頭巾をかぶった仲間キャラクター。
茶色のモサモサくせっ毛ロングヘアーをオレンジ色の頭巾で包んだ女の子である。瞳の色は緑色。主人公と比べると小顔で頭身が高く、すらりとした印象になっている。
イラストでは子供っぽい感じになっているが、高画質CGではさらに頭身が上がり、唇にうっすら色がついた事でかなり大人びた顔つきに仕上がっている。また頭巾や袖の縁に柄が入る、服の模様が細かくなるなど情報量が増やされている。
高画質版でも頭身が低くデフォルメ顔な【ガボ】と並ぶと、もはやプクリポと人間ぐらい違う。

イラストなどでは眉を吊り上げ、口をV字にしてニマッと笑った表情が多い。その印象通り、性格も自己主張が強く勝ち気。
公式のキャラクター紹介でも「何事にも首を突っ込みたがる、おてんばな性格」「ワガママで怒りっぽい」と書かれているが、同時に、女の子らしい優しい一面でパーティーを支えるムードメーカーとも評されている。
 
ちなみにテリワン3Dの【格闘場】には歴代の制覇者orなにかの功労者と思われる6名の人物の肖像画が飾られており、そのうちの一人が彼女と似ている。
当然マリベルのまの字も出てこないわけだが、この人物が何者なのかは一切不明。
なお他5名の人相については格闘場の項目を参照。
 
スラもり1にも、彼女をモデルにしたようなキャラクター【スラベル】がいる。

DQ7

【エスタード島】にある漁村【フィッシュベル】に住む【主人公】の幼馴染の少女。家族は網元である父【アミット】と母の【アミット夫人】
フィッシュベルで一番大きな屋敷に住むお嬢様で、年齢は主人公と同じ16歳。
 
戦闘面ではあまり重い武具を装備できず【MP】【すばやさ】の高い典型的な【魔法使い】系のステータスを持つキャラクターだが、それ以上に【会話システム】で存在感を示す人物。
一言で言えば高飛車な毒舌家であり、そして時代に早すぎたツンデレである。堀井自身も、後に「マリベルはかなりツンデレな性格にした」と語っている。
表向きの口の悪さはともかく、道理に反するようなことには腹を立て、親しくない人間に無礼な口を利いたりしない、身近な人間を不器用ながらも気遣うなど、良識ある一面も持つ。
 
【堀井雄二】によると、元々は主人公と【キーファ】の二人のみで冒険が始まる予定だったが、「男と話してもつまらない」ということで新たに追加された仲間だそうな。確かに女の子がいる方が華がある。

人物像

一人称は「あたし」。くせっ毛の赤毛の上からかぶった頭巾がチャームポイント。
自称「スペシャルな美少女」または「希望の星 マリベル様」または「世界の救い主 マリベル」。……好きなようにさせてあげよう。
【フィッシュベル】の漁業を取り仕切る網元【アミット】の一人娘で、肩書きはそのまんま【網元の娘】
お嬢様としてわがまま放題に育ち、気に入らないものを見れば即座に文句を言う大の毒舌家。そのわがままぶりは親しくしている主人公が周囲の人間から同情されるほどだった。
しかしただキツイだけではなく、泣いてしまった【フォズ】を慰めたりと優しいところも。さらに美少女を自称するだけはあってか【グランエスタード】の防具屋の息子【オルカ】に好意を寄せられていたり、メイドに「顔はかわいい」と言われるなど、容姿に関しては周囲から一定の評価を得ている様子も見ることができる。イラストは4等身にデフォルメされている上、体型のわかりにくいドレスのせいで慎ましい胸に見られがちだが、よくよく見れば並程度にはある。外見の雰囲気は高画質CGのある作品でより強調された。
 
【だいちのせいれい】復活のために訪れる【砂漠の村】での仲間会話によると、なかなかの猫好きでもあるようだ。
実際、【プロビナ】のとある家にいるネコに話しかけるとマリベルが反応する、という珍しいシーンがあったりする。
 
