【バリアー】

Last-modified: 2020-10-12 (月) 08:02:34

概要

barrierとは元々「障壁」と言った意味であり、現実世界では「バリアフリー」などという言葉に応用されている。
ファンタジー系ゲーム・アニメなどでは敵から身を守るもののことを差すことが多い。
DQシリーズでは複数の意味があり、

  1. 踏むと【HP】が減らされる【ダメージ床】の一つ。【取扱説明書】では「バリアー」と表記され、近年では「バリア床」とも。
  2. 敵の攻撃を防ぐ、あるいは和らげる防御のための幕。リメイク版DQ3の【ゾーマ】が口走る【ほほう……。わがバリアを はずす すべを しっていたとはな。】のバリアはこちらの意味。

本頁では1.について解説する。
床面から発する電磁場で、一歩または一定距離ごとにダメージを受ける点は同じだが、他のダメージ床に比べてダメージが大きい場合が多い。
FCの作品ではHPが0になって死ぬ場合があるが、DQ5以降とリメイク版DQ3以降は死ななくなった。この点は他のダメージ床も同じ。

DQ1

グラフィックは細かく見ると青・緑・黄・黒の斜めストライプになっている。
【ラダトーム城】のカギの扉に阻まれた東側の部屋や、【メルキド】の神殿、【竜王の城】1Fに存在。
また、ラダトーム城入口近くの水に囲まれて絶対に侵入できない所にも飾りとして配置されている。これは容量節約のために【噴水】?の水を表現するために敷かれたものらしい。
ダメージは1歩ごとに15。【ロトのよろい】装備で回避可能。
 
リメイク版では青と白の若干ギザギザの斜めストライプで、1歩ごとに7ダメージとなった。
なお、SFC版では、毒沼が2歩ごとにダメージを受けたが、バリアーは1歩ごと。

ゲームブック(双葉社)

「エネルギー・バリア」という名称で登場。青白い光の壁で、時折火花を発している。
原作ゲームと違って無効化する方法は無い(ロトの鎧を装備していても無効化できない)。

ゲームブック(エニックス)

下巻の【ガライの墓】の隠し通路中に張り巡らされており、1回移動するごとに10ダメージを受ける。

DQ2

2種類存在。
1つは青と白色の斜めストライプのもので、【ローレシアの城】地下牢や竜王の城最下層、【ザハン】の神殿、【ハーゴンの神殿】1F・最上階にあり、一歩につき15のダメージを受ける。
もう1つは黒地に黄色の波線のもので、【ベラヌール】【ロンダルキア南のほこら】の各旅の扉周辺、ハーゴンの神殿1F通路にあり、これはダメージが30というトンデモ仕様。おまけに当時はHPがインフレを起こす前でHP自体が低く最大レベルの【ローレシアの王子】でさえ240(普通にプレーすればクリア時は200弱)しかない本作でこの仕様がいかにオニであるか容易く理解できるというもの。
いずれも終盤近くの拠点にピンポイントで設置されている上に電圧も高くしているせいか、あからさまに見た目もヤバく見えるが地味に進行の目印となっていることも。
また青白タイプは【ペルポイ】の池の中にX型に配置されており、これも噴水を表現したものと見られる。
 
【ロトのよろい】による無効化は本作でも健在だが、それを装備できない【サマルトリアの王子】【ムーンブルクの王女】もいるので、それも大して意味のないものに成り下がった。 
 
この作品からバリアーのダメージを防ぐ【トラマナ】の呪文が初登場した。
因みに本作のトラマナは【毒の沼地】【溶岩】には効果がないのでポンコツ仕様に思えるだろうが、バリアーの仕様がこの通り鬼畜の極みなのでこの呪文が無いと軽く死ねることから、シリーズ屈指で重宝されたのは言うまでもない。

