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【チャモロ】

Last-modified: 2018-06-04 (月) 22:09:48

 パーティメンバー:DQ6

【主人公】【ハッサン】【ミレーユ】【バーバラ】―【チャモロ】―【テリー】【アモス】【ドランゴ】

概要 Edit

【ドラゴンクエストVI 幻の大地】のパーティメンバーの1人で、【ゲント族】の僧侶。性別は男。英語版ではNevan(ネヴァン)。
デザインは眼鏡をかけた小柄な少年として描かれ、黄色いローブとケモノ耳状の突起が付いた帽子、左肩には紫色の布を袈裟のように覆っている。
 
常に冷静で生真面目なキャラであり、リメイク版DQ6の【会話システム】では【ガンディーノ】のかつての圧政に対し怒りをあらわにする場面もある。
 
その他の作品はDQMBシリーズしか出ておらず、DQ7の【メルビン】【アイラ】と並んで影が薄い。
【テリー】共々DQ9にゲスト出演できず、汚名返上の機会が非常に少ない、ある意味テリーより不遇なキャラである。
 

DQ6 Edit

【ゲントの村】の長老の孫で次期ゲント族指導者。
肩書きは「ゲントぞく」で固定。
当初は【神の船】を借りにきた主人公たちを冷たく追い返そうとするが、その直後に神託を受け、「世界の行く末を見届ける」ということを目的にパーティメンバーとして加入する (詳細は【うっ!】を参照) 。
 
概要欄の通り人気がなく、その理由としては、

  • 堅物かつ生真面目で、コミカルさに薄い、故にキャラも薄い
  • DQ6の主要キャラクターは重い背景が多いのに対し、チャモロは「ゲント族の長老の孫」以上でも以下でもない
  • ゲントの村での第一印象が悪い
  • やや聞き慣れない妙な名前 (DS版では【バーバラ】に笑われている)
  • デザインがパッとせず、加えて帽子の下がつるっぱげ(坊主頭)

などが挙げられ、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】でもたびたびネタにされることが多い。
もっとも、主人公達を追い返そうとした為第一印象が悪いといっても「どうか おひきとりください」とあくまで丁寧な物言いであり、そもそも追い返そうとしたのも長老が主人公一行の頼みを断ったためであり、孫や村の住人として長老の意向に従うのは寧ろ当然と言える。
その後の旅でもその丁寧な口調と態度は変わらず、表向きに反して内心冷たい、腹黒いということはないだろう。
SFC版の真正面のグラフィックは目と目の間の茶色いドット絵からメガネの輪郭を追っていくときちんと表情になっているのだが、テレビの環境によっては目と目の間が滲んで口に見えてしまい、パッと見「目が帽子で隠れるほど上を向いてあくびをしている」という異様なグラフィックにも見えてしまうかもしれない……。
シナリオ上ではバーバラにも都合があったとは言え、プレイヤーからすれば「彼が乱入したせいでバーバラが外される」という展開になっているのも、彼が不評である理由の一つかもしれない。
後々バーバラはという程使えるようになるので、ムドー撃破までは彼で我慢しよう。
 
DS版以降は、会話システムが登場したが、行く先々にてゲントの神の祝福を願い、悪しき者には天罰が下ることを願うなど、穏やかで真面目な性格そのものである。
しかし、王子である主人公がレイドックの女子にモテるのに嫉妬したり、髭のあるバニーガール(?)に会った際にも天罰が下るよう願うなど、稀に年頃の男の子らしい反応を見せることもある。
【鏡】を調べた際の台詞によると、眼鏡をかけている理由は「近眼」のとのことだが、死者を無料で回復してくれるほどのゲントの癒しの力をもってしても、近眼は治せないという事なのだろうか。
 
彼の初期装備である【ゲントのつえ】は、戦闘中に使うと【ベホイミ】の効果があり、本作最初の壁である【ムドー】戦の重要なアイテムとなる。
あまりにゲントの杖が優秀すぎるせいで、「薬草」「ゲントの杖が本体」「ゲントの杖【引換券】」と呼ばれることもあるが、彼の戦闘能力はそのように軽んじるには非常に勿体無いレベルで優秀である。 (後述) 。