DQには珍しく、主人公への反骨精神あふれるツンデレキャラ。その抜群の存在感によりDQ7のヒロインの座を確固たるものとしている。
普段はかなり辛辣だが、たまに見せるしおらしい言動、行動と他者を思いやる優しい一面も多数存在し、主人公に対しての名言【あたしが 死んだら ○○○○は あたしのこと ずっと おぼえててくれる?】はあまりにも有名。
他にも「もし 生まれ変わっても ちゃーんと ○○○○は あたしの子分に したげるわ。 どう? 感激したでしょ。」というセリフもある。
その毒舌はなんと【神】相手にしても健在。
 
場面によってけっこう性格や言動にブレがある事でも有名で、例えば、かの昼ドラめいた展開で有名なグリンフレークでは、ワガママでは済まされない自己中心的な言動が目立つ一方、プロビナでは殆ど毒舌を吐かず、他作品のヒロインみたく普通に優しかったりする。
他にもクレージュではやたら急かしてきたと思えば、その次では宿屋に泊まりたがったり。
これは会話システムに進行のヒントを盛り込んだためでもあり、「宿屋に泊まりたがったり」は次にすべき行動を示唆するものでもある。
システム上の物とスルーするか、気分屋的な性格で態度がコロコロ変わる表現と取るかはプレイヤー次第。
 
DQ7は理不尽&後味の悪いイベントも多いため、彼女の歯に衣着せぬ物言いにスカッとすることもあるかもしれない。特に悪名高い【レブレサック】のイベントの際に限って抜けているのを惜しむ声もある。
仮に彼女が居合わせたら、あの大人達はさぞかし手酷くボコボコに言われていたことだろう。ただしこのタイミングでマリベルがいたならば、その次の過去世界で女の子が目にするには酷にも程がある事件を目の当たりにする事になる。気の強さとは裏腹な繊細さも持つマリベルが居合わせなかったのは、そういう意味では不幸中の幸いだったという声もある。
乙女らしく下ネタには弱いようで、【ふきだまりの町】にて恥ずかしがる彼女を見ることができる。
戦闘中、【マホトーン】で呪文を封じられると【いやーん魔法がないとマリベルこまっちゃーう!】とぶりっ子じみた言い回しを使ったりもする。
 
キーファはパーティー離脱の方が印象的すぎるし、ガボは生まれの経緯から「変わり者なのが当たり前」と受け入れやすく、メルビンとアイラはどちらかと言えば真面目な堅物の部類なので、マリベルがひと際目立ってしまうという背景もあってか、彼女の言動に対するプレイヤーからの評価も分かれている。
主人公を振り回すワガママな気分屋と嫌う向きもあれば、表面的な言動と内心の差に人間味を感じる向きもあり、会話を重ねて本心が覗けるという意味では、後のシリーズに続く会話システムの礎となった人物とも言えるだろう。
  
普段は戦闘を嫌がっているものの、【メタル系】を見るや否やテンションが上がりまくる。「どうせ逃げちまうよ」とネガティブなコメントをこぼすガボとは正反対だが、お嬢様ということで利益には鋭く、弱い割に経験値が多い=手軽にお得なものが手に入るのだから、逃がすまいと躍起になるのも無理はないといえるか。
この点は【アリーナ】姫との類似点がうかがえる。あちらはマリベルとほぼ真逆のステータスではあるが。
 
なお、DQ7の副題「エデンの戦士たち」に反して、最終パーティ5人の中で純粋にエデン、つまり【エスタード島】出身なのはマリベルだけである。
主人公も同じフィッシュベル村出身ではあるが、元を辿るとコスタールで生を受けるはずだった赤子が転送されてきたもの。もう一人のエスタード出身者もよく知られた理由で最終パーティーから外れてしまう。
その割には、メンバー内で唯一、魔王に対してこれと言った因縁を持たない人物でもある。
主人公はシャークアイから受け継がれた水の精霊の力で魔王との戦いを運命づけられ、ガボは家族である狼たちを皆殺しにされた仇討ち、メルビンは神の兵としての任務を背負う。
アイラも一族が神の兵の末裔である事に加え、魔王が偽神を演じたことで自らの手で魔王を復活させてしまったという濡れ衣を着せられた復讐という動機がある。
フィッシュベルも偽神によって封印の被害を受けていたが、マリベル個人の因縁という印象は薄い。
 
