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【ドラゴンクエストマスターズクラブ】

Last-modified: 2017-06-13 (火) 09:18:30

概要 Edit

かつてJICC出版局(現「宝島社」)のゲーム雑誌『ファミコン必勝本』(後の『HIPPON SUPER!』/『必本スーパー』)において、DQ3発売後より90年代前半頃まで連載されていたドラクエのファンページ。
いわゆる読者投稿コーナーで、それらを纏めた単行本も出版された。

投稿コーナー「DRAGON QUEST MASTER'S CLUB」 Edit

当初は「Dragon Quest III MASTER'S CLUB」として、DQ3をマスターした者、つまり冒険を終えたプレイヤーたちの情報交換の場としてスタートし、読者から寄せられる投稿もクリア後のレビューや、【公式ガイドブック】では触れられないような【アレフガルド】以降の情報(例えばゾーマは「○ー○」、バラモスゾンビは「バラモス○ン○」といったように伏せ字が入ることが多かった)などがメインであり、その後、勇者ロトの伝説にまつわるストーリー考察などからDQ1、DQ2の投稿もぼちぼちと増え始め、これらの作品についても語られるようになった。
当時はコーナー内で【堀井雄二】自身が読者からの質問に直接回答する「堀井雄二の DRAGON QUEST III Q&A」を担当しており、一部の呪文や地名のネーミングの由来や、スタッフの記念旅行の裏話のほか、ロトの由来についての議論に「語感で決めちゃった」と腰砕けな真相コメントを寄せたり、ボスキャラの【自動回復】についてヒントをほのめかしたりしていた。

一旦は終了するものの、やはり読者の人気が高かったのか、DQ4発売前に「Dragon Quest IV MASTER'S CLUB」として復活した。
こちらも一旦終了したが、後に「DRAGON QUEST MASTER'S CLUB 友の会」として二度目の復活を果たし、今回は最新作DQ5をメインとしながらも、広く他のシリーズの投稿も受け付けるようになった。
ちなみにコーナーが掲載されていない間も「HIPPON SUPER! ドラクエ係」の宛先で投稿は受け付けていた。
 
ドラクエをこよなく愛するユーザー達が、キャラへの愛や作品への情熱・提案・疑問などをハガキに綴って惜しみなくぶつけ合い、投稿を通してファン同士の交流も盛んであった。
現在でも個人サイトなどで深く検証されたり、2ちゃんねるで頻繁にスレッドが立ったりするような議題について熱い議論が交わされており、異常に鋭い観点の推察・考察ネタを送ってくる読者に対する担当ライターのコメントも冴え渡るなど総じて濃い内容だったと言えるが、一方で、還暦のおばあちゃんのやり込みなど微笑ましい投稿や、素人とは思えない美麗なイラスト投稿もあり、あまり堅苦しくならないようにとの配慮が随所に見受けられた。
 
他にも、印象に残ったイベント・好きな音楽・二度と行きたくないダンジョンなどのアンケート形式の人気投票や、読者の投稿ハガキがそれぞれ選択肢となってゲームブック風に物語が進む「誌上RPG」など、意欲的な企画も多かったのが特徴。
 
投稿が採用された読者に与えられる会員ナンバーは1,000を突破し、ファンページの充実ぶりで定評のあった当雑誌の中でも人気コーナーであったが、次世代機時代への移行に伴って誌面の大幅な方向転換が図られたことにより、DQ6の発売を待たずして他のファンページもろとも何の前触れもなく消滅してしまい、雑誌自体もその数年後に休刊した。

単行本「ドラゴンクエストマスターズクラブ」 Edit

雑誌のコーナーとしての人気の高さをうけて、単行本もDQ3・4・5発売の節目に計3冊発行されている。
なお、雑誌内のコーナーとしてはアルファベット表記だったが、単行本では当項目名のようにカタカナ表記になっている。
単行本独自の特集では堀井雄二のほか、【中村光一】【すぎやまこういち】などスタッフへのインタビュー企画もたびたび組まれ、なかなか貴重な話が聞けるので一読の価値はある。
また単行本化にあたり、田尻智や【遠藤雅伸】といったゲームデザイナーも記事を寄稿している。
今となっては結構古い代物なので入手は困難だが、古本屋やネットオークションなどにたまに出品されていることもある。

余談 Edit

【かねこ統】は元々この雑誌のライターだったが、才能を見出されて当時の【エニックス】に引きぬかれた。
また『ファイナルファンタジー』シリーズにも同様の読者コーナー「FF竜騎士団(ナイツ)」があり、単行本も2冊発売された。

前身 Edit

同社から販売されいた「バグボーイ スペシャルII ドラクエII大特集!」という必勝本があった。DQ2の50の裏技を含む特集が組まれていた。