能力 Edit

Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ最大HP最大MP経験値
初期10204735451080553563
最大99310350240450607508509473441

・かっこよさは装備品の補正を除いた数値
 
DQ有数の隠れた実力者。
ひ弱そうな外見に反して実は能力が総じて高く、テリーの立場にトドメを刺しているのは彼だったりする。
短所はその能力に見合う装備可能品が少ないことと、素のかっこよさがハッサンにさえ劣るあたりか。
 
後半の基準になればHP、力の差はわずかであまり気にならない上、身の守りとMPはチャモロの方が遙かに高く、レベルが上がれば素早さもテリーを大きく追い越す。
初期ステータスは素早さが高めでベホイミ11発分のMPを持つ。
【はやてのリング】を装備させれば【ムドー】に高確率で先制できるため、彼の行動がムドー戦の行方を左右する。
僧侶系のキャラクターとしてはミレーユと立ち位置が被りやすいが、ミレーユの素早さが高めなのに対し、チャモロはHPと力に優れるという点で差別化している。
習得呪文の面でも自力で【ベホマ】【ザオラル】を習得してしまうため、転職で【僧侶】に拘る必要すらない。というか、【ニフラム】【スカラ】【スクルト】以外は全て自力習得するため僧侶にするのが躊躇われる域。
 
習得呪文も装備系統も完全に僧侶系。
中盤の武器に乏しく、【モーニングスター】【まふうじのつえ】の後は【マーメイドハープ】入手後の【マグマのつえ】【ほのおのつるぎ】あたりまでロクな武器がないため、武器の乏しい中盤は【メラミ】【かまいたち】など、攻撃力に関係なくダメージを与えられる呪文や特技に頼るしかない。
だが終盤になれば、【らいめいのけん】【デーモンスピア】【きせきのつるぎ】あたりを回せば物理戦も十分にやってのけるポテンシャルを持つようになる。
これらは数量限なので取り合いになるが、剣技ならほのおのつるぎでも充分な攻撃力を得られる。
 
後衛キャラの宿命か防具にも乏しく、特に盾が深刻。【まほうのたて】の次に装備できる盾は、個数限定の【エンデのたて】【メタルキングのたて】までずっと間が空く。せめて【みかがみのたて】が装備できれば解決したのだが。
また、ブレス耐性は【みずのはごろも】まで得られないため、ブレスを操る敵に苦戦する。
それ以外の防具にも貴重な物が多く、パーティ内での取り合いを引き起こしやすい。
 
それを上手く解決して最後まで使えば【やまびこのぼうし】などの強力な装備が揃う。能力的にも装備的にも晩成型のキャラと言えるだろう。
そしてなぜか、スライム専用装備が身に付けられる謎の体の持ち主でもある。
安価でありながら高性能の【スライムメット】と、スライム闘技場で拾える【スライムアーマー】が非常にありがたい。
加入直後に手に入る【はがねのよろい】を始め、割と拾い物だけでもやりくりできる財布の負担の少なさも魅力。
 