そういう意味では、【トルネコ】やヤンガスにも近い立ち位置かもしれない。
ただ、ヤンガスが主人公への恩義から最後まで付き合ったのに比べると、マリベルはあくまで「自分がやりたいから」そうしているという面が強い。
小説版ではこの辺りの側面が強調されている。

仲間に加わる時期

まずスタート直後にフィッシュベルからグランエスタードへ向かう短い間だけ一緒になるのが最初。
それから最初の石版世界【ウッドパルナ地方】へ向かうとき以降はずっとパーティにいるが、DISC1の終盤近い時期に父アミットの看病のためにパーティから外れ、代わって【アイラ】が仲間になる。
急な離脱という意味では身勝手にいなくなったキーファの再来とも思えるが、離脱する事情にはマリベル本人に落ち度が無いことに加え、彼女自身は父親の体調が良くなればすぐにでもパーティに復帰する予定だと宣言しており、自宅で待機しているマリベルと話すと旅をしている主人公達を羨ましく思う様子も見られる。
このイベントの発生条件は、順不同で攻略可能な【プロビナ地方】【ルーメン地方】【マーディラス地方】の3地方の過去イベントを終了させたとき。
中でもルーメンは【チビィ】関連まで終わらせる必要がある。
後述するDISC2の復帰時には転職できないので、この時点で就業可能な上位の職業に就いておくことを推奨する。
 
次に仲間に加わるのはDISC2になってから。
この頃には父アミットの体調も良くなって再び旅に出ようかとも思っていた矢先に突如異変が起こり、今まで訪れた地域と同じ暗い空を見て「フィッシュベルも封印された」ことをいち早く理解していた。
母親には「女の子一人で何ができるの!?」と止められたものの「一人じゃないわ、○○達もいるもの。」と返し、家族や村の人達の了承も得て再び参列に加わることになる。
四精霊をすべて覚醒させてラストダンジョンが出現したときには両親が心配だからという理由で再び仲間から外れ、実家に帰っている。
突然の出来事にその場にいたバーンズ王も一瞬呆気にとられるが、この時にはちょうどメルビンが復帰しパーティが5人になったばかり。
メタ的な話をすると、DISC1の長期離脱もそうだが「主要メンバーは5人だけどパーティは4人までなので誰か1人を離脱させないといけない」というシステムの都合に振り回されている側面がある。
これ以降はフィッシュベルの彼女の家に行けば、パーティの誰か一人を置いて彼女を仲間に加えることができる。
 
なお、DISC2で仲間に復帰した時点では【ダーマ神殿】へ行けず【転職】ができない状態であり、しかもその状態でボスの【炎のせいれい】戦をこなさなくてはならない。
この時点では他のキャラとはレベルが離れてしまっており、装備も貧弱になっていると思われる。

戦闘力

Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ

最大HP

最大MP経験値
141038102000
992803001704201306508008315342

※リメイク版はランダム成長のため、上記より強く育つ。
 
高いMPと素早さが特徴の魔法使いタイプのキャラである。
MPはメルビンに、素早さはガボに次ぐ2位だが、メルビンは素早さが、ガボはMPがメンバー中ぶっちぎりで低いため、両方が高水準のマリベルは非常に安定して回復や補助を行なえる。
死にステながらも賢さはメルビンに次ぐ2位、かっこよさもアイラに次ぐ2位で、1番でこそないがコンテストで勝つには充分すぎる値を持つ。
一方、HP・力・身の守りは全て最下位であり、前線で戦わせるのは辛いものがある。
ちなみにHPに関しては後半伸びを欠くだけであり、中盤での伸びは他のキャラよりほんのわずか劣る程度である。
パーティー内でレベルが最も早く上がることもあって離脱するあたりまでは耐久面で大きく劣るわけではない。
なお彼女は魔法使い型だが、初期MP0という珍しい特徴がある。レベル3でメラを覚えるまでにはちゃんと成長するので戦闘能力にはあまり関係ないが。
平和で魔法そのものがほぼ完全に廃れた島出身だからこそ、自分の秘められた才能も知らなかったのだろうか。
 
