【回転する床】

Last-modified: 2022-08-05 (金) 09:33:35

もしかして:【回転盤】

DQ3

【ルビスの塔】【ゾーマの城】に設置されている、斜め方向の正方形(◇)の床。
ここに乗った状態で十字ボタンを入力すると、90度回転した状態で進んでしまう。
右回りになる物と左回りになる物の2種類あり、色合いが左右逆になっている。
実際の図形は、白と黒の三角形が左右に合わさったものとなっている。
機種依存文字が使えるなら、「⬖」が最も近い。
「◪」の記号を斜めにしたもの、あるいは「◀▷」の記号を組み合わせたような形状とも表現できる。
機種依存文字が使えない場合は、


を上下にくっつけて、右または左に90度倒した形、と表現できる。
 
進みたい方向に進もうとすれば、ほぼ間違いなく落とされるように設置されている。
しかし進行方向が90度回転するということは、逆を言えば進もうとした方向には絶対行かないということでもある。
むしろわざと落ちるように進んでいけば、自然と突破できるはずだ。
 
具体的に進行方向を解説すると、回転床に乗っている場合、上へ進もうとすると、白の方向へ進む。
もっと分かりやすく書くと、黒の方向へ進もうとすると、上に進む。
なので、コントローラーを黒の方向が上になるように(左が黒ならコントローラーを時計回りに、右が黒なら反時計回りに)90°回転させると、進行方向が分かりやすいだろう。
いちいち頭の中で考えるのが面倒になったら、コントローラーをそのように都度回しながら進むとよい。
 
ルビスの塔では最上階に向かう通路と、【ひかりのよろい】の宝箱の手前に縦2マス・横2~4マス分固まって設置されている。そのうち1カ所はわざと落ちる必要がある。
また2階の宝箱の周辺にも多数あるが、こちらは【トラマナ】を唱えて【バリアー】の中を通って行けば問題ない。むしろ回転床の性質を学習させるための配置といえる。
ゾーマの城地下2階には無数に敷き詰められており、ここだけはこのために塔用のマップチップが用いられている。しかし意外な解法があり、↑ボタンを押しているだけでそのうち突破できたりする。【ロンダルキアへの洞窟】の落とし穴地帯は壁に手を付けて歩けば落ちない事といい、DQは一見複雑な仕掛けほど単純な解法が用意されていたりする。
 
【アレフガルド】に関する一切の情報を伏せていたFC版の【公式ガイドブック】にも、これだけはさりげなく掲載されている。

リメイク版

設置場所に変化は無い。
リメイク版での移動は1歩あたり半キャラずつだが、この回転床があるフロアだけは1歩で1キャラ分動き、また回転床のある場所では壁の裏側に隠れることもできなくなっている(DQ6の【氷の洞窟】の割れる【氷の床】のあるフロアと同様)。
回転床の隙間を縫おうとするプレイヤーが出ることはスタッフも予測済みであった。
 
GBC版を起動できるゲームボーイカラーを始めとする一部ハードは、画面部分とコントローラ部分が固定されているため、DQ3のバージョンによっては床の模様に応じてコントローラを回して進むテクニックが使えない。
どうしても回すテクニックを使いたい場合は「GBC版はゲームボーイプレーヤーで遊ぶ」「スマホ版はテレビ出力機能を使って遊ぶ」といった具合に、各自で手段を探してみるといい。