SFC版

FC版と同じく2種類登場しているが、設定ミスのためか実はダメージがまったく同じ。
どちらも半マス移動につき7ダメージとなっている。要するに1マス分で14ダメージ(≒15ダメージ)であり、設定ミスを除けば青い方はFC版とほぼ同じ効果である。
ただし、毒沼のダメージは従来通り1マス分の移動で1ダメージとなっている。
 
また、ハーゴンの神殿1F周辺は「毒沼の外見をしたバリアー」。ダメージは室内にある2種のバリアーと同様の7となっているので要注意。つまり、このフロアは3種のトラップ床が同一のダメージとなっている。
 
ペルポイのものは噴水のグラフィックに置き換えられた。

GBC版

青色が1歩につき7ダメージ、黄色が1歩につき15ダメージに修正される。
ただし、青色はGB版では1歩=1マス単位にも関わらずSFC版とダメージが変わっていないので、実質半減となった。黄色は微増となっている。

スマホ版以降

配信当初から1マス単位での移動であり、晴れて久方ぶりにFC版と同じく青が15ダメージ、黄色が30ダメージという鬼畜仕様に戻った。

ゲームブック(双葉社)

ザハンの神殿にのみ登場。
トラマナを覚えないで入ると【マリア】が死亡する。

DQ3

鬼畜仕様の黄色波線タイプは前作限りで姿を消し、青と白の斜めストライプの1パターンのみに戻った。
主に城の宝物庫や中盤・終盤のダンジョンなどに登場する。
【ポルトガ】城、【レイアムランドのほこら】の卵の周辺、【バラモスの城】1FとB1、ラダトームの城1F東側、【メルキド】の神殿、【ルビスの塔】1F、【ゾーマの城】1Fにある。
【ダーマの神殿】では飾りとして池の中に卍型のバリアーがあり、ラダトームの城でもDQ1と同じく池の中にも配置されている。
【公式ガイドブック】ではマップチップの頁に何故か掲載されていなかった。
 
見た目が似ている【氷原】もあるが、あちらは無害。見分け方はそちらの項目にて。

リメイク版

DQ6と同じくオレンジ色の電光のような模様になった。バリアーダメージでは死ななくなったのは上述の通り。
また、レイアムランドのほこらには登場せず、ダーマの神殿の卍印(スマホ版以降は田型)は普通の床に変わっている。
バラモス戦の背景絵は床から炎が噴き出してるところから、電磁場ではなく炎によるバリアーが存在する可能性がある。
 
また【すごろく場】にはバリアーのマスという形でも登場し、ここに止まると無条件で最大HPの3分の1のダメージを喰らう。このダメージでHP0になると、その場ですごろくゲームオーバーとなる。
最大HPが3で割り切れない場合のダメージは小数点以下切り捨てとなり、HP満タンから3連続で踏んでも死なないので少し有利になる。
なお踏んだ際に「物凄い電磁波が襲い掛かって来た」と表示されるため、どういった理由でダメージを受けているのかが初めて具体的に示されたと言える。

小説版

バラモスの城のみに登場。小説版ロトシリーズで唯一の出番でもある。
「床から発せられる邪悪な衝撃波」という設定で、ゲーム同様トラマナで無効化される。

DQ4

青と白の斜めストライプだが若干模様が変わった。
前作同様、城の宝物庫や終盤のダンジョンなどに登場する。場所は【バトランド】城1F、【サントハイム】1F、【ガーデンブルグ】地下室、【デスパレス】外部、【エスターク神殿】のエスタークの部屋の周囲、【結界のほこら】(南西)のB1、【デスキャッスル】にある。
 
リメイク版ではDQ7に準じた外見(PS版では若干赤い)となり、ガーデンブルグと結界のほこらからは消えた。
DS版以降では移民の町最終形態の地下にもある。

DQ5

青と水色の斜めストライプ。
本作からダメージ床では死ななくなった。しかも本作ではバリアーを突破する必要自体基本的にない。
【ラインハット城】2F宝物庫、【デモンズタワー】【ドラゴンの像】設置フロアにある。また【ボブルの塔】【ドラゴンオーブ】の部屋にはドラゴンを模った形のバリアーがある。
このうち突破が必要なのは敵が出ないラインハット城の宝物庫だけ。
 