PS版の場合、素ではルカニ・ラリホー・ホイミ・マヌーサくらいしか戦闘用の呪文を覚えないが、ダーマ編まではラリホーがほとんどの雑魚敵及び一部のボスにも有効であり、中々の曲者揃いである序盤のボスたちとの戦いでは大忙し。補助呪文のかけ直しや薬草ホイミでの支援で忙しいため、実際のところ転職までは呪文のレパートリーの少なさはそこまで気にならないはず。
呪文特技に頼るタイプなので、それらを封印されてしまうダーマ編は鬼門…かと思いきや、同時期に手に入る【奇跡の石】【ねむりの杖】で補助要員として活躍できるし、リメイク版では【アサシンダガー】の即死効果が猛威を振るうので、足手まといになる事は無い。
補助・回復役にもってこいのステータスであるため、転職できるようになればこれ幸いと、【賢者】ルートに就かせて回復係にしているだろうが、なんと【オルゴ・デミーラ】討伐という大局を前にしてパーティから外れてしまう。
ここで彼女以外の回復役を育てていなかったプレイヤーはその直後の【ヘルクラウダー】大先生に成す術もなく切り刻まれるのであった。
少なくともメルビン用に【ホイミスライムの心】は温存しておくと良い。
 
のちほど再び仲間に加わるが、大きく開いてしまったレベル差のために終盤では留守番役にならざるを得なくなる……かと思いきや、ガボの素早さ以外の低さや装備品の貧弱さ、メルビンの極端な素早さの低さ、アイラの器用貧乏さなど、他のメンバーの能力も一長一短なので最終的な選抜は好みであるといえる。
高いMPと素早さを両立する唯一のキャラであり、レベル差さえ埋まれば最高の補助・回復担当であることは間違いない。
 
他のキャラのステータスは前作ほど戦士系や魔法系に偏っていないが、彼女はHPと力が低くMPと素早さが高いという【バーバラ】を彷彿とさせるような典型的魔法系なので、その長所を最大限に活かせる賢者、【天地雷鳴士】を目指そう。
【イオナズン】【しょうかん】を覚える賢者をはじめ、どの上級職ルートでも強力なMP消費呪文・特技を覚えるが、いきなり【スーパースター】などのMPの使い道が少ない職に就くとMPの高さを活かすことができず、素早さの面から同じ職の場合のガボに見劣りしてしまうので注意。
初級モンスター職の心の入手時期の問題で、再加入するまでに就ける上級モンスター職はデスマシーン、ローズバトラー、にじくじゃくのみとなっている。
 
PS版では市販品の【メタルキングのたて】が装備できないことが非常に大きく、守備力でガボを除く他3人に大きく差を開けられてしまう。鎧が弱いガボとはどっこいどっこい。
耐性に関しては大差無いので、そこまで気にすることは無いだろうが。
また、【ゆめのキャミソール】を装備できる唯一のキャラであり、ちゃんとグラフィックも変わる。
 
戦力云々を抜きにして、会話システムを楽しむために最後まで連れ回すプレイヤーも多いようだ。

習得呪文・特技

PS版ではとにかく転職するまでまともな攻撃手段がないのが弱点だが、意外としっぺ返しが有用。ただ、主人公と違い自力習得する回復呪文がホイミ止まり。
PS版に限りメラ、ルカニ、ラリホーを覚えた時にMPが全快する。

リメイク版

特技のしっぺ返しが削除された。それほど役には立たないものの、いかにも彼女らしい代名詞的な特技だったのだがこれ自体が削除された。
戦闘中に仲間キャラクターのグラフィックが表示されるようになったからだと思われるが、体をぷく~っと膨らませて敵にのしかかったり、身も凍る雄叫びをあげたり、げはげは笑いながらグラコスを薙ぎ払うマリベルなどあまり見たくない……。
入れ替わりで極端に早いタイミングでイオを覚えるようになったため、パーティ屈指のアタッカーとして一転大活躍を見せるが、それだけにイオのなくなるダーマ編は余計きつくなる。
また【魔封じの洞窟】のボス、【デス・アミーゴ】戦でも呪文が使えるので、ラリホーで眠らせたりなどの役も与えられた。
【真しんぴのよろい】が装備できるうえに【めがみのたて】があるので、ガボより優先される可能性が高い。
 
だが、最も大きいのは戦闘中における【はなす】などの台詞が大幅にカットされてしまっていること。
リメイク版では通常の台詞も一部削られていることもあり、PS版のおしゃべりマリベルに馴染んでいると寂しい物があるが、今ではコンプライアンスにひっかかりそうな過激な発言も多かったため仕方なかったと言える。
 