耐性は【バシルーラ】に対して弱耐性のみ。
おかげでDS版の耐性共通化による弱体化はほとんど影響がない。
 
ステータス傾向が万能型なので、職業は前衛・後衛いずれでもこなせるのが魅力。

【賢者】
鉄板。耐久力のある殲滅・回復役として広く活躍する。上記の通りブレス耐性のある防具がなかなか手に入らないため、【フバーハ】を早期に取りに行ける賢者ルートは特に有効。
ただし僧侶の呪文はほとんどレベルアップで自力習得してしまうのは少し寂しい。実用面優先で目指す場合も、まずは魔法使いで呪文レパートリーを増やして後に備えよう。
ただし、魔法使い期間は比較的耐久のある彼と言えど馬車外に出せないほど弱体化するため、その期間に馬車外で戦ってくれるキャラを確保する必要がある。
【パラディン】
勇者を除けば、彼の万能型のステータスをもっとも活かすことができる職業。
武闘家のかまいたちやきゅうしょづきは攻撃力を参照しないため、武器不足の期間でも戦いやすい。
パラディンに転職する頃には武器も充実し出すため、肉弾戦もこなせる上、しんくうはで全体攻撃も可能。
【バトルマスター】
せっかくのMPが低くなってしまうのが難点だが、MPはホイミ用と割り切れば、そこまで悲観するほどでもない。
パラディン同様、武闘家から始めた方が活躍させやすい。
バトルマスターに転職するとHPに高い補正がかかるため、硬い僧侶として立ち回ることができる。こちらではしんくうはを取れないが、その分【がんせきおとし】が取れるので問題ない。
そこそこ職業習得値を稼ぎながら進めるプレースタイルならば、パラディンの次にこれを目指すのも順序として悪くない。
【魔法戦士】
魔法使いの呪文を極める形の魔法戦士は、僧侶呪文を自力でほとんど覚えるチャモロにとって一番効率の良い選択肢とも言える。
武器が揃えば剣技でも戦いやすく、MPを節約して立ち回れる。
最終盤でもやまびこのぼうしで【メラゾーマ】を撃てば火力は十分。
ただしダーマ解禁直後から魔法戦士ルートを歩もうとすると魔法使いの間はHPの低さから馬車外に出しにくく、戦士の期間も武器とMP不足で半端すぎることになる。
そのため、下級職の間はずっと馬車で過ごすことになりかねず、他のメンバーの育成との兼ね合いがネックになる。

その他の職業はあえてチャモロがやるべき理由もないが、自力習得の呪文だけでも優秀な上に能力面のバランスも良いので、どの職業に就けてもそれなり以上の活躍はしてくれる。
他の仲間の育成方針に合わせ、パーティーに足りない職を補う形で進路を決めるというのもありだろう。

かっこよさ Edit

彼は人間キャラの中で最も【ベストドレッサーコンテスト】に向いていない人材である。
まず、素のかっこよさが最下位と言う点に目が行きがちだが、それ以上に、彼の装備品のラインナップが絶望的なことの方が大きい。
エキセントリックな帽子を好む彼が装備できる兜は、鍛えなおした【エンデのかぶと】を除けば、かっこよさ21の【ちりょくのかぶと】が最高という体たらく。
 
チャモロが扱える最もカッコいい組み合わせはこちら。

合計で+271となる。
ランク8の優勝の目安は360点なので、あとはチャモロのかっこよさが89あればいい……わけだが、レベル99のチャモロのかっこよさはたったの60。
【スーパースター】をマスターさせてやっと83。どうしても【うつくしそう】によるドーピングが必要となり、これは人間キャラの中で唯一である。
 
エンデの兜ではなく盾を入手した場合は装備品とボーナス合計で+254、【エンデのよろい】を選んだ場合は+252となり必要な【うつくしそう】の数は更に増える。
それがゲーマー心を刺激するのか、あえて彼でコンテスト突破を狙うという猛者もいるとか。

習得特技 Edit

漫画版 Edit

漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】では、原作の真面目な性格とは違い、非常に生意気でクソガキと呼ばれることもしばしば。
自ら「神の子」「未来の勇者」と言ってはばからない性格で、祖父からもその態度などから「【薬草】よりはマシ」という厳しい評価を下されている。
 
ボッツたちがゲントの村へ向かう途中、ピンチに陥っていたところを【バギ】で救い、初対面であるにも関わらず主人公一行を見下す発言をする。
その後、村長の案で修行としてボッツたちに同行させられるが、【ムドーの島】に向かう船路の途中も挑発的な発言が続き、それまで仲間に対して温厚だったボッツをも遂に怒らせてしまい、パーティのリーダーを賭けて勝負することになる。
 
どちらに指揮能力があるかという勝負で、ボッツは先を見据えてMPを温存した戦闘指揮を行ったのに対し、チャモロは強力な魔法を使いつつハッサンをオトリにするという、合理的だがパーティの信頼関係を無視した戦法を行い、ハッサン・ミレーユから反感を買う。
その後、チャモロは単身でムドーの島の攻略を始めるが、MPが切れてしまい自らの力量の甘さを思い知らされることになる。
これをボッツたちに助けられて以降、生意気だった態度を多少改め、神の船の操舵・強力な魔法を放つ砲台・ハッサンと漫才を披露するコメディポジションになる。
 
