【インテリジェントシステムズ】

Last-modified: 2021-10-08 (金) 12:27:35

概要

株式会社インテリジェントシステムズ。
京都府京都市南区のゲームソフト開発、およびゲーム関連グッズ・イベント企画の開発会社。略記・略称はISまたはイズ。
DQシリーズではウォーズWii版1・2・3の開発を担当している。
 
1986年12月創業。創業前の前身組織から任天堂ソフトの開発を担当。
ゲーム開発のほかにはゲーム会社向けのBtoB事業として、ファミコン、ゲームボーイ、スーパーファミコン、バーチャルボーイ、ゲームボーイアドバンス、ゲームキューブ、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DSなど、任天堂ハード用ゲーム開発支援ツールの製作・販売も行っている。
とりわけ、ニンテンドーDS用のソフトはほとんどの会社がISの開発支援ツールを使用しているとされるほど。
 
過去のIS社屋は任天堂宇治小倉工場敷地内→移転後の旧任天堂本社と、任天堂の敷地建物に同居していた。その後2013年に完成した新社屋と任天堂本社との距離はわずか徒歩10分程度。
任天堂との資本関係はないとされているものの、両社の縁は非常に深く、事実上任天堂の別部門やグループ会社として機能している。任天堂のスタッフは愛称と略称を兼ねて「イズさん」と呼んでいるらしい。

開発作品

主な開発シリーズ作に「メトロイド」「ファミコンウォーズ」「ファイアーエムブレム」「パネルでポン」「ペーパーマリオ」「メイド イン ワリオ」「引ク押ス」など。その他ファミコン初期から任天堂との共同開発作品多数。
ゲームソフトは開発に専念しており、自社ブランドでの販売・配信は行っていない。任天堂の他にソフト販売を担当した企業にはスクウェア・エニックス、ベネッセコーポレーションがある。
 
権利表記に社名が明記されるようになったゲームソフトは1996年の「ヨッシーのパネポン」(海外版はTetris Attack)からで、それより前の作品は任天堂の単独表記だった。
任天堂の主流から外れたキャラクターやシナリオ展開の見受けられるゲームは、たいていここが開発元だったりする。代表格の「ファイアーエムブレム」は言わずもがな、ファンシーな魔法少女キャラの「パネルでポン」、マリオシリーズながらぶっ飛んだシナリオやオリジナルキャラてんこ盛りの「スーパーペーパーマリオ」など、思い当たる人もいるだろう。
2000年代からは権利表記とともに添えられる”Developed by INTELLIGENT SYSTEMS”の表記、起動時の自社ロゴ表示により開発を明示している作品も多い。ウォーズでは権利表記にISの社名は入っていないものの、開発表記文と起動時のロゴ表示は行われている。

余談

同社によるパネルでポン公式ホームページは、2006年に更新が途絶えたまま半ばアーカイブ化された状態で公開されているが、公式なのに個人ファンサイトのような雰囲気を放ちまくっており、時たまネタにされる。しかし1996年の開設なら止む無しと言えなくもないだろう。なお2021年時点では同社の作品紹介から辿ることはできない。
 
ここの開発スタッフインタビューでは、SFC版パネルでポンの販売不振原因をスタッフ直々複数述べており、外的要因としては当時の次世代ゲーム機やDQ6をはじめとした大作ソフトによる影響を挙げている。
おそらくこの時のスタッフはISが後年DQシリーズに関わるとは思いもしなかったのではないだろうか。