ちゃんとエンディングムービーで船に乗っている。 
ちなみに、走り方が【トロデ】【ベロニカ】のようにアラレちゃん走りになっている。
転職によるグラフィックの変化により、いっそう可愛らしい姿をみることができる。天地雷鳴士などは必見。
他、【マダンテ】を使用した際に固有モーションがある。

漫画版

漫画版ではワガママであるものの毒舌っぷりは少ない。
「キーファとの別れをより劇的にしたい」との【藤原カムイ】の考えにより、キーファと恋仲になる。
そのため、アルスとの関係は仲のいい友人のような関係になっている。
 
武器を持たずに魔法攻撃メインで戦うが、敵にさらわれたり瀕死の重傷を負って戦線離脱することもあった。
また、ドレスアップする機会も多く、毛皮のフードや銀の髪飾りを装備することで、髪を下ろしている。
その一方で、【とんがりぼうし】【おなべのヘルメット】など不格好な兜をかぶることもある。
後にリメイク版でも転職することでドレスアップしており、頭巾を被らない姿も見ることができる。
 
修行編では、魔法の取得を重きに置いた不帰の迷宮に入ることになる。
他の間よりも命の危険はないがハードな修行になっており、様々な謎や仕掛けが張り巡らされている。
本来は知恵を巡らせることで苦労せずにクリアできるが、マリベルは根性だけで難しいルートを乗り切った。
そして、迷宮の番人である【モンジュラ】のクイズに全問正解して修行をクリア、呪文の書を手に入れている。
 
キーファとのキスシーンさえ存在するが、結局のところキーファは原作通りユバール編で別れている。
だが、キーファがライラに惚れたからではなく、あくまでもキーファ自身の運命のために残るという選択であり、別れる間際にマリベルはキーファから婚約指輪である【太陽石の指輪】を受け取っている。
そのため、キーファといつも落ち合うキーファの母親の墓の前で一人大泣きをしていた。

小説版

ツンデレな性格は相変わらずだが、主人公とアイラがくっついてしまったためか、いなくなったキーファになお憧憬を寄せているような描写がある。
アイラに対しても「主人公はあくまで友人」ときっぱり言い切ってしまっている。
武器としては主に鞭を使用していた。
職歴は魔法使いと僧侶を経て賢者に転職するという鉄板ルート。原作通りマーディラス終了後に一時離脱したものの、エスタード島が魔物に襲われた際も奮戦している。
その後アイラの助けで天地雷鳴士に転職し、最終決戦ではジゴスパークを主力に戦っている(スーパースターの経歴がないのになぜこうなったかはアイラの項目参照)。
 

メディアミックスにおける扱い

【あたしが 死んだら ○○○○は あたしのこと ずっと おぼえててくれる?】を初めとして、本編では毒舌を吐きつつも(ストレートなアプローチは無いにしろ)明確に主人公に対してツンデレな好意を抱いていたのに対し、上記の通り、コミカライズ・ノベライズ双方共になぜか「主人公は単なる友人で恋愛感情を抱いているのはキーファ。そしてユバール編でキーファと別れることとなり涙する」と失恋するような形で共通して改変されるという色々な意味で可哀そうなヒロインになってしまっている。
 
もちろんキーファも主人公と同じ幼馴染ではあるのだが、ゲーム本編で描かれている範囲では、同じ幼馴染でも主人公とは扱いがだいぶ異なる。
彼に対しては主人公に見せるようなツンもデレも存在せず、一貫して「普通の異性の友人」として見ている台詞が殆どで、むしろ彼に対する毒舌はデレがない分主人公に対する台詞以上にどこか辛辣なモノが多い。
ユバール編のキーファの言動に対しては「王子の癖に何を考えているのか」「あれは自分の信じた道を歩いているのではなくワガママなだけ」と、一歩引いた目でかなり否定的に見ている。
そしてキーファに一方的に別れを告げられて現代に帰った後は、自分より遥かに彼との付き合いが短いガボが真っ当に別れを悲しんでいる傍らで「王様に一体なんて説明をすればいいのか」と怒りを見せつつ呆れ返っていた程。
その後、その事実を聞いた王様や【リーサ】が失意で打ちのめされているのを目の当たりにした際には、その怒りすら消沈し、明らかにキーファと別れた時以上に落ち込んでいた。
どう見てもキーファとの永遠の決別の悲しみよりも、彼の責任放棄への怒りや呆れ・残された家族への思慮や同情が先行しており、お世辞にも恋愛感情があったとは言えない有様である。
 