テリー以外で外伝が描かれたキャラでもあり、外伝時はなんと眼鏡をかけず、髪も伸ばしていた。
女の子にチヤホヤされる夢を見たり、「考えが古い」と言って頭を丸めずにいるなど、年頃の少年そのもの。
しかしゲント一族としての自覚はちゃんとあり、魔法で多くの人を守り癒したい気持ちや、「ゲントを世界一の魔法都市にする」という夢を持ち、
村の子供たちから旅の出発時にお守りを渡されたり、魔法を教える約束をするなど、ゲント族の後継者として慕われている様子である。
修行も毎日欠かさず行っているが、祖父から「お前の言う強い魔法とは倒した木だ」と言われ、その意味を考える。
 
そんな中、村に【セリーナ】という女剣士が担ぎ込まれ、修行の一環として彼女の旅に同行することとなる。
この旅を経て祖父の言葉の意味を知り、それまで「古い」と言っていた規則に従い頭を丸め、眼鏡もかけるようになった。
漫画版のチャモロの帽子はセリーナのお礼の品ということになっている。
なお、この外伝の脚本はアシスタントのビガーくん (【神崎まさおみ】を参照) が手掛けた (単行本3巻参照)。
 
エピローグでは村の学校で教鞭を取る姿が描かれた。
 
単行本での背表紙で仲間にならない【アモス】や原作ゲームでは登場しない【ぶちキング】が書かれている中、
チャモロだけは登場していない。
最終巻のカバー裏で、作者は普通に忘れていたことを暴露しており、お詫び漫画を書いている。

小説版 Edit

ゲントの村へ向かう途中で主人公らを救うのは漫画版と同じだが、性格は比較的原作通り。
仲間になった当初はイザたちを上回る実力者として扱われており派手な描写こそ少ないがムドーの島ではかなりの活躍を見せている。
また、メンバー最年少ということもあってかヘビを見つけてはしゃいだりと子供っぽい面も時折見られる。
 
しかし、それよりもやたらと釣りに関する描写が目立っているのが特徴。
食糧調達で釣りをしているうちにすっかり釣りにのめり込んでしまい、【ペスカニ】では【ロブ】の漁の腕前に感嘆し、【グラコス】を全ての釣り人の敵だと言ったり、
チャモロにとって釣りは「一対一の勝負」という発言をしたり、グラコス戦後は活躍を認められ【ポセイドン】から「釣聖」と讃えられたりと、将来は太公望のような人物になるのだろうか。

CDシアター Edit

声優は瀧本富士子。
性格は小説版と同様ゲームに忠実。常に敬語で落ち着いた物腰が特徴。
しかし、漫画や小説版での特徴や活躍の殆どがオミットされてしまい、神の船の舵を操りムドーの島でのナレーションで活躍が語ら、ムドーとの戦いでバギマを披露した他目立った場面が非常に少ない。
初登場すらゲームであったルビス絡みの描写が削られ、いきなり長老の下にやってきて諭すという登場となっている。
なお、バーバラからは他の男性と同様品定めされ「小さくてかわいい」と言われている。
 
ムドー撃破後は出番が更に減り、主人公であるウィル以外では何かと出番の多いハッサン、テリー絡みの描写があるミレーユ、ウィルとの絡みがちらほら描かれるバーバラ、終盤活躍などを見せるテリー…といった他の面子と違い彼だからこそのイベント等が無く、基本的に台詞をちらほら挟む程度になっている。
 
ムドー撃破後は癒しの力を高めるため僧侶となり、最終的には賢者となった。
【デスタムーア】のブレスを【フバーハ】で防ぐ、最終形態の猛攻に【ベホマラー】での回復を試みている。 

DQMBシリーズ Edit

DQMB2からSPカード【めいそう】で登場。
とどめの一撃は【バギムーチョ】

その他 Edit

  • 歴代の仲間キャラクターで眼鏡をかけているのは彼が初である。
  • ミクロネシアのマリアナ諸島には、同名の原住民 "Chamorro" が存在する。スペイン語で「はげ」などを意味するが、関係は不明。

関連項目 Edit