PS2版ではラインハット城とボブルの塔にあったバリアーが削除され、デモンズタワーにあったものは毒の沼に置き換えられている。
DS版以降ではデモンズタワーのバリアーが復活した。外見はDQ7と同じ。
いずれもすごろく場の仕様はリメイク版DQ3に準ずる。

DQ6

外見が変わり、オレンジ色の床面で波模様が発光しているものになった。
【ポセイドン城】【天馬の塔】1Fや【牢獄の町】で登場。
ダメージが1歩あたり1に激減し、このせいでトラマナの存在価値が大幅に下がった。

DQ7

床の上に電光がほとばしっている外見になった。
【ダーマ神殿地下の決闘場】や過去【ダーマ神殿】の地下宝物庫、【魔王像】【バロックタワー】【ハーメリア】地下倉庫、【闇のドラゴンの塔】で登場。
過去の闇のドラゴンの塔のものは、ボスの【やみのドラゴン】を倒すと消滅する。
 
ダーマ神殿地下の決闘場(反乱発生時)では、NPCの台詞にも「バリアー」という単語が登場した。

DQ8

DQ8ではトラマナの呪文ともどもバリアーも姿を消し、ダメージ地帯は毒の沼のみとなった。

DQ9

トラマナともども再登場。外見はDQ6のものと似ている。
【ガナン帝国城】【閉ざされた牢獄】へ向かう部屋のみにある。
ダメージは判定一回あたり5ポイントになっている。

DQ10

イベント【大魔王ゾーマへの挑戦】で再現されたゾーマの城で登場。

DQ11・DQ11S

【天空魔城】とPS4版等の【勇者の試練】に存在する。
外見はシリーズ初期のものを踏襲した青と白色の斜めストライプで、それをエネルギー波っぽく描写したものである。ただし2DモードではDQ6と同じ模様になっている。
中々馬鹿にできないダメージであるが、トラマナこそないものの【バロンナイト】に乗ればノーダメージで通過可能。
 
【冒険の書の世界】では、SFC版準拠のバラモス城と天馬の塔にもある。
 
3DS版では【時渡りの迷宮】にもこれに類するダメージ床が登場する。ただしこのミニゲームでは「バリア(ー)」と言うと敵モンスターに貼られた防御のためのバリアと混同する可能性もあるので注意。

DQM

1マス10ダメージになっている。
場合によっては20マス近くものバリアーを突破しなければばらない地形もあり受けるダメージは200ダメージ強。この地形を見たら電源を切りたくなる。
回避手段が無いと回復しながらの突破が余儀なくされるが卵から孵ったばかりのLV1のモンスターやメタル系スライムは2,3マス踏むだけで死ぬ。特にレベル1のメタル系ならば場合によっては一回踏むだけで軽く絶命する。
デザインはリメイク前のDQ5までの物と同様。

DQH2

【闇の浮遊城】に登場。
本家に習って青と白色の縞模様の床になっておりここに立っているだけでダメージを受ける。

DQR

第3弾カードパック「不死鳥と大地の命動」で新登場した要素、地形の一種。魔剣士専用。「バリア床」名義。
初期リーダーのピサロは敵サイドの人物といえ、彼の居城デスパレスにもバリアーがあるので魔剣士専用なのは納得だろう。
効果としては、上にユニットが乗った時に即座に1ダメージを与える。
その性質だけを聞くと敵陣に敷く妨害用地形に思えるが、実際は自陣に敷くカードの方が多い。
同パックには【デスストーカー】などの、自傷すると効果を発揮するカードが多く追加されているのでその為だろう。本来の使い方と違う気がするとか言ってはいけない。
自傷シナジーはハマれば強力だが、事前に多くのユニットを残すことが求められる為に成功させづらく、実用性はイマイチ。
かといって敵を妨害するには1ダメージじゃ力不足なので、残念なことに最弱の地形との呼び声高い。