漫画版は作者が述べている通り、様々な宿命を背負うこととなったキーファとの別れをより劇的な物にするため、小説版は主人公とアイラを恋人関係にする都合上、パーティ内での三角関係の発生を防ぐための処置だと思われる。
要するにゲーム本編には存在しない描写を描くために、彼女の設定をそれに合わせる形で一緒に捻じ曲げる必要があったのだろう。
身も蓋もないことを言えば、オリジナル展開のための踏み台にさせられた、というあんまりな話なのでどちらもマリベルファンからの評判は芳しくない。
 
一方で4コマ漫画劇場では概ねゲーム本編のキャラクター性を順守しており、主人公とのラブコメチックなネタは数多くみられたものの、キーファと逢瀬するようなネタは殆ど見られなかった。

DQ9

Wi-Fiゲストとして2010年1月15日より配信されていた。
DQ7のときと変わらぬワガママ、ツンデレぶりにファンを喜ばせた。
彼女のコスプレ装備をコンプリートすると「【わがままずきん】」の称号がもらえた。

いたストシリーズ

いたストポータブル、30thで登場。
独特の台詞回しは健在。
 
ポータブルでは大量の株を持たない限り増資してこないプレイスタイルが特徴。
このプレイスタイルは決まれば多くの利益を得られるが、序盤の資金繰りに失敗すると高額店舗無しになってしまい出遅れることがある。
株さえ確保すれば相乗りも無視して増資してくるため、放置すると危険。
 
30thでは一転して株が少ない時でも増資してくるようになった。

シアトリズムDQ

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。初期職業は【魔法使い】
【勇者】転職適正・【プリンセス】転職適正の両方を持つキャラの一人。

DQH2

パーティメンバー:DQH2

【ラゼル】【テレシア】【オルネーゼ】【ツェザール】

【トルネコ】―【マリベル】―【ガボ】【ハッサン】

【テリー】【ミネア】【マーニャ】【ククール】

【ゼシカ】【アリーナ】【クリフト】【ライアン】(Switch版)

【アクト】【メーア】【ディルク】【ジュリエッタ】

【ビアンカ】【フローラ】【ヤンガス】【ピサロ】

CV:悠木碧
今回がヒーローズシリーズ初参戦。
ガボと共に前作では出身者のいなかった7からの待望の参戦となった。
作中での初登場はジャイワール国境の第一戦とトルネコに次いで早い。相変わらずの毒舌で暴言を吐きまくるが、割とすぐにデレる。
ガボがトルネコから食べ物を分けて貰う約束をした時は「人がくれる食べ物なんて怪しいでしょ!腐ってるわよきっと!フン!」と相変わらずの毒舌を聞かせてくれる。
強敵を倒した時は有名なセリフ「遊んでくれてありがとう。つまらなかったわ」を言う。
しかし【マホトーン】を食らっても「困っちゃーう!」とは言ってくれない。残念。
原作ではデフォルメ体型だったが、本作では他シリーズキャラに合わせて頭身が少し上がっている。
ただそれでも他シリーズキャラに比べると幼児体型であり、アリーナのことを姉ちゃん呼ばわりしていたハッサンに「お嬢ちゃん」「お兄ちゃんって呼んでもいいんだぜ?」と完全に子供扱いされている。
年齢そのものはDQ7主人公と幼馴染であることを考えると16歳前後のはずなので、17歳のDQ6主人公やゼシカらとそう違わないのだが…
やはり素の言動や体形的に子供っぽく見られがちなのだろうか。
リメイク版からのアラレちゃん走りは健在。
 
ムービー内で装備しているのは「深紅のブーメラン」

戦闘能力

武器は前作の【ジュリエッタ】から引き継いだブーメラン。
既存の女性キャラとの差別化のためだとは思われるが、7本編ではそもそも装備が不可能な武器カテゴリを装備する珍しいキャラとなった。 
奇しくも同じ幼馴染ヒロインとして名高いビアンカも、前作で弓キャラになった結果、原作で装備不可能だった【ビッグボウガン】が装備できるようになったという奇妙な共通点がある。
 
