【ルビスの塔】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 03:21:10

DQ3

【アレフガルド】北方、【マイラ】から北西の小さな島、後の時代に【雨のほこら】が存在する場所にそびえ立つ五層構造の【塔】
【公式ガイドブック】非掲載で、FC版時代は正式な名前が不明であったが、リメイク版では【フローミ】を使うと「ルビスのとう」と表示される。
 
最上階で【ルビス】が呪いをかけられて【石像】となっており、【ようせいのふえ】でそれを元に戻すのが目的。
石像まで辿り着いても、妖精の笛を持っていないと攻略が無意味になってしまうので注意。
ここには【回転する床】が初登場。適当に進んでも時間の無駄なので、法則をしっかり理解して一歩一歩進もう。
4階には伝説装備の一つ【ひかりのよろい】があるが、回転する床と【落とし穴】のコンボが行く手を阻む。
 
そもそも、見た目からは最上階(5階)の存在自体に気づきにくいのだが、1階の外観にいる【老人】から、「5階に行け」とアドバイスされるので、プレイヤーは5階への行き方を模索することになる。
最上階には単に階段を上っていくだけではたどり着けず、一度3階からダイブしないといけない。
かなり迷うことになるだろうが、これまでに【ガルナの塔】【アープの塔】で散々似たパターンを経験してきているはずなので、なんとか見つけられるだろう。
 
強力な全体攻撃を持つ【ラゴンヌ】、作中屈指の素早さでメダパニを唱える【メイジキメラ】、それらの強敵を甘い息で絶妙にサポートする【まおうのかげ】など、一つの油断が即全滅に直結する難関ダンジョンである。
最上階はマップチップが異なり、【ドラゴン】【サラマンダー】【ダースリカント】なども出現するようになる。
できることならさっさと退散したいダンジョンだが、ここは屈指の【はぐれメタル】の量産地である。
6匹組が出ることも珍しくないので、【ドラゴラム】【パルプンテ】を使える仲間がいれば、うまくいけば複数匹を一気に仕留めることも可能。
 
しかし、FC版では1回の戦闘で得られる経験値の上限が65535であり、しかも4人パーティだとその4分の1の16383しかもらえず、3匹以上倒しても経験値は同じであるため、全くの無駄である。
一度に出現する数では劣るものの、単純な出現率では【リムルダール】周辺の方が高いため、FC版ではそちらで狩る方が効率が上かもしれない。
 
なお今作では5本の塔が設定され、その最後に登場するが、途中の【シャンパーニの塔】【ガルナの塔】【アープの塔】は攻略に必須でない(一応【ナジミの塔】【アバカム】を覚えればスルー可能だが、さすがに非現実的)。
そのためプレイヤーによっては、塔への挑戦は最序盤のナジミの塔以来ということもありうる。

リメイク版

1階部分に屋外の場所が追加され、入り口となる南側以外は崖で区切られ外へ出られなくなり、まるで断崖絶壁の上に建てられているかのようになっている。
そのためか、この階のみ【ルーラ】を唱えると頭をぶつけるのではなく不思議な力でかき消される。
 
相変わらずはぐれメタルの出現率はリムルダールに劣るが、獲得経験値の上限撤廃により出現数の多さが生きるようになり、一気に数万の経験値を稼ぐことも可能となった。
しかし、はぐれメタルは6匹組でも1ターンでほとんど逃げてしまうこともよくあるため、ドラゴラム戦法だけに頼るのはあまりお勧めできない。
ドラゴラム+【ピオリム】の組み合わせで期待値としては6匹中2匹ぐらい倒せる計算になるが、そこからさらに【パルプンテ】と組み合わせて一掃を狙う方が効率が良い。運良く「砕け散った」や「時間が止まった」の効果が出れば6匹組をすべて仕留めることもある。
ちなみに、ドラゴラムで変身済みのキャラは、パルプンテの混乱が効かなくなるので敵に向かって炎を吐いてくれる。
これらの戦法を駆使すればリムルダールよりも稼ぎの効率で上回ることも可能。
なお【おおごえ】が無効になるダンジョンの1つでもあるため、いざという時に【宿屋】を呼ぶ事はできない。
最上階まで行くのが面倒なのが玉に瑕。
 
【ゾーマ】の打倒後、塔内にいた老人と【あらくれ】は姿を消している。
 
ガラケー版以降では2階で【らいじんのけん】が手に入る。

小説版

元々【雨のほこら】のあった場所に、魔物達が築いた塔型要塞。
ルビスが解放されると塔も崩壊し、元のほこらの姿に戻った。
【メルキド】の近くにも同様の要塞を築いたという台詞があるが、そちらは登場せず。