【原淳】

Last-modified: 2019-03-10 (日) 02:42:47

概要

【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】で執筆した漫画家。
キャッチコピーは「不健康な武闘家」。
4コマクラブ出身のDQ4コマ生え抜きだが、参加しているのは12巻、13巻、19巻の3冊のみ。
 
【坂本太郎】【中井一輝】らと並び、シュールネタを得意としていた作家。
しかし、坂本ほどぶっ壊れたシュールギャグに振り切れず、4コマ劇場ではいまいち印象に残らなかった。
絵柄には特徴があったので、絵を見れば「ああ、あの人!」と思い出す人も多いだろう。
また、【トルネコ】がろくな目にあっていないネタが多かったため、そのことで覚えている人もいるだろう。
確かにトルネコは4コマで全般にいじられやすいキャラではあるが、彼のトルネコネタの内容がギャグであった事を考慮してもかなりブラックなもの(例えるなら「態度のでかい新人に理不尽にいじめ抜かれる中年社員」に近い状態)が多かった。
楽屋裏にて「公募にかすりもしなかった」と明かしていたが、このブラックさは好みの分かれるところかもしれない。
トルネコの他には【チャモロ】も比較的イジられやすいキャラである。
 
無印の19巻の楽屋裏に左手でイラストを描くシーンが載っていることから、左利きと思われる。
 
4コマ劇場終了後、【週刊少年ジャンプ】でギャグ読切を発表していたりしたがやはりパッとせず、消えたものと思われていた。
ところが2010年、ペンネームを「大羽快」に変えて発表した戦国ギャグ4コマ『殿といっしょ』が、戦国ブームに乗っかってテレビアニメ化にまでされた。
ちなみに、4コママンガ劇場出身でオリジナル作品がテレビアニメ化まで至った作家は、【柴田亜美】(『南国少年パプワくん』)、【衛藤ヒロユキ】(『魔法陣グルグル』)に続いて3人目。