ジュリエッタと比べると射程、威力、範囲、速度で劣るが、連射出来る様になっており数で補う形となっている。
【デュアルカッター】に派生するタイミングも緩和されておりボタン連打をするだけでもデュアルカッターを連射できる様になったが、当然ピンポイントで出せる方が良いので、練習しよう。
集団・ボス戦共に垂直デュアルが優秀で扱いやすいので、通常攻撃ではこちらを主力にしていこう。
またジャンプ攻撃は地上での攻撃よりも連射速度が速く、攻撃中は空時間が延びるので、ある程度の空中戦も行える。
 
呪文はメラ系とルカナンを覚える。
メラ系は前作と違いある程度遠くまで飛び、若干の追尾性能を持ち火力も高いが、特技全般が非常に優秀なのでメラ以降は余り使わない。
ルカナンは広範囲への防御ダウン効果を発揮出来る為、殲滅力に優れるマリベルとの相性が良く、当然他の前衛キャラ達にとっても恩恵がある。
 
とにかく覚える特技が軒並み優秀で
リーチ、範囲、火力の【パワフルスロー】
削り、ヒット数の【ギガスロー】
機動力の【クロスカッター】
殲滅力、火力の【バーニングバード】
高い妨害能力の【しっぺ返し】
これら高性能な特技に加え更にルカナンやメラ系の呪文まで加わってくるのだから何をつけ、外すかで悩まされる。
 
マリベル固有能力としてブーメランをキャッチするタイミングで特技・呪文を発動する事で技の性質が変化する「ジャストとくぎ・じゅもん」というものがある。
発動が早まる、数が増える、攻撃範囲が広がる等全体的に有用だが、特に強力なのが一切デメリットが無いメラ。
隙が減る上、同時に5個の火球を発射する為、単純に威力が5倍になるだけでなく射程が数倍に延びホーミング付き。
魔力に優れるマリベルはメラ程度の消費なら連発していてもまずガス欠は起こさず、相手によってはこれの撃ち逃げだけで完封出来たりする。
だが、5個同時とはいえ所詮はメラなので、雑魚に邪魔されて狙った敵に当たらない等、乱戦では当て方に工夫がいるしジャストで出す必要がある分連射性には欠ける。
 
そして最大の注意点が何でもかんでもジャストで出せば良いという訳では無い点。
上述したメラやルカナン等、単純に強化されるパターンも多いが、特技の中にはジャストで出さない方が強い・良い場合もある。
特に【パワフルスロー】【バーニングバード】はその代表格で、パワフルスローは極の方が威力・範囲・リーチに優れており、バーニングバードは普通に2回出した方が総合威力が高い為、ボス等相手ではジャストで出すのは勿体無い。
この2つの特技は彼女の主力となる特技なので注意しておきたい所。
とはいえジャストで出すのが弱いのか?と言われればそうではなく、要は使い分けである。
 
ブーメランという武器から後衛の様に思えるが、彼女が最も得意とするのは接近戦。
上述した通り特技全般が凄まじく優秀な為、近くでガンガン当てていく方がダメージが遥かに高い。
雑魚の群れはパワフルスローで消し飛ばし、中型の群れにはバーニングバードやギガスローをプレゼントしてやろう。
ルカナンも合わせると凄い速度で敵が居なくなる。
【タイプG】の回転突進を始め、相手の様々な行動を妨害出来るしっぺ返しも有用。
 
集団戦での殲滅力・単体戦での高火力&サポートを兼ね備え、ポテンシャルの高さで様々な戦局に対応できる優秀なマルチアタッカー。
MP・こうげき力・魔力の攻撃3種に関わる数値が高く、HPやみのまもりも平均的な数値をキープする為、ステータスも優秀。
 
だがそんな彼女にも弱点はあり、みかわし動作に難がある。
移動距離が短く、モーションが遅い為連続使用も苦手で相手からの範囲攻撃には弱い。
彼女自身がブーメランのキャッチで動きが止まる事も多く、硬直キャンセル等でもみかわしを使用する事のなるので、思った以上にこの弱点は響いてくる。
【クロスカッター】等、機動力に優れる特技でカバーするのも手。
 
