【ブラッディースクライド】

Last-modified: 2021-12-29 (水) 10:20:33

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する【ヒュンケル】の技。
【アバン】を恨み、アバン流刀殺法を打ち破るために独自に開発した必殺技である。
武器を高速回転させて、螺旋状の剣圧を放ち、えぐるように敵を貫く。
 
最初は【鎧の魔剣】で使用していたが、突き技の類であるが故に武器を選ばず、武器が【鎧の魔槍】になってからもこの技を使い続けている。
また、魔王軍に所属していた頃には【闘魔傀儡掌】で相手を動けなくしたところで使用していた。
 
アバンを父の仇と誤解したまま保護され弟子となったヒュンケルは、アバン流刀殺法の教えを受ける裏で独自にブラッディースクライドを編み出す。
卒業の日に仇討を果たすべくこの技で襲い掛かるも、本物の殺気と技の威力を受けたアバンは思わず本気で反撃してしまう。吹っ飛ばされたヒュンケルは激流の川に落ち、そのままアバンと別れる形になった。
子供相手に本気を出してしまった事を悔いるアバン自身「そうしなければ確実に死んでいた」と見立てており、まだ体格も小さかった当時のヒュンケルが持つ潜在能力に戦慄している。
 
初披露時には廃墟の巨大な壁を2枚貫き、その威力をアピールした。
技術を高めていく事でさらに磨きがかかり、最終的には【オリハルコン】すらも砕く威力になっている。
死の大地での戦いでは、【無刀陣】【バラン】を迎え撃つ際に割り込んで来た【アルビナス】にカウンターで撃ち込み右肩を丸ごとえぐり取り、【バーンパレス】での【ヒム】との初戦時には、無刀陣の併用なしで彼の核(コア)を貫いて見せた。
もっとも、この時期のヒュンケルは単なる突きでヒムの額に穴をあけているし、ラーハルトも同じ魔槍を投げただけでマキシマムの頭部を貫通させており、この時点でのメンバーの大半はオリハルコンを破壊するだけなら大技も必要無いレベルにまで到達していた。
 
また、構えをとらなければならないために発射速度が遅いのか、ラーハルトや銀髪鬼ヒムのように、スピードで大きく勝る相手だとその動きを捉えられない。実際、ラーハルトにはカウンターで狙ったが見切られており、銀髪ヒムには「もうおまえをとらえ切れん」と使わなかった。
初戦時の【大魔王バーン】にも指1本で受け止められて通用しなかった。
 
ヒュンケルの必殺技として有名だが、意外なことにネームドキャラに対して完全な「必殺」になったことは少ない。
旧アニメ劇場版の【デスカール】を倒してはいるが、これはクロコダインの獣王会心撃を同時に撃ち込んでの共同撃破だった。
魔王軍時代にクロコダインと敵対した時はほぼ決定打となるダメージを与えたが、倒せずにダイ達を逃がすまで拘束され、ダウンさせたのはブラッディースクライドではないダメ押しの三撃目。武士の情けで【モルグ】に治療させたとはいえ、タフなクロコダインは生き延びている。
ハドラー戦では心臓を貫くも心臓が2つあったためトドメは刺せず、討ち取ったと油断したところに逆に手痛い反撃を食らっている。
【ガルダンディー】は肩を貫き羽根を千切れ掛けにしてほぼ決定打となっていたが決着はポップに譲り、【ボラホーン】に食らわせた際は腹を貫くも気絶にとどまり後でピンチを招いている。
バーンパレスでコアを撃ち抜いた通常形態のヒムは撃破したと言えるものの、後に復活した銀髪ヒムは上記の通り「とらえ切れない」と、そもそも使っていない。
【鬼岩城】編で登場した【デッド・アーマー】3体はこれで粉々になり、完全に撃破したと言える。
 
なお、ブラッディーは「血まみれ」のBloodyだと思われるが、スクライドは造語で、パーフェクトブックでの綴りは「Scraid」となっている。
竜の紋章BOXArchive BOOKの【三条陸】コメントによると、スクライドの由来はスクリュー(螺旋、ネジ)とグラインド(挽く、研ぐ、削る)から。
 
なお「スクライド」という漫画・アニメも存在するが、本作よりも後(スペルも違う)なので恐らく関連はないだろう。
DQのルーツの1つであるWizardryには「スクライル」という髑髏のモンスターもいたため、そちらを思い浮かべた者もいるだろう。

DQウォーク

2020年12月のダイ大コラボイベントで登場した「鎧の魔剣装備ガチャ」で入手できる武器としての【鎧の魔剣】で使える技。
同武器をレベル30まで強化すると修得できる。消費MPは28。
 
螺旋状の剣圧で貫き、敵1体に威力400%のドルマ属性の斬撃ダメージを与える。
単体攻撃の威力としてはかなりの高倍率で、【アバンストラッシュ】などと同格の強さを誇る。