概要
地表の水が凍結してできた地形。
現実においても凍結面は摩擦力が少ないため滑りやすくなるため、上を歩いたり車で通行するには最深の注意を払わなくてはならない。
ビデオゲーム、特にアクションゲームなどではその性質を利用したトラップとして登場することが多く、難易度を上げる役割をしている。
DQシリーズでも主に寒冷地のダンジョンなどで演出も兼ねて登場している。
これによく似たトルネコ2、トルネコ3、少年ヤンガスに登場する仕掛けの名は【ツルツル床】を参照。
DQ3(GBC版)
【氷の洞窟】の地下3階と地下6階に登場。
DQ5などに登場するものと仕様は同じである。
DQ5
【氷の館】に登場。
これに乗ると滑って進行方向に勝手に動く。4マス分動くか障害物にぶつかると止まる仕様。動く距離の目算が出来ないと結構大変なことになる。
移動中でも容赦なくエンカウントするので面倒なことこの上ない。
リメイク版
滑っている最中に敵とエンカウントすると、戦闘後にその場所で止まってしまう。
このせいで移動距離の計算が狂ってしまい、なかなか目的地に辿り着けないことも。
逆にうまい具合に止まってあっさり進めるということもある。
【宝物庫(すごろく場)】の氷床パターンにも登場する。
DQ6
【氷のほこら】、【氷の洞窟】に登場する。
2種類が登場し、一つはDQ5のように乗ると滑る氷の床である。ただし一定距離では止まらず、一度乗ると壁に当たるか氷の床から出るまで滑り続けるという点がDQ5と違う。
もう一つは、上に乗るとヒビが入り、もう一度そこに乗ると穴が開いて下のフロアに落ちてしまうというもの。これは一度そのフロアから出ると元に戻っている。
DQ8
【オークニス】や【薬草園の洞窟】に登場。
この上で動くと一定距離を滑ってしまい、すぐに止まれない。
滑る距離は歩いたときと走ったときとで違い、薬草園の洞窟ではこの上で走ると通路から落ちやすくなってしまうので、歩きを使った方が良い。
なおスマホ版の薬草園の洞窟では、操作性関係の配慮か滑らなくなっている。
DQ10オンライン
Ver.3のゴズ渓谷やカーレルの氷雪洞に登場。
滑り台のような坂道になっており一方通行。
DQ11
【ミルレアンの森】等に登場。
2Dモード以外ではDQ8と同じく一定距離滑る。
メニューを開けばその場ですぐ止まれる上慣性も消滅する(=メニューを閉じても再度滑っていかない)ので、それほど問題にはならない。
特に注意が必要なのは2Dモード。
DQ6と同じく途中で止まることができなくなっている。このため、特定地点の宝箱を取る際にある程度のルート選びが必要になっている。
また、氷の床でのみ【シンボルエンカウント】方式となり、モンスターが徘徊している姿が見られる。もちろん見つかると戦闘が始まる。
ジョーカー3・3プロ
【凍骨の氷原】のフィールド上に存在する。この上では滑ってしまい上手く歩けなくなるが、【浮遊系】のモンスターにライドしていれば滑らない。
ヒーローズ2
【霊峰レーゲン】及び【闇の浮遊城】に登場。この上では滑ってしまうので上手く歩けなくなる。
前者では洞窟エリアで落とし穴とセットで登場。上手く操作しないと落とし穴に落ちてダメージを受けるハメになる。
【フロストギズモ】の【モンスターコイン】を使えば落とし穴に気にせず行動できるので上手く使おう。
また道中【ゼシカ】が凍らせた池もこの地形となるのでここで戦う時はスリップに気を付けよう。
後者は第3エリアで登場。この床の上で敵を全滅させる過酷なノルマであり西側では【バリアー】とセットで出る意地の悪さである。
関連項目
【すべる床】 - 氷の床とは似て非なるトラップ。
【ツルツル床】 - トルネコシリーズでの正式名称。