無闇やたらと投げていると思わぬ一撃を貰ってしまう為、迂闊なみかわしは事故の原因になる。
みかわしによるキャンセルは最小限にし、ちゃんと相手の攻撃を躱せる体勢を常に維持するのが大事。
 
また【ハッサン】や爪バトマスといったメインアタッカーの火力が爆発的に伸び始めるクリア後の高レベル帯ではさすがに火力が物足りなくなってくるので、こうなってきたらメイン火力としてではなく、ルカナンやしっぺ返し等を活かしてサポート兼攻撃役として動くと吉。
特にルカナンは他キャラ達の高い火力を底上げ出来るので使うのと使わないのとでは大きな差が出る。
【いてつくはどう】を使用してくる相手の場合、こちらの強化が思う様にいかない場合もあるので尚更デバフは頼りになる。

スキル

固有

アクション

コマンドアクション
水平投げ
ブーメランキャッチ時□水平デュアルカッター
垂直投げ
ブーメランキャッチ時△垂直デュアルカッター

ボイス集

ルイーダの酒場選択時ふふん!やっぱりこのあたしがいなくっちゃね!
ステージ開始いーい?さっさと片付けるのよ!
ボスステージ開始
モンスター召喚やっちゃいなさーい!
ほら、お仕事よ!
しっかり働くのよ!
キャラチェンジ仕方ないわね!
最後の猛攻!
大ボス撃破遊んでくれてありがとう。つまらなかったわ
ちゃーんと見てたでしょうね!仕留めたのは、このあたしよ!
レベルアップふふん、さっすがあたし!
ま、当然よね!
スーパーハイテンションもう怒ったわよ!
必殺技いい加減にしてよね!(掛け声)はああああああ!!(掛け声)
勝利ま、当然の結果よね!
ふっふーん!あたしってば、大活躍ね!
へっへーん!ちょろいもんね!
さあ誉めなさい!活躍したあたしを、誉めちぎりなさーい!
瀕死ちょっと…誰かあたしを守りなさいよ!
死亡きゃああああ!!(あたし…もう駄目…)
蘇生したもう、しっかりしてよね!
ガボを蘇生したガボ、しっかりしなさいよ!

DQR

第1弾「スタンダード」で魔法使い専用レジェンドレアとして登場。
このカードは現在使用を制限されているが、第8弾カードパックにて「少女マリベル」名義で再録されている。こちらも魔法使い専用レジェンドレアカード。

第1弾

5/4/3 冒険者
召喚時:このターン中次に使う特技カードのコスト-7

高コストの特技を使いやすくする効果を持つ。
登場時の高コスト特技としては【イオナズン】【マダンテ】があったものの、使い道が限定的であったことから、マリベル自身の評価も今ひとつだった。
しかし第6弾「小さな希望のシンフォニー」にて、7コストで最大3体のユニットを召喚できる「魔導召喚」が登場。マリベルと組み合わせて一気に盤面を圧倒する使い方が流行した。
後に魔導召喚は強すぎるとコスト8に弱体化されたが彼女の暗躍こそがその地位をナーフされるほどに高めていた。

第8弾

4/4/3 冒険者
召喚時:GET(2)
BET:このターン中、次に使う特技カードのコスト-2

再録前と同様に特技カードのコストを下げる効果を持つ。
コインがあれば何度でも能力を使えるようになった代わりに減少量は2になり、ぱっと見インパクトに欠ける。
またコイン自体が特技カード扱いになるので、【コイン】を大量BETしてコスト大幅ダウンなんてことは残念ながらできない。
うまくできているものだ。
 
とはいえ、魔法使いの2コストの特技カードには便利なものが多く、それらをコスト0で連打できるのはかなり強い。
手札に特技カードがなければコインを他のカードに使えばいいだけであり、その点も含めてかなり小回りが利き、使い勝手が良くなっている。爆発力はなくなってしまったものの、総合的に見てかなり強化されていると言えるだろう。
 
なお、再録カードとしては珍しく、2つのカードの3Dモデルに明確な差異が見られない。

台詞

台詞・メッセージ/DQ7を参照