DQ11
【邪神ニズゼルファ】の代名詞とも言える固有特技。
…といいたいところだが、3DS版では【時の破壊者】もこの技を使ってくる。
まあ文字通り時を司るような奴なので、彼にこそ相応しい技とも言えなくはない。
指定したキャラクター以外の仲間の時を奪う事で動けなくし、強制的に一騎打ちの状態を作り出す斬新かつ理不尽な技である。
なおこの技は、
- ニズゼルファ本体のHPが25%を切っている
- 両腕が倒されている
状況でなければ使用しない。
名実共に「時が止まっている」ので、特殊効果の持続ターンも経過せず、ニズゼルファからの攻撃も受けなくなる。指定されたキャラクター以外のターンは本当に経過しない物と認識した方が良い。
ニズゼルファの行動パターンを参照すると、
となっており、時が止まっている間は攻撃的な行動はさほど行わず、補助的な行動ばかり使用するのが特徴。
ただその内容は、じこさいせいによる両腕の復活、ボミオスによる素早さ低下、めいそうによる大幅HP回復等々、厄介なラインナップが揃っている。
こればかりは対策の取りようがない問題なので、素直に防御行動を取ってしてやり過ごすのが得策であろう。
が、実は解除方法が存在する。
滅多に無い話ではあるが、この状態の時に指定されたキャラクター(唯一時が止まっていないキャラ)が死亡した場合、その時点で他のキャラクターの時が止まっている状態も解除される。
上手く使えば、時を奪う効果を強制的に解除し、じこさいせいを封じることも可能となる。
ただし、この状況で【メガザル】を使用した場合、他の仲間は時が止まっているためあらゆる効果を受け付けない。
つまりメガザルの効果すら受け付けない状態となっているため、使用者MPを全消費して死亡(と時を奪う効果解除)という結果だけとなる。【メガンテ】なら、MPを全消費することもないが死ぬことは免れない。また、使用者はメガンテに完全耐性があるため相手に危害を加えることもできない。
要するにこちらが自爆することで解除される。
上記の通り、こちらから自壊できる方法は限られているため、もしこれらの手段を持たないキャラが対象とされた場合はやはり解除は出来ないということでもある。
3DS版の時の破壊者戦ではダメージが大きい為、ベロニカ等耐久力が低いキャラを残された場合、防御しても耐え切れずに死亡して自然と解除されると言う状況もある。
ちなみにローテーション中の敵の攻撃で死亡した場合は解除されない。
闇の衣時も容赦なくこの行動をしてくるが、耐久力が半端ではない闇の衣ニズゼルファで使われよう物なら、想像を絶するストレスがプレイヤーを襲う事は保証されている。
余談だが、3DS版のみ時を止められているキャラのグラフィックから武器が消滅する。
「戦闘に干渉できない」=「武器を持たない」という抽象的なイメージなのか単なるバグなのかは不明。